2019/07/18

フロントエンドフレームワーク

Web界隈におけるメインストリームの流行。
特にフロントエンド/Javascript系。
やっぱ或程度は乗っかっておかねばらない。
まあ別に乗らなくても理解してりゃいいんだけれど、乗った方が理解が早い。
つうか私は雑魚なので使わないと理解できない。
できれば流行り切る前に乗っておきたい。

多くの場合、流行の技術には人も集まるし、利用の幅が広がったり熟れてくるのが早くなる傾向がある。
できるだけ少ない労力でモノを作るには、流行り物に乗っかるのが一番だ。
また同じ技術を長く使うことができれば、学習に割かねばならない労力も減るってモノだ。

私には自分で一から何かを作る能力も気力も無いので、在りモノを繋げてでっち上げる他ないのだ。
私は楽がしたいのだ。兎に角楽がしたいのだ。

ちょい前まで結構長い間、Web系から離れていたのだけれど、最近またちょいちょい触っている。
Javascriptのletとconstは、もうそろそろ、殆どの場面で使っていっていい気がする。
Bootstrap4にはやっと慣れてきた。
jQueryは息が長くて素晴らしいね。
w2uiはイットキめっちゃ使ったけど、ここ数年更新が無い・・・。
prototype.jsとかどうやって使ってたのかさえ覚えていない。

で、よ。
一寸複雑なことしようとすると、あると便利なフロントエンドフレームワーク。
ReactかVue.jsか、どっちに乗っかろうかという話。
jQueryかprototype.jsか、の時代を彷彿とさせる。
どっちが今後息が長く流行り続けるのか。
或はどちらかはどちらかに駆逐されたりするのか、それとも共存するのか。
現状ではReactなんだろうけれど、Vue.jsも自由な感じでどっかでパッと飛び出しそうな感じはある。
或は結局両方流行り切らず、jQuery+αでええやん、という話になってきたりするのか。
お気に入りのJSライブラリとかがjQuery依存だったりして、結局jQueryは使い続けなければならなかったりすることも多いだろうし・・・。
或はAngularとか?
息の長さから言えば、Angularが強そうではあるけれど・・・。

2019/07/15

カンディスを作りたいという話

カンディス。
氷砂糖のアルコール漬け。
ミヒェルゼンのEarl Greyのとか神の味がするのだけれども、アレ年々高くなって行ってる気がしますやん?
気軽に使えない。
まあ昔からそんなに気軽に使えるお値段じゃなかったけど。
気軽に使えな過ぎて、開けて暫く(年単位)放置してたらカチカチに固まっててなんかヤバそうな臭いがしたんで、1瓶、半分ぐらい残ってたのを捨てなければならなかったことがある。
まあ実の所は開けて途中まで使った後そのまま引き出しの奥に行ってしまって忘れ去られ、次から新しいモノを開けてしまっていた所為なのだけれども。

つうかアレ紅茶に入れろという話だけれども、そんな勿体無いことできん。
疲れて死にかけてる時に生でチビチビ齧るべし。
美味過ぎて一寸動けるようになる。
リアルワールドにおけるポーション。

ほいで。
先日、スーパーで梅酒用の氷砂糖が売ってあったのを発見し、あ、コレでカンディス自作すればいいんじゃね?と思い立ち、取り敢えず1袋買ってくる。
駄目なら飴ちゃんみたいに舐めたらよろし・・・と思って一粒齧ってみたけれど、あんまし美味しくない・・・。何故だ。砂糖やのに。

カンディス作りを成功させない訳にはいかなくなった。

幸いにもスピリッツは、大して呑まない癖に、家に死ねる程ある。死んだ上に数人道連れにできるぐらいある。
偖て、どれで漬け込んだろか。

先ず思い付くのはウィスキー。
Glenlivetとかの非シェリーの華やかスペイサイド系がなんやかんやで美味そうだけれども、若しかしたら臭くて重厚なArdbegとか意外と合うかも知れん。
同じアイラでもLaphroaigは何故かあんまし合う気がしないけど。
バーボンはBlantonがあるけど、どうかな。合わんでないけどパッとしなさそう。
歯磨き粉味でお馴染みのアブサンは、アレはそもそも砂糖を溶かして呑むのがスタンダードな呑み方だし、いけなくはないか。
或は同じ薬草系で言えばウンダーベルクとかか。量が少な過ぎるけれど。
他にはラムとか。
マイヤーズのダークラムがあるのだけれど、ミヒェルゼンにもダークラムのがあることだし、まあテッパンと考えてよさげ。
テキーラはクエルボがあるけれど、ビミョウな気がする。
ジンは・・・どうかな。
ボンベイサファイアがあるけど、あんまし合う気がしない。
ゴードンとかタンカレーとかなら或はと思わないでもないけれど、家にはストックしていない。
ウォッカは、ズブロッカがあった筈。
まあ間違いないんだろうけど、なんかズブロッカを使ってしまうのはズルい気がする。
どうせウォッカを使うなら、もうちょいスタンダードなヤツを使って、後で香り付けしたい。
或はアマレットだのリモンチェッロだのキュラソーだの普通の甘いリキュール類という手もあるけれど、なんかそれはそれで邪道な気がする。
でもコアントローとかグランマルニエとか、キュラソーは美味いに違いない・・・。
柑橘系は何でん美味いのだ。
ヨシ混入させるか。

つうことで、取り敢えずGlenlivetかね。コアントロー辺りをチョイ足しして。
1ヶ月ぐらい漬けた方がいいのかね?
上手くいけば、次はダークラムか或は何かウォッカでも買ってくるかね。

色々夢が広がる。

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2019/07/17
取り敢えず、Glenlivetのみで2-3日漬け込んだ状態。
1日目は氷砂糖がめっちゃ溶けて酒が余ったが、余った分を呑みつつ氷砂糖を足しといた。
砂糖の溶けたGlenlivetがなんか美味かった。
ウィスキーの香りが結構強いので、やっぱキュラソー系を足した方が美味そう。
2日目以降は氷砂糖はそんなには溶けないっぽい。
つうことで、1ヶ月もかからんね。
熟成とかが起こる感じでもないし、2-3日で完成するっぽい。
home made kandis
home made kandis posted by (C)Ludwig D. Omen
透明な氷砂糖を選ばないと見た目は悪いね。

ウィスキーだと大分ウィスキー感が出てしまうので、やっぱウォッカ辺りが正着か。
ウォッカベースで他で好きな香りを付けるのがよさげ。
まあ要は飽和するまで砂糖を溶かした甘い酒と考えればいいのか。
一寸加熱して多少アルコールを飛ばしてもいいかも知れん。

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2019/07/18
キュラソーチョイ足し。
グランマルニエかコアントローか迷って、結局コアントローにした。
0.5tsp.未満を目指して入れようとしたら手元が狂って2.0tsp.ぐらい入ってしまった。
ウィスキー感が消えてしまって、コアントローが支配的になってしまった。
なので少し呑んで、Glenlivetと氷砂糖を足しておく。
あれ?これ永久に無くならないんじゃね?

・・・100年後:
「而して秘伝のカンディスが今日まで継ぎ足しながら受け継がれてきたのである・・・。」

Amazon

Michelsen Kandis Earl Grey

the Glenlivet 12 years of age

Cointreau

Myers's Rum

2019/07/13

毛生え虫、シロアリクイスズメバチ

或夜の話。

やふやふ広くなりゆく生え際、少し気にして育毛法を試すもおかし。
誰だか判らない「友人」に、私は相談したのか、或は何かの話の流れだったのか。
その「友人」と私の至った結論として、或虫の卵を産み付けろとかいう話。
その虫といのは、ミドリ色のカメムシのような形と大きさで、然し翅はキリギリスのように柔らかく、体の左右には淡いレモン色の筋が入っていて、魚のイトヨリを思い起こさせた。
卵は桜の木に付く毛虫の糞のような形だが、濃い緑色で透明感があった。
それが人間の皮膚にテントウ虫の卵のような感じで産み付けられてゆくのである。
「友人」がそのなんだか判らない虫をどこからか調達してきてたのだった。
パッと見は、何処にでも居そうな虫だなという印象だったが、然し何か蚕のような飼い馴らされたような人工的な雰囲気も感じられる。
一匹、その虫を私の手の甲へと追い立てたが、この虫のことを私自身余り気持ち悪いと思っていないことに驚いていた。
私の手の甲に乗った虫を正面からマジマジと観察していると、虫が威嚇するように翅を開いた。
この虫は卵を産むときもこうやって翅を開くのだ。
翅の開き方を見る限りでは甲虫のようであったが、然し翅の先の方はウスバカゲロウのような薄さであった。
私はその虫が3cm程度のホンの少しの距離しか飛べないということを知っていたことを思い出した。
私は手の甲を少しずつ頭髪の生え際へと近付けて行く・・・。
そこで私は、この柔らかく潰れ易そうな虫が髪の中へ入ってしまう可能性に思い至る。
ああっ!それを取ろうとすると足が千切れて髪に絡まったり、或は髪の中や頭皮辺りで腹が破けて体液や内蔵が飛び散ったりするに違いないのだ!
そしてこの虫の性質上、髪の中に這入って行くに違い無いのだ!
マズい!これはマズいぞっ!
然し私の腕は止まらない。
悪戯小僧が解っていながら度を越す瞬間の、あの狂気に囚われた嗤い顔を思い出す。
もう止められないのだ。
「マジか!マジか私!」と叫ぶ。
そして、その虫が私の生え際へと飛び移り、逃げるように髪の中に潜ってゆく。
うわあぁぁぁぁぁぁぁっ!

というところで目が覚めた。
叫び声は実際には上げていなかったようだ。


また或夜。

4畳半程度の部屋がある。
私の家だ。若しかしたら、知人の家だったかも知れない。
4畳半は扉でリビングに直結しており、その逆サイドはベランダに出るガラス戸である。
4畳半へ入り左手側の壁が、以前シロアリに食害されていたらしかった。
聞いた話では、壁板を剥がすと1.5cm程の幅のアリの巣状の道が一面に掘られているということで、私も見てみたいと思った。
実際部屋に入って見てみると、そこにはシロアリではなく、或種のスズメバチが壁一面に群れを成してその「道」の中に蠢いていた。
クロスズメバチよりは大分小さく、キイロスズメバチよりも恐らく少し小さいのだが、アシナガバチよりは明らかに大きかった。
この種類のスズメバチはシロアリを巣ごと捕食してその巣を乗っ取ってしまうのだ。
私は咄嗟にどうやってこのスズメバチを駆除するか、何通りか考えてみたがどれも上手くいきそうになかった。
私はこの4畳半を飛び出して、そこに居た誰かに向かって「あかんわ。こらあかんで。」と言うのだった。

という夢を見た。

立て続けに虫にまつわる夢を見た。

2019/07/09

落下

何故こんなことを忘れていたのであろう。
私はいつだって、そうしてきた筈だ。
これは、私の身体に染み付いた技術だ。
そうだった。
思い出した。

私は何かに追われていたのだったか。或は何かを為そうとしていたのだったか。
この街の高台の中腹辺りにに建ったコンクリート造りらしい2階建ての家の屋上から西を見ると、地平線の辺りにぼやけてしまっている海の方へ、夕方へと傾いていくオレンジ色の太陽が層状になった雲のフィルターを通して見える。そんな時間帯だ。行かなければならない。

脚は肩幅より少し大きめに開いて軽く腰を落とし、両腕は大きく開くが肘は自然に曲げる。
そうやって、私の前に存在する空気を受け止めるのだ。
そうして眉間の下側の奥1cm辺りと両肩甲骨の上部の間辺りとに私の魂を集中させると、首の後ろ辺りから私の意識が気体のようになって吹き出すようになる。
そして体がふっと浮く。
一旦体が浮けば、あとは空気をよく受け止めて、風の中を滑るのだ。
凧糸の無い凧のような要領である。

私は落下しているのだが、この世界ではそれは飛行という現象として現れる。
これが、私の飛行術である。

というような夢を見た。
あとなんか重要なことを夢の中で考えて居た筈なのだけれども、そして何か閃いた筈なのだけれども、全部忘れて了った。
起きて暫くは覚えていたのだけれども、布団の上でグズグズしているうちに忘れた。
枕元にペンとメモ帳が必要だ。

2019/07/02

道具って大事よねシリーズ:出刃包丁編

道具って大事ですよね。
用途に相応しい道具を選択することも大事だけれど、ちゃんとしたクオリティの道具を揃えるってのも大事。

でも良い道具ってお高かったりしますやん?
別になんでもかんでも金を掛けりゃいいってものでもないし、安くても良いものは沢山あるけれども。
要はバランスで、その仕事を熟すのに十分なクオリティの道具があればいいのだ。
然し確かに、良い道具には中毒性がある。
ねじ回し一本にしたって一度或程度以上のクオリティのものを使ってしまうともう元には戻れない。
力の入り方がどうだのネジへの食い付きがどうだの「そんな糞ドライバーなんざ使っとったらすぐ、ネジ、ナメさしてまうで」だのと言い出すに決っているのだ。
全ての道具をハイクオリティで揃えることはできないけれど、少なくともよく使う道具ぐらいは、少しくらい懐を寒くしても良いものを揃えたいものである。

で。
最近、よく魚を食す。
スーパーとかで鮮魚を買ってきて、捌いて食うのだ。
アラで出汁取って炊き込みご飯を炊いたりするのだ。
包丁は、ステン(モリブデンバナジウム鋼)の刃渡り105mmの小出刃を使う。
関孫六の、孫六の中では厚めのヤツ。
刃がモリブデンバナジウムにしては柔い感じがするし、「良いモノ」の部類ではないけれど、そんなには悪くもないんじゃないかと思うんだけれど。
魚を捌けそうな包丁がそれしか無いのだ。

ギンギンに砥いで使うのだけれど、25cm程度の鯛とかで1匹スッと捌き切らない。
硬い骨に当たると鈍ってくるし、兜でも割ろうものなら一発で刃が全滅して、刃先がキラキラしてくる。
三枚卸しで表の肋骨を断った後、裏側の皮に包丁がスッと入らなくなる感じ。
まあやってやれんことはないけれど、私の技術の無さも手伝って、やっぱ肉の断面とか微妙に汚くなってしまう感じがする。
鱗は鱗取りで大まかに落として細かいところは包丁使うのだけど、鱗落としてる最中もこれで刃が鈍るんちゃうかとヒヤヒヤしながら落としている。
鯵とかならそんなにはストレスに感じたことは無かったのだけれど。
ちょい大きめの魚とか骨が硬い魚だと流石にモリブデンバナジウム鋼の小出刃ではしんどい。

一応、藤次郎のDPコバルト合金のペティとか牛刀とか、或はGlobalの三徳とか、私の料理の腕からしたら分不相応に「良いモノ」の部類に入るであろう包丁も有るのだけれど、魚捌くのに使いたくない。
まあ三枚卸しの後の工程、例えば皮引きとか刺し身とかに使うぐらい。

つうことで、一寸マシな出刃包丁が欲しくなってきた。
鋼の刃渡り165mmぐらいの重くてゴツいヤツ。
でもAmazonとかで見てると、一寸ええやんと思ったら30,000円とか、まあこんなもんかと思ったら10,000円とか、普通にそんくらいはする。
4,000円も出せばそれなりのものが手に入ると踏んでたんだけれど、完全に甘かった。
両刃とか薄めの刃とかなら一応はないではないっぽいのだけれど、ゴツくてそれなりの鋼のヤツは、やっぱ結構する。

昔、2,000円もしないぐらいで、「鋼製」だと謳われていた刃渡り150mmの出刃包丁の形をした包丁を買ったことがある。
洋包丁とかに比べればヨッポド厚みはあるけれど、出刃にしては少し薄め。
一見片刃だけど裏スキが無いので、研いだら実質両刃になってしまう。
或は裏スキを自分でハンディルーターか何かで頑張って掘るとか・・・イヤイヤそれには流石に或程度ちゃんとしたグラインダーが要るか。
一応、ちゃんと研げば切れないではないので、カボチャとか冷凍肉の解凍し切ってないヤツとか、刃を痛めそうだったりゴツい包丁が必要なものを切るのに使ったりしてたんだけれど。
魚用に、もしかしたらコレを積極的に使っていったらいいのかも知れない。
関孫六のモリブデンバナジウム鋼よりは多少硬い感じがするので、ちゃんと研げればどうにかなるかも知れない。

でもなあ。
やっぱちゃんとした道具欲しいなあ。
どうすっかな。

取り敢えず、件の「鋼製」の包丁と、あと普段使ってないリザーブメンバーの包丁をギンギンに研いでおく。

沢山研ぐと何故かどうしても砥石で指を切ってしまう。
ヒリヒリする。

2019/06/30

Epiphone Les Paul SLを改造した話

ギターの音や使い勝手を追求して、結果的にP.U.を載せ替えるだのお気に入りのポテンショメータを使うだの、或は木を掘るだの塗装し直すだの、改造に手を染めてしまう。
自分の音を追求するってのは、楽しいものだ。

それとは別に、改造行為そのものも楽しいものだ。

つうことで、主に改造そのものを愉しむ為に、EpiphoneのLes Paul SLを買った(→Amazon)
Les Paulとか言ってるけど、見た目は完全にMelody Makerですな。

10,000円でそこそこマトモなギターが買えてしまう時代。
而もAmazonで。
10,000円ぐらいなら、ギターでもまあAmazonで買ってもいいかと思える。
そして10,000円でも意外とマトモ。
そら10倍以上の値段のギターと比べたら駄目だけれど。
でも50,000円のギターと比べたら、コレ5本買えるんだぜ?(なんちゅうレトリックか)
20,000円のギターでも、コレが2本買える訳だ。
なのにちゃんと音が出るし、指板も大体真っ直ぐだし、チョーキングとかでチューニングが狂うこともない。
ちゃんと楽器として使える。

「一寸ギターなるものでも弾いてみようかな、あわよくば自分の趣味にできたらいいな」ぐらいの覚悟の初心者にもオススメすることができるようなクオリティと価格と入手性のバランス。
最初の1ヶ月間ぐらい練習してあとは部屋を飾るオブジェになることが目に見えてるような人物にも躊躇うこと無くお勧めできる価格で、もしかしたらハマってギター道を突き進む羽目になり、最初の1-2年はコレがメインギターになるような可能性が感じられる人物にもまあお勧めしてもいいぐらいのクオリティ。
まあそういう可能性のある人には、実際のところは、どちらかというともう何千円か金を出して貰ってSquier辺りを勧めるのだけれども・・・。

無改造状態では、音とか一寸Danelectroのショートホーンの雰囲気がある。
ボディが軽いポプラ材なんで、生音が結構でかくてエアー感があり、少しセミアコっぽい感じがある。
チープはチープなんだけれど、弾いてて厭になってくるチープさじゃない。
ピックアップは見た目より出力がある感じだが、ちょい細めの音で、リップスティックっぽいってことはないけれど、でもなんかDanelectroを思い起こさせる。
なのでDADGADにチューニングしてKashmirを弾かざるを得ない。
太陽よ我が面上に照り付けよ、私がそう在り続けたように今在る為に、っつて。

ネックはカマボコDシェイプで、厚い訳じゃないがエラが張ってて、ぶっちゃけ弾き難い。
クラシックギターのネックを縮小したみたいな感じのシェイプ。
Epiphone曰く「1960s Slim Taper D-Profile」ってことだけど、コレでスリムやったら他のどんなんやねん、と思う。
因みに同じEpiphoneのCasinoも持ってるけど、そっちはGibosonとかと似たような普通のシェイプで、弾き難いと感じたことは無い。

ブリッジは固定だけれど、wrap around compensated combo bridgeってヤツで、オクターブチューニングは意外と合ってくれる。
完璧じゃないけれど、普通の3サドルのテレキャスよりは断然合う。


つうことで、改造タイムですわ。
やったこと:
  • ペグをマグナムロックに交換
  • ナットをTSUQに交換
  • ストラップピンをデカいヤツに交換
  • ブリッジをTOMタイプに交換し、ブランコタイプのテールピースを追加
  • P.U.をDiMarzioのThe Chpper(リア)とGibsonのP-90(フロント)に交換
  • 回路系の総取っ替えし、ジャックを横出しにし、導電性塗料を塗る
  • ブリッジ周りの塗装を剥いで、白く塗る
と、大体こういう感じ。
リスト化すると大したことなさそうだけれど、実際はめっちゃ時間掛かった。

Les Paul LS
Les Paul LS posted by (C)Ludwig D. Omen

・ペグ

ペグはロック式と決めている。
但しSperzelを買うのは勿体無いので、Gotohの安いマグナムロック(「トラッド」じゃないヤツ)(→Soundhouse)にした。
けど結構木工作業が必要だった。
先ず、元々の穴径が小さいのでドリルで拡げてやる必要があった。
そのとき、塗装が硬く木が柔らかく脆いので、塗装がヒビ割れて飛んでいったり木がササクレて飛んでいったりしてしまい、穴周りがボロボロになった。
ボロボロになったところは木質ラッカーパテで補正した。
一応形にはなったけど、木質エポキシの方がよかったかな。
今思えば穴周りの塗装をナイフか何かで一旦削ってから穴開けすればよかったか。

またヘッドが厚過ぎて固定用ナットやポストの高さが微妙に足りず、ヘッド裏の塗装を剥いで少し木を削ってペンキ(白で)を塗り直すと、ギリ取り付けることができるようになった。
一般的なギターのヘッド厚が大体14.5mm前後だが、コレは16.5mmあった。
1.5-2.0mmぐらいは薄くしないと不可ない。
裏側の塗装が1.0mmぐらいあるので、それ+αちょい削るぐらい。
でも木に硬さが無いので手ではメッチャ削り難い・・・。

・ナット

ナットはGraph TechのTUSQと決めている。
元のナットを剥がして、買ってきたEpiphone用のTUSQ(→Soundhouse)の裏のバリを平らに削って当ててみると、0.4mmぐらい高さが足りん。
買ってきたままの状態から0.1mmも削ってない(と思う)ので、元々高さが足りんかったのだ。
なので0.5mm銅板を切ってシムを作り、それを0.1mm削って下に履かす。
少量のTitebondで貼り付けて、幅方向の余りを削って完成。

・ストラップピン

でかいストラップピンを付けるのが私の中での最近の流行り。
なのでGotohのでかいヤツ(→Soundhouse)に交換する。
これだけでストラップが抜け落ちることはそうそう無いけれど、コレに更にHarry'sのゴムのストッパー(→Soundhouse)を付けとけば、まあ抜けない。
多分ロックピンより安全なんじゃないかと思う。

ロックピンは、Schallerをベース用、Jim Dunlopをギターのボディエンド側用として、一応両方使ってた時期があるけれど、なんやかんやで結局使わなくなってしまった。
因みにギターのヘッド側のストラップピンは「デルリン2枚重ねのダサくて安っぽいアレ」でお馴染みのLoc Strapを使ってた。
ロックピンは、ネジが緩み易いとか、なんかカチャカチャして鬱陶しいとか、なんかデカいとか、シールドをギター本体とストラップで挟んで固定できないとか、ストラップを交換するのにラジペンやらモンキーやらの道具が要るとか、あと高いとか、そういう細々としたマイナスポイントはあったんだけれど、そんなには本質的なマイナスポイントとして感じていなかったように思える。
当時はストラップ抜けを防ぐには、ロックピンか或はLoc Strapしかなかったのだが(私がそれ以外を知らなかっただけなのかも知れないが)、結局のところ、Harry'sが出てきて駆逐されてしまったのだ。
最初は私もあんなゴムの輪っか如きに背中預けられるかと思っていたのだけれど、一旦使ってみると、必要に対して十分な機能でスマートだし、見た目的にも他を邪魔しない使い方も敢えてアクセントして使う使い方もできたり、気軽に払える金額(ゴムの輪っか2枚で500円ってのは高いと思うけど)だったりして、結局ロックピンは使わなくなってしまった。

・ブリッジ

特にこれといった理由も無く、GotohのTOMブリッジ(→Soundhouse)に替える。
そしてテールピースはブランコタイプ(→Soundhouse)。SCUD。
本当はストップテールピースにしたかったのだけれど、ピックガードの位置が邪魔してアンカーを打ち込めない。
しょうがないのでブランコテールピースになったけど、まあコレはコレで格好良い。

元々のブリッジのアンカーを抜くとφ12の穴が開く。
折れたドラムスティックでダボを作り、この穴を埋める。
堅いオークのドラムスティックを使ったけど、柔らかいメイプルでよかったか。
13mmのドラムスティックを削って12mmに仕上げ、横に縦溝を掘って空気が逃げる部分を作り、それにみんな大好きTitebond(→Amazon)を塗ってアンカーの穴に叩き込む。
そういやギターリペアマンのTitebondに対するあの絶大な信頼って何なのかね。
「それ物性とか経年や熱や水分への耐久性とか見てもエポキシ系の方が正解じゃね?」ってときでもTitebondを使わはる。
何か理由でもあるのかと思って、ビビって私もTitebondを使ってる・・・。
で、Titebondが固まったら、ダボの余りを削ってギターの表面が平らになるようにする。
平になったらダボの中心より少しボディエンド側に、ブリッジのポスト用の穴を開ける。
実際のブリッジを使って位置決めをしてφ3.2-3.5の穴を開ける。
その穴のうちコントロール部寄りの穴からコントロール部目掛けて斜めにφ2.5ぐらいの穴を開け、電線を通してアース線にする。
アース線が噛み込むようにポストを打ち込んで、ブリッジ完成。
因みにこんなフラットトップギターでブランコテールピースにしたりするとブリッジ部で弦の角度がつかないので、弦落ちを防ぐ為にブリッジの駒の溝切りは一寸深めが良い。

・テールピース

ボディ厚みとボディエンド部品の大きさが合ってないので、ボディエンド部品の加工が必要。
ボディエンド部の3つの山のうち、真ん中のもを切り取り、エンドピン用の穴を開け直す。
因みにボディの方も、ヘッド-ネック-ブリッジの延長線上にエンドピンがある訳じゃないので、この延長線上にエンドピンの穴を開け直す必要がある。
この位置決めの為に、一旦弦を軽めに張った方が確実。
弦は使い古しのでOK。

・ピックアップ

リアはDiMarzioのThe Chopper(→Soundhouse)
以前はSquireのDuo-Sonicに載せてたヤツ。
ダブルレールのシングルサイズハムで、なんでもできる系の音。
基本フラットで、ハイは出るけどトレブリーって程でもなく、一寸ローミッド厚めかな?ぐらい。
Duo-Sonicは同じDiMarzioのAir Classic(→Soundhouse)に載せ替えたので、それで余ってた。
ピックガードマウントにしてるんだけれど高さが足りず、高さ調整用のスプリングを入れることができなかった。
なのでベタ付けになってて高さを調整することができない。
けどそれで丁度の高さになったので、音的にはまあ問題無し。

なんかDiMarzioばっか使ってんなあ。
ホントウはどちらかというとSeymour Duncanの方が好きな筈なんだけれど。

フロントはGibsonのP-90。
Les Paul Classicに元々載ってたヤツで、コレも余ってたヤツ。
そのままでは当然載らないので、ピックガードの加工とボディのザグリの加工が必要。
また、高さがビミョウなので、12mmのMDFを下に貼り付けて、それに丸皿タッピングネジで取り付けている。
丸皿タッピングネジは、普通ではネジ専門店でも十分な長さのものを置いてないので、持ってなければ楽器パーツ屋とかでP-90用のボディ直マウント用のネジ(→Soundhouse)を買う必要がある。

・回路系

ボリューム1発。
ALPSのB500kΩで510pFハイパスコンデンサ。
ツマミが長過ぎたので、いい高さになるように削った。
ピックアップセレクタはオリジナルのまま。
弾く時に手元近辺にボリュームがあるのが厭なので、元々ボリュームがあったトコには何も載せず穴が空いたままで、ピックアップセレクタがあったトコのにボリュームを載せ、アウトプットジャックがあったトコにピックアップセレクタを載せている。
アウトプットジャックはというと、ボディの横に穴を開けて、普通のGibsonのLes Paulみたいに横出ししている。
SCUDのジャックプレート(→Soundhouse)に、大量に余ってるREANのジャック(→Soundhouse)
ピックガードには元々アルミテープでシールドしてあったが、安っぽいテープで気に入らなかったので全部剥がして、厚めのアルミ箔を両面テープで接着した。
キャビティに導電性塗料も塗ってシールドは完璧。

・ストラップ

ストラップは、ROTOSOUNDのめっちゃ安いナイロンのヤツ(→Soundhouse)
チープだけどなんか格好良い。

・弦

弦はElixirのNanowebの0.010か0.011のセット。
いい感じの金属感とアコースティック感が出る。


という感じで、セットアップしてアンプに繋いで弾いてみると、意外と悪くない音。
一寸Danelectroっぽさも残ってて、特徴的だけど普通に使いたくなるぐらいの音。
セミアコっぽいエアー感がありつつも金属弦らしさもあって、そしてペコペコしたチープさもあり、それらのバランスが素晴らしい。
歪ませると、シールドがガッツリ効いているとはいえP-90のハムノイズは乗るが、まあこのギターなら許せる。
ブランコテールピースが結構利いてる感じ。
フロントのP-90の音がゴン太なので、太くなり過ぎないように調整する必要がある。
見た目的にはMelody Makerっぽさが減ってしまったのは残念だけれども、ビザール感が増したので良し。
中途半端なダサさがより振り切ったダサさになった。それは良いことだ。振り切るって大事やね。
ネックがなんか太くて一寸弾き難いけど、コレはコレで使えるギター。
ネックが折れたりしても懐的にはそんなにダメージは無いし(パーツは回収するけど)、ガシガシ使っていけそう。

つうことで、改造する時に気を付けること:
  • ブリッジは替える必要が無い。やるならBadassタイプのブリッジに交換するのが楽。
  • ポン付けてピックアップを交換するなら、特にリアは背の高いピックアップを探すこと。
  • 木加工は地獄。木材が柔らか過ぎ、塗装が硬過ぎる。なるべく無加工が吉。
  • ペグ交換も覚悟が必要。背の高いものでなければポン付けできない。
  • ナット交換は、ブランクナットを買ってきて削り出した方がいい。
  • ノイズ対策としては、基本的には導電性塗料を塗るだけでOK。
  • チープを楽しむこと。
という感じで。

2019/06/29

Linux Mintをアップデート

自宅のファイルサーバ、ちょー古いPCにHDDいっぱい繋げて、OSはLinux Mintを入れてGUIでも使えるようにしてるんだけど、OSバージョンが17で、今年の4月でサポートが切れてた。
そうか、そういやそうだった。
「Samba入れてるだけやし、OSアップデートで何かあったら面倒臭いのでギリギリまでOSバージョンアップはせんとこう」ポリシーで行ってて、結局忘れてた。
やべえ。
なんか最近パッケージのアップデートが無いなあと思ってたんだ。

つうことで、最新のOSにアップデートした。
バージョン19.1。
やっぱアップデートはコマメにしとくもんですな。

17 -> 17.3 -> 18 -> 18.3 -> 19 -> 19.1 とアップデートしていかないと不可ないので、めっちゃ時間が掛かる。
途中で「クリーンインストールしたろか」という考えも出てきたが、クリーンインストールした後の設定もなんか面倒臭かったので、我慢してネットでコマンド探しながらコンソールを叩く。
まあ基本待ち時間で、コマンド打ったら暫く放ったらかすだけだけど、作業開始から終了までなんやかんやで丸一日ぐらい掛かった。
やっぱアップデートはコマメにしとくもんですな。

2019/06/28

Gibosn Les Paul Classic 2018を改造した話

Gibosn Les Paul Classic 2018。
結構前に買ってた。
Les Paul Classic 2018
Les Paul Classic 2018 posted by (C)Ludwig D. Omen
今までLes PaulとStratocasterは避けてたのだけれど。
どメジャーどころはなんかチョイ恥ずかしい感じがして。
一応、Fender Japanのミディアムスケールのストラトは持ってるけど、ミディアムスケールなんで、「これはどメジャーなストラトっぽいけど実際にはミディアムスケールのキワモノなんだ」と言い聞かせて、自分に買うことを許した。慥か中古だったと思う。
Les PaulはP.U.セレクタが、位置的にジャカジャカ弾いたときに手に当たって嫌だったが、近年少し腕を上げたらしく、あんまし当たらなくなってた。たまに当たるけど。
あとP.U.セレクタが他のコントロール部から離れているのもデンキ的になんか気に食わない。これは今でも気に食わない。

・基本スペック

Les Paul Classicの2018年版は、ボディのバック材に穴が空いてないタイプ。ノンウェイトリリーフ。
めっちゃ重い。多分5kgぐらいある。
これの所為で多分悪くしてた腰を更に悪化させ、治りも遅くなってるのだと思う。
腰が死んでる時期にこれを東京から大阪まで電車で運んだときは、私は今日死ぬのだ、今日腰痛で死ぬのだ、と思った。
だが穴が空いてないのがいいのだ。
穴の空いてるヤツも、音的にもハイミッドが立った甘太さがあったりしてソレはソレで悪くないのだけれど、というか寧ろ普通の感覚ではそっちの方がLes Paulらしいとも言えないではないのだけれど、でも空いてないヤツの方が私は好きなのだ。
色は黒が好かったが、黒じゃなくても後で黒く塗ればいいので、これは「元々黒の方が手間がかからなくていい」ぐらいの感じ。
まあGibsonの黒はなんか硬度が低い感じなんで、多分これは音にも影響していると思うが、まあ出音が良ければどっちでもよろしい。

ネックはスリムテーパー。
私は手が大きくないので、太いネックだと弾き難い。
太けりゃ削れるとはいえ、実際に清く正しく美しく削るのは素人には難しいし玄人にやってもらうのも高くつくので、現実的な選択肢としてはスリムテーパーのものを買うしかない。

サーキットは、要らんスイッチとか付いてない、昔ながらの2Vol. 2Tone。
昔は私もギターにシリーズ/パラレルスイッチとか付けてたりしてたけど、ボリュームにハイパスコンデンサを入れるようになってからはその辺のスイッチ類は使わなくなった。

P.U.は、どうせ交換するので何でもよかったが、P-90の見た目は格好良いと思う。
特にフロントのP-90の見た目は秀逸。

2019年版の「Les Paul Standard '60s」ってのが似たようなスペック。
あっちはトップ材が虎目でフルサイズのハムバッカーだけれど。
'60sが発表されたときには既にClassicを買ってしまっていたのだけれど、もし'60sが出ることが判っていたら'60sの方を買ってたかも知れない。


まあそんな感じで、一寸弄ってみましょうか、と。
やったこと:
  • ピックアップ交換、フロントをGibsonのミニハムに、リアをDLX PLUSに(DLX PLUSはマグネットも交換)
  • テールピースをアルミから亜鉛合金のものへ交換
  • ペグをGotohのマグナムロックトラッドに交換
  • バックにお絵描き
  • コントロール部総取っ替え、導電性塗料塗布
  • TOCOSのPotを使うためにザグリを更に掘る
  • 弦はいつもはElixirのNanowebを使っていたが、これはOptiwebにした
  • ストラップはLevy'sのコットンストラップ
という感じ。


・ピックアップ

P-90の音は、程良く太くてガッツとパワーがあって、それでいて繊細なこともできる。
特にフロントの音は結構気に入っていた。リアはそれ程でもないけど。
P-90は音がゴツいとはいえ、所詮シングルコイルなので、ハムノイズが乗る。
私の部屋は狭くてPCが直ぐ側にあったりサーキュレーターが回ってたりするので、ノイズがスゴい。
なのでハムバッカーに交換せざるを得ない・・・。
スタックタイプのP-90でも良かったのだけれど、多分フロントはザグリの深さが足りず好い高さに設定できない心配があったので、止めといた。

ピックアップのザグリ部にネジ切りしてある金属プレートがネジ止めしてあって、それにピックアップのネジを挿すようになってる。
カシコ美しい。
この金属プレート1枚でP-90にもMini Humbuckerにも対応している。
カシコ美しい。

・フロント

フロントはGibsonのMini Humbucker(→Soundhouse)に交換した。
実はリア用として売られていたものだけど。
リアをP-90からMini Humbuckerに交換してOKならそのまま使い、気に入らなければフロントに載せ替えようという算段で、リア用を買い、一旦リアに載せたのだけれど結局リアとしては気に入らず、フロントに載せることになった。
このMini Humbuckerの音はP-90よりパワー感が弱いし中低域のバイト感も弱い。
でも、ハイは結構伸びてるし音は軽めなんだけれど暴れるでもなく確っかりしている感じ。
音色的にハムはハムなんだけれど、なんかシングルっぽい感じもある。
Fender用のスタックタイプシングルの雰囲気があるが、アレよりはハムっぽいかな、ぐらいの感じ。
P-90は完全にシングルの音なんで、やっぱミニハムはハムなんだな、と思う。
併し私の好み的には、やっぱリアには普通のフルサイズハムぐらいのパワー感が欲しい。
つうことでリアからフロントに載せ替えてみたら好い感じだったので、そのままフロント用にした。
マグネットはAlNiCO IIだし音のパワー感からすると出力が低いのかと思うが、実際にはそんなには低くもなく、さりとて普通のフルサイズのものよりは大分低く、リアが普通のハムぐらいの出力だとミックスポジションで丁度いい感じにバランスが取れる。
普通のフルサイズのフロントだと、ミックスポジションでバランスを取ろうとすると、フロントの高さを結構下げてやらないと不可ないけれど、このミニハムならそんなに下げなくていい。

フロント用にする際、P.U.の足(ネジ通すところ)を曲げて、P.U.が弦と平行になるようにしたが、それでは一寸低音がブーミーになってMiniの良さが減る感じがしたので、曲げを戻して弦に対して角度がついたままの状態に戻した。
リア用とフロント用の違いは恐らくP.U.本体のエスカッションからの出具合の差だけのように思える。
この出具合は樹脂製のスペーサー(円筒状のもの)で調整されているので、スペーサーだけ買ってくればいい。M3用のでOK。
私は25mmのを買ってきて、半分にして12.5mmで丁度だった。
因みに元々のリア用のは測ってみたら9.6mm程度だった。

エスカッションはクリーム色だったけど黒(→Soundhouse)に交換した。

・リア

リアはP-90だとパワー的にちょい物足りないことがあったので、フルサイズのハムかソープバーサイズのハムのどちらかにしようかと。
フルサイズにしようとすると木加工を入れないと不可ないので、取り敢えずソープバーサイズので探す。
Mini Humbuckerもパワー不足でイマイチ気に入らなかったし。
色々迷って結局DiMarzioのDLX PLUS(→Soundhouse)に落ち着いた。
パラノイドなノイズ対策として、ピックアップカバーの内側に導電性塗料を塗って、銅テープでピックアップのベースプレートと繋いで通電させて、シールドしている。普通の人はここまでやる必要は無いと思われる。
因みに銅テープは寺岡製作所のヤツで、接着面も通電性がある、ちょい厚めのヤツ(→Amazon)。一寸ええヤツ。
音的にはhi-fi、出力ちょい高め、ワイドレンジ、ドンシャリ寄りのフラットで、バイト感が少なくスムース、という感じ。
歪ませると密度の濃い歪みになって、クリーンだとそこそこ分離感のあるよく通る音が出る。
1988年発売で30年前のピックアップだけど、「現代風」という感じの音。

でもあんまし気に入らなかったのでマグネットをセラミックからAlNiCo V(→Soundhouse)に交換した。
古臭い音の方が好きなのです。
マグネット交換時に極性を間違えて逆に付けてしまった。というか極性の方向が思ってたのと90°違ってた。
Fender系みたいにポールピース方向に極性が付いてると思ってたのだけれど、実際には2つのコイルの片方がS側でもう片方がN側、みたいな方向だったみたい。
音を出したときにフェイズアウトしてて間違っていることに気付いて、ネットで調べてみたら上のようなことだったんで、修正した。
まあ2つのコイルで逆巻き逆極性にしないと不可ないので、よく考えりゃそりゃそうだ。
AlNiCo Vになってハイの高いところは少し引っ込んでしまったが、ミッドが少しだけ厚くなって、スムースさが減ってバイト感が出るようになったように思う。

ポールピース高が両方のコイル共調節できるので、音色の調整の幅が広がるけれど、1本変えるだけで隣の弦にも影響したりして、割と収拾付かなくなり易い。
色々頑張って調整して、今では、100点ではないけれどまあOK、ぐらいの音になった。
でもやっぱフルサイズハムに交換すっかなあ・・・。
結局大抵のギターでは、特にリアは、なんやかんやで昔ながらのP.A.F.みたいなのが一番使い易かったりするんよな。

・ブリッジ

ブリッジはGotohのナッシュビルタイプのワイド版(→Soundhouse)
元のABR-1でもよかったのだけれど、アレは経年と共に針金のビビリが出てきたりするので、先に交換しておいた。
ポストは直接ネジを打ち込むタイプではなく、ブッシュを介するタイプ。
ネジ打ち込みの方が好きなんだけれど、そっちに交換するには木部の穴を一旦埋めないと不可ないので、そのままにしといた。
Gotohのブリッジのポストを通す所の穴径がミリサイズで、インチサイズのGibsonのABR-1より少し大きいので、ポストのネジ側がそのままだと結構ガサガサになってしまう。
然し何故かGotoh乃至Schaller製と思われるミリサイズのポスト部品だけ持ってたので(多分昔何かに買ったヤツの余り)、それを使った。
ポストとブリッジはブリッジ側にイモネジを打って固定している。
こうしとくと弦を全部外しても落ちないし、何かの拍子に弦高設定が変わってしまうこともない(弦高が変わったらネックが反ってるということが判る)。
イモネジで固定すると一寸だけ音にも影響があるが、音が良くなる訳ではない。

・テールピース

テールピースは元々アルミなんだけど、手持ちの亜鉛合金のモノに交換する。
ES-339に付いてたヤツ。ES-339はGotohのアルミの(→Soundhouse)に交換してある。
一寸硬くてゴリッとしたヘヴィーな音になった感じがするが、気の所為かも知れない。
一般的には、亜鉛の方がゴリッとするんだけど、今回はあんまし変わらんかった。
今は一旦アルミに戻してみてたところだけれど、でもやっぱなんか亜鉛の方が好い気がする・・・。

高さは一番下にベタ付け。高音弦側だけ少し上げてるぐらい。
他のGibson系のはいつも結構上に上げてるんだけど、色々試して結局ベタ付けが一番シックリ来た。
普通はテールピースを上げていくと丁度ギターと弦の相性でボディが鳴り出すポイントがあるので、そこから微調整して好みのサウンドに合わせて行ってるんだけど、このLes Paulでそれをやると、その鳴り出すポイントでは音がヌルくなり過ぎる感じがする。
よく忘れられ勝ちだけれども、ボディは鳴ればいいとうものではないのだ。
サスティンは長ければいいというものではないのだ。
加工精度が高ければいいというものでもないし、値段が高ければいいというものでもないし、「舶来品」や「日本製」や「ビンテージ物」ならいいというものでない。
なんならギターそれ自体のサウンドがそれ単体で良い音であればいいというものでもない。

因みにテールピースを一番下にベタ付けにした場合、特にこのギターでは、アルミでも亜鉛でも音はぶっちゃけ殆ど変わらん。
「なんか変わったような気がする」程度。
夜中、私の寝てる間に妖怪「テールピース交換しい」(枕返しのニュアンスで)が来てテールピースを交換して行ったとしても、気付かんと思う。
幾らかテールピースを上げてやると、アルミだの亜鉛だのの差が利いてくる感じ。
ブリッジとテールピースの間の弦をピックで鳴らしたときに、P.U.がその音をちゃんと拾うぐらいの高さにテールピースを設定してやると、アルミと亜鉛の違いが出てくる感じがする。

・ペグ

あとペグはGotohのマグナムロックトラッド(→Soundhouse)
ペグの裏から弦を留めるSperzel(→Soundhouse)方式。
トラッドじゃない方の無印マグナムロックだとストリングポスト側でロックするんだけど、これがすげーメンド臭い。トラッドより一寸安いけど。
弦をロックする為にペグをめっちゃ回さないと不可ないし、弦を外すときもマイナスドライバーかコインかそれに類する道具が要る。
弦交換が面倒臭いから(まあチューニング安定性の向上もあるけど)ロック式にしてるのに、その弦交換がメンドいってどういうことやねん、と。
トラッドだとそんなメンドっちさは無い。

本当はSperzelが好かったんだけれど、値段がGotohの方が安くてヒヨった。
あとGotohは無加工で取り付けられて、Sperzelのように(小さい穴を各ペグごとに2個開けなければならない程度の)加工のメンド臭さがない。そこでもヒヨった。
而も間違ってChromeメッキを買ってしまった。Nickelの方が黄色くて格好良いのに。
使ってみた感じ、大凡はSperzelと同等と言っていいと思う。
でもロックした時の安心感(弦がちゃんと食い付いてる感)とかチューニングのし易さとかギア比とか、微妙な部分はSperzelの方が好み。
ギアのバックラッシュとかはGotohの方が若干少ないっぽい。
まあそんな感じで、私的には、慣れもあると思うけど、Sperzelにしといた方がよかったかなと思う。

・お絵描き

裏はお絵描き。
Les Paul Classic 2018 back
Les Paul Classic 2018 back posted by (C)Ludwig D. Omen
まあギター買ったり先ずはお絵描きしますやん?
最初はラッピングフィルムをコレと同じような形に切り抜いて貼ってたんだけど、貼った場所が丁度私の使っているギタースタンドが当たるところで、擦れてすぐ剥がれてきた。
擦れて剥がれてるので、糊がベタついて鬱陶しいし。
じゃあもうペンキで塗ったれと。
A4の再剥離可の紙のラベルシールを切り抜いてマスクにして、その上からペンキを塗りたくる。
ラベルシールだとペンキのシンナーに反応して切り口が微妙に剥がれてしまうので、ホントウは余りよろしくないのだけれど、ラベルシールが余ってたので。
多分ゴツめのカッティングシートとかラッピングフィルムとかを使った方がいいと思われる。
ペンキはアサヒペンの油性ペンキだけど、アレはシンナーがラッカーじゃないのでボディ塗装を侵さず、食付きは完璧じゃない。
経年と共に剥がれてくるかも。
でもソレはソレで剥がれた感じが格好良いんじゃなかろうかと。

因みに実はコントロール部をイジってたときに、トリマーでザグリを掘ってたのだけど、ミスってボディー裏に回転中の刃が当たってしまい、ボディー裏に結構でかい傷が付いたのだけれど、その傷を誤魔化す為にこうなりました。
一応、元からお絵描きするつもりだったのだけど、傷を隠す為にデザインの幅が狭くなった。

・コントロール部

コントロール部も総替え。
Les Paul Control
Les Paul Control posted by (C)Ludwig D. Omen
元々のヤツ。
金属プレートにグランドが落ちてて、Potも載せるだけでカバーがグランドに落ちる。
配線が少なく済んでカシコ美しい。
コレが・・・
Les Paul Classic 2018 Control
Les Paul Classic 2018 Control posted by (C)Ludwig D. Omen
こうなった。

・Pot

CTS is shit.
買って割とすぐガリが出るようになりやがった。
マジか。まじでマジカ。
私は近年結構ボリュームイジるので、ガリはマジ勘弁して欲しい。
昔は演奏中は常にMax、音消すときだけ0にしてただけだったので、ガリが出ても気にならなかっただろうけど。
今は許すことができない。

なのでPotを信頼と実績のTOCOSのとかにしたいのだけれど、Les Paulはコントロール部の木が厚く、TOCOSとかの電子部品屋とかで普通に売られてる普通のパネルマウント用のPotだと首の長さが足りず、ポン付けで取り付けることができない。
このザグリ部を全部ブチ抜いて、Duesenbergみたいな感じで表側からセル版で「コントロール部カバー」みたいなのを作ってネジ止めして、それにPotを載せるか、とかも考えた。うむ、ソレはソレで一寸格好良さそう。
でもブチ抜くのはやっぱ怖いので、取り敢えずザグリのPotの部分だけ更に深く掘って木の厚みを減らしたらいいんじゃね?ってことなった。
マキタのトリマー(→Amazon)で慎重に掘り進み、Potの載るトコの厚みを調整する(このとき一瞬気を抜いてしまってボディ背面に傷を付けてしまった訳だ)。
導電性塗料を塗りたくってPotを配線&取り付け。
ピックアップのザグリとピックアップセレクタの所も導電性塗料を塗りたくって、それぞれグランドに落としてある。

基本的な配線はオリジナルと大体同じ。
配線材は適当な太さのシールド線。
Potは念願のTOCOSの通信機用、φ24mm。
ギターには明らかにオーバースペックだけど、諸々の耐久性能の次元が違うので、一度付ければ二度と交換する機会が訪れない。
ボリュームはA500kΩで510pFのハイパス、トーンはB500kΩで0.022uF。
ボリュームは今までBカーブを使い続けてきたけれど、コレは何故かボリュームを5にしたときの感じがBだと未だ音が強過ぎる感じがして、2-3ぐらいで今まで使っていた他のギターの5ぐらいの感じになる。
でもそこからもう少し絞りたいと思ったら急激に音が小さくなるので、いい感じのところに合わせるのが難しかったのだけれど、試しにAカーブにしたらそっちの方がシックリ来た。
なんでやろう。
ハイパスの容量もいつもと同じだし、Potの抵抗値もいつもと同じなのに。
いつも間違ってて、Bと思ってAカーブ買ってたとかか?
でもTOCOSのAとBじゃ値段も入手性も違うので判ると思うんだけど・・・。
或はP.U.の電気的特性が何か影響しているのか・・・。

あとオリジナルの金属プレートみたいに、Lラグ板を真ん中にネジ止めすると便利だと学んだ。

・フォンジャック等

写真には写ってないけど、フォンジャックはSwitchcraft(→Soundhouse)じゃなくてNeutrikの廉価ブランドのREANの(→Soundhouse)を使った。安いし。
つうか昔大量に買ったのが余ってるので。
他のギターもジャック修理やデンキ系入れ替えの度に順次REANに入れ替えていっているとこだけど、今のところ耐久性とかガリとかで問題は起こってはいない。
プラグ挿し込みの抜け難さも申し分無い。
今の所の評価としてはREANでもOKという感じ。

ピックアップセレクタはオリジナルのSwitchcraftのまま。
ここはSwitchcraftが気に入っている。

・弦

ギターがいっぱいあるので、ちょー長持ちでお馴染みのElixirを使わざるを得ない。
このLes Paulにはゲージは.010のスタンダードなセットで。
.009だとフニョフニョ過ぎてピッキングがし辛いし、質量が少な過ぎて重いボディをドライブし切らない。
.011だと音の密度が濃過ぎて余裕が無い感じになっちゃう。

因みに私のSGは.009のセットを合わしているし、ES-339は.011のセットを張っている。
ギターによって合うと感じられるゲージがバラバラであるので、常にメインどころの3種類を少なくとも1セットずつはストックしておかなければならない。

今までElixirのNanoweb(→Soundhouse)を使い続けてきて、なんか微妙に気に入らないところがありつつも、諸々の調整でなんとかこんなもんかというところに落ち着けてきたけれど。
Optiweb(→Soundhouse)もちょい前に出て、試してはみたけれど、パッとしなかった感じがある。
Nanowebが「ジャリ」っとした音だとするとOptiwebは「シャリ」っとした音。
Nanowebの方が芯があって強めの音の感じでよりhi-fiでローが意外と厚い。
Optiwebの方がローが弱めで音の腰は高めだけどハイの高い部分は控えめ。
NanowebからOptiwebに交換すると、場合によってはソリッドでも箱モノ感が出てるように感じるかも知れない。
NanowebがD'Addario(→Soundhouse)だとしたらOptiwebはErnie Ball(→Soundhouse)を軟弱にした感じ。
Optiwebで6弦開放を弾いたときのビヨーンとした鳴りはThomastikのInfeld(→Soundhouse)を思い出させないでもない。
両方、ミッドに厚みは無い感じだけどOptiwebの方がマシかな。あんま変わらんかな。
あと、Optiwebの方が弦のテンションが大分弱い。
ゲージを半分落としたぐらいの感じ。
この点もD'Addarioに対するErnie Ballを思い起こさせる。

でもこのLes PaulにはOptiwebの方が好かった。
強く弾いた時に弦がフレットに当たって鳴る金属音が、Nanowebのときはすっげー不快だった。
こんなにこの金属音が不快なギターは初めてだ。
生音は勿論のこと、P.U.越しにも一寸入る。
この不快な金属音がOptiwebだと大分マシになって、気にならなくなった。
またNanowebでは高音域の高い所で不快なビビリ音みたいなのがずっと鳴っているようなサウンドだったけれど、Optiwebはその部分の厭な周波数帯が余り出てない感じ。
あとNanowebだとフロントピックアップで低音弦を弾いたときのブーミー過ぎて、これを調整するのが難しかったいするけど、OptiwebだとローがNanoweb程強くないので大分マシ。

つうことで、Optiwebの0.010のスタンダードなセットを張っている。

・ストラップ

ストラップは今までGibsonのナイロンの安いヤツ(→Soundhouse)を愛用していたのだけれど。
持ってるギターの半分ぐらいはコレ。
長さとか構造とか滑りとか色とか見た目の質感とか、アレが丁度好かったのです。
短くしても長くしても、アジャスターが肩に当たらない丁度良さ。
Oカンがボディエンド側で、ヘッド側は固定なので、Oカンがボディに当たってカンカンいわない丁度良さ。

でも阿呆みたいに重いLes Paulだと、ナイロンのは滑りが良過ぎて逆に安定しない。
一寸肩に食い込むし。
裸で弾いてると肩の食い込んでる所がシュッと擦れて痛い。
つうことで、コットン。ゴツくて幅広なコットンのヤツ。
昔買ったFenderのコットンのストラップが、今でも使ってていい感じなんだけど、クリーム色なんよね。Fenderやし。
新しいの買おうにももう廃盤やし。
なので、Levy'sのコットンストラップMSSC8(→Soundhouse)の黒を買った。
レザーストラップでお馴染みのLevy'sだけど、コットンのもあったのね。
滑らない具合とかも好い感じで、感じる重さも一寸マシになって、見た目もイカスし気に入って使っている。
これはよいものだ。