2016/11/27

大根、麦茶尿、逆剥けニッパー

風邪風味。

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巨大な大根買ってきた。
3kgといったところか。
形はイビツで土付きだが、300円ぐらいだった。
昔は余り食べなかった大根を近頃よく食べるようになったのだけれど、ここ何日かは大根が死ぬ程高かったからなあ。
助かる。
水分が多くて柔らかいので煮て食うのに良し。
味はフツーなのでまあ良しとすべし。
結構食べたつもりだけれど、一向に減った気がしない。
暫くは大根漬けだな・・・。
大根漬けと言うと大根の漬物みたい。

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昨シーズンは麦茶の淹れ置きはしなかったのだけれど、今シーズンは復活。
麦茶(麦の粒ヤツな!)沸かして真空断熱ポットに容れとく。
淹れて24時間ぐらいなら全然飲める。
こうしておくと、温かい飲み物を飲みたいときに飲めるという安心感がある。
但、コーヒーとか併せて飲むと特に、尿すげー出るよ。
尿路結石のリスクが減りそう。
なんなんすかね、あのコーヒーの利尿作用なんなんすかね。
まあ一度に大量に飲むのがイカンのだろうな。
頻尿るとなんか尿路が疲れる感じがする。

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冬になると指が逆剥けになる。
なんかね。乾燥かね。
指の逆剥けはフルフラッシュ(平らに切れるヤツ)のニッパーで切ってしまうといい。
ええニッパー買っといてよかった。
やっぱ道具は良いものをね。

一度逆剥け始めると、髪を指で梳いただけで「アナクサゴラスッ!」とスペルマータでお馴染みの古代ギリシャ哲学者の名が歯の隙間を抜けてゆくこととなるのだ。
然し見付け次第可及的速やかにニッパーで切っておくと、何かの拍子に引っ掛かって更に逆剥けが拡がるということも無いのだ。
ニッパーはナイフより扱い易いし、毛抜きとかで下手に引っ張ってより酷いことになることも無い。

酷くなる前の処置。
酷くなってしまったら、キズパワーパッドで保護。

爪もニッパーで切ると良いという話を聞くけれど、爪はなんか爪切りの方が好い。
巻き爪とかならニッパーなんだろうけれど。

2016/11/21

待ち飽きPSVR、柔らかい焼豚

PSVR、安定供給されるようになったら買うつもりにしているんだけれど、いつになったら安定供給されるようになるのか・・・。
一年半ぐらい前に当時開発中だったPSVRが出たら買うという目的でPS4を買ったのだが、なんか今となってはもう要らなくね?と思い始めている。
どうしても欲しけりゃAmazon.comで買ってるし。
今買ってないということは、そんなに欲しくないのかも知れない。
つうか待つことに飽きたのか。
待つワクワクが待つイライラに変わって、「ほんならもうええわ!あなたもう余所のウチの子になリィィィッッッ!!」状態になってる。
PSVR発売時、品薄で予約分完売と言われていた時点での私の根拠の無い憶測では、少なくとも1ヶ月以内には安定すると思っていたのだけれど。
元々初期ロットは外す予定だったのだけれど、ここまで供給が絞られるとは思ってはいなかった。

でもまあ、いつかは買うんだろうなあ。
買うのは、或は次のモデルになるかも知れないけれど。

取り敢えずFFXVを買うつもりにしているので、それに間に合えばPSVRも買うと思うけど、間に合わなければ次のモデルを待つことになりそうな気分。
但今までのSONYの振る舞いを鑑みると、今PSVRにできてること(例えばPCに繋いでシネマティックモードにできるとか)を突如なんか訳解らん理由でできなくするかも知れんという怖ろしさがあるんよな・・・。


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豚バラブロックが安かったので買ってきて焼豚を作ったんだけれど、なんかいつもより大分柔らかくでき上がって驚いている。
いつもからすると一寸信じられないぐらい、鍋から取り出すのに苦労するぐらいトロトロになってる。
柔らかいことでお馴染みの亀王(大阪の博多ラーメンチェーン)の叉焼がナンボのもんかというぐらいトロトロ。
レシピは基本的な部分は変えてないんだけれど・・・。
基本的に、フライパンで脂に焼き色を付けて、出汁、醤油、味醂、酒と白ネギの青いとこ、玉葱、人参とで鍋で只管煮込むだけ。
薬味やらハーブやら香辛料やらも、そのときあるヤツを適当に入れる。
たまに煮込み途中でオーブンで焼いたりするが、今回は煮込んだだけ。
今回は、親指ぐらいの大きさの生姜をそのまま入れてみたのだけれど、或はその所為か?
焼豚の汁で生姜を煮込んだら美味そうと思って、寧ろ生姜を食べるつもりで入れてみたんだけれど・・・。
生姜は肉を柔らかくするという噂を聞くけれど、これ程までなのか?
一寸検証してみる価値はあるな・・・。

2016/11/20

秋刀魚の塩焼き、大根飴湯、浅蜊の味噌汁

「秋の味覚」の時期ももう殆ど終わって了っているが。

秋刀魚の塩焼きは、色々試した結果、フライパンが一番美味い気がする。
フライパンで焼くのを塩焼きと呼ぶかどうかはビミョウな気がするけど・・・。
或程度脂を落として香ばしく焼き上げるなら七輪で炭火焼きがいいのだけれど、脂を落とさず身がしっとり柔らかいままで食すにはフライパンが楽。
炭火は火加減がムズいしな。

臭み抜き用に塩を確っかり振ってキッチンペーパーに包んで30分程放置後、塩を水で洗い流し、水気を拭いて味付けとして軽く塩を振り、フライパンに入るように半分に切る。
チンチンにしたフライパン(鉄)に油をフライパンの底を覆うぐらい入れて秋刀魚投入、すぐに弱火にして蓋をする。
火の強さはフライパンの種類や大きさに拠って変わるけど。
2/3ぐらい火が通ったら蓋を取って反対面を強めの中火ぐらいで軽く火を通す。
大根おろしとカボスで食す。
お手軽にしっとり柔らかな口溶け。


大根おろし。
大根摺り下ろして、絞りますやん?
そうすると絞られた大根汁が栄養的に勿体無い気がする。
私、秋刀魚のときは結構大量に大根おろし使いたい派なので、結構な量の大根汁が余る。
然しそれをそのまま飲んでも美味いものではない。
なんか一工夫できひんもんかと。

つうことで、大根飴湯にする。
大根汁を絞るときに茶漉しで濾しておく。
そこへ蜂蜜を40mlぐらい投入し、少量のぬるま湯で溶いておく。
因みに私の蜂蜜は癖の少なめなクローバーの結晶化蜂蜜。
別の種類の蜂蜜なら入れるべき量も結構変わるかと。
生姜を一欠片摺り下ろして茶漉しで濾して、茶漉しの上からぬるま湯を注いで、更に絞る。
コップの底に生姜の繊維が溜まることを厭わない者は濾す必要は無い。
軽く混ぜて飲む。
普通に蜂蜜と生姜の飴湯の方が断然美味いけど、まあ大根汁入りもそんなには悪くない。
tips:
お湯の温度が高いと栄養素が幾らか壊れてしまいそうな気がするので、ぬるま湯で。
何度で何が壊れるかとかは知らん。
蜂蜜の量はケチると不味い。
生姜はチューブのを使うと糞不味い。アレ食塩とか酸味料とか入ってるので。
必ず普通の土生姜を使うこと。或は粉生姜とかでも飲む用のヤツを。


序でに浅蜊の味噌汁。
浅蜊の出汁を取ろうとして水から沸かすと身が不味くなってしまい、それを嫌って沸騰した湯から浅蜊を入れると身は美味いが出汁が余り取れないアンビバレンツ。
出汁用の浅蜊と身を食す用の浅蜊を選別して出汁用は出汁取って捨てるのが一番なんだろうけれど、勿体無い。
その中間ぐらいがいいのだけれど。

砂抜きした浅蜊を鍋に入れて水をヒタヒタにして、若干強めの弱火で始める。
湯の温度が上がってきたら火を弱めて湯が沸かないように調整しながら、浅蜊が開いたら開いたものからすぐに取り出しつつアク取り。
浅蜊が全部開いて全部取り出せたら火を止めて味噌を普段より若干薄めに溶く。
粉末出汁を入れる場合も普段より少なめに。
味噌を溶いたら器に移して浅蜊を戻す。
そうすると浅蜊の出汁もそこそこ取れて身も硬くならず身から味も抜け切らない。

2016/11/15

リモンチェッロ、ツナ一平ちゃん、Glenlivet 12

風呂上がりに紅茶を淹れつつ、ふと思い立って冷凍庫でキンキンに冷やしたリモンチェッロを舐める。
いつものことだが、酒を口に含んでから思い出す。
そういや何かアテを買いに行けばよかったと。

さっと作れるようなアテのレシピも材料もあるので、さっと作ってしまえばいいのだけれど、一度酒を含んでしまうともう面倒臭くなる。
袋を開けるとかレンチンするぐらいの手間ならいいが、それ以上は面倒臭い。
然し胃に何も入れずに呑むのも体に悪そうと思い直し、空いたグラスに注ぐウィスキーを選ぶ序でに台所を漁る。
取り敢えずツナ缶を開けてみたが、香りがなんか山の上の古い公衆便所を彷彿とさせる。
ツナに玉葱とポン酢でと思っていたのだけれど、気が削がれた。
更に台所を漁っていると一平ちゃんが目に入ってしまい、よし今夜は不摂生ナイトだ!と決めて一平ちゃん(明太子味)にツナを入れ、醤油と胡椒で味を整える。
結局体に悪そう。
ここ数日、健康の為に夜は野菜ばかり食べていたのだけれど、それが一夜にしてパーになるのだけれど、まあいいや。
私は少し、現状より少しダメになることを良しとすることに憧れているフシがある。
そうやって、繰り返し、積み重ねて、ここまで来たのだ。
私はもう少しマシな人間になっている筈だったのに。

ウィスキーはグレンリベット12年にした。
香りがすごいフルーティ。
フルーティで瑞々しく少し甘さもある。
とても良いバランス。
グレンリベットの香水とかあったら買ってしまいそう。
空気と混ざるとスッキリフルーティで呑むときに鼻を近付けると樽感がある。
味は軽くて甘い。
唇と精々前歯ぐらいを濡らす程度含んで、只管香りを堪能する系。
普通のテイスティンググラスよりはもう少し空気容量と開口部の大きいグラスの方が合ってそう。

2016/11/13

トランプ大統領

アメリカの大統領選における選挙人制度というのもが狂った仕組みではあることは今更言うまでもないことなのかも知れない。
総取り制で総得票数と当選が乖離していることもそうだが、大統領選の仕組みの所為でアメリカ人は悲劇的にも実質的にはたった2種類の政党の中からどちらかを選択するしかないという状況に押し留められている。
同様に小選挙区といった狂った仕組みを持つ日本も他山の石としなければならない。
小選挙区もまた少数派を切り捨てる為の仕組みであり、更に悪いことに、最近の選挙では与党のみならず野党までもが「野党共闘」で有権者の選択の幅を更に狭めようとしている。
マトモな質問をする意志と能力の両方が欠落している野党と法案を強行採決してもその事実を半日で忘れられるような幸福な与党しか居ない国会では、議論などという高級なものはここ何年と口にしておらず、単に椅子の数で話をするようになってしまっており、それ故になら議員は人数ばっか居ても無駄なのでじゃあ減らそうかという話になり、結果少数派は更に厳しい立場に立たされることとなる。

これが我々の目指すべき民主主義の形なのであろうか。
これが「民主主義」という語で我々が語ろうとしているところの民主主義であったのだろうか。
例えば国会中継を見てしまって吐き気を催さずに済む日は来るのだろうか。

「チョコレートの配給が20g/週に増加しました」とアナウンスされたが、昨日は20g/週に「減らす」と発表された筈で、もっと言えば先週は30g/週だった、ということを誰も覚えていない。
ジョージオーウェルの1984が予言の書とならないことを祈る、と言えたのはもう過去のことなのかも知れない。

ブレグジットといい、トランプ大統領といい、短絡的な排他主義とポピュリズム或は「英雄的であるかのように振る舞う(なんかデカいことを言う)人物や団体への同化への欲求」というものは、ナチスの昔から我々のシステムの中をいつもウロチョロしている。
ここ大阪では特に馴染み深いものだ。或は東京でも似たようなものだろう。
これは選挙の仕組みの問題、或は選挙の仕組みに因って我々が権力から少数派を切り捨ててきたという来歴に因る問題、だけに負っている訳ではないだろう。
然し・・・こういった現前する達成されていない民主主義についてのみならず、我々がそれを民主主義的だと思ってきたシステム像についても、じっくり再考すべき時代がそろそろ来ているように思える。

2016/11/07

怪談

近頃は怪談モノばかり読んでいる気がする。

そういやホラーとかゾンビはあんまし好きという訳じゃないんよな。
まあ伊藤潤二は好きだけれど。然し何故か楳図かずおはそうでもない。
或は胸糞悪い系とかグロテスクもイマイチピンと来ない。
積極的に嫌いという訳じゃないけれど、特に好きという訳でもない。
オーパーツとかUMAとかのムー的オカルトは割と嫌いじゃないし、妖怪は大好き。
水木しげるは言うまでもないにしても、諸星大二郎の妖怪ハンターとか星野之宣の宗像教授とかの民俗学風推理風冒険譚とかも好物。
或は推理小説なら横溝正史とか京極夏彦とか三津田信三とか。
この辺りのものに関して、私の好きなものとそうでもないものとの間の差異は恐らく、民俗学フレーバーの有る無しに拠る所が結構あるという気がする。

因みにスーパーナチュラル系は、少なくともそれが自分で信じているか信じていないか自覚的に判断可能な範囲においては、全く信じていない。
哲学的態度としては私は自然主義的/物理的実在論者ではないのだけれど、普段の生活レベルでは多くの場合で物理的実在論者が振る舞うように振る舞っている。
然し例えば私は幽霊なるものが物理的実在性を持って実在しているとは全く思わないが、だからと言って幽霊が見えると主張する人が全て明確な自覚を以て嘘をついているとは考えていない。
彼ら彼女らの幾らかには幽霊なるものが「見えて」いると考えて、或は虚偽の報告をする意図を全く持たずに「幽霊が見える」と報告しているのだという前提を置いて、「幽霊が見える」という記述や現象や事態を歴史的、社会学的、民俗学的、文学的、物理環境的、心理学的、生理学的にアレコレ想像したり解釈したりするのは面白い。
或は単に自覚的な虚偽の報告であったとして、その虚偽の報告を彼乃至彼女にさせた要因について色々と思いを巡らせるのも楽しい。
或はハードSFとして捉えたりね。
少しも信じてはいないけれど、結構好きなのだ。

で、最近怪談が好いという話。
古典的な四谷怪談とか或は都市伝説系もまあ嫌いじゃないんだけれど、まあ主に実話系ですな。
新耳袋系。
新耳袋というと、妖怪ハンターとか三津田信三とは違った風の民俗学フレーバーが感じられて素敵。
人から聞き集めた話を、予断や解釈が余り多く含まれないようにした文芸的自然主義風味に、然し怪談として、よく纏めてある。
怪談といってもあんまし怖い感じはしないんだけれど、それが好いんだろうな。

つうことで、新耳袋以降の実話系怪談を幾らか見繕って読んでみているのだけれど、未だコレというものを見つけられていない。
怖さの特色は色々と種類がありそうなんだけれど、怖さに関しては多分、私はそんなに重要ではないんだろうなあ。

私にとっては、一つには、読者である私が解釈する感じのが面白いんだろう。
多分、例えばおどろおどろしいのは好きだけれどズバリ怖いというのは別に、という感じなのか。
恐らくおどろおどろしさと怖さは別のカテゴリーで、広い意味での「怖さ」の中には「おどろおどろしさ」は含まれるんだろうけれど、怪談的怖さと怪談的おどろおどろしさは別扱いした方がいいのだろう。
ズバリの「怖さ」として表現してしまう手前の状態で留めてある感じがいいのか。
事実認識へコミットメントを良い具合に減らした記述が面白いのか。

2016/11/03

PSVRで酔うのか

PSVR。
安定供給されるようになってから買おうと思っているので、未だ買ってない。
未だデモとかでも試したことは無いのだけれど、一応、買える段階になれば早々に買うつもりにはしている。

けどひとつ心配事が。
Fallout 4 をやってるんだけれど、なんかめっさ酔うんよね。
胃がムカムカして吐きそうな感じになる。
大丈夫な日は大丈夫なんだけれど、割と高い頻度で酔う。
PS4買ってすぐにやったWithcher III とか最初の頃は酔ったしGravity Dazeでもたまに酔ったけど、なんかFallout 4 は高頻度で酔う。
なんやろう・・・。

3D酔いは、私はそこそこある方かと。
でも、PS3はスキップしたから判らないけど、PS2時代にはFFとかやってたけどあんまし酔った記憶が無いんだけどなあ。
歳食ったのか。三半規管でも敏感になったのか。
Fallout 4 が特別なのか。
TPSでやってるけどFPSでやったら酔わないとかあるんかね?
でもFPSのがより酔いそうな気がする。

こういう私がPSVRを被ったらどうなることやら。
酔う人は酔うらしいから、多分私も酔うんやろうなあ。
残念ですが。
残念ですが、まあどうであれ買うんですが。

慣れるかね?
慣れればいいのだけれど。