2006/05/31

ザラザラした大地へようこそ

風邪も大分良くなり、一日腑抜ける。
まあ咳や洟はまだ出るのだが。


灰羽連盟はほんによかアニメばい。
私がアニメを観ているとすれば、このアニメから得た刺激をもう一度経験したくて観ているのである。
灰羽連盟級の素的アニメ、どっかにないものか。
世の中には私が聴くに値する音楽や観るに値するアニメや映画は本当に少ないしその情報も少ない。
が、世界にはそういうものが確実に存在している。
何故なら我々はそういうものによって生活に意味を見出し、そういうもの無しに生活するときには飢えを感じ、そしてそういうものを創ってしまう存在だからである。
そしてこのことが芸術の源流を成している。
打ち鳴らすハンマアのリズムを聞け。

2006/05/30

ヘテロ楽団、パブロン、ストラト

ヘテロ楽団。
重い機材を引き摺って出掛ける。
風邪は完治とはいかないものの、パブロン咽んで普通に出歩けるぐらいにはなった。
が、矢っ張りギターを弾くと調子が悪いのが出てしまう。
普段ヤマ勘でギターを弾いている分、心身の調子が良くないときには集中力散漫で勘が鈍り、ちょいと分が悪い。
調子の良し悪しが音にはっきり出てしまう。

ギター、普段はSGを使っているが、今日はフェンダージャパンのミディアムスケールのストラトを使ってみた。
幾らか改造してあって、私好みの素的な音が出る。
やばいな。こっちがメインになるかも知れない。
元々安いギターだから、事故に遭ったりしてネックが折れたりしたときの損害が少なくて済むし。

2006/05/29

パブロン力

入浴の為に脱衣したとき、パンツを裏表反対にはいていることを発見して自分に自信を失くす。


風邪の方は、パブロンを咽めば、兎に角日中は、症状が出なくなるまでには回復した。
相変わらず横になると駄目なのだが。

2006/05/28

目玉、鼓膜、鼻腔

なんか右の目玉が痛ぇ。
重いような痛いような。
この鬱陶しい治らない風邪とは別に関係ないのだろうけど。
関係あったらあったでそれはそれで結構大変なことなんだが。
体がこう悪いと、一寸したことが気になる。
風邪とは無関係であることを願おう。

それから鼻をかむのに耳へ空気が漏れて鼓膜を圧迫しないようにする何か良い方法はないものか。

2006/05/27

マクロファージ

一週間何もできなかった。
回復の兆しはあるが、未だ万全には程遠く。
免疫力が欲しい。
がんばれ我がマクロファージとか。

2006/05/26

三半規管がやられたのか、結構ふらつく。
が、治ってきつつあるような気もする。
少なくともパブロンで症状が少しは抑えられているということが自覚できるぐらいには。

2006/05/25

風邪に飽く話

治らない。
しぶとい。
患部が肺へ移ったおかげで喉の痛みは或程度軽減されては居るが、依然咳は出る。
洟も出る。
洟の所為で左耳の聴覚がぼんやりしてきてしまった。
そろそろ治ってもらわないと。

2006/05/24

咳をしても矢張り独り

風邪、そろそろ治ってもらわないとヤバいのだが。
まだ咳が痛い。
而も肺っぽい咳になってきてイヤな感じだ。
患部が拡大して洟も出るようになった。
咳、いざ寝ようというときに激しくなるので参る。

ホトトギスで山頭火な日々。

2006/05/23

扁桃腺ダイエット

只管咳をする。
悪くなったかどうか判らないが、少なくとも良くはなっていないようだ。
喉が痛い。
水を飲むのにも障る。
パイナップルを喰おうとしたのだけれど、すっげーしみた。
体力を消耗するのでダイエットには良いかも知れぬ。
余りよくできたやり方じゃないが。

2006/05/21

咳をしても独り

咳で喉が切れそう。
患部が徐々に喉の奥へと移動しているのが喉の痛みと咳の具合で判る。
熱も出始めた。
そこそこしんどい。
一日中椅子の上で過ごす。

2006/05/20

免疫力

喉と頭が痛くて咳が出る。
風邪をひいてしまいました。
体弱ぇな。
一寸免疫力を高めたいところだ。
序でに快活に生活できるだけの筋肉も欲しい。

身を呈して歓迎する話

人を歓迎して飲酒した。
朝が早かったし、ここ数日あんまり寝てなかったし、雨で寒いのに薄着してしまったりして、腹はグルグルで咳も出たりして結構体調が悪かったので、酒量をそれなりにセーブしたつもりだったのだが、アルコールが身体に対して予想を上回るダメージを与えている。
家に帰って一息ついたのだが、結構ヤバい感じ。
喰ったものと胃液が混じったものが魔ジュニアっぽく生まれそうだ。
これは多分酒に酔ったのではない。
人を歓迎しなきゃ不可ないのにすっげーしんどくなってしまった・・・。

2006/05/19

二重障壁

書くことが無いなあ。

ということで、教育基本法の変更案の話でもしとこうか。
それとも共謀罪の話とか?
余りにも明白に馬鹿げているので今更私が何か加えて言うこともないのだろうが。ジョークとしても大して笑えたものではない。
要するにあのセンセイ方は、自国を一寸でもいい国にしたければ、自民党にも公明党にも民主党にも票を入れるなってことを言いたいのだろう。
而もあのセンセイ方ときたら、自由についてなんてことはほんの少しでも考えてみたことがないのだろうし、晴れの舞台で国旗を振ることや国歌を歌うことやそれらをしない人の権利を侵害してもいいという考えと愛国心とをどういう訳か同一視してしまっていらっしゃるように見えるような方々なのだからしょうがない。
少なくとも、「愛国心に基づく市民的不服従の可能性」とか言ってもあの御仁達はなんのことか解らないだろう。何故なら愛国心とは、あの方々にとっては、自分や自分の隣人が住む国を愛せるようないい国にしようということは意味せず、単に権力に対する盲従を意味しているのだから。
我々市民にはどうやら二通りの選択肢しかないようだ。反対を表明するのでないのなら国会の議席が与党と元与党二軍党で埋め尽くされている現状を只悔いる他しようがない。

2006/05/18

弦、張力、音色

最近指の筋肉が衰えてしまって、ギターの弦を一つ細いのに換えた。
これでベンドやヴィブラートでニュアンスを出し易くなる。

弦を細くすると弦のテンションが落ちるので、一般的に、フィンガリングはし易くなるが、細かいピッキングはし難くなる傾向にある。
速弾きっぽいことがしたい人で、ピックが弦に引っ掛かって巧く行かないと感じている人は、一寸弦のテンションを上げるか弦を一つ太いのに換えてみるといい。

因みに音はまあ好みの問題なのだが、私の知る限りでは、太い弦の方が好い音が出るという人が断然多いように思える。
然し私は矢っ張り私は細い弦の音の方が好きであるようだ。
確かにフェンダー系のギターには、私も太い弦を張った方が好きなのだが、少なくとも私がメインで使っているSGでは、私は細い方が好きだ。

2006/05/17

リバーブ

ぼーっとしてたらいつの間にか一日が終わりそうな。
自分が今日何をしていたと言えるのか能く解らない。
私は何がしたいのだろうか。
私の望みは何か。
この偽心理テストみたいな質問は、多くの場合、質問者が何を訊きたいのかが解り難い余りに漠然とし過ぎた質問なので、非常に答え難い。
我々は何か質問に答えるときは、常に質問者の振る舞い等から質問者の意図を解釈しようとするもので、実りある豊かな質疑応答が期待される多くの場合、質問者の意図の解釈無しには我々は質問に答えることは出来ない。
序でに言っておくと、質問者の意図が解釈され得ない質問というのは、内容の無い質問なのだ。

でもまあ私は優しいので、無理して答えてあげよう。

私は取り敢ずリバーブが欲しい。

2006/05/16

過疎、録音、カロリー

ヘテロ楽団。
前回に比べると少しずつは良くなって来ているかと。
よきことかな。

近年のヘテロ楽団、過疎に悩まされていて、音に分厚さが出なくて困っている。
私は結構大所帯が好きなので、人口がこう少ないと少々やり辛いところもある。
まあ人口が少ないなら少ないなりのやり方があって、多分ギタリストである私がどうにかすれば解消される問題なんだろうけど、未だ一寸模索中。
てゆーか色々考えてたことを今日試すのをすっかり忘れてたお馬鹿さん。

或は誰か我々と共に歩む音楽家はいないものか。

MP3プレーヤーで録音したのだけれど、マイク音量のセッティングを忘れていて、あんまりちゃんとした音質で録れてなかった。
而も結構いっぱい録ったと思ってたのに、3曲しか録れてなかった。

断食ダイエットの所為にしよう。
持ち歩く機材が重すぎて、脳味噌に必要なエネルギーが足りなくなったのだ。多分。

2006/05/15

ロック

最近はロックミュージックを殆ど聴いていなかったのだが、今日久しぶりにロックを沢山聴いた。
私は既に単なる典型的なロックミュージシャンであるだけものではなくなってしまっているが、それでもロックを根っこに一つちゃんと持っていたのだということが明確に意識できた。
どうやらロックは未だ終わってないみたいだし、私も未だ私のロックを終わらせられた訳ではなさそうだ。
ロックと私は、もう少し一緒にやって行けそうだ。

2006/05/14

ケーブル、BLUES OVERDRIVE、ブルーズ

フォンオス-XLRオスのケーブルが必要だったので、楽器屋を色々覗いたのだが、意味解らんぐらい高い。
どーってことないケーブルでも3メートル2200円とか。
ベートーベンのCD買える。
これならプラグだけ買って自分で作った方が余っ程安上がりだと思って、プラグを探してパーツ屋とかサウンドハウスのサイトを見ていると、クラシックプロのケーブルで500円ぐらいのがあった。
ということで、それを買うことに。
然し500円のものだろうと送料が500円程かかるので、もう少し買わないとなんか損した気分。
ということで、ベーリンガーのエフェクターをまた買ってしまった。
BO100。BLUES OVERDRIVE。
 

これ、BEHRINGERのリバーブが出たら一緒に買おうと思ってたのだけれど、待てども待てども出ないので、シビレを切らしてとうとうこっちだけ先に買ってしまった。
因みにこれの元ネタのBOSSの青いやつは使ったことないので私は比べられない。
私の聞いたウワサでは、殆ど変わらないとのこと。まあ私にはその真偽は判らないのだが。
で、これ、元の音を余り潰さずにハイのざらつかせるタイプのオーバードライブで、私の知る限りで言うと、ソバットの「SRVサウンド」のやつを一寸安っぽくしたような音かと。
因みにソバットのやつの方が音は潰れ難かったような気がする。
もう一寸低音域も出ると、高級品っぽい音になりそう。その辺は若しかしたらアンプのセッティング等でどうにかできるかも知れない。
典型的には、フェンダーのギターで粗っぽいブルースをしたい人にいいんじゃないかと。
ブルースを「ブルーズ」って発音したいような人に。
因みにザラつきが大好きな私としては、結構良いザラつきなんじゃないかと思って気に入ってます。

私が覗いた心斎橋の石橋楽器では、確か、BEHRINGERのエフェクター類はパッケージから出してあるのが並べてあって、なんか試奏できそうな雰囲気だったので、若し試奏できたなら、買う場合は実際に試奏してから買うのがいいだろうと思う。

2006/05/13

ジェームズ-ランゲ仮説

そういや最近まともに寝ていない。
腹の出具合よりこっちの方が重要課題だったりする。
然しあんまりキツく感じられないのは、今最小限の食生活を送っていることと関係しているかして何かヤバいのかも知れない。
やたらと喉が渇く気もする・・・。
やたらと放屁なされるし。
これが続くようだったらプランを一寸考え直そう。

暫くちゃんと喰わないでいると空腹感がいよいよ感じられ難くなる。
が、最小限の飯を喰っている最中の自分の姿を顧みると、自分が腹が減っていたのだなということが判る。
身を以ってジェームズ-ランゲ仮説を証明しているような気分。実際に証明できてはいないけど。

2006/05/12

即身ブツ

断食ダイエット中。
まあ断食とか言ったて、最低限は喰ってるし、サプリメントっぽいものもそれなりに摂ってるのだが。
漆は飲まないけど。
私の空腹中枢はイマイチ機能していないので、結構ストレスフリーなのです。
因みに普通に腹が減る人は、普通にイラついたりするだろうから、安易に真似しないように。

一日目にして体が軽いように感じるのは恐らく錯覚だろう。

2006/05/11

精進

喰い過ぎて気分が悪い。
おにぎりってうめーな。
餓鬼のように腹がプックリと突出しております。
これはやばいな。
服から出てるところはあんまり変わらないのだが、腹回りだけがヤバいことになっている。
ということで、そろそろダイエットでもしてみようかと。
空腹中枢のそこそこイカレている私としては、精進断食ダイエットでもあんまり辛くないかと。
運動するのは、体には良さそうだが、面倒臭い割には効果が表れ難い気がする。時間掛かるし。
低炭水化物ダイエットは持て囃され過ぎててなんか嫌。
ということで、食欲を絶って、ちょっとスリムになってみます。

2006/05/10

惑星地球

NHKスペシャルでやってたプラネットアースを観た。
洞窟の話。
私は昔生物学者になりたかったのです。
実験室で顕微鏡を覗くタイプではなくて秘境に出掛けて行ってフィールドワークするタイプの生物学者に。
或は私は生物学者というよりは生物好きの秘境探検家になりたかったと言った方が正確なのかも知れない。
兎も角私は、こういった洞窟やらジャングルやらにかなり強い憧れを持っている訳です。深海とかね。
まあそんな訳で、プラネットアース、すっげー感動した。

あー、どこでもいいから森入りてー。
金と時間に余裕があれば、一ヶ月程森の麓で暮らしてみたい。
毎日森に入るぜー。
やっべーなー、「心洗われ」たりするんだろうなー、やっべーなー。

石油王ぐらい金持ちになったら、南方の無人島を一つ買おう。

2006/05/09

ストレッチマン、作法、討論

最近なんだか足の疲労がなかなか取れない。
今日は結構長時間歩いたのだが、途中何度も挫けそうになった。
私は普段、一日中でも歩いていられる程、歩くことに特化された身体構造を持っているのだけれど。
身体が遂に老朽化し始めたか?
助けてストレッチマン。
ということで、ストレッチに精を出す。


まあどうでもいい話だけど、私はテレビの討論番組で討論が為されているところを未だ嘗て見たことがない。
議論は論理的に為されるべきだ、とか、相手の意見をちゃんと聴いて理解した上で反論すべきだ、といった作法は、私は今まで議論をするときの重要な作法だと思っていたのだけれど、実は哲学の中だけでのみ通用する議論の作法だったのかも知れない、と最近は思うようになってきた。勿論皮肉を言ってるのだけれども。
私が政治家になれないのは、恐らく他者の主張を聞く耳を持っていることと、只デカい声出せばいいのではなくてできるだけ論理的に話を進めようとしてしまうことと、他者が主張しているときにそれを掻き消すように自分の主張を恥じ入って赤面せずに話し出すことができる程の厚顔無恥さや無神経さを生憎持ち合わせていないこと等々がネックになっているのであろう。

2006/05/08

ファイナルファンタジー12

ゴールデンウィークも最終日。
そういや最近FF12やってないと思い立ち、一寸やる。
ということでFFの話をします。
解らない人も沢山居るだろうけど・・・まあいいや。

物語を進めるのもなんかタリーのでモブ退治に精を出す。
Aランクのモブを難なく倒せる、というぐらいのレベルがあるので、頑張ればギルガメッシュ(ハイパーランク)ぐらいなんとか倒せるんじゃないかと思って、ルース魔石坑の奥まで倒しに行く。
ギルガメッシュ、二回戦うのだけれど、一戦目は余裕勝ち。
ちゃんとお約束の「源氏の盾」と「源氏の小手」も盗む。
が、二戦目がえらいことに。
まず戦地にたどり着くまでに出て来る敵がやたら強い。
一々戦ってられないのでダッシュで逃げながらダンジョンを探索する。
因みに行き止まりに行き当たったりして敵に追いつかれると為す術無くフクロにされる。
で、命辛々「この先にボス戦が控えてますよ」的なセーブポイントまでたどり着き、取り敢ず一通りの補助魔法をパーティにかけておいて、全回復させて、ギルガメッシュ戦に臨む。
一戦目余裕勝ちしているのですぐ決着が付くだろうと思っていたのだけれど、ギルガメッシュ、すっげー強かった。
20個あったエクスポーションはほぼ全部失くなり、90個あったフェニックスの尾は60個まで減る。
状態回復系のアイテムも底を突く。
ってゆーかギルガメッシュの持ってる剣ってロトの剣(ドラクエの)じゃねーか!なんか攻撃もギガデインっぽいし。スクウェアエニックス!
最後は我慢できず、ミストナック(一発でMPを全て使い切って了う大技)一発撃ったらアイテムでMP回復させてもう一発撃って更に・・・というミストナック連発で攻めて、ハイエーテルとエリクサーそれぞれ3個ずつ持ってたのを全て使い切って了って、それでなんとか勝つことができた。
FFシリーズやっててでエリクサーやエーテル類がこんなに活躍したのは初めてだ・・・。
特にFF12はMPはダメージを受けたり与えたり、歩いたりしてるうちに勝手に回復するので、エーテル類なんてもう使わないものだと思ってたのに。
ギルガメッシュ強ぇー。
「源氏の鎧」盗む余裕無かったよ・・・。
その代りにモブ屋さんに「ギルガメッシュ倒したよ」と報告するとマサムネ(今の私には分不相応な程強い武器)を手に入れることができた。
失ったものはかなり大きいが、得たものもそれなりに大きい。

2006/05/07

冤罪モラトリアム(恣意なリンゴスター)

某日説明を求められたのに説明するのをすっかり忘れていたことについて。


私は自分についての選択肢が自分の力ではない外的な圧力に因って限定されることを嫌う。
私は、私にとって重要な選択について、「それは当にこの私が私の名の下に選択したのだ」と言えるようで在りたい。
私は私の選択についての責任を私自身に帰すことが正当であるような状況に在りたいと願う。
私は私自身が回避可能な強制力によって強制されることを嫌悪する。
私は自由な市民として在ることを願う。
私は、自分自身の選択について悩んで居られる状態に在りたい。



私の信念に適う選択肢が一つに決まるとは限らない。
私の持つ複数の一見相反する信念が実際は根本的に統合され得るものであるとは限らない。
私は兎に角行為する為に選択するが、その選択が本当にそれで良かったのか悪かったのか、どちらかに決着が付くとは、少なくとも直ちにどちらかに決着が付くとは限らない。
私は、自分自身の選択について悩んで居られる状態に在りたい。



私の選択が他者から見て常に正しい選択である筈がない。
私の選択が他者に因って批判され得ないという訳がない。
私は自分の選択に異論の余地が、自分自身に因る異論であれ他者に因る異論であれ、あることを忘れたくない。
私は、自分自身の選択について悩んで居られる状態に在りたい。


因みにこれを「モラトリアム」と、若しそう呼びたいのなら、別に呼んで頂いても構わないが、そのときは鉤括弧をお付けになるのを是非ともお忘れなく。

2006/05/06

書架、CD、ピック

漫画、私の書架の収容力を超過しつつあり、一部段ボール箱に隔離する。
段ボール箱二つ分、書架から抜いて、大分すっきりした。
結構漫画って場所をとるもんだな・・・。
どうせ二度と読まなものも多いだろうし、そういうものを売れば結構な金額になるんだろうが。
CDも、聴かないようなものは売ってしまえばそれなりの金額になるんじゃないかと。
でもどうもあんまり売る気になれない。
まあギターのピックが買えないぐらい困ったら売ろう。

ってゆーかピック一枚105円(税込み)ってのは高過ぎると思う。
まあバンド音楽系の商品は、おしなべて高過ぎると思うのだが。
談合してんじゃねーかと思えるぐらい。
ピックなんか50枚セットで500円とかでできんじゃねぇ?
ジムダンロップのデルリン製のやつとかすっげーイーカゲンな造りだべ?
あれ、勝手を知った人、例えば町工場の職人さんあたりが見ればきっと怒るような代物やぜ?
やっぱり指弾き(Jeff Beck等)か5ペンスコイン(Brian May)がいいのかなあ。

ということで、どこかピックを、或程度まとめ買いしてもいいので、1枚あたり10円ぐらいで売って呉れるところはないだろうか。
因みにIbanezのポールギルバートのやつの形とジムダンロップのJAZZⅢの形希望。

2006/05/05

ウィトゲンシュタイン派?

すっげー眠い。
眠すぎて前後不覚。
だからあんまり大したことが書けません。
まあいつも大したことは書いてないのだけれど。
いつもにも増して。

或問題について、その問題に答えを出すことが不可能であるということが判っているならば、その問題は無意味な問題である。
答えられない問題というのは、その問題設定が不適切なのである。
「答えられない問題だけど大事な問題、答えられない問題だけど考え続けなければならない問題」が存在しないのは、「無意味だけど有意味な問題」が存在しないのと同じである。
自称哲学者が「はい、その問題には答えは無いのです。でもその問題について考え続けるということ自体が大切なのです。」と言うその発言は、「無意味な問題について考え続けることが大切なのである」ということを意味していることに注意すること。
そして無意味な問題について考え続けることは決して哲学の営みには含まれ得ないということにも注意すること。
自称哲学者の自称哲学者たる所以、つまり自称哲学者がまともな哲学者たり得ない所以は、そういった無意味な問題について考え続けることが哲学の営みなんだと勘違いしているところである。
哲学に携る者の従事すべき仕事のひとつは、問題を適切に設定することである。

というような話をする。

あと人間本性の中に善も悪も含まれているということ、或は「善」も「悪」も人間に関わり得る概念であるということを受け入れるなら、性善説も性悪説も短絡的で稚拙で馬鹿馬鹿しいということが理解できるんじゃないかと思った。
もう一寸説明すべきだけれどもう眠すぎて限界です・・・。

2006/05/04

TOOL

身体的な調子はイマイチ優れないが、それでもまあそこそこ良くなったので、気分転換にTOOLの新譜でも買いに行く。
あんまり先立つものもないので、TOOLの新譜のみを買うように心がける。
幸いにも今は音楽にあんまり飢えてない、音楽家として使い物にならない状態なので、出費を最小限に抑制することに成功する。
で、買ってきてぱっと聴いてみたのだが、まあこんなもんかという感じだった。
うおーこりゃすげーってこともなく、かといって悪い訳でもなく。
リフがせっかちなラテラルスという感じ。

まあそんな感じで。


アマゾン→TOOL, 10,000 DAYS

2006/05/03

out of place、everything's in its right place

何だか能く解らんが、すっげー気分が悪い。
体調の話。何か腹立たしいことがあったとかでなくて。
まあ腹立たしいことなんて、日頃私の新しく得る知識の少なくとも1/3を占めているので、腹立たしいことがあって気分が悪くなることは余りに日常的過ぎて大して魅力的な話題にはならない。
とうことで、普通に体がしんどい。
五月病?ゴールデンウィークなのに?多分違う。
胸が苦しい感じ。
知らん間に失恋でもしたのかな。
「無自覚な失恋」とはどういうことなのか、その例を考え出そうとするのは楽しい。
哲学やってる連中ってのは、まあ皆という訳じゃないんだろうけど、こういう奇妙な例をあれこれ考えるのが好きな人達なのです。

恒常的に吐き気があるのだけれど、熱がある訳でもないし。
うーん。やっぱココロ系がまた来たのかな。嫌だな。
面倒臭い。


そういやサイードに関する映画が公開されるらしい。
彼のことは結構好きなので、彼についての映画ってだけで一寸観てみたい気もする。
因みに上のリンクはウィキペディアだけど、今パッと見てみたら、ほう、彼もグールドが好きだったみたいね。
グールドはスゲーからな・・・まあいいや。
因みに映画の方は『out of place』という題名。リンクは映画のホームページ。
レディヘとは逆の仕方ね。直接的な題名。
同名の自伝があるのだけれど、これとそれとはどうやら別物っぽい。
ロードムービーってことだけど、どうなのかな・・・。

2006/05/02

カンブリア、質問、スーフリ

竹中平蔵(現在総務大臣やってる奴)曰く、
「吉田松陰の頃は改革やるっていうと殺される覚悟しなきゃならなかったのだけど、今では改革って言うと批判されることはあっても殺されることはないからね。自分のやりたいことをやりゃ良いんだ。今はそういうことができる社会だからね。」
と。(fromカンブリア宮殿、テレビ東京系)
まあ正確にこの通りではなかったとは思うけど、意味的にはそんなことを言っていたかと。
つまりこういうことだ。
「改革」とか言ってどんなにむちゃくちゃやって批判されても、殺されることはないんだから、自分のやりたいようにやりゃ良いじゃん、と。
なんてスーパーフリーな奴だ!
勿論厭味を言っているのです。

因みに「スーパーフリー(略称:スーフリ)」ってのは早稲田大学に昔あったイベントサークルで、その幹部等のメンバーが集団で強姦や暴行などやりたい放題やった咎で御用となったことで有名になったのだけど、当時メディアで「奴等、スーパーフリーとか言ってるけど、それは「自由」という概念を勘違いしているんだ」というような面白くもないギャグ(勿論皮肉を言ってるのです)がよく言われたんだけど、それに対して我々の仲間内では「否、そうじゃなくって矢っ張りスーフリの連中はある意味で適切なネーミングをしたんだ。やりたい放題やっていた連中は、自由を越えて何か訳の解らないものになってしまったんだ。」といって嗤ったものだ。こっちの方がギャグとしてまだ冴えてるだろ?
一応念のため言っておくと、「スーパーフリー」というサークルに属していた人が唯そのサークルに属していたというだけの理由で他者から不当に扱われるべきでないということぐらいは解ってますよ?断わっておかなければならないのだけれど、私は唯「スーパーフリー」という新しい(?)概念についてのみ話しているのです。
まあ兎に角、私が或対象に「スーパーフリー」という語を用いて語るときは、その対象が「やりたい放題、どうしようもないことをしている」という信念を私が持っており、その信念を表明しているということを意味しているのであって、その語は実在したサークル名としての「スーパーフリー」を意味しているではない。
・・・回りくどい。而も一寸間違ってるクサい。
要は「スーフリ状態」は「規範を無視してどうしようもない馬鹿なことをやりたい放題やっている状態」を意味する。
そして私が「スーパーフリー」という語をこの新しい(?)使用法で使用するときは、サークル「スーパーフリー」やそれに似たイベント系サークルに加入している人或は加入していた人で、特に罪がある訳でもない人を不当に軽蔑する為に使用しているのではない、と。

因みにこの「カンブリア宮殿」、それなりに良い番組らしく、注意して見れば、竹中平蔵が地方の人間なんかどうなってもいいと考えているということがよく解ったし、地方救済プランについて何も考えてはいないということも非常によく解ったし、彼がそれなりに的を射た質問をどのように逸らかすか(顕著な例で行くと、「その質問に答える前に、じゃああなた(質問者、地方公務員の人)はそのことをどう考えているのですか」と質問者に訊いたりとか)ということもよく解った番組であった。まあ肝心の質問は、逸らかされてそれっきりなんだけど。

質問といえば、『ご臨終メディア―質問しないマスコミと一人で考えない日本人』という本がある。
森達也と森巣博の対談。
森達也ってのは、ドキュメンタリーの『A』とか録った人で、森巣博ってのはあんまり知らないのだけど、自称博奕打ちの作家といった感じかな。まあアマゾンとかで各自調べて下さい。『A』は、面白いのでツタヤで借りて観ること。
で、この本。
対談なので、主張がきっちり理論化されて提示されている訳でもないし、話が逸れていったりするし、何か凄い白熱した討論とかきっちりした結論があったりする訳ではないのだけれど、現在の日本の新聞やテレビの報道が如何にうんこな状態にあるかについて、兎に角森達也氏と森巣博氏の視点から見るとどう映っているか、彼らの見解が能く解るように書かれている。
私も「ニュースを(あんまり)見ない若者」なのだけど、だってニュースなんか見ていると、吐き気がしてくるからね。
sorryにはまともな質問すらできないくせに弱いものいじめは率先してする記者とかのしたり顔なんかを見るのは非常に気持ちが悪い。
どうやらこの本によると、あの御方々は自分達がまともな民主主義を築く上で重要な役割を果たしているということをどうもご存じない御様子で、ってゆーか寧ろ自ら崩壊させていることすらお気づきでない御様子ですから。
わざとやってるのじゃないってところがうんこで泣ける酒とブルース。
自分が何やってるかも解ってないので、あの御仁方、良心の痛みようがないのだ。
うんこうんこ。

2006/05/01

暗い日曜日、カストラート

昨夜、なかなか眠くならず、只管酒をコップに注ぎ続ける。
気付くと陽が昇っている。
蒲団に入り目を閉じる。
日の入りと共に体を起こす。
暫くぼーっとする。
美女の血を求めて徘徊するのは少なくとも今夜は止めにしておいて、本でもペラペラ読む。
飯を喰って風呂に入る。
紅茶を淹れる。
紅茶を飲みながら今に至る。

という特に何もない日曜日。
グルーミーサンデー

そういや『暗い日曜日(Gloomy Sunday)』の主役(?)のステファノ・ディオジニが出てる映画で『カストラート』というのがあるけど、ナポレオン以前のオペラ音楽に興味のある人は観るがいい。
私の記憶では、カストラートをキショいと言って廃止したのは、確かナポレオンだったような。間違ってるかも知れんけど。
まあナポレオンは兎も角、この映画は、少なくとも音楽好きには、観る価値のある映画だと思う。