2006/02/28

MOGWAI、ワルキューレ、ワンダと巨像

今日も眠い・・・。
明日も早いのです。
ということで、BEHRINGERのエフェクターのレヴューは明日にでも・・・。

やる気あんのか。
勿論!
無いです。

MOGWAIの新譜買ってきた。
ヘヴィーモグワイが帰って来てた。
而も帰って来すぎて殆どがヘヴィーモグワイ。
でもサウンドが・・・。
太陽と筋肉の音。
エモコアの連中みたいなサウンド。
で、バスドラはゴスメタル。
「静寂から轟音へ」モデルが復活していて、多分皆その点を持て囃すだろうと思うのだが、「静寂」が、「静寂」モデルで使われたような音色を使っているだけで、実際には静寂ではない。
私が愛した寂しさとか儚さが、刳られるような感覚が大分薄れてしまった。
ということで、私にとってのMOGWAIのベストアルバムは、今だにROCK ACTIONのまま。

序でにワーグナーのワルキューレの抜粋、EMIのやつ、安かったんで買ってきたんだが、指揮者がカラヤンじゃないことは確認したんだが(私はカラヤンが嫌い)、録音年代を確認するのを忘れてて、帰って聴いてみて余りに音が古いので確認すると1935年の録音だった。
ゲンナリ。
ワーグナー自体あんまり好きじゃないのに、偶にはワーグナーも悪くないかも知れないと思ってしまったのが不可なかった。
どうせならアルテノーバから出てるニーベルング全曲集(3500円程度で、すっげー安いのだけれど、結構ちゃんとしてるとの噂)を買えばよかった。

それから、ワンダと巨像のサントラも手に入れた。
ゲームはやってないけど。
私はこのサントラを創ってる大谷幸って人が気に入っているのです。
で、衝撃の事実が。
大谷幸の写真が載ってて、そいつは口ひげ生やしたオッサンやった。
私はてっきり女の人かと思っていた。
私の想像では、痩せたフジ子ヘミングみたいな人だったのだけれど。
海の家にでも居そうなオッサンやったとは・・・。

2006/02/27

ホリック、蟲師、キャラ/キャラクター

眠い・・・。
ということでBEHRINGERのエフェクターのレヴューの続きはまた明日にでも。

代りに漫画でも。
クランプのホリック。
ホリック
XXXHOLiC 8
話の内容は兎も角、画と雰囲気が素的な漫画。

雰囲気ってのは、「キャラ/キャラクター」の話しでいくと、物語そのものの「キャラ」みたいな感じなのかな?
キャラってのは要するにキャラクターの性質のことで、その性質の中でも他のキャラクターにも共有されていて、一般化されて名前が付いてるようなやつのこと、みたいな感じでいいかな。
或人物として描写されたものの性質についてのイデアみたいなもの?
で、雰囲気ってのは、そんな「キャラ」の使用法を人物についてじゃなくて話の内容について適用したもの、という感じかな。
じゃあ、ホリックの物語の「キャラ」はどう呼べばいいんだろう。
アヤカシ系?一寸違うな。
分かんね。筆舌に尽し難し。
ていうか眠くてどーでもよくなってきた。

で、漆原友紀の蟲師。
蟲師
蟲師 7
一巻とか始めの方は、画が兎に角スゲー漫画だと思ったが、最近は人物描写の漫画になってきている。「画」キャラから「人物描写」キャラへ。
画の説得力衰えてからは「ああ、あの美しかった画が・・・」とばかり思ってたのだが、最近は、それはそれで、彼女の人物描写は結構いけてるんじゃないかという気になってきた。
画一的ではないところが素的。
キャラに縛られていないというか。
登場人物や話の流れが単なる「キャラ」に終始しておらず、リアルの人間の人間らしさがあるいうか。
これを見ると、やっぱ「キャラ」って語は「リアル」という語とは最後の最後では共役不可能な部分を持っている語なんじゃないかと思える。
「キャラはほんとうはリアルじゃないんだ」とか、「キャラってのは実際にはリアルとは違うんだ」というふうに言ってもいいと思う。
ポストモダンをやっと標語にし始めた人達とは違って、私は「ポストポストモダンの」ローティ風のプラグマチストなのです、と偉そうにしてみたり。

2006/02/26

BEHRINGERのエフェクター

やっちまった・・・。
BEHRINGERのV-AMP 2とエフェクター。
エフェクターはTO800TO100VD1
これ、すげーのよ。
特にエフェクター。
直段の4倍の音。
「そのまんま」の音がする。
つまりオリジナルのものと殆ど同じ音で直段は1/4程。
回路の設計をリバースエンジニアリングしてそのまま使ってんじゃないかと思わせる程。
例えばTO100
 
これは多分Ibanezのチューブスクリーマーに対応しているのだろう。
二つのセッティングを同じにして交互に弾いてみても違いが殆ど分からない。
チューブスクリーマーの方がほんの僅かにだけ、きめが細かい感じ。
TO100の方が僅かに粒が荒い。
これはTO100の筐体がプラスチックか何かの樹脂製で、金属部分が底に一枚-用の厚めのアルミっぽい板がネジで留めてあるだけでチューブスクリーマーに比べて少ない所為かも知れない。
でも普通に弾くだけなら判らないだろう。私も目隠しして弾けば多分途中でパッと入れ替わっても全く気が付かないだろう。
余りに音が似過ぎるているので、こりゃマジで回路設計パクってんじゃないかと不安になった程。
例えば回路の著作権みたいなのがあって、それは製品の発表から何年かぐらいしか有効期限がなくて、それでその有効期限が切れた製品の回路設計は誰でも自由に使って商売していいようになる、みたいな法律があって、それでBEHRINGERはその有効期限の切れたものを狙って開発費の殆どかからないけど信頼と実績のある設計の商品を、オリジナルより安く製ることで製品の競争力を高めて売ってるんじゃないかねーと、勝手なフィクションを頭の中で創って無理矢理納得してみたり。

次に、TO800
 
4558ICとMA150ダイオードを使ってるってことだし、色とか型番からして、こりゃ、マクソンのOD808辺りかな?
殆どチューブスクリーマーみたいなもんだけど、チューブスクリーマーやTO100(上の紫のやつ)に比べると、僅かに音にガッツがある気がする、という程度の違い。僅かに中音域が強くて、また僅かにガリガリしている。
チューブスクリーマーやTO100の方が僅かにスムース。
これも何回かセッティングを変えて色々試してみないと判らないという程度の差。
でもチューブスクリーマー-TO100間の差よりは多少判り易いけれど。

で、やっぱ回路に使ってる部品とか殆ど同じなんじゃねーのと思って中を検めてやろうとしたのだが、何の犠牲もなく分解できないようになっている。
分解しようと思ったら、エフェクト調整つまみを全部折らなくては不可なそうだ。

ということで、スムースさを比較すると、スムースな方からチューブスクリーマー、TO100、TO800の順。
中音域の強さを比較すると、強い順からTO800、チューブスクリーマー、TO100の順。
一番「直段が高そうな」音はTO800かな。その次にチューブスクリーマー。
でもこれらの違いは殆ど判らない程度、という感じ。
どれも実践においてガンガン使えるだけの能力がある。
ん?ということは私は殆ど同じようなものを三つも持ってるってことか。
あ、でも私のチューブスクリーマーはDXなので、チューブスクリーマーモード他に三モード付いとったんやったわ。ということで、殆ど同じようなものが二つ。ダブってる。

若しかしたら、私のチューブスクリーマーはそこそこ古くて結構酷使しているので、その所為で幾らか音が変ってしまっている可能性もあるので、TO100との差は実際はもっと小さいかも知れない。

それから、電源に電池じゃなくてDCコネクターを使う人、私もそうなのだけど、コネクター差し込み口がインプットジャックの隣に付いているので注意しないと不可ない。
BOSS型のエフェクターをL型プラグのパッチケーブルで繋いで詰め詰めにエフェクターを並べている人は、DCコネクターが当たってあんまり詰め詰めには配置できないかも知れない。


因みに上の各リンクは私がアフィリエイトで契約しているサウンドハウスに飛びます。
ネット通販に力を入れているようで、恐らく他のどこの大手よりも安い。
私も大体ここで買いますよってに、お勧め。

眠いので後半は明日書きます・・・

2006/02/25

沈降、世界像、意味

何故か只管眠い・・・。

何か少し入り組んだことを考えた気がするのだが、何を考えていたのか忘れた。
そんなに面白くないけど、でもまあ今日の日記はこれを書こう、というふうに思っていたことは覚えているのだけれど。

んー。眠い。

私の世界には、今は唯眠気だけが存在している。
私の世界を探求しても、只眠気が存在しているだけ。
何か記述しようにも、塗り潰されていて個物が存在しない。
総てが一たるパルメニデスな気分。
だから「意味」というものが無い。

7. 意味のないものに正しいとか間違っているとか言ってはいけない。(前期)

107. ・・・ということで、私は言いたい:フカフカした布団へ入れ!(後期)

2006/02/24

シミュレーション、総合判断、アーンリトルマネー

最近のマイ・ブラッディ・トレンドは徹夜。
長時間起き続けることに順応しつつある。
まあ実際はヤバいぐらい眠いんだけど。

疲れた。ヨガヨガメディテーションしよう。
すーはーすーはー・・・すーすーすーすー。
んおっ、寝ちまうところだった。


アンプシミュ、ベーリンガーのとかどうなんだろう。
うーん、安いなー。いいなー。
音は、聞くところに拠るとそこそこで、直段は新品で買っても中古のGNX-2の半分程度。
まあGNXシリーズは結構古いし、音はぼわっとしているしなあ。別にデジテックに拘る必要はあんまり無い。
PODは高いから嫌。てゆーか経済的に不可能。
サンズアンプで以ってアナログでキメる手もあるが、それならベーリンガーのパクり機種が1/5ぐらいの直段で手に入るしなあ。
因みに楽器の周辺機器の類を買うならサウンドハウスがお勧め。別にサウンドハウスのアフィリエイトやってる訳じゃないんだけど。
私が知っている中で大体一番安い店。ネット販売。取り扱っている品の種類が豊富。
ネット販売なので生楽器のように個体差が重要な意味を持っているようなものを買うときはあんまりお勧めしないが、ミキサーとかエフェクターとか弦とかピックとか、そういうものについてはここで買うのも悪くないだろう。
送料がかかることと注文から手に取るまでの時間が幾らかかかるというデメリットもあるが、そのことも踏まえて総合的に判断しましょう。
皆さん、新品を買うときは、一応ここで直段を調べてから、行き付けのお店に行って、試奏したりしてから、買うのか買わないのか、買うとしたらどこで買うのか、判断しましょう。
てゆーかこんなことやってるから石橋楽器のアフィリエイトで儲けることができないのだ!
まああんまり儲ける気無いからいいけど。

2006/02/23

抵抗、溶媒、承認

憂欝になかなか抵抗できない。
神経が溶解している。
脳味噌を取り出してこびり付いた粘液を洗い流したい。

自分が無力で社会の均質な海に溶解していると私が感じるているのは、その社会を構成している筈の人達の連鎖の中には私自身が居ないのだと漠然と感じている所為も幾らかあるだろう。

2006/02/22

年金

もうこんな時期か。
早いな・・・。

私は一生こうやって、何一つ達成感を得ることなく死んでゆくんだろうと思う。
自分が無力で社会の平凡さに埋もれていると私が感じるているのは、私がその社会の人々個人個人を余り識らない所為も幾らかあるだろう。

一生ぼーっとして暮らせるだけの金が欲しい。

2006/02/21

BEHRINGER、LINE6、ストンプボックスモデリング

BEHRINGERのコンパクトエフェクター。
お値段がすっげー安いの。

↓こんなの
サウンドハウスで調べる

安いし、そのうち買ってみようと思ってるのだけれど、実力の程はどうなんだろう。
色とか形とかBOSSとかMaxonとかエレハモ辺りのドンズバなのだが、若しBOSSとかのと同程度の品質があるなら、こりゃ買うしかねー。
「市場における有力エフェクターの対抗製品として開発されたこのストンプボックス」ってスタンスらしいし。
つまり好意的に解釈すると、「あいつらあんな値段で売ってやがるけど俺たちにやらせればこの値段で利益出せんだぜ」みたいな感じ?まあ開発費とかブランドイメージとか無視した解釈だけど。
でも確かに音楽に関わる商品ってのは意味が解らん程高過ぎるものがある感じがする。
中に古いケーブルが一本ちょろっと入ってるだけのちっちゃい箱で諭吉さんが吹っ飛んだりするのは一寸信じられない。
LINE6のとかわざわざ「これ例のアレのコピーっすよ(モデリング)」って言って売ってんのに無駄に高かったりするし。
アンプモデリングのは、でかいアンプを持ち運びしなくてよくなって利便性がかなり上がったのでまあいいんだけど、ストンプボックスモデリングのまであんなに高いのは得心がいかん。
まあ「ここにモデリングされてるもの全部集めるよりこの一台」ってスタンスなんだろうけど、結局使うのは一つなんだろうし。

でもべーリンガーのエフェクターって使ったことないからなあ。
小型ミキサーは使ったことあるんだけど、あれは、直段から考えるとかなり佳い出来だったかったと思う。
あとダイナミックマイクは結構使ってる。これも直段(3000円)の割には優れている思う。少なくともSM58ぐらいは使える。SM58は一寸モッコリしてるがこっちはカッチリしている感じ。
ということで、私のべーリンガーについてのイメージは、「安い値段で結構佳いものを作る。流石に高級品には敵わないけど。強烈な個性を持ったキワモノというよりも寧ろフラットで汎用性の高い種類の佳いものを作る。」という感じ。
だから、このエフェクターがBOSSとかと同程度の品質を持っていたとしても、納得できる。
まあ未だ判んないんだけど。

まあでも中古でBOSS買うより安い。
ビッグマフなんか中古と比べても大分安い。
ということで、リバーブが発売されれば買うつもりなので、そのとき序でに他の歪み系とかも買ってみようと思う。

2006/02/20

プラグマティズム、ニート、ローティ

「儂は勉強が全く足らん」と思い立ち、徹夜で只管本を色々読む。
本を只管読んで、一寸は勉強した気になろうと試みる。

プラグマティズムの思想』魚津郁夫
パースジェイムズミードデューイと、あとクワインローティが最後の方に少し。
結構解り易く書かれているように感じた。
特に私は今までミードに殆どノータッチだったので、結構役に立った。
ミードが私にとって魅力的ではないということが能く解ったし。
私はクワインについて「一応或程度は解ってる」程度なのだが、その私から見ると、ここに書かれているクワインは、よくまとめられているように見えた。
で、私はローティについては結構思い入れがあって結構解ってるつもりなのだが、その私から見ると、ここに書かれているローティは、「連帯」についての説明に「想像力」についての言及がない点とか魚津さんのローティ批判(「実在」の身分についての批判)が、よくある批判で、哲学のちゃんとした批判として結構良い線行ってそうに見える批判なのだが、ローティ主義者から見れば的外れな批判である点とか、不満が幾つか残るが、でも全体的には解り易くてよくまとめてあると思う。
まあ実在の身分についてはローティはかなり挑発的なこと言ってて始めは誰でも途惑いそうなところだし、「想像力」については、この本の参考文献に『偶然性・連体・アイロニー』がなかった点を考えると、「想像力」についての言及が抜け落ちているのもまあ不可解という訳でもない。
ということで、多分ミードについての言及も或程度信頼していいのだろうと。

アマゾン→魚津郁夫 『プラグマティズムの思想』

『「ニート」って言うな!』本田由紀・内藤朝雄・後藤和智
「ニート」って言うな!
以前このブログで「Kritik der Menschenkraft」という題で「人間力」とかどーしょーもないこと言ってる連中(而もそいつらは結構重大な発言力を持っている輩な訳だ!)に対する当てこすりを書いたときに、ニートの問題についての言及をしたこともあって、一寸気になってた本。
「ニート」という語には、現在の日本の多くの一般的なメディアにおいては「近年急速に増えつつある、パラサイトシングルで引き籠りで働く意欲のないダメな怠け者で日本の悪性新生物である若者ども」とか「「ニートは人間力が足りない」とか。「ニートは親の財産を喰って生きる穀潰し、働かざる者喰うべからず」とか。」(Omen、10/27、2005)というイメージで語られている訳なのだが、この本の曰く、バカメディアが垂れ流したクソ語彙をそのままのイメージで使ってるうちは、そりゃあんたら歪んだイメージを持たされちまってるんだぜ、と。
それから元来「ニート」って語は「NEET(Not in Employment, Education, or Training の略称。)とは無業者。雇用されておらず、学業もしておらず、職業訓練も受けておらず、求職もしていない無業者のことを指す。また家事手伝いもニートに含まれる。なお、しようとしているができない人(失業者や浪人など)や主婦・主夫、あるいは定年退職者などは含まれない。」(ウィキペディア)というぐらいの意味だったのだが、それが「引き籠り(この人達は家にいるだけでどういう訳か社会の悪性新生物扱いされたり、まあ善いようには見られない訳だが)」や「犯罪親和層(「ヘンタイ幼女嗜好のアニヲタでちびっ子達に悪さをするような奴等」とか「キレる若者」みたいなイメージ?本文中に確りした言及は私には見つけられなかったが、多分そんな感じの漠然としたイメージによって同定された人々のことを言ったるんだと思う)」という、元来の意味での「ニート」層の中に少数しか居ない人達の特徴をニート全体の特徴であるかのように漠然と、そして誤って(或は一部の人はわざとなのかも知れないが)まぜこぜに認識されてしまっている、と。
で、今や「ニート」という語は差別用語に成り下がってしまい、今現在「ニート」と呼ばれている人達の価値を不当に貶めるばかりなので「ニート」って語はもう使うな、と。
私は「Kritik der Menschenkraft」を書いたときには、「ニート」という語を元来の意味と今広く行き渡っている差別的含意とを区別せずに使用していたせいで、区別するよりも少々筋が曖昧になってしまっていた。悪い例。反省。

まあでも「ニート」って言っては端的に不可ないんじゃ、ニートにまつわる問題についてちゃんと議論できないので、矢っ張り「ニート」って言ってもいいんだけど、それは人を不当に貶める為に使ってはいけないという制限付きで、議論するときにはそのことに十分気を付けて議論しないとだめですよ、という感じでいきましょう。

この本で書かれていることは、ニートとして同定される人達を社会の不当な憎悪や不安の対象としてはならないという結論は私と共有しているのだけれども、それ以外では同意できる点よりもダメな点の方が目に付いた。
手放しにうんうん肯けない。この問題について議論の余地は未だかなりあるという印象を受けた。
議論のツメが甘かったり図が非常に拙かったり統計資料やグラフが不足している所為で説得力がなかったり。
まあ統計/グラフ関係は、キャッチーさを求めれば或程度は削らないと新書で出版できなかったのかも知れないが。テキトーな憶測だけど。

本田さんは「ひきこもりとか犯罪親和層ってのはニートのうちのごく一部の人です」とか言ってるんだけど、ニートを中心として描かれた若者の分類図では、「ひきこもり」と「犯罪親和層」が他の若者の中ではなくニートの中の「働く意欲がない」グループ特有の存在であるようにしか見えなかったり。流石にそんなこと意図してはいないだろうが、図として相当拙い。
また「ニートってのは結構どこでもいそうな普通の人なんだよ、だからひきこもり用に設計したプログラム使ったってダメなんだよ」ってことにばかりに注意が行き過ぎていて引き籠りの悪性新生物扱いについてはほぼスルーだったり。最後に微妙に「ひきこもりに対しては相応の支援が必要だということは認める」というようなことは一応言っているが、全く以って不十分だと思う。それに「引き籠り」とか「犯罪親和層」ってのが他のクラスでなくニートに集中している筈だというダメ物語もちゃんと救済しないと。引き籠りについての明らかに誤った事実認識から成る物語についての救済もないし。
というような感じで結構いろんなところがコンコン蹉く。

内藤さんの場合は、ローティとかハーバーマスとかテイラーとかブランダムとか・・・まあその辺の、プラグマチズムとか言語的外在主義とかその周辺の流れを汲んでる私としては、自由と教育についての内藤流リベラリズム的言説が、どうしても納得いかん。
まあ私も自由は大好きだし、或意味ではリベラリストなんだけど。でも特にテイラーは黙ってないだろうね。私の中のテイラーモジュール(本一冊分ぐらいしかないけど)が反応してしまう。「近代個人主義から未だ十分には逃れ切れていないんじゃないか」って。
ローティ風に言うと、恒に議論は続くべきで、教育ってのはその議論がちゃんとできるようになる為には必要なんだ、みたいな。
だから(?)私のブログに拙い点とか疑問とか見つけたら確っかり批判して下さい。キモいイタいとか言われたは普通にへこむけど、ちゃんとした悪意のない議論ならちゃんと応えたりしますよってに。メンドクサくなって応えないかも知れないけど。でも一応仮にも哲学の学生、ちゃんと応えていくスタンスで。

どうでもいいけどスマップは(まあ実際は「スマップが」ってわけじゃないけど、象徴的な語法ということで。スマップのメンバーとスマップファンに一応断りを入れときます)『世界に一つだけの花』で現代思想(ポストモダン。ポストモダン自体が今やイマイチだけど)に追いついたように見えるかも知れないが、あれはロマン主義萌芽期の最も稚拙な議論に追いついた程度で、そのスピリッツはカントシラーをすっ飛ばして現代にも部分的には受け継がれているものの、それがポストモダンだとか言ったらポストモダンの人達多分怒るぜ。因みに前文は私的言語で書かれた私秘性最強の私的メモですよってに、意味が解る方がおかしいのでここは無視って下さい。

後藤さんのは、「どうしようもない奴等集」という感じの、資料としては充実していて役に立つと思う。ニート問題について論文なんか書くときはこれはまあ使えるんじゃないかと思う。
私は多分書かないんでシランが。
でも題名が「「言説」-「ニート」論を検証する」となっているんだが、確りした検証はちゃんとできていないので後半の「「ニート」論を検証する」って部分は省いた方が適切だと思う。

全体としては「これからどうするべきか」関係の、未来に関する議論はどれもイマイチだったが、然し兎に角現状が非常に宜しくないということはよく解るように書かれていると思う。
結構すらすら読めるし。
それから、世の中には他にも良いこと言っている人もそれなりに居る筈なんだが、この本にはそういった人達についての言及がまるでなかったし、「この人の議論は結構良い線行ってるんだけど、ここがダメ」みたいな言及も出てこなかった。
そりゃ明らかに変なこと言ってる人を批判するのはお手軽で簡単なのには違いないし、内容を平易にするにはそれなりに効果のある戦略なんだが、これに終始してしまうと内容に厚みが出ない。
だから、この本は、変なこと言ってる人がいるということを知るにはまあ良いんだが、社会についてのちゃんとした議論としては全然面白くない。「ああ、そうか!」という知的驚きもない。

まあ、私は基本的には、彼ら彼女らの同じ結論を共有する仲間だと勝手に思ってるし、もっと確っかりやってくれと思ってるんで、哲学関係者らしい内弁慶さで拙い点をつらつら書いたんだが、この本は、私のこの記事からあなた方が受けるであろう印象よりは、まあそれ程粗悪な本ではないと思う。
「まあ金と暇あるなら読めばいいんじゃないかねぇ」ぐらいのお勧め度。
でも他のどうしようもないニート本とか買って著作者に印税を納めるぐらいなら断然これの方がいいとは思う。ダメ本を反面教師本として買うのはいいけど。
まあ、他のダメニート本って、本屋の立ち読み以外でちゃんと読んだことないのであんまりエラそうなことは言えないのだけれども。

徹夜でテンション上がり気味なのです。
ってもう四時!何時間起きてんねん!

アマゾン→本田由紀・内藤朝雄・後藤和智 『「ニート」って言うな!』


どうでもいいんだけど、「プラグマズム」じゃなくて、矢っ張り「プラグマティズム」なのかなあ。




2006/03/01
一応念のため言っておくと、ニート擁護派(?)の議論を読んで勘違いしてはいけないのは、ニートについての問題がこの社会には本当は存在していないんだと考えてしまうのは間違いで、問題は実際に存在しているということはちゃんと頭の隅に置いておかなければならない。
フリーターの増加率に比べてニートの増加率が低いからといって、ニートが増加していないと考えるのは端的に間違いだし、社会全体の就労就学問題についてちゃんと考えなければならないという考えが正しいからといってニートの就労就学問題を無視していい訳ではない。
現在の日本社会における「ニート」についての支配的な概念がおかしいからといって、ニートの問題設定そのものが全く事実無根という訳ではない。
実際に苦しんでいる人達が居ることを忘れてはならない。
何故その人達が苦しんでいるか或はその苦しみはどういった苦しみなのか等々を、ちゃんと考えれば誰だって納得できるような形で記述し、その苦しみの原因は何で、その苦しみを実際にどうやって取り除くのか或はその苦しみを取り除くのにどういう方法を摂るべきか、等々ということは、歴とした問題なのである。
従って、「私はニートの問題について心を痛めています」と主張する人を無批判に馬鹿にしてはいけない。
序でに言っておくと、実際に問題を抱えている人の数が存外少ないからといってその問題が取るに足らない問題になるという考えが間違っていることは、民主主義の教育をまともに受けた人なら誰でも知っていることであるし、このことについての教育無しにまともな民主主義は成立しないだろう。
まあ兎に角、馬鹿なことを言っている人は山程居るし、その馬鹿な主張を宛も説得力のある主張であるかのように騙る見るも無残な人達の中で権威や発言力を持っているくせに馬鹿な主張を素面でやってのけるキングサイズ馬鹿も居るが、その刺激の強さによって、本当に問題を抱えている人が居る事実やちゃんとした問題意識を持っている人が居る事実や聴くに値する主張をマスキングしてしまってはならない。
当然のことだが、何が問題で何が問題でないのかとうことについてはずっと意識し続けなければならない。

2006/02/19

アフィリエイト

アフィリエイト、楽天ブックスは止めにした。
楽天よりアマゾンの方が総合的に見て優れているということが判っていながら楽天を勧めるのは余り褒められたことではなさそうだし。
それに個別の商品を紹介することができないので、私にとって楽天は余り意味がない。
楽天がアマゾンより有利な点は、Cookieの浸入力と有効期限ぐらいで、その点は本気で稼ぐつもりなら重要な点だけれども、私は余り商売やる気がないので、まあ要らねーや、と。

2006/02/18

ミヒャエルエンデ、ブラッククロウズ、アドルノ

おかしいな。
今日はちゃんと朝起きたのに、総ゆるものが昨日から進んでいない。
また時間泥坊にやられたか・・・。
最近の奴等の増長ときたら。手の着け様がない。
ミヒャエルエンデめ。

ギターの基礎技術の回復に比例して低下してゆく、私の中での音楽におけるギターの重要度。
最近はロックを殆ど聴かんようになってしまっているからなあ。
ブラッククロウズを聴いて眠たくなるぐらい。
あんまり好くない傾向。
最近は雅楽とかジャンゴとかばっかり聴いてる。
そういやアドルノが「ジャズってのは、ありゃだめだね」って言ってたのはジャンゴなんかを指してなのかな。


アマゾン→ミヒャエル・エンデ 『モモ』
アマゾン→ブラッククロウズ
アマゾン→ジャンゴ・ラインハルト 『ジャンゴロジー』
アマゾン→テオドール・アドルノ 『不協和音』

2006/02/17

逆転生活、マイケル・ムーア、MR. BIG

うーん。
いろんなものが進まない。
生活習慣、昼夜が逆転していて一日中ぼーっとしている。
昼飯と晩飯の間に寝る正反対っぷり。
不可んなあ。
神経が錆び付いて誤作動を起こす。
テレビでトリノオリンピックのどうでもない場面を見て顔から液体を垂らしたり。
マイケル・ムーアの『ビッグワン』を観て・・・否、あれは誤作動ではないかも知れない。
頭が働かなくて、ギターの基礎練ばかりしているので、いつの間にか、昔を懐かしんで久しぶりに弾いてみるMR. BIGなどさらっと弾けてしまう不思議気分。

アポなしBOX
マイケル・ムーア アポなしBOX

2006/02/16

プログラミング、数学、レスポンデント条件付け

プログラミングを勉強し始めて思ったこと。
ちゃんと実用レベルで使えるようになる為には矢っ張り数学がそこそこできないとヤバいんじゃやないか、と。
まあ私のようにシロート志向でプロギラミングの基礎くらい解ってりゃいいやと考えているような虚けには大して必要無さそうだが。
私は高校で一応数C/数Ⅲまでやってるので、「知識」は、まあ皆無という訳ではないが、でも0点とか取ってたしなあ。
授業中も起きてることが少なかったし。
なので、未だに複雑な式を見ると眠くなるパブロフ。
乗数でもないくせにちっちゃい字がいっぱい付いてるのとかかなりヤバい。
シグマとかインテグラルとか、簡単なものであってもヤバい。

ってゆーか哲学の勉強も一寸はしろよ・・・。

2006/02/15

ミスタァアンダーソン、アフィリエイト、ココロ

病院へ行ったが、医者も能う解らんとのこと。
触診とかCT録ったりしたんだけど。
イヤな感じ。
エコノミー症候群だったりとか?
或はリンパ系?
何か原因が判れば対処のし様もあるもんだが。


プログラミングなんて一寸やってみたろうかと思い立ち、オブジェクト指向スクリプト言語Rubyの本を買ってくる。
CとかBasicとか基礎の基礎だけ微妙に解ってたりするんだけど、微妙すぎて全然役に立たない。
因みに他にもPHPとかもやってみたかったんだけど。それは又今度。
↓因みに本はこんなの
たのしいRuby―Rubyではじめる気軽なプログラミング
たのしいRuby―Rubyではじめる気軽なプログラミング
よーし、やるぞー。
っと、何か間違ってるようだけど、何となくやる気まんまんだったり。
取り敢ずネオ(マトリックス)を目指そう。
で、スミスさんに「ミスタァアンダーソン」って呼ばれよう。


それからアフィリエイトは、結局、私が中古機材を買いによく行ってる石橋楽器と、楽天の本屋にしました。
楽天の本屋は結構品があるみたい。
・・・儲かりそうにねー。
まあ一寸した小遣いになれば。
今日病院から帰ってきてどれにしようかずっと迷っていたので、その時間給ぐらい稼げればと。
まあ元々このブログ、人様に覧て頂くことを前提とせず書いてたりするし。

クリック収入はないので、何か欲しいものがおありなら、皆様、買って下されば、私、経済的に多少潤うということで。
経済的に潤えば私のココロも一寸はポジティブになると思う。
で、私のココロがポジティブになったら、このブログも多少は読み易くなるんじゃなかろうかと・・・。

2006/02/14

病院、突発性異常語尾症候群(Spastic Aberrated Desinence Syndrome, SADS)、アフィリエイト

病院は明日にします。
明日は必ず行こう。
ビビって居るのだ。


ということで曲でもちんたら打ち込みながら一日を過ごす。
部分的にシェーンベルクみたいになってしまった。
でも結構好くなりそうだからこのブログではフリー素材としての公開はしないにょー。
ダメだったら公開するけど。
知的財産の独り占めー。


このブログの一日のアクセス数も何故かそこそこになってきたので、そろそろアフィリエイトでもして稼ごうかと思案中。
アマゾンは全然儲かんないしなー。
あんまり本代が浮かない。
「音楽を語る」の方のブログは全然更新してないので、アクセス数もここの1/10程だったり。

2006/02/13

鼠径部

鼠径部の上辺りの微妙な圧迫感が一月程続いている。
結石の可能性が一寸現実味を帯びてきた。
でも腎臓はもっと上だと思うし、尿路にしては一箇所に留まり過ぎ。
まあ明日にでも病院行ってきます。
病院嫌だなあ。
面倒臭い・・・。

2006/02/12

CSS、HOME PAGE BUILDER、StyleNote

何となく徹夜でホームページを仕上げてみる。
内容は殆ど変ってないし、徹夜する程の量じゃないのだろうけれども、色々迷いながら遊んでるうちに相当時間が経ってしまっていた。
で、スタイルシート使うようにしたんだけど、あれ、凄く良い。
書式が或程度統一できるし、変えたいところが複数のページにまたがっているのを、纏めて一発で変えられる。
基本的な設定を共有するのでHTML書く量も少なくて済むし、量が少なくて整然としているから悪いところが出てきても、どこが悪いか直ぐに分かる。

それからフリーソフトのStyleNoteが結構役に立った。
これは日本語なんだけど、昔英語のフリーソフト、名前何だったか忘れて了ったのだけど、使っていたことがあって、それに使用感が似ていたので、使いやすく感じたのかも知れない。
HOME PAGE BUILDER、私はversion 8のを持ってるのだけど、或程度タグが手打ちで打てるようになると、ビルダーの機能を使って訳の解らないタグが勝手に打ち込まれるのに比べ、自分でタグ打った方が自分で何やってるか能く解って、結局手打ちで打つようになり、そうなるとビルダーよりStyleNoteの方が、飾り気の無い分自由度が高くて、而も基本的なところは押さえてあるので、私には使い易かった。
ビルダーのversion 8はCSSへの対応が全然成ってないし。まあversion 10買えば、その辺は改善されてるんだろうけど。
その点、StyleNoteはCSS使っても、ビルダーに比べりゃ全然ストレス無く。
但しビルダーに付いてる、サーバーへのアップロードの機能は便利なので、アップロードの時だけビルダーを立ち上げたりしたり。

で、徹夜明けで、index.htmlで流す新しい8小節曲を適当にピッピッピッと創ったり。
何度も意識を失いながら創ったという、要らんところで苦心してる作品です。
出来は、中途半端にふざけたサウンドで、私としては、この中途半端さが結構気に入っている。
ホームページの名前も、ノリで「夜と水の音」という非常に中途半端でダサい名前がついてるし。昔の新居昭乃とかにしか許されない感じ。心理や自然を何か勘違いしながら、それを恥じもせず世界を描写している感じが素的だ。我ながら、素晴らしいネーミングセンス。
今月のテーマは「ビミョウ」。
さあ、奥歯がむず痒くなる感覚を味わうがいい。
で、曲なんだけど、前ヴァージョンから、ピコピコノイズを使用するという流儀を継承している。
それから、今までは.wavだったのを今度から.mp3にした。
特に意味のない音なので、別に音質とかどうでもいいかと。まあ320kbpあるけど。
それよりニフティサーバの少ない容量に対応する為に軽量化を重視。
因みに私のホームページは→ここ


窓の杜→StyleNote
IBM→HOME PAGE BUILDER
アマゾン→HOME PAGE BUILDER 10

2006/02/11

CSS、Dimension、Core Duo

引き続きホームページを弄り中。
漸く、今更、CSSの仕組みがちゃんと理解できた。
今まで自分とこのブログのCSSとか弄ってたくせに。
独りで暗中模索してないで、ちゃんと辞書とか見て勉強すること。

それから、昨日、Dimensionのこと書いたんだけど、今日になって、CAKEWALKのホームページにDimensionのProヴァージョンが発表されてたり。
因みにProject5に付いてたやつとの違いはライブラリが更に3GB増えてるってことだけっぽい。
・・・買わんやろうな。でもまあ3000円までなら、出してもいいかな。丁度ブラス/リード系の音が足りなかったところだし。
因みにEAST WESTからSymphonic Orchestraの廉価版みたいなやつがもうすぐ発売になるけど。
廉価版でも買えないんだけど。
CAKEWALKでは、他にもZ3TA+とRaptureというシンセも同時に発表された。
因みにDimensionとRaptureはマックでも使えるようです。
多分3つセットで優待価格15000円とかになるんだろうけど(無根拠な推論)、そんなに凄いシンセでもなさそうだしなあ。
SONAR 5あったら要らんかなあ。
ビミョウな気分。

そういやDELLでコアデュオのノートPCが発売になった。
とうとうノートPCでもデュアルコアCPUの時代。
マックも確かコアデュオよねえ。
G4に比べて4倍速とかという噂。
Windowsがもっと早く64ビットOSになってメモリがもっと安くなれば。
来年の春ぐらいかな・・・。
来年の春ぐらいまでに金を貯めておけと。


Apple→ここ
CAKEWALK→ここ
EAST WEST→ここ
DELL→ここ
Intel→ここ

2006/02/10

サウンドフォント、Dimension、ブラス/リード

サウンドフォントをネットで探す。
私の持っているシンセでは、どれもどうもブラス/リード系の音が甘くて。
イングリッシュホルンとかをストリングスのアンサンブルに付加的に使って少しヘヴィーで力強い感じにしようと思ったのだが。
因みに私はストリングスに、Project5 ver.2に付いてきたDimensionというサンプルプレイバックシンセを使ってます。これがすっげー良い。
SONAR 5持ってる人はこのDimensionを手に入れる為だけにProect5買ってもいいくらい。SONAR持ってたら或程度安く手に入るし。
ピアノとストリングス系が結構リアルでリッチな音。

ということで、リアルなリード系のサウンドフォントを探すことに。
因みに私は
www.sf2midi.com
www.guraydere.com
www.hammersound.net
www.soundfonts.it
とかで探してます。

でも、なかなか無いのだ。
チープっぽくてそれなりに良いのはあるんだが、リアルなのは殆ど無い。
サイズだけやたらでかい「スタインウェイ、モデルC」とか。
ああ、そういえば、ピアノの音で「ジャスピアノ」ってのが結構使えそうな音だった。

矢っ張りそこそこのオーケストラ系インストゥルメントを新しく買うしかないのか。
んー。まー買わんやろうなー。金使いたくねーしなー。

2006/02/09

ホームページ、ブログ、スタイルシート

放ったらかしの、私のホームページの方を弄ろうと計画中。
スタイルシートを使ってみたくなった。
大したホームページじゃないのであんまり使う意味ないのだけれど。
ってゆうかブログやり出したら一々ホームページとかやってらんないのよね。
書くことが無い。
でもまあ、一応HTMLのお勉強も兼ねて、一寸弄ってみようかと。
今のんは流石に酷いからなあ・・・。

ということで、メモ帳に書いてたんだけど、既に飽きてきた。
StyleNoteってフリーソフトがあるから、それ使おうかな。

2006/02/08

ロックの制約、フレーム問題、イッパシの市民

一念発起。
曲創り。
只今進行率10%。
頭の中では結構壮大になってるんだけど、実際に打ち込んでいく段階では、シンセの音造りとか面倒臭くって、まあどうなることやら。

元々ロック人間の私が最近になってエレクトロアンビエントミュージックとか絡めてやってると、普通のギターロックって楽だったなあ、としみじみ感じたりする。
シンセの音造りが面倒臭い!
未だ慣れてないというのもあるんだけど、音色の選択に強力な理由付け基準とか必然性がなく、何でもでき過ぎてしまう訳で。
ギターなんか、限られた機材でできる最高の音が出せればよかっただけだし、而も「最高の音」に関わる機材のセッティングはギターでは、自分のお好みに合わせればいいのだから、大体一つか二つか、まあ極少数しかないのだから、機材のセットアップ時(つまり音決め時)に可能性の爆発とかフレーム問題とかは起こらない訳だ。
ドラムだったら「オールドのグレッチサイコー」とか言っても我々アマちゃんが選べるのは大抵スティックとスネアとかカウベルぐらいで、あとは、次行くリハスタ/ライブハウスに置いてあるのはYAMAHAかDWか、運命に身を任せるしかない。
而も兎に角ギター弾きはギターを弾くのに他の楽器にしようか迷う必要はなくて、目の前にあるにギターを弾けばいいんだし。
一度機材のセットアップが済んだら、その最高の音に合わせて、あとは体が動くに任せて弾くだけ、みたいな。
ギターを練習するときには頭使わないと不可ないけれど、ギターを演奏するときには特に意識して何か考えないと不可ない訳ではないし。
音楽理論とかを考えながら弾く訳じゃない。体に染みついてない理論なんて使わない方が身の為だ。
考えることといえば寧ろ、次はこういう風に展開させようとか、ジャムってるときなんかは、あいつはこうしたからこう返せばいいかな、とかで、その音がEかAかとかクレッシェンドするのかとかカンタービレでかとかは、言語化して説明するときには必要だけど、実際に弾いているときは、実際に出てるに集中すればそれでいい訳だ。
まあ演奏中に何考えてるとかは別にどうでもいいことだけど。

まあ兎に角、ビヤーっと弾けばハイ一曲できあがり、みたいな。
而もそうやってできた曲がロック然としていて結構好かったりする訳だ。

つまりギターロックの場合、ギブソンのギターの音とかラディックのドラムの音とかアンペグのベーアンとか、自分の声とか、機材の制約等に縛られた音が先にあるんだけれど、エレクトロミュージックの場合、使えるシンセがいっぱいあって、生音も取れるし、トラック数もイッパイ使えて、エフェクトがなんぼでもかけられて、等々、機材に因る制約が殆ど無くて、ロック畑の人間は、どうもフレーム問題に悩まされる。
ギターロックの場合はこの曲はこの音でなきゃダメってことはなくって、ストラトだろうがレスポールだろうがセイビアンだろうがジルジャンだろうが、それなりに音造ってちゃんと弾けばそれでよかったんだ。因みにダメな例はナイアシンのRED(キングクリムゾン)のカバー。
でもエレクトロアンビエントとかだとそうはいかない。シンセの音一つ、ノイズ一つで曲の同定ができなかったりしまう気がする。

まあ、プリセットの音使えばだいぶ早くなるんだろうけど。
でもあんまりプリセットって使いたくないんだよな。
人間ってのはイッパシの市民として承認されたいという欲求を持つものだ。
でイッパシの市民てのはまあ自分の自由意思でしたことは「自分の」行為だと考えて、その行為に対して自分で責任を持ったりできたり、或は大体誰でもちゃんと説明されれば納得いく形で、自分に責任を帰属させられるだけの能力が要求される。
で「プリセットを選択する」ってのは、「シンセで音を一から造る」に比べれば、あんまり「自分の」とは言い難い訳で。

2006/02/07

筋肉、豆乳、エスプレッソ

体を鍛える。
自らの肉体のショボさには既に飽きつ。
心肺機能を鍛えるのは面倒臭いからまあ置いといて、取り敢ずお手軽で分かり易い無酸素スピード/パワー系筋肉を付けよう。
ということで、無酸素腹筋やら無酸素背筋やら無酸素腕立てやら色々グワーっとしてみる。
まあ明日は筋肉痛だろうな。
今度こそは一日坊主(三日ですら保たない)にならないように頑張ろう。
私は「頑張って続ける」ということがどうもイマイチ能くできないのです。
でも頑張る。少なくとも「頑張る」と言うだけは只也。
その為には生活リズム!
既にA.M.2時まわってるのだけど。

健康序でに豆乳っぽい奇妙な飲み物を飲んだりする。
あとパインジュースとか。
どういう原理か解らないが、要らんお肉を取るのに良いのだそうだ。
元来空腹中枢がイカレている私の場合、精進プチ断食した方が余っ程お手軽のだが、まあ訳の解らんものを飲むのもたまには悪くなかろう。
あ、精進プチ断食すればよかったのか。でも茶菓子結構買ってあるしなあ。筋肉鍛えてしまったしなあ。
飲むと言えば、最近デロンギのエスプレッソメーカーを手に入れて、まあサエコのにしときゃ良かったなとか思ってたりするんだけど、で、まあそれでここのところずっとエスプレッソばっかり飲んでたのだけど、さっき久しぶりに紅茶を入れて飲むとすっげー美味かった。
矢っ張り私は紅茶党です。ネイティブコウチャニアン。

2006/02/06

iFP-890、マイク、右下

iRever のiFP-890、少し前に中古市場で手に入れた。お安かった。
一寸でかいが音質は良いだろうと予想されるHi-MDも、まあ考えたのだけど、アレ結構高いので、結局却下された。アレ買うならもう一寸頑張ってMicro Track 24/96買う。
それでiFP-890、MP3プレイヤーなのにプラグインパワー用のマイクを使えるという逸品。
而もMP3で最大44.1kHz、320kbpsの高音質での録音が可能。
音割れしないように入力ゲインを調節することもできる。
バンドマンにこれ使えって言ってるかのような仕様。お安いし。
因みに私は外付けマイクにSONYのECM-DS30Pというステレオマイク或はAIWAのCM-Z32という一寸古いモノラルマイクを使用。
SONYの方は、低音は余り録れくて、相対的に高音がかなり出てる。まあクリアなイメージ。明瞭。会議などで話す声を録るのには良いかも。見た目もビミョウに高級感がある。
AIWAの方は、SONYに比べると丸い音。SONYのより低音は録れて高音域はそんなに録れないのだが、歌を録音するだけならこちらの方が或は自然かも知れない。プラグインパワー・対応で単三電池が一本必要。ON/OFFスイッチ付き。
で、この前カラオケで、SONYの方のマイクを使って試し録りしてみたのだが、結構綺麗に録れる。
所詮は小型マイクになので大したことないし、低音が余り録れないので音楽的にどうこう言えるような代物ではないのだが、明瞭で聴き取りやすいので記録用としては使える音。
また、SONAR 5でEQとかコンプとかリバーブで或程・処理すれば、それなりに「聴ける」音になった。


因みに右の腎臓の右下辺りにこの半月程、一寸違和感があるのは、これって虫垂炎?虫垂って右?
或は結石?尿酸値高いし・・・。



2006/02/05

SONAR 5

とうとう私もSONAR 5。
噂の64ビット倍精度浮動小数点処理による高音質化だけど、単一のオーディオトラックを鳴らしただけでは前との違いがあんまり判らなかったが、複数のトラックを同時に鳴らしたときに音の分離が断然良くなる。
こりゃスゲー。
使える空間が広がった感じ。
どういう原理なのかは、実は解らんのだが。でも音が明瞭になった。
SONAR 4の曲のデータをSONER 5で再編集するときには、サブリミナルに埋もれさせたり他の音に滲ませて曖昧にした筈の音が明確に聴き取れてしまったりするので、曲の印象が変ってしまうかも知れないが、然し音の分離を良くしたいのにEQを余り弄りたくないときなんかにはSONER 5は良さそう。

サウンドハウス↓
SONAR 5
 

2006/02/04

肉、衰退

カラオケなどする。
歌が段々下手になる恐怖。
筋肉の衰えと共に不安定で薄っぺらくなる声。
体を鍛えなくては。
でも今日はもう眠いや。
明日も多分眠くなる。
針の先程の根性。

2006/02/03

FFXII、キャラ、世界像

FFXIIが出るみたい。
3月中旬。

オンラインゲームじゃないやんねえ?
オンラインゲームじゃないことを祈る。
オンラインゲームじゃなかったとしても買うかどうか分からないけれど。
最近はゲームもめっきりやらんようになったし。
昔からそんなにやらんかったけど。
買ってもやる時間が勿体無い気がしないでもない。
でもやればやったで充実感を味わうことができるだろうが。

テレビゲームは独りでやりたいです。
私は識らない人が怖ぇーのです。
仮令相手の顔が判らんくっても。
だってあいつら人間だぜ?心持ってんだぜ?いっちょまえに自意識持ってたり人語を話したりすんだぜ?で、それぞれ各々方、自分の物語を自分で生成して持ってるんだぜ?で、ちゃんと人間として道徳的に扱われるべき存在で道徳的重みを持った意味での「人間」なんだぜ?
奴等、単なる「キャラ」じゃねーんだ。
人間怖ぇ。あな怖ろし。

天使っぽい顔をした人:にこやかに、そして哀れみを湛えて「あなたは傷付くのが怖いのですね。」
私:応えて「矛盾した世界像というのは、世界記述に矛盾があるということだ。無意味な世界像とは世界記述に意味内容が無い、或は取るに足らない程陳腐であるということだ。」「あなたはキャラなんだが、私は人間だ。あなたの無意味な世界像の中に私を組み込むことは今や不可能だ。」「人が「人間」であるという認識を惰るな。」

2006/02/02

物欲の跡

GNX-1、返品してきた。
暫く今まで通りコンパクトで何とかしよう。
足下用のPODは未だ中古でも高いしなー。
デジテックで、GNX-2かRP300とかRPx400が中古市場で見つかるのを待とう。
たぶん足下PODの半分くらいで手に入るんじゃなかろうかと。

・・・。

曲を創ろう。

2006/02/01

筋肉、腑、録音

筋肉痛。
GNX(デジテックのマルチエフェクター)が重過ぎた。
そして重い物を持って歩き回り過ぎた。
ということで、今日は返品に行かず。
明日にでも。

ということで、一日、本を読んだりしながら腑抜けた生活をする。
腑抜けサイコー。


アイディア録音用のアレ、アイリバーのiFP700/800シリーズがよいみたいね。
ICレコーダーでよく使われる、プラグインパワーの小型コンデンサマイクが使えるらしい。

でも、生産終了してるみたいだけど。
中古市場で探しましょう。