2014/10/29

新しいウォークマンが欲しいという話

SONY。
最近ハイレゾ対応になったウォークマン。
えーっと、Aシリーズってのか。

ハイレゾとか、それ自体は割とどうでもいいんだ。
FLACフォーマットの音声ファイルさえまともに再生してくれれば、あとはどうでもいい。
メインで使ってるイヤホン(Etymotic Researchのhf5)も20kHzまで出てないし。
そもそも20kHz近くのサイン波とかすら、私多分聞こえてないし。
そこは重要じゃないんだ。

重要なことは、microSDが使えるところ!
ハイレゾ音源だとまあ32GBとかじゃ全然足りんだろうしな。
内蔵メモリ容量を増やすと価格が高くなり過ぎるとかそういう感じか。
SDXC対応なんで、一応理論上は2TBまで増やせる。
まあ今んとこ値段的に精々128GBぐらいが限界かね。
128GBぐらいあれば、私の場合はなんとかお気に入りのアルバムぐらいはFLAC化してあとはMP3とかで、という感じに持っていける。

そろそろ私のiPod Classicが寿命でね。
Rockbox入れてFLAC再生できるようにはしてるんだけど、Rockbox自体そんなに使い易くないし。
そろそろ色々限界。
買い換えるにしてもiPod ClassicはもうAppleから消えてしまったし。
でもマトモに買える値段の大容量のポータブルオーディオプレイヤーってiPod Classicしかないんだよな・・・と思ってた所にmicroSDが使えるウォークマンですよ。

但、残念な点はOSがAndroidじゃないってとこか。
AndroidでGPS付きのFシリーズでmicroSDが使えれば最強なんだけど。
ランニングの時とかさ。

或は安いsimフリーのAndroidスマホにすっかな・・・。
sim抜きで使う。
microSD使えるやつとかあるだろうし。一応、SONYなら音は良いだろうという信頼はあるんだけど、移動中に聴く分だしなあ。

2014/10/21

自作パワーサプライ

ギターのエフェクター。
パワーサプライを作ろうかと。

私は基本的に電池が嫌いなのです。
常に新品を使う場合に限って言えば、一定した電圧を確保し易いので、例えば古き良きファズなんかの電源安定化回路を乗せてないくて電圧の安定が音に直結するエフェクターには電源に由来するノイズをほぼ気にしなくていいので、音質的にメリットはある。
けどまあ、それだけなんだよな。
そこそこ大量にあるエフェクターを気分でアレコレ差し替えて使おうとすると、電池の管理が余りに面倒。
電池入れっ放しのギター繋ぎっ放しとかとかしているとすぐヘタるし。
切れた電池を買い換えるのも結構高くつくし。
オーバードライブに使える残量(電圧)の電池がディレイには使えなかったりするし。
電池の残量で音が変わるし。
私のように常に新品を使い続ける財力とマメさが無い人間には、チョットやってられない。

ということで、パワーサプライなんだけど。
今までBOSSとかのAC-DCをそのまま分岐ケーブルで9Vを分岐させてた。
一番安くつくパターン。
然しAC100V側の具合とかエフェクターの組み合わせに拠っては電源由来のノイズが気になるレベルまで大きくなることがある。
今までは、それはそういうものとして、ノイズ込みの音として使っていた。
けどもうちょいクリーンな電源でもいいんじゃないかと。
AC100V側をいじると高くつくので、DC側で工夫する必要がある。

エネループとかの充電池8本直列繋ぎ(9.6V)をパラで分岐という手もあるが、「混ぜるな危険」のエフェクターを混ぜたときのノイズにはあんま意味無いかも。
あと8本とか直列にして大丈夫なのか一寸不安。

只の分岐じゃなくて各出口にノイズフィルタ付きとか独立型のパワーサプライとかだと、売ってるのを買うと結構高くつく。
大体20,000円前後からか。
うーん、一寸手が出ない。
じゃあ作ろうかと。
中身は大体解ってるので作れる筈。

12VのACアダプタ買ってきて、それを出力毎に三端子レギュレータで9Vに落とす作戦。
疑似独立型パワーサプライ。
7口出力で、5口が7809を使って9V出力、残り2口が317を使った可変出力。
可変出力には一応ショボい電圧計付き。
これで部品代だけで6,000-7,000円ぐらいかね。
結構いったなあ。

で、パッと組んで家で使ってみたら結構具合が良い。
電源由来のノイズも減っている。
一応独立型なので、PNPファズとかも混ぜれる筈。
あとはこいつをもっと酷い環境で使ってみてどうなるかだ・・・。

2014/10/14

安いエフェクター購入録:最近版

最近安いエフェクターが好きでね。
「最近」という程最近でもないのか。
ここ数年の話。
恐らく元を質せばBehringerの所為。
Danelectroもまあそうだけど、インパクトがあったのはBehringerだろうなあ。

Behringerのギター用のコンパクトエフェクター(とかDanelectroの食べ物シリーズ)が売り出される前から安いエフェクターってのはあるにはあったんだ。
然し今に比べて種類はかなり少なく今より平均的なクオリティも低かったし、実際安くてそれなりに使えるものってのは数える程しかなかったように思える。

で、Behringer時代。
BOSSのパクリ的な見た目でプラ筐体で電子部品は基板に表面実装だが、音は(モノに拠るが)結構悪くないエフェクターが大体1個3,000円ぐらいで買えて、而も種類が豊富ってのは当時結構インパクトがあった。
多分このとき、世の中的にも「安いエフェクターは基本的に使えない」から「安くても結構使えるものがある」へパラダイムがシフトしたんだ。

そして最近、スイッチとか可変抵抗とかの機構部品は割とマトモっぽいものが使われているが、それらがワイヤーを使わずに一枚の基板上に実装してあるんだけど、True Bypassでブティック系っぽい、だが安い、というブティックコピー系が出てきた。
JOYOとかがそんな感じなんじゃないかね。

まあそんな感じ。
そういう感じの、オリジナルのちゃんとしたエフェクターから一段下がるけど値段は大分安いエフェクターが、なんか好きなのです。
私が貧乏ってのもあるけど、それを差し引いてもなんか魅力を感じるのです。

因みに私の頭の中では、おおまかに
・BehringerとかJOYOの安いパクリ系、5,000円まで
・エレハモやBOSSのオリジナルを作れる量産系、15,000円ぐらいまで
・ファズが30,000円とかするブティック系、青天井
という分類にどうやらなっているみたい。
他に私の好きなところでいくとDanelectroはパクリ系と量産系の間ぐらい、Roger Mayerは量産系とブティック系の間ぐらいでブティック寄り。

で。
ここ1-2ヶ月ぐらいの間に、安い系のエフェクターを結構買ってるんだよな。
えーと、先ず挙げていこう。
・Jet City Amplification: GS Overdrive
・Danelectro: Cool Cat Vibe CV-1
・Danelectro: FAB Fuzz D-7
・Behringer: Vintege Phaser VP1
・JOYO: Analog Delay
・JOYO: Analog Chorus
・Caline: Orange Burst CP-18
という感じ。
あとファズを幾つか作ったんで、この短期間で結構増えた。
意外と金を使ってるんだなあ・・・。
まあでもブティック系ならコレ全部合わせて一番安いのを一台買えるか買えないかというところか。

あとこれらは一応FAB Fuzz以外全部True Bypassという触れ込み。

GS Overdriveは、ボディの色に緑が使われてるのでTS系かと思ったんだけど、もうちょいシュワッとしてる。
Distortion+をちょいローゲインにして透明にした感じ。
マーシャルにチョイ足しみたいなのがいいんじゃないかね。

Cool Cat Vibeは、まあヴァイブだな。
ジミヘン気分で「星条旗よ永遠なれ」を弾きながら反戦を訴えられる。
音的にはヴァイブの中ではエグ味が少なくて使い易いんだけどエフェクトONの時点から揺れが始まるまでタイムラグがあるという点で一寸使い辛い。
なので配線をいじって常にONにして、フットスイッチを踏んだらギターの信号が入るようにした。
けどそうすると電気食うし、グランドから来るノイズが微妙にシュワシュワ揺れて目立ってしまうという欠点がある。

FAB Fuzzは基本的にはFace系。
ギターのボリュームを絞ったらキラキラしたクリーンになるタイプ。
ギラついた音だけど、Toneがあるのでギラつき感は調節できる。
これ系のファズにしてはあんましコモらないので意外と使い易い。

VP1はTrue Bypassという触れ込みだけど、繋ぐとバイパス音の音量が少し落ちる。
然しネット上にModが何種類か上がってるので、半田ゴテが使えればTrue True Bypass化できる。
割と使ってる。

JOYOのAnalog DelayとAnalog Chorus。
やべえ。普通にキレイな音だ。
ディレイはもうチョイリピート音に劣化感があってもいいかも。
あとディレイタイムのポットのカーブがおかしくて、タイム最長から絞っていくと9-10時ぐらいから急激にタイムが短くなっていく。
コーラスはザ・アナログコーラスという音。
どちらもアナログの中のキレイ系。

CalineのOrange Burst。
これはマジ使える。
XOTICのBB Preampのコピーらしい。
歪んだアンプにチョイ足しにも使えるけど、どちらかというとクリーンなアンプに繋いで単体で歪みを作るときに真価を発揮する系。
「ギターの旨いとこ解ってますしおしゃれジャズの素養とかシレッとぶっ込んでいきます系イケスカナイ系スタジオギタリスト」的な、ダイナミックでめっちゃトランスペアレントな歪みが作れる。
部品もそこそこ悪くないものが使われている。
気に入った。
が、作りが絶望的によろしくない。
一枚基板にポットやらフットスイッチやらが全部半田付けされてるんだけど、そうすると普通、ポットとフットスイッチを筐体の穴に入れたときに同じ高さで止まらなければらない。
若し高さが合っていなければポットやフットスイッチを筐体の上からナットで締め込んだときに基板に変な力が掛かってしまって歪んでしまい、故障の原因になる。
然し先ず第一に、ポットがナナメに浮いて半田付けされている為に、ポット同士で高さが合ってない。
第二に、そもそもポットとフットスイッチの高さの差が考慮されていないので、キチンと半田付けしたところでポットよりフットスイッチの方が下がった状態になる。
それら所為でどっかに微妙に接触不良があって電源が入ったり入らなかったりする(ははん、それで安かったのか)。
ということで、先ずポットを半田付けし直して、あとポットとフットスイッチの段差はフットスイッチの方に一枚下にナットを入れて高さを合わすことで解消する。
で、組み直してちゃんと使えるようにする。

とういことで、半田ゴテが使えるなら安エフェクターも悪くないんじゃないですかね。
あと改造ベースとしても良い。