2004/07/31

台風の目

ミキサーを買った。
これで私の幾つかあったデヴァイスの出力系が、すっきりひとまとまりになるであろう。あとはコンデンサーマイクとデジテックのマルチエフェクターが手に入れば、私のシステムは、一時の完成を見ることとなる。でも、エイドリアン・ブリューのシステムの真似の金のかかっていないショボイヴァージョンみたいで嫌だ。

今日から、二ヶ月ほどバイトの休みを取る。
時間は出来るが金はなくなる。
やっとバブル崩壊。

外は嵐。アイ・ラブ・タイフーン。
台風のときこそ、鳥にでもなって、風にもまれながら飛びたいものだ。
それはさておき、雨がよく降るそうだ。流されないように気をつけよう。時代の流れに。
或は私は時代の流れに流されているように見える時が来るかも知れない。が、その時は、実際には、私が時代の流れを作っているいる時なので、単にそのように見えただけなのである。
台風の目。
本気。

2004/07/29

IMEパッド

IMEパッドの設定をいじっていたら、元に戻せなくなった。
IMEの変換辞書が余りにショボイので、新たにユーザー辞書をダウンロードしてきたついでに、色々いじってみたくなったのだ。
あれ、私はどこを触ったのだろう。
因みに、私は、普段、候言葉とか明治言葉や古語をよく使うので、普通に打ち込んで行っても、ちゃんと変換されないことが多い。いらいらさせられる。「ござそうろう」と打ち込んでも、「茣蓙蹌踉」などと出てくる。いらいらさせられる。

2004/07/28

いたって合法

本日、意味も無く、徹夜也。
どうしても寝れなかったんだよう。
朝になったので、バイトに行って、今帰って来たとこ。
今は、どうしてもしんどくて眠いはずなのに、妙に目が冴えている。
睡眠障害再び、の予感。あなおそろし。
従って、バシッとドリエルを一発キメて、寝ます。

2004/07/27

遅々として

今日も、我が人生は、何一つ進まず。


まあそれはさておき。

我が友人が、拷問コンプレックス略してゴウコンをやってくれることになった。拷問コンプレックスは、久しぶりだ。期待させるようなことを言っていたので、ちゃんと期待しよう。少なくとも、だんまりを決め込んで酒ばかり呑むような、彼の厚意に対して失礼に当たるようなことは無いように心掛けよう。この間、ときめかない「ときめきメモリアル」で、ちゃんとシュミレーションしておいたので(7月17日日記参照)、まあ、大丈夫だろう。
って、何が大丈夫なん?

夏の空は私の上にも輝くか。
まあ、輝かねえだろうな。私も、まあ結構馬鹿なんだけど、そんなに馬鹿じゃないので、ちゃんと分を弁えておこう。「普通の人が出来ていることなのに、私に出来ないことはない」という論法は、殊に私の場合、通用しない。従って、普通の人の上に夏の空が輝くからといって、私の上にもいつか輝くとは限らない。

2004/07/26

Rock is not equal to taking drugs.

昨日の晩は、実際には、あれから、寝なかった。何となくいたたまれなくなって、寝られなかった。

姉がモーリシャスで買ってきた「Good Will」なるかなり怪しげな余り美味しくないラム酒をがぶがぶやって、チェイサーに美味い紅茶を淹れて、部屋の明かりを消して、ベートーベンとケミカルブラザーズと大貫妙子とニック・ドレイクとジャニス・ジョップリンと大野愛果とハウリンウルフとシステムオブアダウンとトム・マクレアーのミックス投薬法で、幸福感に満たされながら世界のあちら側にトリップしてました。ニヤニヤしながら、然しシステムオブアダウンで幸福感を感じるのもおかしいだろう、と自分で自分にツッコミを入れながら。おかしくたって、感じてしまったものは感じてしまったのだ。私が感じたと思っている感情以外に「本当は」何を感じていたか、という質問は、ここでは無意味な質問だ。

音楽家は、非合法な薬やタバコ無しに世界のあちら側に逝く方法をよく知っているので、経済的だし、お役人のお縄にかかるようなリスクを犯す必要は無い。まあ、不経済にも、お縄にかかるリスクを犯す人もいないわけではないが。久しぶりに強い酒をやったもんで。鼻の奥の焦げるやな匂いがした。


で、結局、今日も何も手が付かず。

2004/07/25

Everything in its right plase

寝すぎて寝むてえ。

どっ、どっ、どっ、どっ、どっ、どっ、どっ、
ゴニョゴニョ、ゴニョ、ゴニョ、
エヴィシーン、エヴィシーン、エヴィシーン、エヴィシーン、
イナファーゲー、イナファーゲー、イナファーゲー、イナファーゲー、
という曲でも聴いて、紅茶を啜って、もう寝ます。

My right plase は、ベッドの上。
ドント・スモーク・オン・マイ・ベッド。ホリー・コール曰く。

青春の無駄遣い

今日は、夕方の四時に目が覚めた。

クオリティーオブライフ上等。

で、何もせず、紅茶など啜って、寝ます。
いずくんぞ青春を謳歌せんとせず。
青春の、この幸福な睡眠時間を。

2004/07/24

眼鏡をかけた幽霊の眼鏡は幽霊なのか

朝、起きたら、眼鏡が無かった。
寝て入間に何かの拍子に触って、どっかに飛ばしたのだろう。
ベッドの周りのどこかにあるはずだ。
が、どこにも無い。
そんな筈は無い。どこかにあるはずだ。
が、見つからない。

私は、目が酷く悪いので、眼鏡かコンタクトレンズ無しでは、オツオツ町も歩いていられない。道で誰かに出会っても、絶対に誰だか判らないのは言うまでもなく、自分の足元さえちゃんと見えないし、距離感も判らない。

それはさておき、私のような目の悪い人は、裸眼で幽霊や物の怪を見ることが出来るのだろうか。私は、幽霊は見たことないし、何かを見てそれを幽霊だと認識するのに十分な信念を持っていない。また、「幽霊を見る」ということがどういうことであるか、ということを、単なるぼんやりとした推測以上に説得力のある形で説明することが出来ない。従って、「幽霊は現に存在し、私には幽霊が見える」と主張する人たちの中で、目の悪い人は、裸眼のときにその幽霊がどのように見えているのか、ということは、私の中で昔からの疑問である。やはり、ぼやけて見えて、それが幽霊なのかどうか、少なくとも裸眼のときには、判らないものなのであろうか。或は、そこのところだけ、それを幽霊と断定できるくらいにはっきり見えるのだろうか。

謎は深まるばかり。
私の眼鏡の何処に行ったかの謎は。

2004/07/23

不安の種

「不安の種」なる漫画がある。
人の曰く、「新感覚ホラーコミック」と。

読後の感想
「果たして「新感覚」はあったのか。」(『侏儒の言葉』)

2004/07/21

伊万里マリエル

「Forget Me Not」なる漫画を読んでみた。高かったけど。
店頭で、やたらと「これはいい」みたいなことが書いてあったし、前々からよく見かけていて、絵に惹かれていたから。あと、帯に書かれていた、ヴェネチア、怪盗、探偵等の語が、私の心を確っかりと掴んで放さなかったから。

「ヴェニスに死す」「名探偵ポアロ」「オペラ座の怪人」「007」辺りが私のヴェネチアのイメージ。少なくとも半数は間違ってるイメージだけど。「ポアロ」はイギリス人の作家のアガサ・クリスティーで、イギリスが舞台だし、ポアロ自身ははベルギー人の設定だし、「オペラ座」は、イタリアだと思うけれど、多分ヴェニスとは違う。「オペラ座」の最後の方の場面で、ヴェニスを思い起こさせるところがあるのだが。

まあそれはさておき。
うん、まあ、絵は、好かったんじゃやないかな。

その、絵は、ヴェネチアというか、八割方人物で占められているのだけど。
怪盗の怪盗っぷりも探偵の探偵っぷりもなく。

2004/07/20

マウスと紅茶

マウスを、新しくした。ボールが上についているやつ。そのボールを、指でころころやって、ポインタを動かすタイプ。
未だ慣れていないので、非常にやりにくい。

また、「紅茶の事典」なるものを買ってしまった。紅茶マニアぶりに磨きがかかる。結構細かい分析がしてあって、読み物としても面白い。

速弾き

ギターを一寸弾いてみたところ、技術が少し落ちていることを発見した。普通の速さで弾く分には問題なく、寧ろ技術的に向上してきているのだが、速く弾いたときに、以前より少し思い通りにならないところがある。最近、ギターを弾くのにほとんど指を速く動かすことがなかったから。
私は今や速弾きギタリストではないが、かと言って、「ギターは速く弾くものではない、ギターは速く弾いてはならない、速く弾くのは格好悪い」と考えているアンチ80年代或はアンチ技術主義或はアンチヘヴィーメタルの輩でもない。確かに、何をやっても速く弾くことでしか自分を表現できないギタリストというのは、音楽家としてかなり痛いし、そういうギタリストが過去に幾らか居たことは確かだが。
私は、曲の要求するところに拠っては速く弾くべきときもあると考えているし、速く弾く技術は身に着けておいたほうが良い、と考えて居る。音楽技術に無視されるべき技術は存在しない。
従って、私にとって、この状況は余り面白いものではない。
またもや勉学を無視し、曲創りも打ち遣って、一日中ギターをピロピロ弾き倒してしまった。
おかげでもう指が動きません。

2004/07/19

アキラ

「アキラ」を見てしまった。
昔一寸だけ、一番最後のところだけ見たことがあるのだが、ほぼ生涯初アキラ。
マジで1988年の作品なのか!1988年って、私、何やってた?2004年と、どれくらい違うのだ!と思わされた。
ビビらされた。すいません、なめてました。そりゃ、マトリックス作った何某兄弟も影響されるさ。やっぱ日本のアニメは、昔からすげえんだ。やべえ、アニメにはまっちまう。罠だ。
「スチームボーイ」見てえ。

一方、勉学は、疎かに。罠だ。

2004/07/18

lain

あれから寝て、PM9:00頃起きて、晩御飯にありつく。そのまま一日を無駄にしてまた寝ようと思ったが、茶を飲みすぎて目が冴えてしまった。仕方なく、ツタヤで借りてきた「lain」を見る。6巻中の1、2巻。
このアニメのキーコンセプトとなる「自己」概念が、「自己」に関する私の哲学的見地に対して、着眼点或は発想としは近いものがあるのだが、若しかしたら物語が進むにつれ一部私の譲れないところで競合を起こしはじめるかもしれないという予感がして、ハラハラしながら見守った。が、今のところ、1、2巻を見る限りは、特に目立った競合は見られない。
つまり私は、「プラグマチズムではリベラリズムとか功利主義を採用せざるを得ないよね。」と言われたときの悲しさを味わされるのを恐れているのだ。(こんな風に言っても、プラグマチズムに対する私の考えを知っている一部の知人にしか伝わらないだろうが。私は相変わらず自己満足の文章しか書けない。然しこの「情報の伝達」という目的を余りに軽視した文章もまた、「言語の使用の仕方」の一つなのだ...以下もう面倒臭くなったので省略。)

私にはアニメなどぼんやり見ている時間がないはずなのだが。
一寸は勉強しよっと。
最近、脳味噌が壊死していてやばい。元々私は馬鹿だったが、最近は、甚だしい。頭が全く働かねえ。感性も想像力も論理的思考も駄目だ。カルシウムと太陽即ちビタミンDとトリプトファンが足りていない。牛乳飲んで日光浴せねば。セロトニン不足甚だしい。

2004/07/17

シュミレーション完了

本日、朝帰り。
女?はぁ、何寝ぼけて居やがるんだ。なめんな。
大学時代の友人の家に行っていた。その主は、すぐに寝てしまった。漫画を読んでいると、プレステの「ときめきメモリアル」があったので、もう一人居た友人とやってみた。
駄目だ、ときめかねえ。
「青春恋愛高校時代は捨てて趣味に生きるのだ。音楽を聴け!芸術肌!熱血硬派!むっつり!」などと言いながらちんたらやっていると、隠しキャラっぽいのを出すのに成功してしまい、本命の、我々が「綾波レイ」と呼んでいた人から乗り換えることを余儀なくされた。而も結局その人と懇ろになることはなく。従って、「確っかり告白し切れ!押し切れ!」などとぶうぶう文句を言う羽目になった。

でも、まあ、こういう無為の切なさも青春の一ページで。

漫画を読んで、眠くなって、寝た。
で、起きて帰ってきた。

花袋の「蒲団」を読み返した。

2004/07/15

監督

「ブラッド」という四十分ぐらいの吸血鬼アニメを見た。
兎も角内容は、別に面白くはなかった。B級ハリウッド映画?まあ、ハリウッド映画にA級は殆ど存在しないので、「B級」の汚名は着せないでおこう。
並ハリウッド的な内容だった。
映像が新しい、えらい複雑なことをやっているそうで。私は映像の技術的なことはとんと解らないが、まあ、自分の感覚から見た感じ、結構好き、というくらいは解る。攻殻機動隊みたいな感じ。監督が、押井守で、同じだから?

2004/07/14

グルーミー・ウエンズディ

特筆すべき事、無し。
今日も、一日が過ぎた。

「グルーミー・サンディ」という映画がある。
ナチスとユダヤ人の悲しい話。
或レストランのお抱えピアニストが作った「グルーミー・サンディ」という曲を聴いたら自殺したくなる、という話。最後の最後まで、誰かの死ぬ話。
サントラも持ってる。

2004/07/13

キャプテ??ン、ウソップ!

今日は、久しぶりにミスタードーナツなんぞ食べてみた。
特筆すべきもの、見当たらず。懐かしき美味しさ。

にわ氏のホームページの日記にあった、「エゴ何とか診断」なるものを、やってみた。五十問、「はい」「いいえ」「どちらともいえない」の三択。
「お前は社会で生きる人間として間違っている、うぜえ、社会から消えちまえ。で、二度と戻って来んな。」ぐらいのことが書いてあった。
てめえに何が解るってんだ。
むかついたので、もう一回やってみた。
今度は、「あんた、普通すぎ、面白くもなんともないよ。芸術家になりたい?はあ?あほか、分をわきまえろ。」ぐらいのことが書いてあった。
てめえに私の何が解るってんだ。

私はこの手の、質問に対して3から5個のあらかじめ与えられて答えから選ぶ方法でなされる「意識調査」や「性格診断」など、まあたまにはやるのだが、未だ嘗て星座占い以上のものに出会った経験がない。まず、どれもこれも、質問の仕方が、3から5段階で評価するのに適するようにちゃんと考えられて設定されていないことが問題である。そのせいで、どの段階に評価するのかがそのときの一寸した偶然に左右されてしまい、何回正直に答えても、診断結果がぜんぜん違うものになってしまう。従って、これらの診断結果は、星占い以上に信じるに値しない、ということになる。
因って、そんなどうしようもないやつに悪意に満ちた悪口を言われるのは内心穏やかでないところがある。
「こうなったらもう無視!無視!スピリチュアルアタックだ!」(麦わら海賊団狙撃手、ウソップ)

バブル

未だ弾けず

2004/07/11

回復期

昨日の夜は、マジでやばかった。
久々に、呼吸困難を体験した。
夜、寝るのに横になっていたら、私が「思考の洪水」と呼んでいるものに襲われて、ああやばいなあ、と思っていたら案の定堤防が決壊し、酸欠か酸素過多か判らないが、兎に角その洪水の中に溺れてしまい、いろんな仕方で呼吸を試みたが、一向に駄目だった。
余りにやばかったので、決死の思いで起き上がり、寝る薬とカモミールティーをダブル服用し、薬が効くまでの約三十分間、キーボードを弾いて気を紛らわせる作戦に出た。サティ風に弾きながら、バンド音楽の可能性についてあれこれ考えて、意識が遠のき始めるのをじっと待った。
朝(PM2:30)になればさすがに一寸は回復したようだが、薬の副作用で何も手に付かず、暫くして(PM6:00)選挙に赴き、帰って来てパソコンのワードを立ち上げ、モニターと無意味に睨めっこをし、嫌気が差して、レディヘでも聴きながらもう寝ます。

私にはこんな茶番をやっている暇はないのだが。

仮のプロザックの浸透圧について

どうも最近、一寸、神経が風邪に罹ったようだ。
長年、音楽をやっていると、音楽が解らなくなる時もある。
愛すべきベートーベンを聴く。「ルートヴィヒよ、お前はこれのどこが良いっていうんだ、私は、これの何が良かったというのだ。」
CDをとっかえひっかえ聴いてみたが、悪足掻きをしてみても、駄目なものは駄目なんだ。
事態は悪化し、まあ、恐らく深刻であろう。

この前ピカソを見に行ったとき、私の隣の中年の男が、「解らん」と口に出して呟き捨てて歩き去ったのを思い出した。明らかに、「芸術」と呼ばれるものに対する、或はそれら「芸術」と呼ばれるものを「芸術」と呼ぶ人々に対する敵意と軽蔑と憤りが込められていた。その敵意と軽蔑と憤りに満ちた呟きは、「芸術気取り」一般に対して向けられると同時に、その代表として隣でピカソの変態ぶりにシンパシーを込めてにやけている、隣にいた私に向けられていたので、私は辱めを受けた気分になり、内心穏やかでなかった。

今の私はこんなのだから、兎に角今なら、或は他の人間の感情が私に与える悪影響くらいは幾らか受けずに済むかもしれない。が、そういう種類の悪影響は、私の神経に対して強い浸透圧を必ず持っているものである。抵抗力に自信の無い今、逆にやられやすくなっているかも知れない。

さっさと面白い素敵なアニメかジャンプコミックスでも見なければならない。あれは、効力の使い方さえ間違えなければ、幾らかの浸透圧を持っているそこそこ良い薬である。強制的に、染み込んで来る。浸透圧の低いのは、強い薬でも、吸収力の弱っているときには垂れ流されるだけである。

2004/07/10

泡は、弾ける。

本日も、ツタヤ通い。
音楽系は、結構充実している。
Aphex Twinなんて借りてみたり。
私の愛するピアニストのグレングールドのBBCのDVDがあったり。
でもアニメは、あんまりなかったり。
「千年女優」って面白いの?借りてみたんだけど、未だ見ず。

私の財源は、いつまで続くのだろうか。
バブル時代来る。
弾けて、That is over.
一寸、突いたら、弾け飛ぶ。
That is over.

2004/07/08

冬目景

「イエスタデイをうたって」を、買ってしまった。
因みに、もうすぐ、4巻が出るのだそうで。
本屋に行ったのだが、以前、にわ氏に紹介いただいた漫画で全巻揃っていて大人買い出来そうなものが一つとしてなく、私の浪費欲を満足させるべく、興味はあったが余り買う気がなかったのを、つい買ってしまった。

よかったです。

2004/07/07

ツタヤ

遂に。
我が時代、来つ。

2004/07/06

ザ・パブロ

ピカソを、遂に見に行った。四分の一ほどの絵は、素晴らしかった。あとは、私は好きにはなれなかった。特に中期の最初の方の、キュビズムと新古典主義の。あれは、駄目だ。二、三の作品を除いて、神経には苦痛だった。
展示されている作品は、中期から晩年にかけてのもので、私好みの「青の時代」のような初期の絵はなかった。

カタルシス?万歳。

ピカソは、性に関して、変態だ。彼は、女性のありとあらゆる穴が大好きだったのだ。その自分の嗜好を開けっぴろげに描いてしまう。彼の絵は、美か醜かで言えば、醜だ。どちらかというと、私の斜め前で赤面している、授業か何か出来ていたらしい、ノオトを広げた(結構可愛い)女子高生の斜め後ろからの姿の方が美と呼ばれるものに近い。然し、私がどちらに好感を持ったかといえば、ピカソの絵の方だ。
「abject」という語がある。フロイト系列の学者の心に関する文脈で使われるときには、「おぞましく、それでいて魅惑的なもの」という風な感じの意味で使われる。例えば、死体とか、うんことか、ぬるぬるした膜とか、腐ったものとか、足の爪の間のゴミとか。
彼の絵の三分の一は、そんな感じ。

或は「女性」というものが尋常でなく好きだったが、同時に恐れもしていた、という感じ。

館内は、非常に寒かった。あれは、夏行くところじゃねえ。もっと厚着の季節に行かないと、風邪を引く。何でこの時期にブッキングしやがったんだ。まあそれはいいとして...
目の前をちょろちょろピーチクするジジババども。あいつら、目の前にいるが名前を知らない人間と、芸術と、人がいい気で絵を堪能していることに、全然興味と関心がねえんだ。
照明も、甚だしかった。作品が、光の反射でちゃんと見えねえ。誰だよ、ここのマネージメントしているボケナスの糞野郎は。

などと、私が館内に居た時間の半分は、大なり小なりの怒りの感情にを抱くのに費やされた。

これは大部分私の神経の具合の悪さに起因する。
もっと他に時期に行くべきだったんだ。

ああ、あと、昨日テレビでやっていた「アキラ」をパソコンで録画しておいたのだが、音声のデヴァイスの設定ミスで、音声が録れていなかった。

やはりツタヤか。

2004/07/05

"Be or not to be, this is" not my matter.

今日は、たくさん食べた。喰い過ぎで動けねぇ。気分悪ぃ。
茶も飲めねぇ。


私は、一日に二曲でも三曲でも仕上げてしまえる時期もあれば、何ヶ月も曲ができない時期がある。
まことに参ったことに、最近は後者の方で。
取り敢えず、曲は描いてはいるのだが、どれもこれも駄目だ。
ここ半年ほど、まともな曲ができていない。従って、我がヘテロ楽団の団員に、一応創ったんだけど、と言って聴かせるときには、聴かせている間中、死ぬことばかり考えているほどだ。
この閉塞的状況を打開すべく、私の灰色の脳細胞と停止した心臓に電撃的刺激を与えてくれるものを、何か探さなくてはならない。

やはりツタヤか。

2004/07/04

畢竟鬼人の一端に過ぎないが、それでもこの鬼人の一端を見ることが出来るもの

トップページに音楽を貼り付けてみました。
昔私がDTMを始めた頃に録っておいたピアノフレーズ&コーラスに、サインウェーブの電子音を重ねて、エフェクトをかけまくりました。まあ、えらく簡単に出来ちゃった。一回、創り込んだのだけれども、それは、コンピュータがハングアップして、消えてしまいしました。まあ、手が込んでいただけでそんなに好くはなかったのだが。
声は、全て私の生声です。奇人で鬼人のOmenは、こんな鬼声も出せるのです。

なめんなベイベー。

私は、性格的に、絶望的な状況でいるときの方が好い作品を仕上げる傾向がある。従って、次に出来るものは、期待できる。待って居れ。
逆に、満ち足りているときは、ぜんぜん駄目で、ぱっとしない。今のうちに創り溜めておかないと。

歯車

「この人を見よ」に「好きな音楽家」が加わった。えらく時間がかかった。リンク張るのがものすごく面倒臭い。そのリンクからはいってCDを是非買いたまえ。これで私もがっぽりと...良い音楽ばっかりですから。お願い。

我が人生は、どうやらまたもや闇を漂う羽目になったようだ。まあいつものことだし、覚悟はしていたし、闇は結構好きだから。でもいつかは光を見なければならない。ここには光がないから、兎に角移動せねばならない。兎に角歩くんだ。
誰か私に光を当ててては呉れないか。或は「寝てる間にそっと首を絞めてくれないか。」(『歯車』芥川龍之介)

そう言えば芥川龍之介全集が欲しい。
ついでに独歩と花袋と太宰治と漱石あたりも欲しい。
ああ、諭吉紙も沢山欲しい。何を買う訳でなく、持って居たい。

本を買ったらお金を呉れるような素晴らしい制度はないのかな。

2004/07/02

世界に輝くジャパニメーション

大量のアニメを見たい。
人生の或一定期間を、アニメに埋め尽くされ、占領されたい。

この我が夢を叶える方法として、
1、ツタヤの会員になる。
2、アニマックスにでも加入してみる。

2は、見ることができるアニメの選択肢が或程度絞られてしまう、というデメリットがあるが、私の知らないアニメを開拓してくれる可能性が高いというメリットがある。
1は、一本見るごとに金がかかるというデメリットがあるが、自分の見たいアニメが見れる可能性が高い、というメリットがある。

どちらにしても、私の夢を叶えるというメリットがあるが、二度と生きて帰って来れない可能性が高いというデメリットがある。
ただでさえ、私には一日24時間ないのに(6月の日記「時間泥棒」参照)、今現状からすると、あっちの世界に留まっていられる時間は少ないはずである。
まあ、二度と生きて帰って来れなければ、それはそれで、そっちで幸福に暮らせばいいのだが。
映画「タイムマシーン」を見よ。
私には故郷愛というものがない。私の通った幾つかの学校や私の昔働いたバイト先も、今すぐ無くなって呉れて構わない。
従って、一度ここを離れてどこかに行ってしまえば、最早ここのことに頓着せずに、そこで何の問題も無く巧くやって行くであろう。
従って、帰って来れないのは、私にとっては、デメリットではないかも知れない。

2004/07/01

反トワイニング的論考

ティー&紅ティー&茶菓子を買ってしまった。
見慣れぬティーとトワイニングから出ている「スプリーム」シリーズの紅ティーが売ってあったので。茶マニアとしては、つい。

早速飲んでみた。

トワイニングってのは、私は嫌いなのだが、やはり、この「スプリーム」シリーズも、「スプリーム」という名をかざしているにも拘らず、余り好くなかった。
「ウバ」はまあ好かったかな。然し、私の愛する「アールグレイ」は全く駄目だった。並トワイニングで言う、「プリンス・オブ・ウエールズ」のような感じの鬱陶しい味だ。私の舌には、トワイニングは合わないようである。
茶と紅茶は、大体、価格に比例して美味くなる。
まあ、或程度以上高価なものは、私の印象では、その限りではないようであるが。

然し、今後は考えを改めなければならない。