2016/05/28

左腕禁止の行

暫く荒行「左腕禁止の行」に入る。
ええっと、フライング・スパゲッティ・モンスター教の独特の修行法でお馴染みの。

左腕を三角巾で吊って、左腕を全く使わずに生活する訳ですな。
兎も角左の肩から下を甘やかすのだ。
一定以上の力を入れることは禁じられている。
肘から先は一応動かすことが許されているが、可能な限り肩に負担を掛けないようにすることが求められる。
修行期間中はカルシウムやその他ミネラルとコラーゲンとタンパク質を死ぬ程摂取すること。
そして可能な限り休息を摂る。
なんか肩の骨でも折ったかのような生活ですな!

修行期間中は左手が使えないので、殆どの楽器が使えない。
辛うじてピアノぐらいか。慥かウィトゲンシュタインの兄が片腕のピアニストだったな。
あと服が、ボタンで前が開くシャツしか着れない。
肩を動かすことが戒律で禁じられているからだ。
修行期間中は細かい作業は殆どできない。

それから、三角巾は死ぬ程肩が凝る。
なんか体の他の所にすげー負担を掛けてる感じ。
緊急の一時凌ぎなら役に立つが、継続的な使用には適していない気がする。

単に最低限度の生活するだけなら大体なんとかなる。
スーパーとかの買い物ではカートが必須だが、カートさえあればどうにでもなる。
日常における一寸した行動が普段の3倍程時間がかかったりするし、殆ど総ゆる行為に不便があるが、致命的という程ではない。

まあそんな感じで。
私に幸あれ。ラーメン。

2016/05/23

台北

暫く台北に居ました。
台北中心街は日本とそんなに変わらない雰囲気。
道路交通事情を無視するなら地下鉄とか大阪よりはちゃんとしてる感じ。
道路はバイクも車も割と突っ込んでくる。
治安も、まあ私もギンギンに警戒してはいたけれど、私のうろついた街中は夜でも特別な注意を必要とする感じは無かった。

日本人は漢字が読めるので割と普通に生活できるし、英語もまあまあ通じるし日本語も意外と通じたりする。
食べるものは安い。そして味も割と受け入れ易い。
鼎泰豊で食べた炒飯とどっか地元の店で食べた炊いた魚が死ぬ程美味かった。
但、士林で食べた臭豆腐は、一度食べたら一日中体から臭豆腐臭がして辟易したことは良い経験になった。
サーバーの質も基本的には高いと思う。
サーバーに関しては少なくとも日本よりは余っ程良さそう。
酒はイマイチだった。

水道水やナマモノは極力避けてたこともあって、割とお腹の弱めな私でもお腹を壊すこともなく。
台北士林
台北士林 posted by (C)Ludwig D. Omen
食物以外の物価的には日本とそんなに変わらない感じがした。
売ってるものも日本で手に入らないものとかそんなに無いので、フツーに日本のAmazonとかバーゲンとかで買った方が安いと思う。
観光地で例えばお土産で革製品とか買うぐらいなら、日本で探して買った方がクオリティも高くて安いのが見つかると思う。
台北市 view from 101
台北市 view from 101 posted by (C)Ludwig D. Omen

つうことで、短い期間なら割と生活できそう。
住めと言われると、日本の方がいいけど。

2016/05/15

LTspiceとKiCADを使いはじめる

ギターの自作エフェクターはユニバーサル基板で作る派。
ネットから回路図を拾ってきたりして、それをアレコレ弄って作る。
今までエフェクターの回路図や実装図面は方眼ノートに手描きで描いてた。
まあ基本的に歪み系とかばかりでそんなに複雑なものは作らないので、それで事足りるっちゃあ事足りる。
あとノートだと一覧性が高いので、色々描いてみて比較したりとかし易い。
でもやっぱ時代はITでデジタルでマルチメディアですやん?ナウなヤングですやん?
やっぱソフトウェアを使って設計しないと、できることの上限が低いところに留まってしまう。
つうことでLTspiceとKiCAD使って遊ぶ。

LTspiceを使うと今まで怖くてできなかった大胆な改造とかが簡単に試せるのが良い。
実際にモノを作らずに、或はオシロとか用意せずに、動作中の内部の電流だとか電圧だとかが分かるので、どこの何をどうすればいいのかということのアタリを付け易い。
楽しくなって色々弄ってたら一日経っている・・・。

LTspiceで回路図が描けたらKiCADで実装図面を描く。
LTspiceの回路図の基板に載せる分だけをKiCADの
今までの手描きだと、回路図を見ながら部品を入力側から順番に置いていったりするのだけれど、それだと少し手直しをするだけで結構ガッサリ描き直さないといけなかったりして、結局少し面積効率の劣る配置図になってしまったりしていた。
KiCADなら今まで思い付かなかったような意外な配置ができたり。
ユニバーサル基板で使うにはライブラリがイマイチだったり、回路図の部品の大きさが揃ってなかったり、色々痒い所に手が届かない感じがするけど、まあガマンすれば使えるレベル。
部品点数20点程度までの複雑さなら手描きの方が早いかも。

つうことで、エフェクターを色々作ったり作らなかったりしている。

2016/05/08

多元論の次

私的言語メモ。

例えば私が「腹が痛い」と言ったとしよう。
この一連の状況について、現在の神経生理学が扱うことを許されているような語彙を用いて記述し直すことはできるだろう。(或は未来の神経生理学に予期される語彙も含めてもいい。)
まあ要するに、心に関するアレコレ(民間心理学)を科学的に扱うことはできるのか、という質問に対して「全くできない」と答える人はまあ居ないだろう、という話。
消去的唯物論者は「そんなん物理学がカンペキになったときには完全に可能だし、それが叶った暁には民間心理学は正確じゃないので捨てていい」と言う。
乱暴に言うなら、「世界」とは物理法則に支配される物理世界であって、人の心もまあその一部であるか、或は物理学的記述ができない事柄が残るとすれば、それはそもそも存在していないのだ、っちゅう話。
これに対してプラグマチストは「まあでもゆうたかて、「正しい」とか「間違ってる」とかいうのは言葉ですやん?(言語的)実践を超えてなんか「世界そのもの」的なヤツにアクセスとかできたりとか、ソイツをそのまま(言語的)実践抜きで判断とかできたりする訳やないですやん?」と言う。
他にもポパーふうに「そもそも物理学がマトモな科学である限り、カンペキとか無いし(反証可能性)」とか消去的唯物論に対しては色々攻め方があると思うけど。
「いくらなんでも消去はやり過ぎちゃう?」ということは言えそう。
で、実際のところ、心はモノなのか?
プラグマチスト的には、問題にしたい点は、我々が今民間心理学的語彙を以て記述しようとしている事柄は物理的な事象「でしかない」のかというところか。
プラグマチックなユルい実在論者は「やっぱゆうてもモノでっせ。物理的実在のみが世界に実在しとるんでっせ。」という点を強調する。
それに対してプラグマチックな多元論者は「いやちゃうねん、そもそも物理学的言説だけが特権的に真偽判断が可能というもんでもないで。色々あんねやて。物理学も人が生活していく上での「色々」の内の一つやで。」と言う。
多元論者的には、歴史的に見るなら民間心理学の語彙と物理学の語彙は元々別モンで、それらの間で翻訳は可能だけれど翻訳の不確定性は残るという点は強調したいトコロ。
心を昔ながらの民間心理学的存在と見てもいいし、物理的存在と見てもいいし、或は道徳的存在と見てもいいけど、どう見たらいいのかはその時々の目的とか場合とかに拠る、ぐらいの感じ。
なので民間心理学と物理学と道徳とで戦ったらどれが強いのか、という問いには直接的には答えず、「イヤだからそもそもそれらは別モンで、常に一律になんか神の視点的な視点から比較できるというものでもないし。時と場合に拠るんちゃう?」と言う。
これだけだと相対主義みたいに聞こえるかも知れないけれど、相対主義と違って原理的に何も判断できないという状態からは「目ぇ瞑って飛び降りろ」的実存主義なんかをわざわざ導入しなくても抜け出せる。
例えば「社会」だとか「歴史」だとかの他者の概念の話が加わったり・・・けど今その話はいいや。相対主義嫌いだし、この長くなるので面倒臭いし。

まあそんな訳で、私はプラグマチックな多元主義者なんだが、ここからが問題。
多元論とはいっても、言語実践の仕組み的に強いヤツっておるやん?
例えば論理とか合理性にどのくらいパワーを持たしていいのか。
実は心身問題が問題なのではなかったのでした。
アリストテレスは哺乳類であるなら、それはアリストテレスが脊椎動物であるということを含意していると言ってもいい。
全ての哺乳類は脊椎動物であるからだ。(え?合ってるよな?カモノハシ的例外とか無いよな?)
・・・と言うとき、何が起こっているのかとか。

2016/05/07

顔の右半分が痛い

顔の右半分の痛みで目覚める。
右を下にして寝てたので、顔に何か硬いものでも当たっていたかと思ったが、布団の上に硬いものも無いし。
併し実際どこが痛いのか、詳しい場所が自分でも能く判らない。
それに起き上がってしばらくしてもずっと痛みが減らない。
ぴっちり右半分だけがぼんやりと全体的に痛い。
右半分だけが、重く、鈍く、熱っぽく、圧迫感があり、痛い。
なんもやる気が起きねえ。
でもなんかちょー怖ぇ。

しばらく横になったり顔の色んな筋肉に力を入れてみたりしたが、特に何が変わるでもなく。
どうやら顔の中が痛いような感じがする。
顔の表面から10mm程度のところの気もするし、顔の中の中心辺りの気もする。
鏡を見ても特に腫れが見られるでもなく、いつも通り、なんか気持ち悪いヤツが寝起きヅラでこっちを睨め付けていやがる。

何が原因なんだろうか。
リンパ系なのか、神経系なのか、或は呼吸器系なのか。
病院へ行くにしても何科へいくべきなのか判らない。
或は歯医者かも知れないし、心療内科かも知れない。

色々原因は思い付くが、ハッキリとしたことは何も判らない。
素人に診察はできないが、然し何も判断しない訳にもいかない。
実権力者に対して要請される知識と判断の慎重さを同じレベルで全ての市民のすべての判断に求めることで、結果的に Come and play, Come and play, Forget about the movement (rage against the machine) つって、専門家以外は何も主張するな、主張しているところを私に見せるな、と知ったような顔で主張するという状態へ陥っている多くの人々の例に倣うこともない。

取り敢えず、もしそうであれば或程度は自分で対策可能という理由で、副鼻腔炎系の何かだろうとアタリを付けてみる。
洟が出てる訳じゃないし、蓄膿の臭いも恐らくはしてなさそうなので、ザ・副鼻腔炎って訳じゃないような気がするけれど。
でもまあ鼻腔の炎症系の何かのような気がする。
耳鼻科へ行くか迷ったが、取り敢えず手元にあったフェキソフェナジン塩酸塩とアスピリンを咽んで、鼻うがいをし、乳酸菌+繊維+オリゴ糖摂って、取り敢えず歯もすげー磨く。
若し間違っていたとしても副作用が強く出てどうにかなるでもなし。
但鼻うがいは、細菌性の何かだった場合に患部を拡げそうな気がして怖い。
あとやり過ぎると粘膜がゴッソリいかれて、すげー乾く。加減がイマイチ判らねえ。

薬咽んでしばらくすると症状は大分治まる。
その後薬を追加していなくても今まで保ってるので、まあ取り敢えず様子を見るか。
明日朝起きてダメだったら病院へ行こう。

まあそんな感じで。