2015/09/22

ズルむけパワーパッド汁

総ゆる価値は反転し得る。
従って全ての馬鹿げたことが自慢話に成り得るのである。
ということで、ドジ自慢。

少しはスピードの出る自転車に乗ってることもあって、広い歩道ならそっちをタラタラ走るんだけど(大阪ではそうせざるを得ない)流石に狭い歩道を走るのは危ないので車道に出る。
そうすっと大阪の大阪らしい当に大阪といった阿呆の・・・おっと失礼、直接的過ぎた。もっと上品に「ゲロみたいに頭の良い」と言うべきだった。で、そのゲロみたいな車がさあ。煽ってきたりする訳ですな。
イヤ皆様ご存知の通り、自動車こそが、そして自分の乗っている自動車こそが道路の支配者であり、車道を走っている自転車は轢かれてもしょうがないという何か不文律的なヤツが大阪にはあるのです。
常識ですよね?そして法律なんかよりそのテメーの個人的な「常識」を守るべきですよね?ここ大阪では。
知っている。よく知っている。

余り自分の生命に執着の多い方ではない私は、当たって丁度良い感じに永続的に瀕死になったろうかという思いが頭を過ぎらないでもないんだけれど、取り敢えず我慢して呪いをかけるだけに留めている。
最近の潮流として取り敢えず自転車を締め付けとけというのがあるけれども、そしてまあ実際質の悪い自転車も結構あるのだけれども、それでなんとなくの時流的雰囲気で物事を判断する癖のある糞みたいに頭の良い自動車運転者は全ての自転車がそうだと決めつけてくる訳ですな。
そしてその全ての自転車に対して自動車運転者は罰を与える権利があるという訳です。

頭が良いね。すごく頭が良い。頭が良過ぎて吐き気がする。

まあそんな感じで自動車と自転車の階級闘争の只中に居る訳です。
勿論実際には全ての自動車運転者がそうだという訳ではないですよ?
地域にも拠るけど大体1/5ぐらい。

つうことで、今日も自転車に乗っていたのです。
行き交った1/5ぐらいの自動車運転者に呪いをかけながら。

普段は交通量の多い道路は避けるのだけれど、今日は用あって少し交通量のある道を通らねばならなかった。
用を済ませて帰る途中、広めの歩道をチンタラ走ってたのだけれど交差点を超えたところで歩道が細くなっていた。
自転車じゃ一寸危ない感じだったので、交差点を渡り切ったところで後ろから車が来てないことを確認して車道に出た。
交差点の赤信号停止でギアを落としてたので交差点の途中ぐらいでギアを上げ切ってたんだけど、車道に出て加速の為にグッと踏み込んだ瞬間、チェーンがズルっとギアから抜け、右足がペダルから落ちた。
バランスを崩して横倒しになりかけたのを一瞬耐えたのだけれど回復できず、体だけ前に放り出された。
自分の身体能力上これ以上ないというぐらい華麗に受け身を取ることができたのだけれど、それでも左肘は軽くズルむけ、左大腿部にそこそこの打撲、右手首を軽く捻挫した。
未だそんなにスピードが出てなかったとはいえアスファルトの上だったことを考えれば、まあ大分軽く済んだと考えるべきだろう。
というドジ自慢。

但普段煽ってきてるようなヤツが後ろに居たらソイツに確実に轢き殺されてた。
自動車普通免許取るときにやる危険予測実習のThe「目の前で自転車が転ぶ」のパターン。
今日は運が良かった。

肘のズルむけにキズパワーパッド貼ってるんだけど、パッドが傷より少し大きめぐらいだと汁がちょー漏れるよ。
止め処無く溢れ出してくる。
寝てる間にベッドを汁だらけにしそうだ・・・。
どうしたもんか。

2015/09/16

IbanezのS、サーキット改造

IbanezのS、2ハムでフィクスドブリッジ。
サーキットの改造。

Ibanez S Circuit
Ibanez S Circuit posted by (C)Ludwig D. Omen
一寸グランドがあっち行ったりこっち行ったりしてますけど。
フォンジャックのスリーブ端子を良い感じの長さに切ってそこでまとめるつもりが、手元が狂って端子を切り過ぎたのです。

回路図:
Ibanez S Circuit
Ibanez S Circuit posted by (C)Ludwig D. Omen

取り敢えず・・・
ピックアップは今まではパラレル接続ができるようにしていたけれど、今回はシリーズ接続のみ。
ハイパスコンデンサ入れたらボリューム操作で音質を変えるようになって、結局のところパラレルにすることは少なくなったので。

1Volume仕様で510pFのハイパスコンデンサ入り。
元々Volumeが付いてたトコは手が当たって邪魔でしょうがなかったので、今はキルスイッチを置いている。
Toneとか使わんし、元々ToneがあったトコにVolumeを置いてる。
そしてハイパスは最近必須。
ボリューム操作で音質をコントロールできるようになって、「使える」音の幅が大分広がる。
特に或程度アンプで歪ませたい派には丁度良い。

キルスイッチはまあ実際あんま使わないけれど、まあほぼVolumeを移動させてできた穴を塞ぐ用。
でも無駄に結構良いスイッチ使ってる。
スイッチを押したときの感触には結構拘った。
シンデンのプッシュスイッチ単極42ってヤツ。
共立で売ってる。
モメンタリONで赤ボタン。

ピックアップ切り替えスイッチはCRL製の3way。
CRLのは切り替えストッパーがゴツめのバネ式で、ガチャンっと切り替わる感じが気に入っている。

フォンジャックはSwitchcraftのステレオのシリンドリカル。
元々付いてたのはモノラルで、接触不良が起こってたので交換した。
接触不良を最小限にする為にリングとスリーブは接続してある。

で、今回一番でかい変更は、ボリュームスルースイッチを入れたこと。
元々はピックアップのパラレル-シリーズ切り替えスイッチを置いてたのだけれど、パラレル使わなくなってきたんでそのスイッチは外して他のファンクションを割り当てようと。
DPDTのトグルスイッチ(実際には3PDT使ってるけど)で、スイッチを切り替えるとボリュームがスルーされるようになっている。
つまり普段はボリュームを絞った状態で弾き、フルアップにしたいところでスイッチを切り替え、で、また元に戻りたい時にスイッチを戻す感じの使い方。
スイッチの切り替えの動作だけでフルアップ状態にできるというメリットと、またフルアップした後で良い感じに絞ってたボリューム位置に確実に戻れるというメリットがある。
最近はボリューム操作で音をコントロールすることが多くなってきているので、この二つのメリットは私には結構でかいのです。

まあ取り敢えずそんな感じで。


そういや回路図エディタの話。
オープンソースのKiCAD(→kicad.jp)がバージョン4.0になりそう。
今RC版が出たとこ。
KiCAD自体は結構良い感じなんだけれど、まだ丁度良い感じの部品ライブラリが揃ってない感じなんだよな。

他にはBSch3V(→水魚堂)とか。
簡単な回路図であればパパっと作れてるし、パパっと作るのに丁度良い感じのライブラリが揃っている。
今回はコレを使った。
ギターの配線だとかファズファイスぐらいのエフェクターの回路図を単にパッと描いて誰かに見せる程度だったらコレが丁度良い。
でもパターン図とか作る機能は無い。

後はLinear TechnologyのLTSpice(→Linear Technology)とかRSのDesignSpark PCB(→RS Online)とか。
LTSpiceはマジイカスけどお手軽感はBSch3かね。
DesignSparkは登録がすげーウットかった気がする。なので使ってない。

2015/09/09

PNP系Fuzzを電圧変換ICでACアダプタ+9V共用対応

半年か1年ぐらい前に、RotosoundのFuzzがSoundhouseで安かったので買った。
ゲルマニウムトランジスタAC128搭載のTonebender MkIII系。
私はどちらかというとシリコン派なんですがね。
然し10,000円ぐらいでコレ系のFuzzとしたら安かったのと、まあ気に食わなければ改造すりゃいいかってことで買ってみた。
使ってみたら、まあギターに合わせて内部の半固定抵抗を或程度弄る必要はあったけれど、音的にはコレはコレでという感じで割と気に入っている。

でもさあ。
AC128ってことはPNPですやん?
ほいじゃあ普通のエフェクター用ACアダプタが他と共用できへんということですやん?
私の嫌悪していることでお馴染みの電池を使わないと不可ないということですやん。

然し近年はチャージポンプ式の電圧反転ができるICが出てきてて、エフェクターの中でお手軽に-9Vが作れるようになってきてるのです。
ということで日本橋でLTC1144(→Linear Technology)買ってくる。
回路はデータシートほぼそのまんま。BoostをONにしてるだけ。
Boostはスイッチング周波数を可聴域外に上げる機能なので兎に角ONにすべし。
コンデンサは他に手持ちのが無かったのでニチコンのFine Goldの耐圧50Vとか使ってるけどもっと安いのでいいと思う。
容量は敢えて減らしたりする必要もないだろうと。
Rotosound Fuzz with Charge Pump IC 01
Rotosound Fuzz with Charge Pump IC 01 posted by (C)Ludwig D. Omen

Rotosound Fuzz with Charge Pump IC 02
Rotosound Fuzz with Charge Pump IC 02 posted by (C)Ludwig D. Omen

ばっと組み込んでみて音鳴らしたところ、別にノイズが増えてる感じも無いし、まあOKかと。

あとはインプット/アウトプットジャックが鬱陶しいことにビンテージ仕様で普通のと逆なので今様に入れ替えとく。
信号ケーブルがシールドされてあって良し。

2015/09/06

Ibanez Sを再改造(途中)

IbanezのSシリーズのフィクスドブリッジのヤツが有る。
2ハムで24フレットの安いヤツ。
以前色々改造したりしてたのだけれど、それからまた不満な点が出てきたのでもうちょい弄ろうかと。

当時赤サンバースト色しか売ってなくてしゃあなしで買ったんだけど、どうも気に入らずにつや消し黒のラッカースプレーを噴いてその上からツヤ黒のエナメル塗料で絵を描いたりしてた。
然しポリウレタン塗料の上からラッカー噴いたので結構簡単にラッカーが剥がれる・・・まあそれはそれでアリなんだけれど。
他にも電子部品とか配線とか弄ったりしてたのだけれど、ショボ過ぎる部品使った所為でなんか接触悪かったりとか問題が出てきた。
あとブリッジがジブラルタルスタンダードブリッジなんだけど、コイツが曲者で、弦高をかなり上げないとマトモにブリッジミュートができない超残念設計。
そういや買ったときはなんかやたらと弦高が高かったんだ・・・。
なので6弦側の邪魔になってる部分をヤスリで削ってたのだけれど、削りが足りなくて未だ一寸ブリッジミュートがし辛かった。

まあそんな色々な不満があったので、その辺修正しようかと。

てことで、ネジ留めされてるトコを全部分解する。
以前ネックを外したときにネック側のネジ穴にアロンアルファを流し込んで木部を補強してたのだけれど、アロンアルファが固まり切る前にネジ留めしてしまったらしく、ネックのネジがめっさ固い。
気合でグッと回すとネジの頭を捩じ切ってしまった・・・而も2本。
ということで、新しいネジを買ってくる。
本来はM5のA型皿タッピング38mmなんだけど、SUSの40mmを買う。

あとポリウレタン塗装が鬱陶しいのでトップ側だけをヒートガン&スクレーパーでコソギ取る。
大体1.5mmぐらいの厚みで、割と剥がれやすかった。
剥がした後はヤスリで整えてサフ噴いてから黒&クリアラッカー。
木目の凸凹が結構出てる感じ。
これは後で絵を描くとしよう。

ジブラルタルブリッジをヤスリで只管削る。
Gibraltar Standard Bridge Mod
Gibraltar Standard Bridge Mod posted by (C)Ludwig D. Omen
塗装を剥がした分ブリッジのボディが下がるので、弦高は同じでも駒を高く設定できるだろうから、その分も加えて考えるとブリッジミュートは結構し易くなるんじゃないかと。

デンキ系も替えようかと。
3wayセレクターとKill SW、1 Vol.という構成はそのままで、パラレル-シリーズ切り替えをやめてハイパスコンデンサのON/OFFにする。
3Wayセレクターとフォンジャックも接触不良を起こしているっぽいから交換する。

まあそんな感じで。