2020/08/24

あんっなこっといいな、でっきたっらいいな:切削機とモニター編

こんなのあったらいいな的な物。

スキャナ付き切削機:

例えば板素材に直接ペンでフリーな曲線の図を描いて、そのまま図の部分(もしくは地の部分)を削ってくれる切削機があったらいいのに。
凸凹した素材でも削れるなら尚良し。
普通だったら紙に図を描いて、スキャナで PC に取り込んで、それを CAD で図面化して、CAM で色々設定して NC ファイル作って、切削機に読まして、切削機に素材の板を正しい位置と正しい方向に設置して、それで板を削る、とかですやん?
メンドいの。
板に図を描いて、適当に切削機に放り込んどいたら良い感じに削ってくれるようなヤツがいいの。
もしそれが可能なら、ギターの自作ピックガードとかで苦労しなくていいと思うの。

つうか普通の切削機でもいいので欲しい。チョイでかめのヤツ。

勝手にパーソナルなモニターシステム:

世間では 5G がどうたらとか言うてますやん?
5G のローカル利用が良い感じにできるようになったとして、それを利用して、小さいライブハウスとかでも簡単に安く導入できる、各々の演奏者が自分用に自分自身で操作できるモニターシステムとかできんじゃね?
  • 音声信号は一旦全て PA 卓(或は何らかのバッファ)に送られる。
  • PA 卓は全ての(もしくは必要に応じてグループ化された)トラックを電波に乗せる。
  • 各々の演者は自分のスマホで PA 卓から送信された全トラックを受信し、それをスマホ内のミキサーを演者自身が操作してミックスし、スマホに繋げた自分のイヤホンから各々モニタリングする。
  • 或は PA 卓から送信されたトラックデータを受信してミキシングしてイヤホンやスピーカーに出力する小さい機材が各々の演者毎に配置されており、そのミキシング操作は演者のスマホで行う。
的なヤツ。

2020/08/14

サイン有料化

私は知人 A とサッカーの試合をスタジアムまで見に行った。
私は誘われるままに付いて行ったのだと思う。
A の方が勝手を知っているらしい。私はよく分からない。
私がよく分からないということは A も或程度は承知している筈だ。
私の呪いのパッシブスキルであるところのシッタカブリ(レベル:中2) が余り発動しないで済む。

試合は、雰囲気から察するに、ビッグクラブ同士の試合というよりは国際親善試合とかオールスター的な試合だったように思える。
有名選手が多数出場しているらしいし。
多分ヨーロッパの何かだ・・・。

私は昨今のサッカー界の事情を全く知らない。
今誰が日本代表なのかも知らないし、多分言われても分からない。
海外も、メッシとかなら名前は知ってる。
そういえば野球も阪神の現役選手とか誰一人知らない。
否、藤川球児は慥か未だ現役だったような気がする。

サッカーの試合が終わって、私達は選手のベンチの横を通って帰る。
多くの選手が未だベンチの周りに残っていた。
A がベンチの方へ歩いて行き、一人の選手と話している。
どうやらサインを貰うらしい。
A が選手に一万円札を渡した。
サインは有料なのだそうだ。
話を聞いていると、奥の方に居る選手はロナウジーニョクラスのプレイヤーで、彼にサインをしてもらう場合は10万円なのだそうだ。
私は努めて平静に、新しく知った文化や慣行を容認するような口調で「へぇ、今そんなことなってんの」と言う。
A の説明では、対価の適正化だとか受益者負担の原則だとか神の見えざる手だとか、なんか大体そんな話の関係で、最近はもうこうなってるのだそうだ。
これらの言葉は私が嫌悪している思想傾向にある者達が、世の中の複雑で難しい物事を過剰に単純化したり短絡させたりすることで、自分自身や他者に対して何か解ったような気分にさせる為によく利用する、空っぽの言葉であることが非常に多い。

レジ袋有料化の目的の説明が「プラスチックごみ削減」から、実際の効果の見込みが非常に限られることが周知され始めると「プラスチックごみ削減という意識の強化」に重きを置くように変化している(実際はオリンピックに向けて「ニホン、カンキョウ、カンガエテル」と海外へアピールしてますと国内に向けて格好付ける為ってのがメインだろうけれども)ことと「有料化」の部分で私の中で少しリンクしたこともあり、私はサイン有料化にも強い不信感と反発を覚えたのだけれども、然し若しも実は私の知らない間にショービズの世界において「サイン」の社会的意義や立ち位置が変わってました、みたいなことがあったとしたら、もしかしたらサイン有料化についてもじっくり考えれば許容できるような理解へとどうにかして辿り着けるのかも知れないと思い直した。

私はこれがまず本当にその私の嫌悪する概念や思想傾向の産物に該当するのかを内心検討しつつ、私の表情が反射的に変わってしまわないように努め、またそれが所謂「遠い国で起こったことであるかのような」のような、或は興味の無いことを聞かされて社交辞令的に驚いた振りをしたかのような調子を作りながら、息の最後の方を使って「んぁ、そうなん」と吐き出す。

・・・という夢を見た。

2020/08/09

7年振りにメインのモニターヘッドホンを新調する:beyerdynamic DT770PRO 80Ω

ヘッドホンよ。
モニターヘッドホン。

昔、ヘッドホン病に罹りかけた。
試聴できる店があれば行って片っ端から聴き比べまくったり、色々買い漁ったりしたけれど、結局 AKG の K271 シリーズに落ち着いていた。

K271 シリーズが好いのは、先ず音が私好み。
みんな大好き Sony MDR-CD900ST と比べると音が近過ぎず硬過ぎず。
ローはタイトだけど確っかり出ててよく聴こえるし、ハイも耳に刺さることが無い。
ずっと聴いていられる。
聴き取り易くて聴き易い、けどちゃんとモニターらしいフラットな出音でおかしいところはちゃんと判る。

因みに MDR-CD900ST はそもそも長時間連続使用できるように設計されていないように思える。
よく謂われる長時間の使用で耳が痛くなったり耳が疲れたりするという事実は MDR-CD900ST にとってマイナス要素ではない。
用途が違うのだ。
長時間連続使用をするならちゃんとそれ用のモニターヘッドホンを用意すべきだと思うし、そうでなければ耳を痛めてしまうように思える。
持ってたら何かと便利なヘッドホンではあるのだけども、少なくとも「スピーカーからでかい音が出せない環境でMix作業をしなければならない」とか「フツーに音楽聴くときにも使いたい」というような場合に一番最初に買うヘッドホンとしてはお勧めしない。

被り易さという面では、AKG のモニターヘッドホンはヘッドバンドのセルフアジャスト機構が素敵。
他のヘッドホンだと私の頭部におけるヘッドホンの最も座りの良い場所を探してヘッドバンドを伸ばしたり縮めたり前に遣ったり後ろに遣ったり角度を変えたりして結局決まらなかったりするけれども、そして仮に一度決まったとしても次被る時にはヘッドバンドを誤って伸ばしてしまったりして再びあれこれ悩まなければならなかったりするけれども、AKG のはセルフアジャスト機構のお陰で、何も考えず只ヘッドホンを被れば良い。
常に一番最適な場所に収まる。
また上から押さえつける力と横から挟み込む力が働いている所為か、めっちゃ安定する。
まあでもこればっかりは人に拠ると思う。頭の形とか大きさとか。

イヤーパッド。
或程度大きくて深みがあるのでドライバーが耳珠に当たったりしないのでずっと聴いてられる。
大きいと言ってもそこまでデカくはないので、耳朶は押さえられるけど。
あと臭くなってきたりひび割れてきたりしたら交換でき、交換品の入手性も良い。

それからケーブルが miniXLR コネクタで着脱式になってて、ケーブルの交換が容易であること。
ケーブルって、例えば audio-technica のだと被膜が布製で強かったりするけど、普通は結構被覆が破れたりしてダメになり易かったりするしね。
コイルケーブルとストレートケーブルの好きな方が選べるし。自作もアリ。
私は純正のストレートケーブルを使って、机の裏を回して机の下からケーブルを出すようにしている。
そうすることで、私の環境下では取り回しも良くなるし、ヘッドホン自体の交換も手元で素早く行うことができる。

そういう訳で K271 Studio をずっと使い続けていたけれどドライバーが劣化したのか微妙に音が遠くなったりして、K271 mkII を買ったものの音がちょい元気過ぎなのが少し気に入らなかったけどそのまま使い続けていた。
最近になって K271 mkII の右耳からビビリ音が聴こえるようになったので、また K271 Studio に戻ったりしてたけど、その K271 Studio も色々ボロボロになってきてしまっている。
交換パーツも手に入り難くなってきてるし・・・。
K271 mkII を買ったのが記録に拠ると 2013年 てことらしいので、一応7年ぐらいはメインのヘッドホンを買い替えてなかったということか。

K271 mkII のドライバーが多分ビビってるんだろうとアタリを付けて、ダメ元で Studio のドライバーを抜いて mkII のボディに移植するオペを行う。
ドライバーが乗ってる円盤状のパーツごと交換したかったのだけれど、形状に互換性が無かったのでドライバー自体を交換した。
ネジも Studio はポジドライブだけど mkII は普通のプラスだし。
ポジドライブのドライバー(工具)は持ってないので普通のプラスドライバーを使うんだけど、ナメそうで怖い。IKEA の家具とかもそう。
ドライバー(工具じゃなくてスピーカーの方)を交換するとなんか奇跡的に Studio と mkII のいいとこ取りみたいな感じになって、Studio のサウンドが復活した感じになった。
逆に Studio ボディに mkII ドライバーを乗せると、何故かビビリも無くちゃんと聴こえるけど(じゃあどこがビビってたんやろう)、音的には Studio と mkII の悪いところ取りみたいになって、やたらミッドが出るすげー元気で濃い音になった。
つうことで、mkII ボディ Studio ドライバーの機体をメインで使うようになった。
でもこれもいつまで使い続けられるのか・・・。

AKG の同系統では K240 mkII を買ったりしたけど、ミッドローが若干膨らみ過ぎで使い辛かったり、セミオープンなのでギターの演奏モニターにしようとするとギターの生音が聴こえてしまって使えなかったりで、モニターとしてはあんまり出番は無かった。
K271 より蒸れ難いしリスニング用途として考えるなら音は悪くはないので、ほぼ普段使い用になってた。
今改めて K240 mkII 買うぐらいならなら私は最近復活した K240 Studio かな。そっちの方が安いし、ローも膨らんでないし。

つうことで、ヘッドホンをそろそろ新調しようかと。
取り敢えず楽器演奏モニターにも使うので、遮音性のある密閉型である必要がある。

候補に上がったのは:
  • AKG K371
  • AKG K275
  • beyerdynamic DT770PRO 80Ω
K371 は新しくて AKG にしては珍しいイヤーカップが縦長楕円タイプで格好良い。
折り畳める。
私は折り畳み機構とか全然要らないけど、最近の AKG はなんか何でもかんでも折り畳みたがる。故障する可能性がある部分が増えて嫌なんだけど。
スペック的にも良さげだし、買う寸前まで行ったのだけれど、コレってイヤーパッド交換できないやんね?
これで10年戦えるか不安だったので、踏み留まる。
あとガチのモニターとしてはどうか分からなかったし。

K275 は K271 系統の現代版みたいな感じか。
値段も Soundhouse で 10,000円 切ってるし、一番手を出し易い。
シンプルでそこそこ頑丈そう(折り畳み機構は要らんけど)だし、今まで通りの感じでガシガシ使えそう。
K271 と比べると、見た目的にもなんかシンプルになって、ダイヤフラムは φ30 -> φ50 と大型化しているし、インピーダンスは 55Ω -> 32Ω と下がって感度が 104dB/V -> 109dB/V と3倍ぐらいに増えている。
セルフアジャストの機構がゴムから板バネになってるっぽい。
周波数特性は同じ。
イヤーパッドは交換できるけれど、純正品は私の近場では在庫抱えてる店も無いし、他のモニターヘッドホンの純正イヤーパッドと比べると現状若干手に入れ難い。
けど多分他のイヤーパッドが流用できると思う。多分。
でもなんかね・・・。
なんかビッと来んのよね。
なんか、あと1-2年もしたらディスコンになって新しいシリーズに取って替わられそうな予感がする。

あとは beyerdynamic DT770PRO 80Ω。
beyer のヘッドホンは結構インピーダンスのバリエーションがあるものが多い。
DT770PRO にも 32Ω、80Ω、250Ω のバリエーションがある。
32Ω だと上で挙げた AKG のと同じインピーダンスで、感度も高くはなさげなのでスマホとかポータブル機器でも多分ギリちゃんと鳴るぐらいかと思うけど、パワーのあるヘッドホンアンプでは(アンプの設計に拠るけど)ボリュームを絞った状態で聴かなければならなくなるのでアンプの特性に拠っては逆に音が悪いように聴こえる可能性がある。
まあ最近のヘッドホンアンプはボリュームを絞ってもちゃんと鳴るものも多いので、ローインピーダンスっつても 32Ω とかなら別に問題無いとは思うけど。
250Ω だとポータブル機器のパワーでは鳴らし切らないかも知れないけれど、逆にちゃんとしたパワーのあるヘッドホンアンプを使えばアンプを或程度確っかり電圧をかけた状態で鳴らせるので結果的に良い音で聴けるハズ。
80Ω はまあその中間ぐらいだけど、近年の他のメーカーの傾向からすると普通より若干インピーダンス高めという感じか。
スマホだと音量めっちゃ上げないといけなかったりするけどハイパワーなヘッドホンアンプでも気分良く使える、普通の家庭用アンプとかPCのオーディオインターフェースのヘッドフォンアウトが丁度良いぐらいの感じか。
まあそんな感じで、自分の環境に合わせてヘッドホンのインピーダンスを選択することができる。
因みにドイツの Soundhouse でお馴染みの Thomann で見てみると、80Ω版が一番人気っぽかった。
つうか Thomann だと DT770PRO 80Ω がヘッドホンの中で一番人気っぽい。

Thomann 良いよね。利用したことはないけど。
オリジナルブランドの Harley Benton が安くて素敵なアイテムが目白押しだし、リュートとかヴィオラダガンバとかハーディガーディとか、私の欲しいものは大抵売ってるし。
Thomann の倉庫に住みたい。
送料 6,000-7,000円 と税金類さえ払えば一応日本からも注文できるっぽい。

あと DT770PRO の場合はインピーダンス毎にケーブルも変わってくる。
32Ω は 1.6m のストレートケーブル、80Ω は 3.0m のストレートケーブル、250Ω は 3.0m のカールコード。
私的には 3.0m ストレートが良かったので、80Ω でOK。
ケーブルは着脱式じゃないので、気に入らなければ延長コードで延長するかハンダゴテを使って交換するかしなければならないけれど、交換自体はできるように設計されている。
ケーブルとかイヤーパッドとかの交換部品もまあまあ手に入れ易い。
因みに DT1770PRO ならケーブルは miniXLR コネクタになってて交換できるけど、4万円を超えるので手が出ない。

DT770PRO は上に挙げた AKG のものに比べると一昔前のものだしケーブルも miniXLR じゃないし。
あと beyer のヘッドホンって、昔聴いた感じだと若干ローがモタッとしてたような気がするんよね・・・。
でもそれが DT770 じゃなくて DT250 だった気もするのよね・・・。

他にも audio-technica ATH-M50x とか Sony MDR-7506 とかも一応検討はした。
ATH-M50x はケーブル着脱式だし(miniXLR じゃないけど)装着感も音も好かったと思うんだけど、 2万円 近くして高いので却下。
MDR-7506 は音は好きなんだけど、慥か装着感が若干私に合わなかったように思うし、固定のカールコードなので却下。

つうことで、色々検討してみた結果、DT770PRO 80Ω を買った。
私には初の beyerdynamic なんじゃないかね。
早速箱から出して音を聴いてみる。
解像感はある感じがするんだけど、ローのボアボア感がミッドをマスクしていてハイがまあまあ耳に刺さる。
Led Zeppelin の Houses of the Holy の the Ocean のギターソロの後ろで鳴ってる、ピザ屋からの電話のコール音が殆ど聴こえない。
ハイハイこういうの知ってる知ってる。エージングが要るヤツでっしゃろ?
つうことで夜寝てる間に PC 内のライブラリをシャッフルで鳴らしっ放しにして慣らす。
(因みにこの電話のコール音は、Robert Plant がピザの出前を注文したけどピザ屋が注文内容を忘れたか何かで折り返してきた電話のコール音が録音されちゃった、とかそういう話だったと思う。知らずにヘッドホンで聴いてると電話がかかってきたのかと思って一瞬ビクッとなることでお馴染み。)

一晩鳴らし続けて朝起きて聴いてみると、大分良くなってきてたけどまだ一寸ローのボアつきがあった。
なのでもう一日、断続的に鳴らし続けた。

で、今の音。
ローのボアボア感も消えてピザ屋の電話もちゃんと聴こえる。
ハイも刺さることは無い。
K271 と比べると、意外と近い音だった。
K271 の方が若干ミッドが強くてスッと耳に入ってくる音で、 DT770 の方がローとハイが前に出ててレンジが広いように感じる系の音で、然しドンシャリという程ではないし、MDR-CD900ST みたいな硬い音という訳でもない、ナチュラル系な音。
まあ K271 と同系統と言ってしまって良いと思う。
またどちらかでなければ聴き取れない音があるという訳でもない。
これならすぐにでも乗り換えられる。乗り換えても全然違和感が無い。
無理に違いを挙げるなら DT770 の方がノイズとかは見つけ易そうけど K271 の方が各楽器の具合が分かり易いような感じがする、という感じか。
一番の違いはローかな。
どちらも「タイト」という分類に入ると思うけど、DT770 の方がローが強い。
でもまあ、微々たる違いと言って良いと思う。

装着感は、私には意外と合ってた。
K271 よりイヤーパッドが大きめで耳も耳朶まですっぽり収まるし、側圧もそこそこあって安定感がある。
大きいイヤーパッドのお陰で圧力が分散されるので側圧の割には圧迫感も少ない。
イヤーカップが横方向にも良い感じに回転するので、どこかに変な圧力がかかることも無い。
長時間でも疲れないと思うし、特に問題無し。
でも「自然な装着感」という意味では K271 の方が私には合ってるかな。
慣れもあるかも知れないけれど。

遮音性は K271 にベロアイヤーパッドを取り付けた場合と大体似たようなものだけど若干 DT770 の方が遮音性が低いかな、というぐらい。
まあ普通の密閉型ヘッドホン、という感じで申し分無い遮音性。
音漏れも、音量を合わせて太腿を挟んで音を鳴らした感じでは K271 の方が若干音漏れが少ないかな、ぐらいの感じ。
スペックシートに拠ると、レザーのイヤーパッドに交換すると 2dB 遮音性が上がるらしい。

あと K271 との違いで言えば、K271 はヘッドホンを頭から外すと音が切れるようになっていたけれど、DT770 にはそんな機能は無い。
たまに役立つことはある気がするけど、まあ別に要らんっちゃあ要らん機能か。

まあそんな感じで。
暫くは DT770 とフランケンシュタインな K271 とをメインのヘッドホンとして併用する感じになると思う。

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Soundhouse
beyerdynamic DT770PRO 80Ω
beyerdynamic DT770PRO 80Ω
AKG K271 mkII
AKG K271 mkII
AKG K371
AKG K371
AKG K275
AKG K275

2020/08/02

Houses of the Holy の2014年リマスター版を買うかどうか問題

私の宗教の神の一柱であるところの Led Zeppelin の CD を PC に取り込んだデータがあるのだけれど、幾つかは iPod の時代に取り込んだもので非可逆圧縮の .m4a のヤツだったりするし、何故かアルバム最後の曲の終わりの2-3秒が欠落しているものも幾つかあったりする。
Presence と Coda は2014年のリマスターのヤツ、オマケ CD が付いてくるヤツも持ってるのだけれど、オマケ CD はリマスター版を買ったときに取り込んでるみたいだけどメインの方の CD はリマスター版じゃない古い CD のデータのままっぽかったり。
つうことで、取り敢えずスタジオ盤は全部 FLAC フォーマットで取り込み直しをすることにした。

取り込みに失敗してまた最後の数秒が欠落してる、みたいなことが起こると厭だったので、エラー検証しながらの取り込みにした。
そうすると Houses of the Holy でエラーが起こっていた。
エラーを無視して取り込んでみると、音飛びまではいかないものの、何曲かでノイズが乗る。
盤面を見てみると、結構傷が入っている。
これは恐らく CD Walkman 時代に付いた傷だろう。
私の持っていた Sony の CD Walkman はバッテリーの蓋が CD の盤面の下に付いていて、鞄の中に入れて移動中とかに勝手にそのバッテリーの蓋が開いて CD の盤面を傷つけるということがよくあった。
何枚もの CD を CD Walkman にやられたものだ・・・。
私も昔は Sony に対して恨みを抱く者の内の一人だったのだけれど(当時は何故かそういう Sony 嫌いが多かったのだ)、フルデジタルのオーディオアンプ TA-F501 の音を聴いて許した。

つうことで、Houses of the Holy の2014年リマスター版を買うかどうか迷い中。
でもこれ買ったら IV とかも買わないと不可ないような気分になるし、IV 買ったら他のも全部買わないと不可なくなる気がする。