2020/05/19

カサゴが美味かった話、2+2=5

先週、いつも魚買ってるトコに平日の昼間に行ったらエエ魚がめっちゃ安かった。
そこは私の生活圏内では一番クオリティが良くて一番安くて、いつもは仕事帰りに寄ってた。
コロナ禍の所為で市場で魚が余って安かったのか、或いは昼間は普段からこんな感じで私はいつもは余り物ばかり見ていたのか。
序でに家からビミョウな距離にある個人商店の魚屋に平日の昼間初めて行ったら、全体的に質が悪くて値段も高かった。
ここもいつもこうなのか、或いはコロナの所為で個人商店の購買力では良い魚が入り難いとかあるのか。

まあ結局なんも分からんという話。
或は4日寝かしたでかいカサゴが美味かったという話。

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検察庁法改正案について芸能人が反対を表明することに対して、色んな人が色々言っているらしい。
或はコロナ禍の不安真っ最中のときにアベノマスクに関して「こんなときに政権批判はやめましょう」とかいうことを言う芸能人が居るとも聞いた。

綜合すると、日本ってのは政治的には未だ肛門期ぐらいということなんだろうな、という感想を持ったという話。
仮令それが芸能人であろうが何であろうが、発言者は政治的に成人した人物とは認められておらず、またそれを聞く側の人間も同様に誰であれ政治的成人とは認められていない訳だ。

或はテレビが昔に比べておもろいことができんようになったと嘆くお笑い芸人が居るらしいけれど、テレビは自分の首を自分で締め続けてきただけの気がする、という話。

肛門期ってのは、肛門って私が言いたかっただけ。

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自由とは、2 足す 2 が 4 であると言う自由だ。

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私自身は司法権力が行政-立法権力や政党に対して忖度するような浸透圧をこれ以上新たに生むのはクソヤバいと思うし、検察庁法改正案には反対の立場なんで、同じ立場の芸能人に対して或程度は仲間意識を持ってしまっているのだけれど、その仲間意識を抜きにしても、芸能人が自分の政治的立場を明確にするということは(それがお粗末なものであれ)別に間違ったことではない思う。
「こんなときに政権批判はやめましょう」というのも、私には大分幼稚な被-パターナリズムに聞こえるけれども、内容はさておき、政治的か政治的でないかで言うとメチャクチャ政治的な発言ですやん?

言って行って欲しい。
お互いにちゃんと批判し合えるようになりたい。

原理的にノンポリな発言など存在しないにも拘らず、今までは只責任逃れと金勘定でノンポリを気取ってきただけですやん?
金勘定は大切ですけれども。それで自分の首を締めることにならないのであれば。
別に例えば特定の金持ってる政治権力が芸能人を利用して支持率パイでもガメるのを防ごうとしてのことじゃないやん?
すべての事柄を完全に理解していなと、とまでは言わないものの或程度の常識的な事柄を一通りは勉強してないと何か政治的な発言ができなのであれば、国会議事堂でも割と無音になっちゃうぜ?

勿論、総ゆる発言に、特に自分が正しいと思っている発言に慎重さが求められるのと同じレベルで慎重であるべきだけれども、何人たりとも、政治的なワードを含む発言が禁じられるもしくは特別に多大な努力が必要とされるべきではない。

もっと、ちゃんとした「議論」ができる下地が欲しいのだ。
もっと、風通しが良くなって欲しいのだ。

民主主義って、こういうことじゃなかったやん。

2020/05/01

マットレス、怪談、リモンチェッロ

カバー付きのウレタンのマットレスを敷いて、その上にマットやらカバーやらを乗せて寝てるんだけど、このマットレスを洗ったろうかと。
マットレスのカバー自体は洗うんだけど、今まで本体は洗わなかった。
つうかコレ多分洗えへんヤツ。
でも、洗いたくなったのだ。

コロナ禍のおかげで全世界的に家の掃除だとかが普段より進むんだろうな。

マットレスの中身を或程度畳んで風呂に突っ込んで、お湯を溜めながら洗剤を投入して只管踏む。
やばい香りが漂うのかと想像してたけど、全然大丈夫だった。
カバーが極厚だったし、思ったよりは汚れてなかったのか。
でも踏んでるうちになんか厭な予感がする。

何回かすすぐ。
すすいでるときに気付いたのだけれど、ウレタンマットレスって、一度水を吸うと全然水が抜けないのね。
なので数回すすがなければならなかった。

あと水を吸うと、ほぼ水と同じ重さになるのでめっちゃ重い。水が抜けないので。
そしてウレタンマットレスはそんなに丈夫ではない。
当然の帰結として、マットレスを風呂から引き上げようとして、ボロボロになる。
ううむ。ダメだな。

つうことで急遽 Amazon で安いウレタンマットレスを買うことに。
安いと言ってもそこそこの出費。
明日には到着するらしいけど、今日はどうやって寝たろうか・・・。
と思案しつつ取り敢えず YouTube で怪談でも聴きながら酒でも呑む。

旧パッケージのグレンリベットを開けるか散々迷って、そういえば冷凍庫の底に何かあったことを思い出す。

いっとき好きだったんだけれど、近年イマイチになって、冷凍庫の底に沈殿していたアマルフィのリモンチェッロ。
アマルフィのは一寸甘めでヌルっとしたテイスト。
カプリ島のはもうちょいドライ目でレモンの皮の苦味が強めで、現在はそっちの方が好みなんだけれど、今あるのはアマルフィのヤツのみ。
でも放っといても減らないし、腐らないし、呑むしかない。

Noilly Prat があったので、リモンチェッロ 30ml ぐらいに対してノイリー 1-2tsp. 程度混ぜて、炭酸で割って呑む。
ヌルっとした感じが減って味に深みが出て呑み易くなった。
成功。

つまみは、クリームチーズのフィラデルフィアと結晶化した硬めの蜂蜜とをざっくり混ぜて、クラッカーに塗ってモソモソ食べる。
フィラデルフィアの塩分と蜂蜜の甘さがいい感じで、意外とイケる。まあ成功。
バターなんかを少し加えてみても良かったかも知れない。
ホントは クリームチーズorサワークリーム+ゴルゴンゾーラ+結晶蜂蜜が好いんだけれど、サワークリームもブルーチーズも無かったので。