2021/01/17

ギター弦、0.011 - 0.042 のセットが欲しいという話

少しの間、近年のメインギターであるところの Les Paul の弦を、それまでは Elixir Optiweb の 0.011 のセットだったところを 0.009 のセットにしていた。
一つには、それまではボディの鳴りがイマイチで 0.011 のセットでなければ確っかり響かなかったのが最近になって漸く馴染んできたのか一寸はボディも鳴るようになってきて、0.009 のセットでもまあそれなりに鳴ってくれそうだったので。
それに 0.011 のセットの低音弦の音の鈍重さがずっと気に食わなかったので。

ボディ鳴りの変化が何故起こるのかは私には解らない。
よく謂われるように木材やパーツがギターの弦の振動に「慣れ」てそれらが良く響くような状態に変化したりするのか、或いは私自身の諸感覚や演奏技術がこのギターに慣れただけなのか、使っているうちにセッティングが熟れてきた結果なのか。
体感としては、ギターは数年使うとボディ部を通して腹に響く感じが良い方に変わってくる気がするし、生音やアンプから出力される音も棘のような違和感が少なくなる感じがする。

元々音的には、他の Gibson 系のソリッドギターでも 0.011 や 0.010 よりも 0.009 のセットの方が好みに合うことが多いのだ。
0.011 はやっぱ一寸比重が大きいような密度が高いようなウェットな感じの音になって、まあそれが合うようなシーンもあるんだろうけれども、私の好み的にはもう少し疎な感じのする乾燥して金属弦感のある音の方が好い。
実際 Les Paul に0.009 を張ってみると、やっぱ音は丁度好い感じ。
特に低音弦は無理無く響いてる感じで、歪ませたときのバイト感も良い。
高音弦側は多少太くてもいいけど、やっぱ6弦は 0.042 が好い。
ボディも新品のときよりはちゃんと打てば響くようになっている。

つうことで音は気に入っていたんだけれども、なんかめっちゃ弾き難い・・・。
確かに 0.009 の方が左手の押さえる力は多少少なくて済む。
私の場合弦高が 1.3mm@1弦12フレット ぐらいでちょい低め設定なんで、左手の押さえ易さは弦が太かろうが細かろうがそんなには変わらん感じはするけれど、17フレット以降ぐらいになってくるとやっぱ 0.011 だと力が要る感じはする。
得に Les Paul はネックジョイントの構造上、ハイフレットになると親指をネック裏に回せなくなるし、少しの違いが顕著に感じられる。
あとチョーキングなんかは1音半とか2音とかやることを考えると確かに 0.009 が楽なんだけれど。
でもさあ、右手のピッキングは太い弦の方が明らかに楽なんよね・・・。
特に高音弦側。
太くて硬い弦の方が、弦のピックへのまとわり付きが少なくて弦離れが良くなる。
それらを総合して考えると、私には 0.011 のセットの方が弾き易く感じられる。
しばらく 0.009 を使っていれば慣れるかとも思ったんだけれど、結局慣れ切らなかった。

つうことで 0.011 のセットに戻したんだけど、やっぱ音は 0.009 のセットの方が好いんよね・・・。
1弦はまあ許すにしても、6弦の 0.049 が太過ぎて音が濃密になり過ぎる。
なので 0.011 - 0.042 の低音弦側が細くなっていくセットとか、Elixir から出しては呉れはれへんかなあ。
昔からずっと思っているんだけど。
一応、バラ売り弦を1本ずつ買えば実現できるんだけれども、めっちゃ高く付く。
0.009 - 0.046 とか 0.010 - 0.052 とかの、低音弦側が太くなるセットは昔から在るんだけど嗚呼なんと世の中の不公平なことか!
一部にはこれを解消しようとして Strandberg 的な低音弦側のスケールが長くなってるギターが出てきたんだろうけれど、これって弦側で対応できんじゃね?

因みに 0.010 だとバランス取れそうに思われるかも知れないけれど、結局どっち付かずで悪い方が出てきちゃう感じ。

或は GHS とかに変えるか・・・。
GHS の Boomers とかならテンション高めで音もちょいブライトで寿命も少し長めなんだけど、でもやっぱ Elixir の長寿命を一度体験してしまうと錆びるプレーン弦には戻れない。
もしくはステンレス巻弦 + Elixir のプレーン弦とか?
ステンレス巻弦も Elixir 程ではないにしてもそこそこ寿命があるしテンションもあるし、Elixir のバラ売りプレーン弦はそんなには高くないので、良いアイディアかも知れない。
あとは私好みの音が出るかってトコだけど。こればっかりは色々買ってみてやってみるしかないか・・・。
あとステンレス巻弦は昔一時期使ってたことあるけど、なんかヤスリみたいに指の皮膚とピックとフレットがゴリゴリ削られていく感じがするしピックアップもそれ用に調整しなければならないし。
あれからあんまり使ってないけど、最近のは良くなってるんだろうか。

序でにボリュームのハイパスコンデンサ、元々 510pF + 22kΩ(直列)にしてたところの抵抗をフロント 10kΩ、リア 33kΩ に変更した。

2021/01/02

贖いの新年

世間が新年を祝ったり呪ったりしている間にも私は今更ながら赤く死せる贖いを行っている。
Red Dead Redemption 2。

対馬の亡霊ですらない。

折角 PS4 が有るのに、いっこも使ってなくてさ。
勿体無いので、去年だったか一昨年だったかに買ったものの少ししかやらなかった RDR2 を、ニューゲームで再び始めた。
RDR2 は何をやるにもめっちゃ時間掛かるので、時間がある人でないとできないゲームよね。
私は本当は時間なんて無い筈なんだけれども、すべきことを何一つしないので、結果的に時間がある人ってことになっている。

まあそんな感じで、あけましておめでとうございます。