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2021/09/16

Fender Japan のミディアムスケールのストラトを改造する

Ibanez AZ Essentials が欲しい気がするけど、金も無いし、ギターばっか増やしても置き場所無いし、諦めて手持ちの Fender Japan のミディアムスケールのストラトを改造することにする。
コレはピックアップを交換したり絵を描いたりして昔はそこそこ気に入って使ってたんだけど、フレットが大分削れてしまっているし最近はずっと使っていなかった。
生音的には、ミディアムスケールでもそれなりにストラトっぽい音ではあるけど、普通のストラトより重くてヌメッとした音ではあるかね。
こいつのフレット交換とピックアップの載せ替えと再塗装等々をやったろうかと。

元々の改造箇所:
  • ピックアップ交換、リアから JB jr. + 元々のシングル + little '59
  • ボディとピックガードにお絵描き+ボディに彫刻
  • 1vol + 1tone 化
  • ミニスイッチでシリーズ/パラレル切り替え
  • 実験用ミニスイッチ追加(コンデンサを切り替えたりしてた)
  • ロック式ペグ(Fender)に交換
  • graphtech サドルに交換
  • トレモロスプリング5本化+中にティッシュを詰めてジェッソ的なヤツで塗り固め
  • ネックのリシェイプ(弱)

今回やったことリスト:
  • フレット交換、Jescar #57110 ニッケルシルバー
  • 再塗装(ボディはシルバー)
  • トレモロスプリング交換
  • ピックアップ載せ替え、リアから JB jr. + little '59 + Gibson Mini Humbucker
  • サーキット総取っ換え、1vol 化、ミニスイッチでセンターのみシリーズ/パラレル
  • ストリングリテイナーを俵型に変更
  • ストラップピンをデカイヤツに交換

フレット交換

Jescarの、普通のジャンボタイプ。
最近は打ち替えにずっとスーパージャンボを使っていたけど、今回は普通のジャンボ。
スーパージャンボだとサスガに音が硬くなり過ぎるんじゃないかと思ったけど、ジャンボとスーパージャンボぐらいの差じゃ殆ど変わらんかね。
フレットを抜いて、指板を R9.5inch ですり合わせ・・・と思ったら、なんかハイフレット側のRが緩い・・・。
ローフレット側は R9.5inch のサンディングブロックで全体的に削れるのにハイフレット側は指板の端側だけが削れていく。
まさかのコンパウンドラディアス指板?
そうだとしても私の技術と道具ではコンパウンドラディアス指板を再現できないので、取り敢えず全体を R9.5inch で整形し直すことにする。
結構指板を削ってしまった・・・。
要らん事したかと思ったけど、どのみちフレットも同じサンディングブロックですり合わせないと不可ないので、結局は単一 R で整形し直さないと不可なかったのだ。
Jescarのフレットは R9.5inch(=R241.3mm) よりほんの少し緩い、多分 R250mm ぐらいの感じで曲げられてるような気がするので、手で若干曲げ増してからフレットを打ち込む。
フレットが打ち込めたら整形してすり合わせて磨いて終了。

ネック裏をツヤ消しクリアで吹いたけど、後でコンパウンドが付いた布で拭いてしまって、結局ほぼツヤ有りになってしまった。
あと元々の1-2弦のチューニングが若干ピキッといい易かったので、ストリングリテイナーは俵型にしといた。

再塗装

ボディはサンバーストだったのを、ヒートガン+スクレーパーで塗装を剥ぐ。
彫刻したのが木部まで達しているので、サンディングシーラー・・・がどっか行ってしまったのでクリアラッカーをドボドボに塗って埋め、乾いてからヤスリで整える。
今回は下地は結構厚めにいってる。
一旦黒を吹いてから、シルバーを何回か重ねて厚めに吹く。
その上からツヤ消しクリアを吹いたけど途中が切れてしまったので、ツヤ有りで吹き直したら案の定変な感じになってしまった。
あとシルバーの塗膜の乾燥が思ったより遅くて、また乾いたと思っても割と柔らかかったりして、所々擦れたりしてしまい、そこも変な感じなってしまったが、まあそれもまた良し。
キャビティは銅の Noise Hell を塗っていたが若干剥がれてきてたので、全部剥いでカーボンの Noise Hell を塗り直す。
因みに元からリアとフロントはハムバッカー用のザグリが掘ってあったので、ミニハムを載せるのにザグリを掘り直す必要は無かった。

ピックガードは元はアクリル絵の具で絵付けしてマットメディウムで固めてたと思うんだけど、コレが意外と強く付いている。
ペリペリ剥がせるかと思ってたんだけど、全然剥がれてくれない。
しょうがないのでティッシュを何枚か重ねて被せたところにアセトン・・・は一寸怖かったのでサンハヤトのフラックスクリーナーをドボドボに掛けて、それをサランラップで包んで何時間か放置したら、擦れば取れるようになった。
ピックガードの裏側はアルミホイルをタイトボンドか木工用ボンド的なヤツで貼り付けてたっぽいけど、それも剥がして、日東の再剥離両面テープ No.5000NS で厚手アルミホイルを貼り直す。
不要な穴はエポキシ(セメダインのハイクイック)で埋める。

トレモロスプリング

トレモロは使わないので、5本掛けでブリッジをボディにベタ付け状態。
スプリングの共振が厭なので、以前はスプリングの中にティッシュを詰めて、スプリングの下にもティッシュを敷き詰めて、それを更にジェッソか何かでビタビタにして固めてた。
ここからどうにかしてティッシュを取り除いてスプリングを再利用すべきか悩んだけど、水に漬けても(ジェッソは乾くと耐水性)どうにもならなかったので、捨てて新しいスプリングを買い直した。
つうことで、ステンレスを5本掛け。
共振防止は下に耐衝撃スポンジを適当に切って挟み込んだだけだけど、問題無く作用している。

ピックアップとサーキット

ピックガードの穴を加工して、フロントにミニハムが載るようにする。
元々のフロント用の穴の一部を一旦埋めて、ブリッジ側に穴を広げた感じ。
ミニハムの取り付けは、M3 でタップ切り直してピックガード直で載せる。
リアは元々載せてた JB jr.、センターは元々フロントに載せてた little '59 を持って来る。
5 way SW で
  1. リア
  2. リア+フロント
  3. フロント
  4. フロント+センター
  5. センター
にしてる。
スイッチ自体は元々のが若干ショボかったので、安くてスイッチ重めで割とカッチリでお馴染みの SCUD の YM-50S に交換した。
センターだけは 6pin ON-ON のミニスイッチでシリーズ/パラレルの切り替えできるようにしている。

1vol で、私お好みの TOCOS の RV24YN B500kΩ(使い古しのヤツ)、510pF のハイパス付き。
ホントは最近の好み的にはAカーブのが好かっただけど、Aのは新品しかなかったので。
トーンは無し。どうせ殆ど使わんし。
元々のセンターのトーン位置にボリュームを載せてる。
元々のボリューム位置は、私は手が当たってめっちゃ厭なので。
序に言うとピックアップセレクターも、この位置だと絶対手が当たってホントはめっちゃ厭。
なんか音がおかしいと思ったらいつの間にかピックアップが変わってたとかよくある。

ジャックがイマイチ気に入らなかったので Rean のに替えようと思ったら Tip ピンが長過ぎてキャビティに収まらなかったので、若干短いマル信のに交換する。

アースをスプリングホルダー、ピックガード上の回路、ジャックに分けてそれぞれ卵ラグにしてキャビティに1ヶ所でネジ止めするようにした。
またジャック-ボリューム間の Hot ラインを線の途中でコネクタにしている。
こうすることで、後々簡単にバラせるようにした。

あと元々付いてたセレクターノブが、 YM-50S には合わなかった。
YM-50S がミリサイズだと思うので、元々はインチサイズのが付いてたってことか。
Fender Japan は全部ミリサイズで行ってるものだと思い込んでた。
或はどっかのタイミングで私がインチサイズのセレクターに交換してたのかも知れないケド。
またどっかで買ってこないと。

組み立て

部品が一通り揃ったので組み立てる。
ピックガード取り付けはステンレスネジに交換した。
つうか最初からこの辺のネジは全部ステンレスにしといて欲しい。
絶対錆びるやん?

あとストラップピンは、他のギターも含めてデカイヤツに交換して行ってる。
Gotoh の EP-B3。
これプラス Harry's のゴムの輪っかを付けとけば、ストラップ抜けの心配がほぼ無くなる・・・と思ったけど今使ってるストラップが分厚過ぎて Harry's が入らない・・・。

ネックを仮止めして、軽く弦を張って、ナットを入れる。
ナットは graphtech を使おうかと思ったけど、ネック側のナットの溝がR付きタイプだし、E-E 間の寸法的にポン付けできるヤツが無い。
E-E が 34.59mm のヤツが要るんだけど、R付きタイプのは多分 35.05mm しかない。
まあ実際 35.05mm でも問題無いし、或はフラットボトムのは 34.59mm のがあるのでそれを削ってもいいんだけど、取り敢えず今回は元々付いてたヤツに 0.2mm のアルミの下駄を履かすことにした。
弦を張ったままネック止めネジを一旦軽く緩めてから左右のブレを調整しつつ締め直す。
私の持っている(安物しか持ってないが)デタッチャブルネックのギターの中では左右ブレも少ない印象。
ちゃんとチューニングしてネックの反りや弦高等を調整して終了。

サウンド

弾いてみた感じ、生音的には以前よりウエットな感じになった気がする。
「鳴ってる」という感じは少し減ったかね。
フレットを換えたのと、あと塗装が重めでかつ未だ完全には締まり切ってない所為もありそう。

アンプに通してみると、JB jr. がやっぱワウ半止めみたいな鼻詰まってるみたいな音で独特。
あとやっぱアルニコマグネットでフルサイズの、フツーの PAF 系のと比べるとセラミックの香りのする、ピッキングに対する反応がリミッター掛かってるみたいに平坦な感じはある。
この辺の感じはピックアップの高さを調整すると気にならないぐらいには持って行けるけど、欲しい出力との兼ね合いもあるし、結構シビアな調整になる。
シングルサイズハムはなんかピックアップの高さを少し変えただけで音がガラッと変わる傾向がある気がするんで、調整は大体いつもシビアだけど。
まあ好意的に言うなら高さ調整するだけで色んな音が出せる、ってことになるんだろうけど。
あと私は太い弦を張っているけど、音が密になり過ぎるので細い弦の方が合いそうな気がする。
little '59 は JB jr. よりは PAF 系に近い素直な音だけど、ピッキングに対する反応にどことなくセラミックの香りがする。
あとセンターはピックが当たるのが厭なので高さを結構下げるのだけれど、下げると音もモヤッとしてしまうし、一番良い音で鳴らせないフラストレーションはある。
パラレルにすると、パラレルっぽいジャキジャキした音になって、けど或程度ローも出てるしそんなに使い難い感じもしないし、まあコレはコレで。
どちらのピックアップもまあ悪くはないし使える音ではあるんだけど、今の私の感覚的には「せやねんコレが欲しかってん」という感じではない。
アンプでクランチというよりはディストーションペダルを踏みたくなる感じ。
そしてミニハムよ。
ストラトのフロントにミニハムという見た目が、ダサくなるかと思ったけど意外とシックリ来て良い。
寧ろシングルサイズハムがなんかダサい。
ミニハムは音的には普通のフルサイズのハムバッカーよりはシングルコイルっぽいし、シングルコイルよりはハムバッカーっぽい。
little '59 をフロントに載せてたときより濃密さが減って若干ライトでハイミッドが出るが、ローは余り硬くなくて意外とボワッと出る感じ。
カリカリにチューニングしてた Les Paul に載せてたときはローもコントロールし易かったけれど、このストラトは生音がウエット気味なので、ローが若干ボヤけてる気がする。
ピッキングに対する反応は、確っかりアタックも出るしダイナミクスの深みもあって私には使い易い。
センターにミニハムぐらいが音的には丁度好いのかも知れない。

ミックスは、リア+フロント にすると Gibson とかの2ハム系ミックスサウンドっぽい感じになる。
センター+フロント だと力強い系のストラトの センター+フロント みたいな音になるけど、この状態でセンターをパラレルにするとシャリッとした「ヴィンテージ出力」のストラトの センター+フロント ミックスみたいな感じになる。
まあ想像通りの音ですな。

ということで、JB jr. は交換したい・・・。
適当なフルサイズハムか、スタックタイプのノイズレスピックアップか辺りか。
でもストラトのリアがフルサイズのハムバッカーってのは、見た目的には、私はあんまり好きくないんよな・・・。
なのでスタックタイプのノイズレスピックアップかね。
或は DiMarzio の The Chopper も Fast Track も、マグネットはセラミックだけど音はそんなにセラミック臭くなかったと思うので、シングルサイズハムが駄目ってことはないのか。
でもブレードタイプは弦との距離を弦毎に変えられないのがなあ・・・まあでもそれは普通のロッドマグネットのシングルコイルでも一緒か。
慥か今 Epiphone の Les Paul SL に The Chopper が載ってると思うので、そいつを外してきてもいいかも。

Soundhouse
GIBSON Mini Humbucker
GIBSON Mini Humbucker
SCUD YM-50S
SCUD YM-50S
MONTREUX Tremolo spring set
MONTREUX Tremolo spring set
FERNANDES Stainless Screws for Pickguard Metric
FERNANDES Stainless Screws for Pickguard Metric

2021/08/02

P-90 スタイルでハムキャンセルのピックアップ

元々 P-90 が載ってた Les Paul。
ハムノイズを嫌って、リアは DiMarzio の DLX Plus、フロントは Seymour Duncan の P-90 Stack を載せてた。

DLX Plus はマグネットをフェライト(セラミック)から AlNiCo 2+5 に交換して、ちょいレンジ狭めでミッド寄りのフラットで密度の濃い感じのハムバッカー、みたいな音になっている。
ホントはなんだかんだでリアは PAF 系の音が私には使い易くて好きだったりするのでフルサイズのハムを載せてしまえばいいんだけど、フルサイズハムを載せるには加工が要るし、一旦加工しちゃうと戻せなさそうなので、ヒヨった結果この形になっている。
見た目もなんか気に入らんのよね・・・。

フロントは Gibson のミニハムバッカー(ポールピースが見えてる方)を一時載せてて、音は気に入ってたんだけど、見た目的に余り好きになれなかったので、結局 P-90 Stack に載せ換えた。
けど P-90 Stack は音的にはちょい気に入らなかった。
P-90 Stack はその名の通りコイルが2個縦に積み重なってるヤツなんで、Push-Pull スイッチ付きポットでシリーズ-パラレルを切り替えられるようにしてた。
でも Gibson P-90 と比べると、シリーズだとちょいポコポコするし、パラレルだとちょいシャリシャリして、まあ音はそんなには悪くないんだけど完璧という訳でもない。
片方のコイルだけシングルで使うと P-90 っぽい力強くてヌケの良い音になるんだけど、ハムノイズが乗るし、それなら普通に Gibson P-90 使った方が、てことになるし。

このフロントをまた載せ替えたろうかとずっと思ってはいたんだけど。

見た目は P-90 が格好良いっつって P-90 タイプの Les Paul を買ったので、見た目は P-90 スタイルである必要がある。
あと私はハムノイズが許せないので、ハムキャンセルタイプでなければならない。
でも P-90 スタイルでハムキャンセルタイプのは、一応何社からか出てはいるんだけど、1社につき精々1-2モデルという感じで、選択肢が少ない。
Seymour Duncan は P-90 Stack、DiMarzio なら Fantom P-90、Lindy Fralin の Hum-Cancelling P-90 のノーマル版と with AlNiCo Rods 版、Mojotone の P-90 Quiet Coil、Kent Armstrong の Stealth 90 とかか。

Fantom P-90 はコイルが3つ?で構造的には一番特殊っぽい。
他の Fralin も Mojotone も Kent Armstrong も、多分2つのコイルを横向きにして P-90 のケースに収めているタイプだと思う。多分。
最初期の Firebird のミニハムの構造で、P-90の形にした感じかね。
で多分、この構造だと出力が低くなりがちなので、Fralin の AlNiCo Rods 版以外はマグネットがフェライトとかネオジウムとかになってくるんだと思う・・・ちゃんと調べてないんで知らんけど。
Duncan P-90 Stack はその名の通りスタックタイプ。
Fantom P-90 は面白そうだし DiMarzio 曰くニュアンスも音も見た目も '50s の P-90 よってことだけど、高いし情報が無さ過ぎて、パッと買ってしまう勇気が無い。
Fralin、Mojotone も日本で買うと結構高いし個人輸入するにも今は送料がな・・・と思ってたら Soundhouse でいつの間にか Kent Armstrong の取扱商品が増えてて(単に私が気付いてなかっただけかも知れないが)、Stealth 90 がギリ買えそうな値段。
Stealth 90 は YouTube とかで調べた感じだと、ちょい音硬めでちょい出力抑えめの P-90 という感じっぽい。
4芯線なのでパラレル-シリーズ切り替えもできる。
ううむ。
1週間迷って、結局 Stealth 90 を買う。
フロント用とリア用があるので、フロント用を買う。

早速 Les Paul のフロントに載せてみる。
ピックアップのカバーを外すと、ピックアップ本体に銅テープが巻いてあって、ローノイズ化が徹底している。
銅テープで高さ調整ネジ用の穴が塞がれているので、ネジでズボッと穴を空ける。
P-90 Stack 用にフロントのザグリを深くしてしまっている所為で、高さ調整用のスプリングの長さが丁度良いのが手持ちに無かったけど、ストラトとかのピックガードマウント用の短いスプリングを2個積み重ねればなんとかなった。
未だ一寸スプリングが弱い気がするので、今度またスプリングだけ買って来よう。

Push-Pull スイッチにシリーズ-パラレルで配線して完了。

シリーズ配線で弾いてみると、Gibson P-90 と比べてちょい音硬めで出力割と抑えめの感じ。
リア用はもうちょい出力あると思うので、そっちを買ってもよかったかも知れん。
当然ハムノイズは乗らない。
音がちょい硬めで、私が気に入っていたミニハムバッカーと一寸似てる部分もある。
ミニハムをちょい反応早い音にしてフラットな特性にした感じか。
Gibson P-90 より中音域の癖が少なくて、スピード感がある素直な音という感じかね。
あとローが結構スッキリしてる感じがするので、ゴリゴリに歪ませても全然モコモコしない。
P-90 Stack と比べると音の個性というか懐の深さみたいなのは P-90 Stack の方が感じられるけど、Stealth 90 の方が所謂「使い易い音」ではあるかね。
周波数レンジ感的には Stealth 90 の方が P-90 Stack より Gibson P-90 に近くてシングルコイルっぽい感じの音。
全体的には Stealth 90 の方が Gibson P-90 に似てる。
力強くてヌケの良い音。

パラレル配線の音は、ハムバッカーをパラレル接続した音っぽいフレーバーも感じられるが、どちらかというとストラトのシングルコイルみたいな音の傾向性。
テレキャスよりはストラトかね。
ストラトのフロントにフロント-センターのミックスと Gibson P-90 のフレーバーオイルを一滴づつ垂らした感じ。
思った程パラレル接続っぽいシャリシャリ感は無くて、まあ普通に使えそうな音。
太い弦を張ってジミヘンごっこするか細い弦を張ってイングヴェイごっこするかで言うと、太い弦でジミヘンごっこの方が合いそうかな。
P-90 Stack のパラレルと比べるとよりフラットなシングルコイルという感じで、よりストラトっぽい音。

ちなみにスプリットの音は、パラレルの音に近くてよりパリパリした感じだった。
ハムバッカーのスプリット、という感じ。
ハムノイズも増えるし、まあ使わないかね。
因みに P-90 Stack はスプリット時が一番 Gibson P-90 に近かった。
Stealth 90 のシリーズ配線よりも P-90 Stack のスプリットが Gibson P-90 に近い。

そういやハムバッカーの片方のコイルだけ使うことを、昔は「タップ」って言ってたけど、最近は「スプリット」の方が多いかね。
「タップ」と言うと、ギターの世界以外だと、一つのコイルの途中で線を出してきて使うというイメージなんで、ギター界的な「タップ」の使い方だとなんか確かに違和感はあった。
まあハムバッカー一つを一つの機能として見れば、その一つの機能の中の途中で線を出してきている、とも言えるので、「タップ」でも間違いではないと思うけど。
特に3芯線とかで、二つのコイルの繋ぎの部分から1本線が出てるタイプのハムバッカーだと「タップ」という感じは強いか。
でもそれぞれのコイルの両端から線が出てる4芯線で配線する場合だと、電気的には同じでも、なんか違和感ある。
あとギターでも一つのコイルの途中で線を出してくるような「タップ」機能があるピックアップも稀に存在するので紛らわしかったりした。
まあ「スプリット」も、私には、なんかコイルを別々に両方使ってるようなイメージがあってそれはそれで違和感あるんだけど・・・。
まあでも今の所、一応どっちでも通じるよね?

P-90 Stack の場合、1弦と4弦の出力が小さかったりと弦によって出力が他の普通のハムバッカーと比べても結構バラつきが大きかったのでポールピースの高さ調整でなんとかしてたんだけど、Stealth 90 の場合は弦毎の出力の差が余り感じられれない。
ミニハムのときも1弦のポールピースはめっちゃ上げてたし。
なんでやろう。
Stealth 90 はフェライトマグネットだと思うので、フェライトマグネットの特性だったりするのか?
そう言えば私はあんまりフェライトマグネットのハムバッカーをフロントには載せて来なかった気がする・・・。
と思って部屋を見渡してみると、私の Ibanez S のフロントに載ってるのが多分フェライトだと思うんだけど、4弦のポールピースを上げてるので、じゃあフェライトの所為じゃねぇな。
Stealth 90 の構造の所為かね。

ピックアップの高さは、Stealth 90 自体の出力が結構控えめなので、大分弦に近付けている。
私はフロントは大体いつも結構弦から離してセッティングするので、私の感覚からすると大分近いなあと思うけど、特にサスティンに影響することも無く、ピックが当たることも無く、今の所問題無く使えている。

総評としては、コレは良いピックアップよ。

つうことで、P-90 タイプのピックアップがめっちゃ余ってる・・・。
音は気に入っているミニハムもあるし。
なんか適当な安いギター買ってきて載せたろうか。

Soundhouse
Kent Armstrong Stealth 90 Neck
Kent Armstrong Stealth 90 Neck
Gibson P-90
Gibson P-90
Seymour Duncun P-90 Stack Neck
Seymour Duncun P-90 Stack Neck
Lindy Fralin Hum-Cancelling P-90 With Alnico Rods
Lindy Fralin Hum-Cancelling P-90 With Alnico Rods

2019/12/02

Seymour Duncan P-90 Stack の パラレル-スプリット-シリーズ 化

数日前に私の Les Paul のフロントピックアップを Seymour Duncan の P-90 Stack に載せ替えたのだけど。
説明書に「普通はパラレルで使こたらええよ。P-90 風の音が出るよ。お好みでシリーズにもできるけど。そっちはハムバッカー寄りやで。」的な感じで書いてあったので、パラレル接続にした。
それで音それ自体は使える音だし悪くはないのだけれど、でもやっぱ P-90 の音とは別物だった。

そのままでもよかったんだけど、やっぱもうちょい P-90 っぽくならんかと。
あと Duncan の謂う「ハムバッカー寄り」の音も気になる。
つうことで、取り敢えず DP3T(ON-ON-ON)のトグルスイッチ乗っけて、パラレル-スプリット(タップ)-シリーズ の切り替えができるようにした。
リアのトーンは使わないので、スイッチはリアトーンポットと交換で。
TOCOSの可変抵抗器が使えるようにザグリを拡張してあるので、ネジ部の高さ的に NKK の M-2020(電子部品屋で手に入る=安い)が使える。

本当は今のノブが使えて見た目が変わらない、ALPS のロータリースイッチが使いたかったのだけれど、それだとネジ部の高さが足りず、かといって更にザグリを拡張するのも気が引けたので止しておく。
或はムスタング(ラージブッシング )型のレバーがゴツくて良いかとも思ったんだけれど、ムスタングのON-ON-ONは普通では楽器屋でしか手に入らない(=高い)し、ネジ部が太いので穴を広げないと駄目なので却下。
一応 DigiKey とか Mouser では売ってるけど。6,000円 以上買わないと送料 2,000円 掛かるけど。
プッシュプルスイッチ付きポットという手もあるが、ソリッドシャフトのが無いのでどのみち今使ってるノブは使えないし、2接点しか無いので パラレル-スプリット-シリーズ のうちどれか一つができないので却下。

リアのトーンを外して、穴を一旦木で塞いで、φ6 で穴を空け直す。
スイッチをナットで固定してハンダ付けして完了。

で、弾いてみた。

スプリットの音が普通に P-90。
而も Gibson P-90 よりノイズ少なめ。
完全にシングルなんでハムノイズが乗らないではないけれども、少なめ。
音的に完全に Gibson P-90 と同じでは勿論ないけれども、「P-90 サウンド」と言ったときに求められる特徴的な力強さとキレがある音なので、出音を聞いて「ああ、これ P-90 やな」と言える。
普通に使える。
ハムバッカーのスプリットはビミョウなことが多いけれど、これは普通にメインで使える。
嬉しい誤算。
あと一番音が大きく感じられる。

シリーズにすると或一定の周波数以上ががグッと削られる感じ。
ミッド以下はそのままか、ほんの少し厚くなってるぐらいの感じ。
スプリットからスイッチで切り替えると、トーンポットを絞ったみたいな感覚になる。
まあこれをハムバッカーぽいと言えばそうとも言えるか。
ミッドレンジに P-90 フレーバーがあるハムバッカー、という感じか。
ミッド以下がスプリットに比べてあんまし変わらないので、音の感じはパラレルより寧ろシリーズの方が Gibson P-90 に近いように感じられる。
音量感は、ハイが削られる分スプリットより少し小さくなる感じ。
ノイズは非常に少ないけれど、パラレルと比較するとほんの少しだけ大きく感じられた。殆ど差は無いけど。

パラレルにすると音がガラッと変わる。
「シングルコイル」っぽい音。
ワイドレンジだけどローが控えめで低音弦もコモらず、パラレル特有のシャリ感もあり、歪ませてもクリーンな音。
これはこれで、なんだけど、P-90 ではない。
音量感はスプリットより小さくなり、シリーズより更に少し小さいぐらいの感じ。

つうことで、3ポジション共普通に使えるということが判った。
どれか一つでも使えなかったらプッシュプルスイッチ付きポットにでも交換しようかとも思ったけれど、全部使えてしまう・・・。

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Soundhouse
ESP Mustang ON-ON-ON SW
ESP Mustang ON-ON-ON S
Seymour Duncan STK-P1n P-90 Stack Neck
Seymour Duncan STK-P1n P-90 Stack Neck
ALLPARTS Push-Pull SW Long Thread 500k
ALLPARTS Push-Pull SW Long Thread 500k
Seymour Duncan STK-P1b P-90 Stack Bridge
Seymour Duncan STK-P1b P-90 Stack Bridge

2019/11/27

Seymour Duncan P-90 Stack Neck on Les Paul Classic

Gibson Les Paul Classic の 2018年モデル。
ピックアップが P-90 の黒いヤツ。

フロントに Gibson Mini-Humbucker Bridge、リアに Dimarzio の DLX PLUS Bridge のマグネットを Alnico II に替えたヤツを載っけてた。
フロントのミニハムはリア用のをフロントに転用してて音はそこそこ気に入ってたんだけど、なんか見た目が気に入らんかった。
リアの DLX Plus は見た目はまあマシだけど、音はもうちょいフツーの Gibson系 ハムバッカーっぽくならんかなあという感じ。
マグネットを Alnico II に交換して大分マシになったとはいえ。

Seymour Duncan の P-90 Stack てありますやん?
アレ、フロントに欲しいなあと。
普通の P-90 のコイルを縦に積んでるだけの構造なので、背がめっちゃ高くて私の Les Paul にはそのまま載る訳が無い。
ダンカンのHPによると、天面から一番下まで 28mm ぐらいある。
天面からポールピースが最低 1mm は出るし、バネを仕込むのに底面から最低 5mm は必要で、弦からポールピースまで 5mm 離せるようにしようとすると、1弦からザグリの底までが少なくとも大体 40mm 程度必要になってくる訳だ。
もうちょい余裕を見るなら 45-50mm ぐらい。
音的にはフロントとして理想的だと思われるのだけれど、100% ザグリを掘らなければならなくなるので、ずっと敬遠していたのだけれど。
だけどザグリを掘る覚悟を決めた。

つうことで。

P-90 Stack Neck を買ってきた。
マキタのトリマーを使ってフリーハンドでザグリを掘る。
細かいところはハンディルーターで仕上げる。
掘ったザグリには導電性塗料を塗っておく。
近年の Gibson の P-90 とか Mini-Humbucker モデルにはタップ穴の空いたピックアップ取り付け用の鉄板パーツが付いてるのだけど、それは外してボディに直でピックアップをネジ止めする。
コイルはパラレルでハンダ付けして完成。

序でにミニハムをリアに載せてみるが、音はまあアリっちゃアリだけどやっぱ見た目があんまし気に入らなかったので DLX Plus に戻す。
ミニハムのカバーレスモデルがあればいいのに。
カバー外してもマトモな見た目のヤツ。

P-90 Stack Neck のパラレル接続は元々の Gibson P-90 と比べて暴れ感の少ない音だった。
パラレルにしてるんで、パラレル特有のシャリ感はある。
P-90 らしいジャリッとしたパワー感は控えめ。
寧ろミニハムに近いように感じる。
ミニハムにシングルコイル感を足したような感じだけど、ローはミニハムより出てる。
ローのリッチさはあるけど、例えば普通のフロントのハムバッカーでゴリゴリに歪ましたときの低音弦のモコモコ感みたいなのはミニハムより更に少ない。
これがシリーズ接続だったりシングル使いだったりすると違ってくるんだろうけど、未だ試せてない。
ノイズはハムの中でも非常に少ない方であるように感じる。
全体的に見て、音的にアリだと思うが、所謂 P-90 とは別物と考えた方が良い。
シッカリ安定感のある音が出るシングルコイルという感じ。

見た目は完全に P-90 なので、それを求めつつノイズレスを追求するならほぼこれ一択になっちゃう。
他社もスタックタイプの P-90 を出してくれればいいのだけれど。もうちょい背を低くして。
一応、Amzon.com とかで探せば色々出てこないではないが。
Kinman のが所謂 P-90 に近いっつうことで評判良かったりするけど、なんやかんやで諭吉換算で2人分ぐらいのパワーが要る。

リアもスタックタイプの P-90 載せてもいいような気もするけれど、やっぱリアは普通のハムっぽい方がいいかな。
いっそリアのザグリを拡張して普通の Gibson とかのフルサイズハムを載せようかな。
なんやかんやで普通のPAFモデル系がよかったりするんよね・・・。

普通の P-90 はノイズがスゴイので、P-90 らしさに拘りが無くかつノイズを嫌うならそれを P-90 Stack に載せ替えると幸せになれると思う。
まあ、歪ませる人用ですな。
但、恐らく多くのギターでは、十分な高さ調整幅を得ようとするとザグリを掘る必要が出てくると思われるので、その覚悟は必要。

つうことでミニハムが余ってしまった。
Danelectro のショートホーンとかに付けたろか。

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Soundhouse
Dimarzio DP154 DLX PLUS Bridge
DIMARZIO DP154 BLACK DLX PLUS Bridge
Seymour Duncan STK-P1n P-90 Stack Neck
Seymour Duncan STK-P1n P-90 Stack Neck
Gibson Mini Humbucker Bridge
Gibson Mini Humbucker Bridge
Seymour Duncan STK-P1b P-90 Stack Bridge
Seymour Duncan STK-P1b P-90 Stack Bridge

2019/08/22

双子玉子、ピックアップの高さ調整とマグネット

twins
twins posted by (C)Ludwig D. Omen
目玉焼きを作ろうと思ったら双子だった。
二黄卵。
20年振りぐらいに見た気がする。
月平均20個玉子食べるとして、年240個。
20年で4800個なんで、大体1/5000てとこか。
0.02%。

因みにこれより少し前、目玉焼きにした玉子が腐っていた。
焼いてる間は臭いに気付かず、口に含んだ瞬間異様な味と臭いに加え、舌がビリビリしたので発覚した。
すぐに吐き出したが、口腔と唇が暫くビリビリし続けていて、その後半日程なんか一寸熱っぽかった。

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Les Paulのリアピックアップ、P-90からDiMarzio DLX PLUSに交換したヤツ。
マグネットをセラミックからアルニコVに交換してたのだけれど、未だウルサイ感じがしたのでアルニコIIのに交換した。
P.U.に元々巻いてあったアセテートテープが粘着力を失ってしまったので、自己癒着テープで巻き直しておいた。
自己癒着テープも普通のビニールテープよりは経年劣化でベタついたりし難いにしても、ずっと劣化しない訳じゃない。伸びるしね。
やっぱアセテートテープよ。
劣化し難い、ベタつき難い、そこそこ耐熱性もあり、縮みも少なめ。
配線を纏めたりシャシーにペッと留めたり、或は棒状のものをゴリゴリに巻いて固定したりする用。
ビニールテープとかより長い期間固定したりする用。
1本買っとこっかな。

アルニコVからIIに換えて音は更にちょいマイルドになったのだけれど、音的にはアルニコIIと言われても絶対気付かんぐらいのパワー感が残っている。
弦からP.U.を一寸離して丁度良い感じになった。
今のところ弦-ポールピース間は6弦が2.8mm、1弦が2.1mmぐらい。

なんかセラミックとか磁力の強いマグネットだと弦とP.U.の距離のスイートスポットが狭くなる傾向がある感じがする。
コイルとの関係とかもあるんだろうけれど。
今まで使ってきたセラミック搭載のP.U.って、なんかそんな感じ。
離してもパワーはあるんだけど音はなんかイマイチで、結構ベタベタに近付けないと良い音がしない感じ。
でもベタベタに近付けると余裕の無い「現代的な」音になりますやん?
メタルとか近年のスタッカートなポップとかやるなら寧ろその方が良いんだろうけれども、私はあんま好きじゃないんよね。
当然近付け過ぎても駄目で、なんか高さ調整用のネジ半回転分の距離ぐらいの間でしか良い音が出ない感じ。
そこから外れると急激にショボい音になる。
アルニコVとかIIとか使って磁力を下げると全体のパワー感は下がるけど弦-P.U.間のスイートスポットが広がる感じがする。なんでかは解らん。
近付けてゴリつかせるのも良し、遠ざけてイナタくするも良し。

また、マグネット交換に伴い、弦をElixirのOptiweb 0.010からOptiweb 0.011を経てNanoweb 0.010にしている。
亜鉛テールピースは、今までベタ付けだったのを幾らか上げている。
シャリシャリ感を減らす為だけれど、弦がピッキングに対して柔らかくなって少し弾き難い。
結局Optiweb 0.011かNanoweb 0.010のどちらかやね。
Optiweb 0.011ならテールピースをもう少し上げた方がよさげ。

セラミック-アルニコV時代はウエットだけど硬い音を目指していたけれど結局余り上手く行かず、アルニコIIになってもうちょいドライだけどもうちょい少し柔らかさのある音の方へ宗旨替えした訳ですな。

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昨日、Casiotoneの新しいヤツが日本のCasioでも発表されてた(→ニュースリリース)。
CT-S200のみ。100と300はナシ。
YAMAHAのNP-12を買ってしまった私としては、CT-S300を狙っていたことにして、悔しがるフリをしながら内心安心するような演技でもしておこう。

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Soundhouse
アルニコIIマグネット
MONTREUX ( モントルー ) / Rough Cast Alnico 2 Magnet for HB [9188]
アセテートテープ
MONTREUX ( モントルー ) / ACETATE TAPE
DiMarzio DLX PLUS
DIMARZIO (ディマジオ) DP154 BLACK DLX PLUS Bridge
Elixir Optiweb Light
ELIXIR ( エリクサー ) / OPTIWEB Light #19052 ツインパックセット

2019/06/30

Epiphone Les Paul SLを改造した話

ギターの音や使い勝手を追求して、結果的にP.U.を載せ替えるだのお気に入りのポテンショメータを使うだの、或は木を掘るだの塗装し直すだの、改造に手を染めてしまう。
自分の音を追求するってのは、楽しいものだ。

それとは別に、改造行為そのものも楽しいものだ。

つうことで、主に改造そのものを愉しむ為に、EpiphoneのLes Paul SLを買った(→Amazon)。
Les Paulとか言ってるけど、見た目は完全にMelody Makerですな。

10,000円でそこそこマトモなギターが買えてしまう時代。
而もAmazonで。
10,000円ぐらいなら、ギターでもまあAmazonで買ってもいいかと思える。
そして10,000円でも意外とマトモ。
そら10倍以上の値段のギターと比べたら駄目だけれど。
でも50,000円のギターと比べたら、コレ5本買えるんだぜ?(なんちゅうレトリックか)
20,000円のギターでも、コレが2本買える訳だ。
なのにちゃんと音が出るし、指板も大体真っ直ぐだし、チョーキングとかでチューニングが狂うこともない。
ちゃんと楽器として使える。

「一寸ギターなるものでも弾いてみようかな、あわよくば自分の趣味にできたらいいな」ぐらいの覚悟の初心者にもオススメすることができるようなクオリティと価格と入手性のバランス。
最初の1ヶ月間ぐらい練習してあとは部屋を飾るオブジェになることが目に見えてるような人物にも躊躇うこと無くお勧めできる価格で、もしかしたらハマってギター道を突き進む羽目になり、最初の1-2年はコレがメインギターになるような可能性が感じられる人物にもまあお勧めしてもいいぐらいのクオリティ。
まあそういう可能性のある人には、実際のところは、どちらかというともう何千円か金を出して貰ってSquier辺りを勧めるのだけれども・・・。

無改造状態では、音とか一寸Danelectroのショートホーンの雰囲気がある。
ボディが軽いポプラ材なんで、生音が結構でかくてエアー感があり、少しセミアコっぽい感じがある。
チープはチープなんだけれど、弾いてて厭になってくるチープさじゃない。
ピックアップは見た目より出力がある感じだが、ちょい細めの音で、リップスティックっぽいってことはないけれど、でもなんかDanelectroを思い起こさせる。
なのでDADGADにチューニングしてKashmirを弾かざるを得ない。
太陽をして我が面上に降り注がせよ、我が夢を星々で満たしながら、っつて。

ネックはカマボコDシェイプで、厚い訳じゃないがエラが張ってて、ぶっちゃけ弾き難い。
クラシックギターのネックを縮小したみたいな感じのシェイプ。
Epiphone曰く「1960s Slim Taper D-Profile」ってことだけど、コレでスリムやったら他のどんなんやねん、と思う。
因みに同じEpiphoneのCasinoも持ってるけど、そっちはGibosonとかと似たような普通のシェイプで、弾き難いと感じたことは無い。

ブリッジは固定だけれど、wrap around compensated combo bridgeってヤツで、オクターブチューニングは意外と合ってくれる。
完璧じゃないけれど、普通の3サドルのテレキャスよりは断然合う。


つうことで、改造タイムですわ。
やったこと:
  • ペグをマグナムロックに交換
  • ナットをTSUQに交換
  • ストラップピンをデカいヤツに交換
  • ブリッジをTOMタイプに交換し、ブランコタイプのテールピースを追加
  • P.U.をDiMarzioのThe Chopper(リア)とGibsonのP-90(フロント)に交換
  • 回路系の総取っ替えし、ジャックを横出しにし、導電性塗料を塗る
  • ブリッジ周りの塗装を剥いで、白く塗る
と、大体こういう感じ。
リスト化すると大したことなさそうだけれど、実際はめっちゃ時間掛かった。

Les Paul LS
Les Paul LS posted by (C)Ludwig D. Omen

・ペグ

ペグはロック式と決めている。
但しSperzelを買うのは勿体無いので、Gotohの安いマグナムロック(「トラッド」じゃないヤツ)(→Soundhouse)にした。
けど結構木工作業が必要だった。
先ず、元々の穴径が小さいのでドリルで拡げてやる必要があった。
そのとき、塗装が硬く木が柔らかく脆いので、塗装がヒビ割れて飛んでいったり木がササクレて飛んでいったりしてしまい、穴周りがボロボロになった。
ボロボロになったところは木質ラッカーパテで補正した。
一応形にはなったけど、木質エポキシの方がよかったかな。
今思えば穴周りの塗装をナイフか何かで一旦削ってから穴開けすればよかったか。

またヘッドが厚過ぎて固定用ナットやポストの高さが微妙に足りず、ヘッド裏の塗装を剥いで少し木を削ってペンキ(白で)を塗り直すと、ギリ取り付けることができるようになった。
一般的なギターのヘッド厚が大体14.5mm前後だが、コレは16.5mmあった。
1.5-2.0mmぐらいは薄くしないと不可ない。
裏側の塗装が1.0mmぐらいあるので、それ+αちょい削るぐらい。
でも木に硬さが無いので手ではメッチャ削り難い・・・。

・ナット

ナットはGraph TechのTUSQと決めている。
元のナットを剥がして、買ってきたEpiphone用のTUSQ(→Soundhouse)の裏のバリを平らに削って当ててみると、0.4mmぐらい高さが足りん。
買ってきたままの状態から0.1mmも削ってない(と思う)ので、元々高さが足りんかったのだ。
なので0.5mm銅板を切ってシムを作り、それを0.1mm削って下に履かす。
少量のTitebondで貼り付けて、幅方向の余りを削って完成。

・ストラップピン

でかいストラップピンを付けるのが私の中での最近の流行り。
なのでGotohのでかいヤツ(→Soundhouse)に交換する。
これだけでストラップが抜け落ちることはそうそう無いけれど、コレに更にHarry'sのゴムのストッパー(→Soundhouse)を付けとけば、まあ抜けない。
多分ロックピンより安全なんじゃないかと思う。

ロックピンは、Schallerをベース用、Jim Dunlopをギターのボディエンド側用として、一応両方使ってた時期があるけれど、なんやかんやで結局使わなくなってしまった。
因みにギターのヘッド側のストラップピンは「デルリン2枚重ねのダサくて安っぽいアレ」でお馴染みのLoc Strapを使ってた。
ロックピンは、ネジが緩み易いとか、なんかカチャカチャして鬱陶しいとか、なんかデカいとか、シールドをギター本体とストラップで挟んで固定できないとか、ストラップを交換するのにラジペンやらモンキーやらの道具が要るとか、あと高いとか、そういう細々としたマイナスポイントはあったんだけれど、そんなには本質的なマイナスポイントとして感じていなかったように思える。
当時はストラップ抜けを防ぐには、ロックピンか或はLoc Strapしかなかったのだが(私がそれ以外を知らなかっただけなのかも知れないが)、結局のところ、Harry'sが出てきて駆逐されてしまったのだ。
最初は私もあんなゴムの輪っか如きに背中預けられるかと思っていたのだけれど、一旦使ってみると、必要に対して十分な機能でスマートだし、見た目的にも他を邪魔しない使い方も敢えてアクセントして使う使い方もできたり、気軽に払える金額(ゴムの輪っか2枚で500円ってのは高いと思うけど)だったりして、結局ロックピンは使わなくなってしまった。

・ブリッジ

特にこれといった理由も無く、GotohのTOMブリッジ(→Soundhouse)に替える。
そしてテールピースはブランコタイプ(→Soundhouse)。SCUD。
本当はストップテールピースにしたかったのだけれど、ピックガードの位置が邪魔してアンカーを打ち込めない。
しょうがないのでブランコテールピースになったけど、まあコレはコレで格好良い。

元々のブリッジのアンカーを抜くとφ12の穴が開く。
折れたドラムスティックでダボを作り、この穴を埋める。
堅いオークのドラムスティックを使ったけど、柔らかいメイプルでよかったか。
13mmのドラムスティックを削って12mmに仕上げ、横に縦溝を掘って空気が逃げる部分を作り、それにみんな大好きTitebond(→Amazon)を塗ってアンカーの穴に叩き込む。
そういやギターリペアマンのTitebondに対するあの絶大な信頼って何なのかね。
「それ物性とか経年や熱や水分への耐久性とか見てもエポキシ系の方が正解じゃね?」ってときでもTitebondを使わはる。
何か理由でもあるのかと思って、ビビって私もTitebondを使ってる・・・。
で、Titebondが固まったら、ダボの余りを削ってギターの表面が平らになるようにする。
平になったらダボの中心より少しボディエンド側に、ブリッジのポスト用の穴を開ける。
実際のブリッジを使って位置決めをしてφ3.2-3.5の穴を開ける。
その穴のうちコントロール部寄りの穴からコントロール部目掛けて斜めにφ2.5ぐらいの穴を開け、電線を通してアース線にする。
アース線が噛み込むようにポストを打ち込んで、ブリッジ完成。
因みにこんなフラットトップギターでブランコテールピースにしたりするとブリッジ部で弦の角度がつかないので、弦落ちを防ぐ為にブリッジの駒の溝切りは一寸深めが良い。

・テールピース

ボディ厚みとボディエンド部品の大きさが合ってないので、ボディエンド部品の加工が必要。
ボディエンド部の3つの山のうち、真ん中のもを切り取り、エンドピン用の穴を開け直す。
因みにボディの方も、ヘッド-ネック-ブリッジの延長線上にエンドピンがある訳じゃないので、この延長線上にエンドピンの穴を開け直す必要がある。
この位置決めの為に、一旦弦を軽めに張った方が確実。
弦は使い古しのでOK。

・ピックアップ

リアはDiMarzioのThe Chopper(→Soundhouse)。
以前はSquireのDuo-Sonicに載せてたヤツ。
ダブルレールのシングルサイズハムで、なんでもできる系の音。
基本フラットで、ハイは出るけどトレブリーって程でもなく、一寸ローミッド厚めかな?ぐらい。
Duo-Sonicは同じDiMarzioのAir Classic(→Soundhouse)に載せ替えたので、それで余ってた。
ピックガードマウントにしてるんだけれど高さが足りず、高さ調整用のスプリングを入れることができなかった。
なのでベタ付けになってて高さを調整することができない。
けどそれで丁度の高さになったので、音的にはまあ問題無し。

なんかDiMarzioばっか使ってんなあ。
ホントウはどちらかというとSeymour Duncanの方が好きな筈なんだけれど。

フロントはGibsonのP-90。
Les Paul Classicに元々載ってたヤツで、コレも余ってたヤツ。
そのままでは当然載らないので、ピックガードの加工とボディのザグリの加工が必要。
また、高さがビミョウなので、12mmのMDFを下に貼り付けて、それに丸皿タッピングネジで取り付けている。
丸皿タッピングネジは、普通ではネジ専門店でも十分な長さのものを置いてないので、持ってなければ楽器パーツ屋とかでP-90用のボディ直マウント用のネジ(→Soundhouse)を買う必要がある。

・回路系

ボリューム1発。
ALPSのB500kΩで510pFハイパスコンデンサ。
ツマミが長過ぎたので、いい高さになるように削った。
ピックアップセレクタはオリジナルのまま。
弾く時に手元近辺にボリュームがあるのが厭なので、元々ボリュームがあったトコには何も載せず穴が空いたままで、ピックアップセレクタがあったトコのにボリュームを載せ、アウトプットジャックがあったトコにピックアップセレクタを載せている。
アウトプットジャックはというと、ボディの横に穴を開けて、普通のGibsonのLes Paulみたいに横出ししている。
SCUDのジャックプレート(→Soundhouse)に、大量に余ってるREANのジャック(→Soundhouse)。
ピックガードには元々アルミテープでシールドしてあったが、安っぽいテープで気に入らなかったので全部剥がして、厚めのアルミ箔を両面テープで接着した。
キャビティに導電性塗料も塗ってシールドは完璧。

・ストラップ

ストラップは、ROTOSOUNDのめっちゃ安いナイロンのヤツ(→Soundhouse)。
チープだけどなんか格好良い。

・弦

弦はElixirのNanowebの0.010か0.011のセット。
いい感じの金属感とアコースティック感が出る。


という感じで、セットアップしてアンプに繋いで弾いてみると、意外と悪くない音。
一寸Danelectroっぽさも残ってて、特徴的だけど普通に使いたくなるぐらいの音。
セミアコっぽいエアー感がありつつも金属弦らしさもあって、そしてペコペコしたチープさもあり、それらのバランスが素晴らしい。
歪ませると、シールドがガッツリ効いているとはいえP-90のハムノイズは乗るが、まあこのギターなら許せる。
ブランコテールピースが結構利いてる感じ。
フロントのP-90の音がゴン太なので、太くなり過ぎないように調整する必要がある。
見た目的にはMelody Makerっぽさが減ってしまったのは残念だけれども、ビザール感が増したので良し。
中途半端なダサさがより振り切ったダサさになった。それは良いことだ。振り切るって大事やね。
ネックがなんか太くて一寸弾き難いけど、コレはコレで使えるギター。
ネックが折れたりしても懐的にはそんなにダメージは無いし(パーツは回収するけど)、ガシガシ使っていけそう。

つうことで、改造する時に気を付けること:
  • ブリッジは替える必要が無い。やるならBadassタイプのブリッジに交換するのが楽。
  • ポン付けてピックアップを交換するなら、特にリアは背の高いピックアップを探すこと。
  • 木加工は地獄。木材が柔らか過ぎ、塗装が硬過ぎる。なるべく無加工が吉。
  • ペグ交換も覚悟が必要。背の高いものでなければポン付けできない。
  • ナット交換は、ブランクナットを買ってきて削り出した方がいい。
  • ノイズ対策としては、基本的には導電性塗料を塗るだけでOK。
  • チープを楽しむこと。
という感じで。

2019/06/28

Gibosn Les Paul Classic 2018を改造した話

Gibosn Les Paul Classic 2018。
結構前に買ってた。
Les Paul Classic 2018
Les Paul Classic 2018 posted by (C)Ludwig D. Omen
今までLes PaulとStratocasterは避けてたのだけれど。
どメジャーどころはなんかチョイ恥ずかしい感じがして。
一応、Fender Japanのミディアムスケールのストラトは持ってるけど、ミディアムスケールなんで、「これはどメジャーなストラトっぽいけど実際にはミディアムスケールのキワモノなんだ」と言い聞かせて、自分に買うことを許した。慥か中古だったと思う。
Les PaulはP.U.セレクタが、位置的にジャカジャカ弾いたときに手に当たって嫌だったが、近年少し腕を上げたらしく、あんまし当たらなくなってた。たまに当たるけど。
あとP.U.セレクタが他のコントロール部から離れているのもデンキ的になんか気に食わない。これは今でも気に食わない。

・基本スペック

Les Paul Classicの2018年版は、ボディのバック材に穴が空いてないタイプ。ノンウェイトリリーフ。
めっちゃ重い。多分5kgぐらいある。
これの所為で多分悪くしてた腰を更に悪化させ、治りも遅くなってるのだと思う。
腰が死んでる時期にこれを東京から大阪まで電車で運んだときは、私は今日死ぬのだ、今日腰痛で死ぬのだ、と思った。
だが穴が空いてないのがいいのだ。
穴の空いてるヤツも、音的にもハイミッドが立った甘太さがあったりしてソレはソレで悪くないのだけれど、というか寧ろ普通の感覚ではそっちの方がLes Paulらしいとも言えないではないのだけれど、でも空いてないヤツの方が私は好きなのだ。
色は黒が好かったが、黒じゃなくても後で黒く塗ればいいので、これは「元々黒の方が手間がかからなくていい」ぐらいの感じ。
まあGibsonの黒はなんか硬度が低い感じなんで、多分これは音にも影響していると思うが、まあ出音が良ければどっちでもよろしい。

ネックはスリムテーパー。
私は手が大きくないので、太いネックだと弾き難い。
太けりゃ削れるとはいえ、実際に清く正しく美しく削るのは素人には難しいし玄人にやってもらうのも高くつくので、現実的な選択肢としてはスリムテーパーのものを買うしかない。

サーキットは、要らんスイッチとか付いてない、昔ながらの2Vol. 2Tone。
昔は私もギターにシリーズ/パラレルスイッチとか付けてたりしてたけど、ボリュームにハイパスコンデンサを入れるようになってからはその辺のスイッチ類は使わなくなった。

P.U.は、どうせ交換するので何でもよかったが、P-90の見た目は格好良いと思う。
特にフロントのP-90の見た目は秀逸。

2019年版の「Les Paul Standard '60s」ってのが似たようなスペック。
あっちはトップ材が虎目でフルサイズのハムバッカーだけれど。
'60sが発表されたときには既にClassicを買ってしまっていたのだけれど、もし'60sが出ることが判っていたら'60sの方を買ってたかも知れない。


まあそんな感じで、一寸弄ってみましょうか、と。
やったこと:
  • ピックアップ交換、フロントをGibsonのミニハムに、リアをDLX PLUSに(DLX PLUSはマグネットも交換)
  • テールピースをアルミから亜鉛合金のものへ交換
  • ペグをGotohのマグナムロックトラッドに交換
  • バックにお絵描き
  • コントロール部総取っ替え、導電性塗料塗布
  • TOCOSのPotを使うためにザグリを更に掘る
  • 弦はいつもはElixirのNanowebを使っていたが、これはOptiwebにした
  • ストラップはLevy'sのコットンストラップ
という感じ。


・ピックアップ

P-90の音は、程良く太くてガッツとパワーがあって、それでいて繊細なこともできる。
特にフロントの音は結構気に入っていた。リアはそれ程でもないけど。
P-90は音がゴツいとはいえ、所詮シングルコイルなので、ハムノイズが乗る。
私の部屋は狭くてPCが直ぐ側にあったりサーキュレーターが回ってたりするので、ノイズがスゴい。
なのでハムバッカーに交換せざるを得ない・・・。
スタックタイプのP-90でも良かったのだけれど、多分フロントはザグリの深さが足りず好い高さに設定できない心配があったので、止めといた。

ピックアップのザグリ部にネジ切りしてある金属プレートがネジ止めしてあって、それにピックアップのネジを挿すようになってる。
カシコ美しい。
この金属プレート1枚でP-90にもMini Humbuckerにも対応している。
カシコ美しい。

・フロント

フロントはGibsonのMini Humbucker(→Soundhouse)に交換した。
実はリア用として売られていたものだけど。
リアをP-90からMini Humbuckerに交換してOKならそのまま使い、気に入らなければフロントに載せ替えようという算段で、リア用を買い、一旦リアに載せたのだけれど結局リアとしては気に入らず、フロントに載せることになった。
このMini Humbuckerの音はP-90よりパワー感が弱いし中低域のバイト感も弱い。
でも、ハイは結構伸びてるし音は軽めなんだけれど暴れるでもなく確っかりしている感じ。
音色的にハムはハムなんだけれど、なんかシングルっぽい感じもある。
Fender用のスタックタイプシングルの雰囲気があるが、アレよりはハムっぽいかな、ぐらいの感じ。
P-90は完全にシングルの音なんで、やっぱミニハムはハムなんだな、と思う。
併し私の好み的には、やっぱリアには普通のフルサイズハムぐらいのパワー感が欲しい。
つうことでリアからフロントに載せ替えてみたら好い感じだったので、そのままフロント用にした。
マグネットはAlNiCO IIだし音のパワー感からすると出力が低いのかと思うが、実際にはそんなには低くもなく、さりとて普通のフルサイズのものよりは大分低く、リアが普通のハムぐらいの出力だとミックスポジションで丁度いい感じにバランスが取れる。
普通のフルサイズのフロントだと、ミックスポジションでバランスを取ろうとすると、フロントの高さを結構下げてやらないと不可ないけれど、このミニハムならそんなに下げなくていい。

フロント用にする際、P.U.の足(ネジ通すところ)を曲げて、P.U.が弦と平行になるようにしたが、それでは一寸低音がブーミーになってMiniの良さが減る感じがしたので、曲げを戻して弦に対して角度がついたままの状態に戻した。
リア用とフロント用の違いは恐らくP.U.本体のエスカッションからの出具合の差だけのように思える。
この出具合は樹脂製のスペーサー(円筒状のもの)で調整されているので、スペーサーだけ買ってくればいい。M3用のでOK。
私は25mmのを買ってきて、半分にして12.5mmで丁度だった。
因みに元々のリア用のは測ってみたら9.6mm程度だった。

エスカッションはクリーム色だったけど黒(→Soundhouse)に交換した。

・リア

リアはP-90だとパワー的にちょい物足りないことがあったので、フルサイズのハムかソープバーサイズのハムのどちらかにしようかと。
フルサイズにしようとすると木加工を入れないと不可ないので、取り敢えずソープバーサイズので探す。
Mini Humbuckerもパワー不足でイマイチ気に入らなかったし。
色々迷って結局DiMarzioのDLX PLUS(→Soundhouse)に落ち着いた。
パラノイドなノイズ対策として、ピックアップカバーの内側に導電性塗料を塗って、銅テープでピックアップのベースプレートと繋いで通電させて、シールドしている。普通の人はここまでやる必要は無いと思われる。
因みに銅テープは寺岡製作所のヤツで、接着面も通電性がある、ちょい厚めのヤツ(→Amazon)。一寸ええヤツ。
音的にはhi-fi、出力ちょい高め、ワイドレンジ、ドンシャリ寄りのフラットで、バイト感が少なくスムース、という感じ。
歪ませると密度の濃い歪みになって、クリーンだとそこそこ分離感のあるよく通る音が出る。
1988年発売で30年前のピックアップだけど、「現代風」という感じの音。

でもあんまし気に入らなかったのでマグネットをセラミックからAlNiCo V(→Soundhouse)に交換した。
古臭い音の方が好きなのです。
マグネット交換時に極性を間違えて逆に付けてしまった。というか極性の方向が思ってたのと90°違ってた。
Fender系みたいにポールピース方向に極性が付いてると思ってたのだけれど、実際には2つのコイルの片方がS側でもう片方がN側、みたいな方向だったみたい。
音を出したときにフェイズアウトしてて間違っていることに気付いて、ネットで調べてみたら上のようなことだったんで、修正した。
まあ2つのコイルで逆巻き逆極性にしないと不可ないので、よく考えりゃそりゃそうだ。
AlNiCo Vになってハイの高いところは少し引っ込んでしまったが、ミッドが少しだけ厚くなって、スムースさが減ってバイト感が出るようになったように思う。

ポールピース高が両方のコイル共調節できるので、音色の調整の幅が広がるけれど、1本変えるだけで隣の弦にも影響したりして、割と収拾付かなくなり易い。
色々頑張って調整して、今では、100点ではないけれどまあOK、ぐらいの音になった。
でもやっぱフルサイズハムに交換すっかなあ・・・。
結局大抵のギターでは、特にリアは、なんやかんやで昔ながらのP.A.F.みたいなのが一番使い易かったりするんよな。

・ブリッジ

ブリッジはGotohのナッシュビルタイプのワイド版(→Soundhouse)。
元のABR-1でもよかったのだけれど、アレは経年と共に針金のビビリが出てきたりするので、先に交換しておいた。
ポストは直接ネジを打ち込むタイプではなく、ブッシュを介するタイプ。
ネジ打ち込みの方が好きなんだけれど、そっちに交換するには木部の穴を一旦埋めないと不可ないので、そのままにしといた。
Gotohのブリッジのポストを通す所の穴径がミリサイズで、インチサイズのGibsonのABR-1より少し大きいので、ポストのネジ側がそのままだと結構ガサガサになってしまう。
然し何故かGotoh乃至Schaller製と思われるミリサイズのポスト部品だけ持ってたので(多分昔何かに買ったヤツの余り)、それを使った。
ポストとブリッジはブリッジ側にイモネジを打って固定している。
こうしとくと弦を全部外しても落ちないし、何かの拍子に弦高設定が変わってしまうこともない(弦高が変わったらネックが反ってるということが判る)。
イモネジで固定すると一寸だけ音にも影響があるが、音が良くなる訳ではない。

・テールピース

テールピースは元々アルミなんだけど、手持ちの亜鉛合金のモノに交換する。
ES-339に付いてたヤツ。ES-339はGotohのアルミの(→Soundhouse)に交換してある。
一寸硬くてゴリッとしたヘヴィーな音になった感じがするが、気の所為かも知れない。
一般的には、亜鉛の方がゴリッとするんだけど、今回はあんまし変わらんかった。
今は一旦アルミに戻してみてたところだけれど、でもやっぱなんか亜鉛の方が好い気がする・・・。

高さは一番下にベタ付け。高音弦側だけ少し上げてるぐらい。
他のGibson系のはいつも結構上に上げてるんだけど、色々試して結局ベタ付けが一番シックリ来た。
普通はテールピースを上げていくと丁度ギターと弦の相性でボディが鳴り出すポイントがあるので、そこから微調整して好みのサウンドに合わせて行ってるんだけど、このLes Paulでそれをやると、その鳴り出すポイントでは音がヌルくなり過ぎる感じがする。
よく忘れられ勝ちだけれども、ボディは鳴ればいいとうものではないのだ。
サスティンは長ければいいというものではないのだ。
加工精度が高ければいいというものでもないし、値段が高ければいいというものでもないし、「舶来品」や「日本製」や「ビンテージ物」ならいいというものでない。
なんならギターそれ自体のサウンドがそれ単体で良い音であればいいというものでもない。

因みにテールピースを一番下にベタ付けにした場合、特にこのギターでは、アルミでも亜鉛でも音はぶっちゃけ殆ど変わらん。
「なんか変わったような気がする」程度。
夜中、私の寝てる間に妖怪「テールピース交換しい」(枕返しのニュアンスで)が来てテールピースを交換して行ったとしても、気付かんと思う。
幾らかテールピースを上げてやると、アルミだの亜鉛だのの差が利いてくる感じ。
ブリッジとテールピースの間の弦をピックで鳴らしたときに、P.U.がその音をちゃんと拾うぐらいの高さにテールピースを設定してやると、アルミと亜鉛の違いが出てくる感じがする。

・ペグ

あとペグはGotohのマグナムロックトラッド(→Soundhouse)。
ペグの裏から弦を留めるSperzel(→Soundhouse)方式。
トラッドじゃない方の無印マグナムロックだとストリングポスト側でロックするんだけど、これがすげーメンド臭い。トラッドより一寸安いけど。
弦をロックする為にペグをめっちゃ回さないと不可ないし、弦を外すときもマイナスドライバーかコインかそれに類する道具が要る。
弦交換が面倒臭いから(まあチューニング安定性の向上もあるけど)ロック式にしてるのに、その弦交換がメンドいってどういうことやねん、と。
トラッドだとそんなメンドっちさは無い。

本当はSperzelが好かったんだけれど、値段がGotohの方が安くてヒヨった。
あとGotohは無加工で取り付けられて、Sperzelのように(小さい穴を各ペグごとに2個開けなければならない程度の)加工のメンド臭さがない。そこでもヒヨった。
而も間違ってChromeメッキを買ってしまった。Nickelの方が黄色くて格好良いのに。
使ってみた感じ、大凡はSperzelと同等と言っていいと思う。
でもロックした時の安心感(弦がちゃんと食い付いてる感)とかチューニングのし易さとかギア比とか、微妙な部分はSperzelの方が好み。
ギアのバックラッシュとかはGotohの方が若干少ないっぽい。
まあそんな感じで、私的には、慣れもあると思うけど、Sperzelにしといた方がよかったかなと思う。

・お絵描き

裏はお絵描き。
Les Paul Classic 2018 back
Les Paul Classic 2018 back posted by (C)Ludwig D. Omen
まあギター買ったり先ずはお絵描きしますやん?
最初はラッピングフィルムをコレと同じような形に切り抜いて貼ってたんだけど、貼った場所が丁度私の使っているギタースタンドが当たるところで、擦れてすぐ剥がれてきた。
擦れて剥がれてるので、糊がベタついて鬱陶しいし。
じゃあもうペンキで塗ったれと。
A4の再剥離可の紙のラベルシールを切り抜いてマスクにして、その上からペンキを塗りたくる。
ラベルシールだとペンキのシンナーに反応して切り口が微妙に剥がれてしまうので、ホントウは余りよろしくないのだけれど、ラベルシールが余ってたので。
多分ゴツめのカッティングシートとかラッピングフィルムとかを使った方がいいと思われる。
ペンキはアサヒペンの油性ペンキだけど、アレはシンナーがラッカーじゃないのでボディ塗装を侵さず、食付きは完璧じゃない。
経年と共に剥がれてくるかも。
でもソレはソレで剥がれた感じが格好良いんじゃなかろうかと。

因みに実はコントロール部をイジってたときに、トリマーでザグリを掘ってたのだけど、ミスってボディー裏に回転中の刃が当たってしまい、ボディー裏に結構でかい傷が付いたのだけれど、その傷を誤魔化す為にこうなりました。
一応、元からお絵描きするつもりだったのだけど、傷を隠す為にデザインの幅が狭くなった。

・コントロール部

コントロール部も総替え。
Les Paul Control
Les Paul Control posted by (C)Ludwig D. Omen
元々のヤツ。
金属プレートにグランドが落ちてて、Potも載せるだけでカバーがグランドに落ちる。
配線が少なく済んでカシコ美しい。
コレが・・・
Les Paul Classic 2018 Control
Les Paul Classic 2018 Control posted by (C)Ludwig D. Omen
こうなった。

・Pot

CTS is shit.
買って割とすぐガリが出るようになりやがった。
マジか。まじで☆マジカ。
私は近年結構ボリュームイジるので、ガリはマジ勘弁して欲しい。
昔は演奏中は常にMax、音消すときだけ0にしてただけだったので、ガリが出ても気にならなかっただろうけど。
今は許すことができない。

なのでPotを信頼と実績のTOCOSのとかにしたいのだけれど、Les Paulはコントロール部の木が厚く、TOCOSとかの電子部品屋とかで普通に売られてる普通のパネルマウント用のPotだと首の長さが足りず、ポン付けで取り付けることができない。
このザグリ部を全部ブチ抜いて、Duesenbergみたいな感じで表側からセル版で「コントロール部カバー」みたいなのを作ってネジ止めして、それにPotを載せるか、とかも考えた。うむ、ソレはソレで一寸格好良さそう。
でもブチ抜くのはやっぱ怖いので、取り敢えずザグリのPotの部分だけ更に深く掘って木の厚みを減らしたらいいんじゃね?ってことなった。
マキタのトリマー(→Amazon)で慎重に掘り進み、Potの載るトコの厚みを調整する(このとき一瞬気を抜いてしまってボディ背面に傷を付けてしまった訳だ)。
導電性塗料を塗りたくってPotを配線&取り付け。
ピックアップのザグリとピックアップセレクタの所も導電性塗料を塗りたくって、それぞれグランドに落としてある。

基本的な配線はオリジナルと大体同じ。
配線材は適当な太さのシールド線。
Potは念願のTOCOSの通信機用、φ24mm。
ギターには明らかにオーバースペックだけど、諸々の耐久性能の次元が違うので、一度付ければ二度と交換する機会が訪れない。
ボリュームはA500kΩで510pFのハイパス、トーンはB500kΩで0.022uF。
ボリュームは今までBカーブを使い続けてきたけれど、コレは何故かボリュームを5にしたときの感じがBだと未だ音が強過ぎる感じがして、2-3ぐらいで今まで使っていた他のギターの5ぐらいの感じになる。
でもそこからもう少し絞りたいと思ったら急激に音が小さくなるので、いい感じのところに合わせるのが難しかったのだけれど、試しにAカーブにしたらそっちの方がシックリ来た。
なんでやろう。
ハイパスの容量もいつもと同じだし、Potの抵抗値もいつもと同じなのに。
いつも間違ってて、Bと思ってAカーブ買ってたとかか?
でもTOCOSのAとBじゃ値段も入手性も違うので判ると思うんだけど・・・。
或はP.U.の電気的特性が何か影響しているのか・・・。

あとオリジナルの金属プレートみたいに、Lラグ板を真ん中にネジ止めすると便利だと学んだ。

・フォンジャック等

写真には写ってないけど、フォンジャックはSwitchcraft(→Soundhouse)じゃなくてNeutrikの廉価ブランドのREANの(→Soundhouse)を使った。安いし。
つうか昔大量に買ったのが余ってるので。
他のギターもジャック修理やデンキ系入れ替えの度に順次REANに入れ替えていっているとこだけど、今のところ耐久性とかガリとかで問題は起こってはいない。
プラグ挿し込みの抜け難さも申し分無い。
今の所の評価としてはREANでもOKという感じ。

ピックアップセレクタはオリジナルのSwitchcraftのまま。
ここはSwitchcraftが気に入っている。

・弦

ギターがいっぱいあるので、ちょー長持ちでお馴染みのElixirを使わざるを得ない。
このLes Paulにはゲージは.010のスタンダードなセットで。
.009だとフニョフニョ過ぎてピッキングがし辛いし、質量が少な過ぎて重いボディをドライブし切らない。
.011だと音の密度が濃過ぎて余裕が無い感じになっちゃう。

因みに私のSGは.009のセットを合わしているし、ES-339は.011のセットを張っている。
ギターによって合うと感じられるゲージがバラバラであるので、常にメインどころの3種類を少なくとも1セットずつはストックしておかなければならない。

今までElixirのNanoweb(→Soundhouse)を使い続けてきて、なんか微妙に気に入らないところがありつつも、諸々の調整でなんとかこんなもんかというところに落ち着けてきたけれど。
Optiweb(→Soundhouse)もちょい前に出て、試してはみたけれど、パッとしなかった感じがある。
Nanowebが「ジャリ」っとした音だとするとOptiwebは「シャリ」っとした音。
Nanowebの方が芯があって強めの音の感じでよりhi-fiでローが意外と厚い。
Optiwebの方がローが弱めで音の腰は高めだけどハイの高い部分は控えめ。
NanowebからOptiwebに交換すると、場合によってはソリッドでも箱モノ感が出てるように感じるかも知れない。
NanowebがD'Addario(→Soundhouse)だとしたらOptiwebはErnie Ball(→Soundhouse)を軟弱にした感じ。
Optiwebで6弦開放を弾いたときのビヨーンとした鳴りはThomastikのInfeld(→Soundhouse)を思い出させないでもない。
両方、ミッドに厚みは無い感じだけどOptiwebの方がマシかな。あんま変わらんかな。
あと、Optiwebの方が弦のテンションが大分弱い。
ゲージを半分落としたぐらいの感じ。
この点もD'Addarioに対するErnie Ballを思い起こさせる。

でもこのLes PaulにはOptiwebの方が好かった。
強く弾いた時に弦がフレットに当たって鳴る金属音が、Nanowebのときはすっげー不快だった。
こんなにこの金属音が不快なギターは初めてだ。
生音は勿論のこと、P.U.越しにも一寸入る。
この不快な金属音がOptiwebだと大分マシになって、気にならなくなった。
またNanowebでは高音域の高い所で不快なビビリ音みたいなのがずっと鳴っているようなサウンドだったけれど、Optiwebはその部分の厭な周波数帯が余り出てない感じ。
あとNanowebだとフロントピックアップで低音弦を弾いたときのブーミー過ぎて、これを調整するのが難しかったいするけど、OptiwebだとローがNanoweb程強くないので大分マシ。

つうことで、Optiwebの0.010のスタンダードなセットを張っている。

・ストラップ

ストラップは今までGibsonのナイロンの安いヤツ(→Soundhouse)を愛用していたのだけれど。
持ってるギターの半分ぐらいはコレ。
長さとか構造とか滑りとか色とか見た目の質感とか、アレが丁度好かったのです。
短くしても長くしても、アジャスターが肩に当たらない丁度良さ。
Oカンがボディエンド側で、ヘッド側は固定なので、Oカンがボディに当たってカンカンいわない丁度良さ。

でも阿呆みたいに重いLes Paulだと、ナイロンのは滑りが良過ぎて逆に安定しない。
一寸肩に食い込むし。
裸で弾いてると肩の食い込んでる所がシュッと擦れて痛い。
つうことで、コットン。ゴツくて幅広なコットンのヤツ。
昔買ったFenderのコットンのストラップが、今でも使ってていい感じなんだけど、クリーム色なんよね。Fenderやし。
新しいの買おうにももう廃盤やし。
なので、Levy'sのコットンストラップMSSC8(→Soundhouse)の黒を買った。
レザーストラップでお馴染みのLevy'sだけど、コットンのもあったのね。
滑らない具合とかも好い感じで、感じる重さも一寸マシになって、見た目もイカスし気に入って使っている。
これはよいものだ。

2013/11/07

1,000円未満のピックアップ

CeVIO。
なんかライセンスがイマイチハッキリしなくて手を出し難い。
面白そうなんだけどなあ。
まあVocaloid使えってことか。

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Amazonの海を泳いでいたら、ストラト用ピックアップが1,000円未満であったので衝動買い。
あー、またこんなん買って!何に使うねん。
因みにハムバッカーとかPB用のピックアップは2,000円未満である。
なんか困ったときには「取り敢えず」用途で重宝しそうな気がする。

で、届いたので開けてみたら、コードがすげー短い。
標準的なストラトのリアでギリギリぐらいの感じ。
フロントは無理っぽい。
でも同軸のシールドケーブルになってて良し・・・だけど、まあ長いのに替えるけどね。

まあ安アコギにでも乗せてみるかな。
今アコギにはテレキャスのフロントピックアップを乗っけてるんだけど、それでブロンズ弦を張ると1-2弦と3-6弦のバランスが取れなくなるので、今はエレクトリック用を張ってる。
まあそれはそれでアリなんだけど、やっぱ折角のアコギなんでブロンズ弦張りたいって気持ちもないではない。
ストラト用のピックアップだったらポールピースを無理矢理伸ばしたりできるので、ブロンズ弦にも一応は対応できる筈。