2009/09/06

ES-339に合う弦探しの旅:R.Cocco編

ここ数日で、鈍っていたギターの感覚をそこそこ取り戻しつつある。
やっと指が思ったように動くようになってきたよ。

ES-339に合う弦探しの旅のメモ。
テンションを落としている所為なのか、兎に角弦がよく錆びる。
何故か他のギターより錆びるのが早い。
あと他のギターなら弦が錆びてもそれなりに使える音が出るんだが、ES-339は、弦が錆びて音に煌びやかさが失われると途端に味気無くなる燃費の悪さなので、我慢するかすぐ替えなくてはならなくなる。
0.10~のセットを使っても、防錆コーティングされていない普通の弦では一日保たない。
弦交換が面倒なので最近はElixirを使ってるんだが、音も硬過ぎて好きじゃないし、物理的にも硬過ぎる。
因みにElixirはFender系のになら音的によく合うのだけど。
ES-339には、0.09~のセットだと音が薄過ぎるし、セミアコらしさが出難い。

今までかなり沢山の種類の弦を試してきたけど、私が求めている音のものは寿命が長くないものばかり。
Elixirは、2~3ヶ月は使えるぐらい寿命が長くて助かるんだけど、音もタッチも好きじゃないので、できれば代案が欲しいところだ。

或はピックアップが57Classicそのままなので、かなり癖があって使い難いってのもあるので、アイツを交換してもいいかも。
でもピックアップって割と高いんだよなー。
セミアコだと交換するのスゲー面倒臭いし。

ES-339との組み合わせで、音やタッチが気に入っている弦は色々あるんだけど。
今のところ、DRの普通の、Ernie Ballの普通の、Dean Markley或はGibsonのVintage Reissue辺りが。
DRのPure Bluseは大人し過ぎ、Ernie Ballのコーティング弦は音が薄いしギラツキが強過ぎ、Dean MarkleyとGibsonの普通のはなんか合わない、Daddarioの普通のは音が薄過ぎ、Daddarioのフラットワウンドは低音がぼやけてて好きじゃない・・・といった感じに記憶している。
歪ませたら低音がぼけてクリーンでしか使えないのとか、ギラつき過ぎるのは基本的に駄目だ。
あと万能好きの私としては、或程度色々な仕方で使えるものが欲しい。
因みにステンレス弦とかスチール弦とか、或はブライト系の弦は試してない。

で、本日はR.Coccoを試してみました。
0.10~のセット。
ハンドメイドだからどうだとか、なんだか胡散臭くて余り信用していないのだけど、音はなかなかのものだ。
ギラつかないが腰は軽め。
腰は軽いけど低音もそれなりに確っかりしてる。
なかなか上品。
暴れないけどぼやけてない。
クリーンでジャズっぽくもいけるし歪ませてハードロックな感じもいける。
オーバードライブが心地好い感じ。
メタルは一寸キツイか。
歪ませたアンプに繋いで、ボリュームで歪み方を調整しながら弾くスタイルが合ってそう。
タッチも普通か少し軽めといった感じ。
Ernie Ballより少し強くてDaddarioと同等か少し軽い、という感じか。
寿命は、一日保たず。
やっぱコーティング無しだと保たないなあ。
因みに他のギターで使うなら、Ernie Ballよりは保ちそうな感じ。
多分普通ぐらい。