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2023/07/16

ギターブリッジサドル素材考:Gibson Les Paul & Fender Telecaster

一般的に言って、ギターの音に不満があるとき、弦の種類やゲージを変えたり弦高を変えたりピックを変えたりピックアップ高さを変えたりピックアップ自体を替えたり・・・と色々できることはあって、それぞれ音の変わるポイントが違う。
例えばピックを変えることで、ピックアップの高さの変化によって引き起こされるギターの音の変化をそのまま再現できる訳ではない。(似た変化を引き起こすことはできることもあるけれども。)
これらのパラメータはお互い複雑に絡まり合っており、或ギター個体で行った調整量から得られた音の変化は、他のギター個体について同じように調整したからといって全く同じ結果が得られるものでもない。
とはいえ、「経験と勘」によって或程度の推測はすることができる程度には似た変化が起こることが多い。
でもアテが外れることもある。
そうやって試行錯誤しながら、自分の思い描く音楽が奏でられるように、ギターの細かいアレやコレやを弄るのは楽しいものである。

色々と音の調整方法はある中で、ブリッジサドルは、弦が直接触れるだけあって、この材質を変えるだけでも意外と出音に影響するもので。
音の根幹が変わるものではないけれども、「あと一寸どうにかならんか」ぐらいは叶えてくれる可能性がある。
それに、ABR-1 の小さなサドルであれ Telecaster の大きな3サドルであれ、或は Stratocaster タイプのサドルであれ、同じサドルの素材に変えると結構似た傾向の音の変化として現れるのも面白い。
サドルの質量だけでなく、比重や剛性や靭性等々のその素材自体が持つ特性も音に影響する要素となっているものと思われる。

まあでも例えば「アルミ」と一口に言っても、A1050 や A5056 等の種類があって、それぞれ特性も割と違うので、恐らくこれも多少は音にも影響するのだろうけれども。
例えば同じブラスサドルで同じ Telecaster 用のものでも Gotoh のものと Montreux のもので、Gotoh のものの方が少し硬度高そうな「ブラス」を使っていて、思いの外音が変わったりする、ということもある。

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Gibson Les Paul。
元々は Gibson ABR-1 でブラスサドル が付いていて音的には気に入ってたんだけど、1弦が切れまくったので、サドルだけブラスの新しいのに交換して溝切りし直そうと思ったけど良い感じのブラスサドルだけが売ってなくて、結局なんやかんやで TonePros の Schaller タイプのに交換してた。
昔は Gibson ABR-1 交換用のブラスサドルが、慥か Schaller 製とかの結構シッカリしたヤツが売ってたと思うんだけど、最近 Gibson ABR-1(インチサイズ)の交換用の良い感じ(値段&クオリティ)のブラスサドルってなんか見当たらないんよね・・・。サドルだけ別売りしてるヤツで。
TonePros のブリッジに交換した当時は Les Paul に 0.011 のセットの弦を主に張っていて、音的にも重くなりがちだったので、元の ABR-1 よりほんの少し音が硬く締まって良くなったか、まあ悪い感じにはならなったので、それなりに気に入って使ってた。

でも最近、Les Paul に 0.009 のセットを貼ることが多くなってきたんよね。
安定して弾き易いのは 0.011 のセットなんだけど、0.009 のセットの方が音的には好み。
音質的な強弱の付き方が、0.011 のセットと 0.009 のセットで、まあそれぞれ特徴があって違ってるんだけど、私は 0.009 のセットの方が好き。
特に6弦を強く弾いたときの暴れる感じは 0.009 のセット(0.042)特有のもので、それが好きなのです。
あとこれまでは 0.011 のセットぐらいの質量がないとボディが鳴ってる感が無かったけど、最近やっと 0.009 のセットでもちゃんと鳴るようになってきたのもある。

でも 0.009 のセットだと、一寸高音弦側の音がシャリッとし過ぎだしもう一寸ミッドにパンチがほしいんだよな・・・となりまして。
テールピースが、元々アルミだったのを亜鉛製に交換してるので、そっちを元に戻すということも考えたのだけど、なんか期待した音にならなさそう。
サドルがブラス製になれば良くなりそうな気がするんだけどな・・・。

ってことで、色々探してたんだけど、なんか良さげな感じのブラスの交換用サドルが売ってなくて。
Schaller タイプのはモチロン、ABR-1 のもやっぱ見つからない。
と思ってたら SCAD がブラスサドルの GE104B 特注品作って売ってた。Amazon に売ってた。
Gotoh の特注品で、GE104B のサドルを溝切り無し(サドルの真ん中に浅い溝がガイド的に切ってある)でメッキ無しブラス(元々は多分亜鉛)にして R を R=300(Gibson でよくある R=305 に近い数値、元々は R=400)にしたヤツ。
ナニコレ私の為のヤツやん。
Gotoh の GE104B は安いしカッチリしててどこかがビビるようなことも無いので、私も昔からちょいちょい買っては自分のギターに載せてたんだけど、サドルの溝が切ってあるのと素材が亜鉛なのが気に入らず、結局使わなくなったりしてたんよね・・・。

因みに一応、サドルだけじゃなくてブリッジごと交換するなら Montreux や本家 Gibson の ABR-1 が買える。ブラスサドルのヤツ。
けど今回はカッチリした Gotoh のヤツで行こうかと。
一寸物珍しさもある。

てことで、買って Les Paul に乗せてみた。
序でにいつも通り、ブリッジポストの穴の横から穴開けてタップ切ってイモネジ入れて、ブリッジポストに固定できるようにして弦高が勝手に変わらないようにしてる。

結果。
音的には・・・まあブッチャケそんなに大きく変わるものではない。知ってた。
そんなに大きく音が変わる訳ではないが、でも高音弦のシャリ感は減って、ミッドが多少出るようになって、狙い通りで大満足。
あとブラスサドルにメッキがしてなくてそこだけ真鍮色なんだけど、まあそんなに違和感無いかな。
まあ他でもニッケルメッキだったりクロームメッキだったり鉄が錆びてたりステンレスだったりしてるしな。

つうことで、Gotoh にはコレを量産して頂いて。

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Fender Telecaster。
American Professional II で、ブリッジは新しいタイプの 3サドルブリッジで、弦をトップロードできるヤツ。
ネジ位置が変わった関係で、昔ながらのタイプのブリッジでやるトップロードよりは弦の折れ曲がり角度が浅くなり、よりトップロードっぽさが出るヤツ。
張る弦にも拠るけど、大体私はトップロードで張ってる。

元々はオクターブ補正済みのブラス製ブリッジが載ってたんだけど、イモネジの位置の関係でなんか良い感じに弦の左右位置が等間隔にできず、Wilkinson タイプのブラスのブリッジに交換してた。
弦は 0.011 のセットを貼ってるんだけど、なんか大人しいんよね・・・。
発音がキレイ過ぎるというか。
もうちょいドンシャリになって欲しい。
そうすると歪ませたときにもっとブリブリするハズ。

ってことで、ハイ、またブリッジ交換です。
Wilkinson タイプの鉄のブリッジを交換した。
以前はこのタイプのものはブラス製しか無かったけど、近年では鉄やアルミ製のが手に入るようになって嬉しい。
ちなみに Telecaster Thinline には現在はアルミのヤツを使ってる。

サドル高さ調整用のイモネジは、鉄の M3x10 のヤツからステンレスの M3x8 のに交換した。
ステンレスなのは錆びてネジが回らなくなったらイヤなのと、8mm にしたは 10mm だと1弦のイモネジが飛び出て怪我しそうだったので。
あと弦の左右位置がブレないように、軽く溝を切っている。

で、結果。
狙い通りよ。
ハイとローの帯域が広がって、ミッドが少し減った感じ。
6弦なんかブリブリよ。
でも1-2弦はブラスでもいいかな?
ブラスの方がドッシリ感はある。
甲乙付け難い。

因みに 0.010 のセット以下のゲージだと多分全ブラスの方が良いような気がする。

ということで、ブリッジは何でもかんでもブラスにすれば良い訳ではないことを学んだ。
ブラス、なんか好きなんだけども。

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Soundhouse
Gotoh GE104B
Gotoh GE104B
Fender 3-Saddle Bridge
Fender 3-Saddle Bridge
MONTREUX Compensated Brass Tele saddle set
MONTREUX Compensated Brass Tele saddle
MONTREUX Compensated Steel Tele saddle set
MONTREUX Compensated Steel Tele saddle

2021/10/24

スマホ活用し切れてない、トラスロッドのソケットレンチ、古田 YouTube

要らんアプリが入っていない生の Android に憧れて、Pixel 5a (5G) を発売して1-2週間経った頃だったか、ちょい前に買ったんだけど。
結局私、スマホというモノを使い切ってないんよな。
支払った金額程は活用できてないというか。
やっぱテキトーな安いスマホでよかったのかね。

スマホゲームとSNSを大してやってないってのがデカイのかね。
電車の中で Kindle か Google news を見るのが主な用途。
あとは初めての土地に行くときにたまに Google maps が便利ってぐらい。
最新の機能とやらもマシンパワーも要らないっちゃあ要らない。
あとは写真が、私の古い Lumix GM1S より Pixel 5a で撮ったヤツの方が、画像処理の違いの所為か画がキレイだったのがショックだったぐらいか。
でも写真を撮っても Instagram に上げるでもなく。
そもそも写真を撮って上げるという行為に及べる程、日々の生活に新鮮味が無い。
逆に無理やり何かSNSでも初めて、その投稿の為に日々の生活に新しいことを探すってのはアリかも知れないが・・・。

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Gibson のギターってネック反りまくりますやん?
季節毎にトラスロッド調整が必要なのは当然として、例えば家ではご機嫌だったのがスタジオとかステージ上でご機嫌ナナメなんてことは、Gibson 使いには日常ですやん?
つうことで、トラスロッドのナット回す用のソケットレンチと、トラスロッドカバーを外す為のドライバーをギターケースの中に突っ込んでおきたいんだけど、入れっ放しにするつもりなのでコンパクトにしたい。
つうことで、昔 Gibson のギターを買うと付いてきた、ソケットとドライバーが一体になったL字のシンプルなヤツが一番良い。
因みに私の Les Paul は2019年モデルなんだけど、それにはアーミーナイフ的なツールセットが付いてきたハズだがそいつはどっか行って見つからない。
L字のシンプルなヤツは、コンパクトでいいんだけど、でもなんか割とナットがガサガサなんよね。
普段日本の名のあるメーカーとかの一寸マシなソケットレンチを使ってたりすると、若干不安。
まあこのくらいのガサガサ具合程度であれば新品のナットがナメることはないと思うけど、でも一寸ナメかけたナットはガッツリナメりそう。
なのでアレのもうちょい精度の良いヤツが欲しいんだけど。
安くで。

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野球。
元ヤクルトの古田が YouTube で、他の元プロ野球選手とかと一緒に野球の技術面での話をしたりするチャンネルをやっている。
それが面白くて観てしまう。
各元プロ選手が現役時代どこに気をつけてプレーしてただとか、若い人がどういうところに気をつけて練習したらいいかとか、チョットした裏話とかもあったり、考え方にしても人に拠る違いとかポジションや体格や役割に拠る違いとか或は共通しているところとかが見えたりするのが面白い。
因みに私は野球経験は無いし、今現役の日本のプロ野球選手の名前を一人も挙げられない感じだけれど。
でも言ってることはなんとなく理解できるし、私が子供の頃これを観ていたら野球をやってみたいと思っていたかも知れない。

私は昔サッカーをやってたのだけれど、クソみたいに下手だった。
当時にこういうチャンネルのサッカー版でもあれば一寸は変わったかも知れない。
やっぱモノゴトを理解して練習したりプレーするってのは重要なんよね。

色んな人、而もちゃんと色々考えてやってきた人に話を聞くってのがミソなんだと思う。
このスタイルのサッカー版とか、或は楽器版みたいなのがあったらいいのに、という話。

2021/08/02

P-90 スタイルでハムキャンセルのピックアップ

元々 P-90 が載ってた Les Paul。
ハムノイズを嫌って、リアは DiMarzio の DLX Plus、フロントは Seymour Duncan の P-90 Stack を載せてた。

DLX Plus はマグネットをフェライト(セラミック)から AlNiCo 2+5 に交換して、ちょいレンジ狭めでミッド寄りのフラットで密度の濃い感じのハムバッカー、みたいな音になっている。
ホントはなんだかんだでリアは PAF 系の音が私には使い易くて好きだったりするのでフルサイズのハムを載せてしまえばいいんだけど、フルサイズハムを載せるには加工が要るし、一旦加工しちゃうと戻せなさそうなので、ヒヨった結果この形になっている。
見た目もなんか気に入らんのよね・・・。

フロントは Gibson のミニハムバッカー(ポールピースが見えてる方)を一時載せてて、音は気に入ってたんだけど、見た目的に余り好きになれなかったので、結局 P-90 Stack に載せ換えた。
けど P-90 Stack は音的にはちょい気に入らなかった。
P-90 Stack はその名の通りコイルが2個縦に積み重なってるヤツなんで、Push-Pull スイッチ付きポットでシリーズ-パラレルを切り替えられるようにしてた。
でも Gibson P-90 と比べると、シリーズだとちょいポコポコするし、パラレルだとちょいシャリシャリして、まあ音はそんなには悪くないんだけど完璧という訳でもない。
片方のコイルだけシングルで使うと P-90 っぽい力強くてヌケの良い音になるんだけど、ハムノイズが乗るし、それなら普通に Gibson P-90 使った方が、てことになるし。

このフロントをまた載せ替えたろうかとずっと思ってはいたんだけど。

見た目は P-90 が格好良いっつって P-90 タイプの Les Paul を買ったので、見た目は P-90 スタイルである必要がある。
あと私はハムノイズが許せないので、ハムキャンセルタイプでなければならない。
でも P-90 スタイルでハムキャンセルタイプのは、一応何社からか出てはいるんだけど、1社につき精々1-2モデルという感じで、選択肢が少ない。
Seymour Duncan は P-90 Stack、DiMarzio なら Fantom P-90、Lindy Fralin の Hum-Cancelling P-90 のノーマル版と with AlNiCo Rods 版、Mojotone の P-90 Quiet Coil、Kent Armstrong の Stealth 90 とかか。

Fantom P-90 はコイルが3つ?で構造的には一番特殊っぽい。
他の Fralin も Mojotone も Kent Armstrong も、多分2つのコイルを横向きにして P-90 のケースに収めているタイプだと思う。多分。
最初期の Firebird のミニハムの構造で、P-90の形にした感じかね。
で多分、この構造だと出力が低くなりがちなので、Fralin の AlNiCo Rods 版以外はマグネットがフェライトとかネオジウムとかになってくるんだと思う・・・ちゃんと調べてないんで知らんけど。
Duncan P-90 Stack はその名の通りスタックタイプ。
Fantom P-90 は面白そうだし DiMarzio 曰くニュアンスも音も見た目も '50s の P-90 よってことだけど、高いし情報が無さ過ぎて、パッと買ってしまう勇気が無い。
Fralin、Mojotone も日本で買うと結構高いし個人輸入するにも今は送料がな・・・と思ってたら Soundhouse でいつの間にか Kent Armstrong の取扱商品が増えてて(単に私が気付いてなかっただけかも知れないが)、Stealth 90 がギリ買えそうな値段。
Stealth 90 は YouTube とかで調べた感じだと、ちょい音硬めでちょい出力抑えめの P-90 という感じっぽい。
4芯線なのでパラレル-シリーズ切り替えもできる。
ううむ。
1週間迷って、結局 Stealth 90 を買う。
フロント用とリア用があるので、フロント用を買う。

早速 Les Paul のフロントに載せてみる。
ピックアップのカバーを外すと、ピックアップ本体に銅テープが巻いてあって、ローノイズ化が徹底している。
銅テープで高さ調整ネジ用の穴が塞がれているので、ネジでズボッと穴を空ける。
P-90 Stack 用にフロントのザグリを深くしてしまっている所為で、高さ調整用のスプリングの長さが丁度良いのが手持ちに無かったけど、ストラトとかのピックガードマウント用の短いスプリングを2個積み重ねればなんとかなった。
未だ一寸スプリングが弱い気がするので、今度またスプリングだけ買って来よう。

Push-Pull スイッチにシリーズ-パラレルで配線して完了。

シリーズ配線で弾いてみると、Gibson P-90 と比べてちょい音硬めで出力割と抑えめの感じ。
リア用はもうちょい出力あると思うので、そっちを買ってもよかったかも知れん。
当然ハムノイズは乗らない。
音がちょい硬めで、私が気に入っていたミニハムバッカーと一寸似てる部分もある。
ミニハムをちょい反応早い音にしてフラットな特性にした感じか。
Gibson P-90 より中音域の癖が少なくて、スピード感がある素直な音という感じかね。
あとローが結構スッキリしてる感じがするので、ゴリゴリに歪ませても全然モコモコしない。
P-90 Stack と比べると音の個性というか懐の深さみたいなのは P-90 Stack の方が感じられるけど、Stealth 90 の方が所謂「使い易い音」ではあるかね。
周波数レンジ感的には Stealth 90 の方が P-90 Stack より Gibson P-90 に近くてシングルコイルっぽい感じの音。
全体的には Stealth 90 の方が Gibson P-90 に似てる。
力強くてヌケの良い音。

パラレル配線の音は、ハムバッカーをパラレル接続した音っぽいフレーバーも感じられるが、どちらかというとストラトのシングルコイルみたいな音の傾向性。
テレキャスよりはストラトかね。
ストラトのフロントにフロント-センターのミックスと Gibson P-90 のフレーバーオイルを一滴づつ垂らした感じ。
思った程パラレル接続っぽいシャリシャリ感は無くて、まあ普通に使えそうな音。
太い弦を張ってジミヘンごっこするか細い弦を張ってイングヴェイごっこするかで言うと、太い弦でジミヘンごっこの方が合いそうかな。
P-90 Stack のパラレルと比べるとよりフラットなシングルコイルという感じで、よりストラトっぽい音。

ちなみにスプリットの音は、パラレルの音に近くてよりパリパリした感じだった。
ハムバッカーのスプリット、という感じ。
ハムノイズも増えるし、まあ使わないかね。
因みに P-90 Stack はスプリット時が一番 Gibson P-90 に近かった。
Stealth 90 のシリーズ配線よりも P-90 Stack のスプリットが Gibson P-90 に近い。

そういやハムバッカーの片方のコイルだけ使うことを、昔は「タップ」って言ってたけど、最近は「スプリット」の方が多いかね。
「タップ」と言うと、ギターの世界以外だと、一つのコイルの途中で線を出してきて使うというイメージなんで、ギター界的な「タップ」の使い方だとなんか確かに違和感はあった。
まあハムバッカー一つを一つの機能として見れば、その一つの機能の中の途中で線を出してきている、とも言えるので、「タップ」でも間違いではないと思うけど。
特に3芯線とかで、二つのコイルの繋ぎの部分から1本線が出てるタイプのハムバッカーだと「タップ」という感じは強いか。
でもそれぞれのコイルの両端から線が出てる4芯線で配線する場合だと、電気的には同じでも、なんか違和感ある。
あとギターでも一つのコイルの途中で線を出してくるような「タップ」機能があるピックアップも稀に存在するので紛らわしかったりした。
まあ「スプリット」も、私には、なんかコイルを別々に両方使ってるようなイメージがあってそれはそれで違和感あるんだけど・・・。
まあでも今の所、一応どっちでも通じるよね?

P-90 Stack の場合、1弦と4弦の出力が小さかったりと弦によって出力が他の普通のハムバッカーと比べても結構バラつきが大きかったのでポールピースの高さ調整でなんとかしてたんだけど、Stealth 90 の場合は弦毎の出力の差が余り感じられれない。
ミニハムのときも1弦のポールピースはめっちゃ上げてたし。
なんでやろう。
Stealth 90 はフェライトマグネットだと思うので、フェライトマグネットの特性だったりするのか?
そう言えば私はあんまりフェライトマグネットのハムバッカーをフロントには載せて来なかった気がする・・・。
と思って部屋を見渡してみると、私の Ibanez S のフロントに載ってるのが多分フェライトだと思うんだけど、4弦のポールピースを上げてるので、じゃあフェライトの所為じゃねぇな。
Stealth 90 の構造の所為かね。

ピックアップの高さは、Stealth 90 自体の出力が結構控えめなので、大分弦に近付けている。
私はフロントは大体いつも結構弦から離してセッティングするので、私の感覚からすると大分近いなあと思うけど、特にサスティンに影響することも無く、ピックが当たることも無く、今の所問題無く使えている。

総評としては、コレは良いピックアップよ。

つうことで、P-90 タイプのピックアップがめっちゃ余ってる・・・。
音は気に入っているミニハムもあるし。
なんか適当な安いギター買ってきて載せたろうか。

Soundhouse
Kent Armstrong Stealth 90 Neck
Kent Armstrong Stealth 90 Neck
Gibson P-90
Gibson P-90
Seymour Duncun P-90 Stack Neck
Seymour Duncun P-90 Stack Neck
Lindy Fralin Hum-Cancelling P-90 With Alnico Rods
Lindy Fralin Hum-Cancelling P-90 With Alnico Rods

2021/01/17

ギター弦、0.011 - 0.042 のセットが欲しいという話

少しの間、近年のメインギターであるところの Les Paul の弦を、それまでは Elixir Optiweb の 0.011 のセットだったところを 0.009 のセットにしていた。
一つには、それまではボディの鳴りがイマイチで 0.011 のセットでなければ確っかり響かなかったのが最近になって漸く馴染んできたのか一寸はボディも鳴るようになってきて、0.009 のセットでもまあそれなりに鳴ってくれそうだったので。
それに 0.011 のセットの低音弦の音の鈍重さがずっと気に食わなかったので。

ボディ鳴りの変化が何故起こるのかは私には解らない。
よく謂われるように木材やパーツがギターの弦の振動に「慣れ」てそれらが良く響くような状態に変化したりするのか、或いは私自身の諸感覚や演奏技術がこのギターに慣れただけなのか、使っているうちにセッティングが熟れてきた結果なのか。
体感としては、ギターは数年使うとボディ部を通して腹に響く感じが良い方に変わってくる気がするし、生音やアンプから出力される音も棘のような違和感が少なくなる感じがする。

元々音的には、他の Gibson 系のソリッドギターでも 0.011 や 0.010 よりも 0.009 のセットの方が好みに合うことが多いのだ。
0.011 はやっぱ一寸比重が大きいような密度が高いようなウェットな感じの音になって、まあそれが合うようなシーンもあるんだろうけれども、私の好み的にはもう少し疎な感じのする乾燥して金属弦感のある音の方が好い。
実際 Les Paul に0.009 を張ってみると、やっぱ音は丁度好い感じ。
特に低音弦は無理無く響いてる感じで、歪ませたときのバイト感も良い。
高音弦側は多少太くてもいいけど、やっぱ6弦は 0.042 が好い。
ボディも新品のときよりはちゃんと打てば響くようになっている。

つうことで音は気に入っていたんだけれども、なんかめっちゃ弾き難い・・・。
確かに 0.009 の方が左手の押さえる力は多少少なくて済む。
私の場合弦高が 1.3mm@1弦12フレット ぐらいでちょい低め設定なんで、左手の押さえ易さは弦が太かろうが細かろうがそんなには変わらん感じはするけれど、17フレット以降ぐらいになってくるとやっぱ 0.011 だと力が要る感じはする。
得に Les Paul はネックジョイントの構造上、ハイフレットになると親指をネック裏に回せなくなるし、少しの違いが顕著に感じられる。
あとチョーキングなんかは1音半とか2音とかやることを考えると確かに 0.009 が楽なんだけれど。
でもさあ、右手のピッキングは太い弦の方が明らかに楽なんよね・・・。
特に高音弦側。
太くて硬い弦の方が、弦のピックへのまとわり付きが少なくて弦離れが良くなる。
それらを総合して考えると、私には 0.011 のセットの方が弾き易く感じられる。
しばらく 0.009 を使っていれば慣れるかとも思ったんだけれど、結局慣れ切らなかった。

つうことで 0.011 のセットに戻したんだけど、やっぱ音は 0.009 のセットの方が好いんよね・・・。
1弦はまあ許すにしても、6弦の 0.049 が太過ぎて音が濃密になり過ぎる。
なので 0.011 - 0.042 の低音弦側が細くなっていくセットとか、Elixir から出しては呉れはれへんかなあ。
昔からずっと思っているんだけど。
一応、バラ売り弦を1本ずつ買えば実現できるんだけれども、めっちゃ高く付く。
0.009 - 0.046 とか 0.010 - 0.052 とかの、低音弦側が太くなるセットは昔から在るんだけど嗚呼なんと世の中の不公平なことか!
一部にはこれを解消しようとして Strandberg 的な低音弦側のスケールが長くなってるギターが出てきたんだろうけれど、これって弦側で対応できんじゃね?

因みに 0.010 だとバランス取れそうに思われるかも知れないけれど、結局どっち付かずで悪い方が出てきちゃう感じ。

或は GHS とかに変えるか・・・。
GHS の Boomers とかならテンション高めで音もちょいブライトで寿命も少し長めなんだけど、でもやっぱ Elixir の長寿命を一度体験してしまうと錆びるプレーン弦には戻れない。
もしくはステンレス巻弦 + Elixir のプレーン弦とか?
ステンレス巻弦も Elixir 程ではないにしてもそこそこ寿命があるしテンションもあるし、Elixir のバラ売りプレーン弦はそんなには高くないので、良いアイディアかも知れない。
あとは私好みの音が出るかってトコだけど。こればっかりは色々買ってみてやってみるしかないか・・・。
あとステンレス巻弦は昔一時期使ってたことあるけど、なんかヤスリみたいに指の皮膚とピックとフレットがゴリゴリ削られていく感じがするしピックアップもそれ用に調整しなければならないし。
あれからあんまり使ってないけど、最近のは良くなってるんだろうか。

序でにボリュームのハイパスコンデンサ、元々 510pF + 22kΩ(直列)にしてたところの抵抗をフロント 10kΩ、リア 33kΩ に変更した。

2020/09/12

ES-339 のネック折れ修理箇所を強固にする

何年か前にネックを折ってしまった Gibson ES-339。
夏蒸し暖かく冬カラカラに涼しい我が家の過酷な環境の所為か、折れたところが開いてしまったり補修部品の当て木が剥がれてきたりして何度もリペアに出してた。
おかしくなる度にリペアに出すのも鬱陶しく思えてきたので、ミスったらネックごと交換するぐらいの覚悟で自分で直すことにしたのが一年程前。
折れた断面部分は Titebond で補修してあるのだけれどそれはそのままにしておいて、当て木をブビンガで作ってエポキシ接着剤で接着した。
半年ぐらいかけてチビチビ修理して、完成したのが半年前

何があった訳でもないのだけれど、最近になってなんとなしに強度に不安を覚え始めた。
ずっと使い続けていて、或時突如バキッと逝くかも知れない、という不安が ES-339 を手に取る機会を減らしている。
ということで、信頼性をより強固にする為に、もう一度補修し直すことにした。

当て木のブビンガとエポキシの部分をハンディールーターと切出小刀で削り落としてしまって、マホガニーの地を出す。
新しいブビンガで当て木を作り直す。
トラスロッドのザグリ穴がネック裏の削った部分から貫通してしまっているので、トラスロッドのワッシャーが入るようにブビンガの当て木に逃げをちょっと大きめに作る。
接着剤を付けずに一旦養生テープで当て木を固定して、トラスロッドのザグリにホットメルトを流し込む。
ホットメルトが固まったら当て木を外して、貫通してる穴からネック裏に出てきたホットメルトをナイフで削って整形する。

マスキングテープでバインディングとか指板とかヘッドとかを養生する。

ブビンガの当て木とマホガニーの接着面を荒し&脱脂して、エポキシ接着剤を両面に塗り込んで塗りたくって、当て木とネックをくっ付けて養生テープで軽く固定する。
因みに今回、この部分のエポキシはコニシの E250 を使った。
硬度と靭性のバランス的に丁度良さそうだったので。一寸硬度寄りだけど。
あと固めのエポキシ接着剤の中では木材への染み込みも少しだけ良い方なので。
前回は慥か何種類かを混ぜて硬化後の特性を調整してたと思う。

一週間放置。

エポキシが完全に固まったらブビンガを削ってネックと一体化するようにする。
前回の修理と同様にボリュートを大きめに作った。
周りの塗装も或程度削り落としておく。
あとトラスロッドのザグリのホットメルトも掻き出しておく。
ここまでは前回と大体同じ。

そしてここからが今回の目玉。
ガラスクロス。
補修分全体を覆うようにガラエポのFRPを貼り付けたら、もう一生折れないんじゃね?
大きめにガラスクロスを切って、エポキシを貼り付け部に薄く塗り込んで、ガラスクロスを貼り付けてマスキングテープで固定し、更に上からエポキシを染み込ませる。
エポキシが或程度固まってきたら余分なガラスクロスを切り落とす。
エポキシが固まり切ったら削って或程度整形し、表面を荒してエポキシを重ね塗りする。
これを繰り返してネックの形状を作っていく。
因みにガラスクロス用のエポキシは東邦産業のエポキシコートを使った。
気泡も入らずガラスクロスにちゃんと良い感じに染み込んでくれる。
硬度はそんなに高くないけど靭性は高い。
ホントはもうちょい硬度の出るヤツがよかったんだけど、なかなか少量では売ってないんよね・・・。
あと2回目以降の塗りは透明エポキシにカーボンブラック(炭素粉顔料)を加えて黒くしてる。

これで大分信頼性が上がった筈・・・。
ネックの根本が少し太くなってしまったけど。

ネックが整形できたら黒のニトロセルロースラッカーのスプレーを2-3回吹いて、上から透明を10回ぐらい吹くいて厚みを付ける。
ラッカーが乾いたら極細のコンパウンド&ワイプオールで死ぬ程磨く。
ドリルに付けるタイプのバフも使ってみたんだけど、なんかうまいことバフ掛けできなかった。

ネックが鏡面ぐらいピカピカになったらほぼ完成。

ダメ押しで、トラスロッドのザグリに半月ワッシャーを1枚入れて、それがヒタヒタにならないぐらいにエポキシを流し込む。
ネジ部にはエポキシが染み込まないようにめっちゃ注意する。
エポキシが垂れない程度に固まってきたら弦を張ってトラスロッドを調整する。
エポキシが完全に固まったら完成。

完成して未だ一週間ぐらいだけれど、安定している感じがする。
ネックの根本が少し太くなったのは普通に弾いていれば意外と気にならなかった。
但、ローコードのFとかで6弦を親指で押さえようとすると、今までより太くなったのが感じられる。

あとやっぱ ES-339 はカリンとした良い音出るわ。

2020/09/07

P-90 仕様の Les Paul のピックアップと回路を色々弄る

ピックアップ載せ替えたい病が発症する。

リア

P-90 仕様の Les Paul のリアピックアップを P-90 サイズのハムバッカー Dimarzio DLX Plus に交換したんだけど平坦な感じのサウンドと硬質でジャリつくハイが気に入らなくて、マグネットをセラミックからアルニコ 5 → アルニコ 2 → アルニコ 5 と変遷してきた。
セラミックだとハイが硬過ぎ、アルニコ 5 でも一寸ハイが硬くてアルニコ 2 にしたらハイは好い感じになったんだけど今度はパワー感が欲しくなってきてアルニコ 5 に戻して今に至る。
でもなんかアルニコ 2 のときより 5 のとき方が若干出力低くなってるような気がする・・・。
どちらもピックアップの高さを「丁度良い音が出る」ということを基準にしてセッティングしているので、もしかしたらアルニコ 2 のときの方がピックアップが弦に近かったのかも知れないけれども。
ピックアップの高さを「丁度良い音が出る」基準で合わせると、私のギターでこのピックアップという条件では、例えばボリュームを絞って行ってファズが歪まなくなるところがアルニコ 5 のときの方が大きいように思えた。
うーん、でもアルニコ 2 の方が、弦とピックアップの距離で言えば「良い音が出る距離」の範囲が広かったし、多分アルニコ 2 の方が 5 より弦から離してたと思うんだけど・・・。
音のパワー感は完全にアルニコ 5 の方が上なんだけど。

まあ兎も角。
アルニコ 5 のときで一番良い音が出る高さにピックアップを設定したときに、もうちょい出力が欲しかったし、もうちょいミッドレンジに身の詰まった感じの音が欲しかった。
普通の PAF 系のハムバッカーの音が欲しいのだ・・・。

コイルは変えられないので、磁力をパワーアップさせれば出力も上がりそう。
でも(磁力の強力な)セラミックのときの音は気に入らなかったんだ。
じゃあアルニコ 2 のマグネットと 5 のマグネットを重ねてピックアップに入れたらなんか丁度良くなんじゃね?と思い立った。
元々載ってたセラミックのマグネットの厚みが大体 5.5mm ぐらいでまだ深さに余裕があったし、Soundhouse で買った Montreux のアルニコマグネットが 1枚 3.2mm ぐらいなんで、多分 2枚 入る。

でも磁石を 2枚 重ねたらどうなるんやろう。
ネットで調べた感じでは、同じ2つの磁石を SN-SN みたいな感じで重ねたら磁力が一寸上がる(2倍になる訳ではない)、というような資料は出てきたのだけれど、N極同士-S極同士を重ねたときにどうなるのかの資料が見つからなかった。
多分 1枚 より 2枚 の方が強力になるのは間違い無いだろうけれども、どのくらい強力になって、而もそれがピックアップに組み込まれてこのギターに載ったときにどのような影響があるのか、私には大した予測ができない。
而も 2枚 の磁石の種類も違うのだし。
じゃあもうやってみるしかないよね。
何回「これが最後のチャンスなんですー」やる積もりやねん、でお馴染みの大阪都構想とは違って、やってヤバけりゃ戻せるし。
それに良くなるかどうか、幾ら予測ができないとはいえ、都構想に比べりゃ見込みはある。

つうことで、DLX Plus の裏蓋を開けてアルニコ 5 の上に 2 を乗っけてホットメルトで固定して蓋を閉める。
磁石 2枚 が丁度ギリギリ良い感じに収まるぐらいの感じだった。
で、セッティングして弾いてみる。

出力が上がってる。
普通のハムバッカーのハイゲインモデル程ではないけれども、多分「そこそこ高めの出力」ぐらいの感じ。
因みに今までのアルニコ 2 とか 5 とかの 1枚 では「若干低め」ぐらいの感じだった。
セラミックのときよりは少し出力低そうだけれど、弦とピックアップの距離で「良い音が出る距離」の範囲は今までで一番広い。
結構弦から離してもあんまりイナタい感じになり難いので、ピックアップの高さを下げめにセッティングすると出力も丁度良い感じになるし歪ませれば6弦ミュートもズンと効かせられるぐらいのローの質感。
「若干ハイミッド強めのドンシャリ」傾向ではあるが、ミッドレンジもそこそこ充実してるしハイも硬めではあるが硬過ぎない感じ。
私の好み的にはもうちょいミッドレンジが厚くてもいいかと思うんだけど、コレはコレでそこそこ使い易い音だしまあ良しとするか。

因みにトーンポットを Push-Pull のスイッチ付きポットにして シリーズ-パラレル を切り替えられるようにしてる。
パラレル時に片方のコイルが抵抗を通して GND に落ちるようにしたらパラレル特有のシャリ感が減って使いやすくなるんじゃね?と思って試してみたけど、小さい抵抗だと殆ど音が変わらないし、抵抗が大きいと電気的にシングルコイルに近づいてハムノイズが大きくなるし思った程は音が変わらなかったので、止す。
マグネットをアルニコ 5+2 にするとなんかパラレル時の音もそんなにはシャリつかなくなったし。

因みにスイッチ付きポットは Bourns の PDB183-GTR シリーズ。
型番は PDB183-GTR02-504A2(ソリッドシャフト、ハンダラグ、500kΩ、強めのAカーブ)。
以前 Mouser で買い物したときに一緒に大量に買った。
ソリッドシャフトでなくてローレットシャフトのなら Montreux が Bourns 製のものを扱っているので、日本でも手に入れ易いのだけれど、私はローレットシャフトが大嫌いなので Mouser とか Digikey で買わざるを得ない。
でも Mouser だったら Montreux の半額ぐらいで手に入った。
PDB183-GTR は私の愛用している TOCOS の RV24YN シリーズのポットに比べてトルクが弱くて手が当たるだけですぐ回ってしまうのが難点だけど、それ以外はまあ悪くない。
ポット部は普通のオープンタイプなので TOCOS 程堅牢ではないだろうけれど、造りはまあまあ良さげ。
スイッチの切り替えは割と重めで、Pull 時はノブを確っかり持って引っ張らないと不可ない。
因みにボリュームは TOCOS RV24YN の A500kΩ のまま。

TOCOS RV24YN にしろ Bourns PDB183-GTR にしろ、普通の Gibson Les Paul に付いてるポットより首が短いので、乗せるには木部を削る必要がある。

トーンのコンデンサは 0.022μF のものから 0.039μF のものに交換した。
トーンを絞ったときにより下の周波数からカットされるようになるので、ムームー感が強くなる。
まあトーンは殆ど使わないんだけど。

ボリュームに 510pF のハイパスコンデンサを付けてるのだけど、直列に 10kΩ の抵抗を入れて、ボリュームを絞ったときのハイパスのギラつきを少し和らげた。

フロント

序でにフロントも P-90 → Gibson mini humbucker → Seymour Duncan P-90 Stack → Gibson mini humbucker となってたのを P-90 Stack に戻した。
P-90 の見た目が気に入って P-90 モデルの Les Paul を買ったのに、ミニハムにしたら一寸ダサく感じられる・・・。
因みにミニハムは Firebird に載ってるヤツじゃなくて Les Paul Deluxe に載ってるポールピース付きの方。
音に関しては、ミニハムだと普通のハムバッカーというよりは Fender 系のシングルにより近いような音で、ローがスッキリしててブーミーにならないクリーンな使い易い音なんだけれど、もうちょいモッコリした太くて力強い音が欲しくなってきたので P-90 Stack に交換することにした。

以前 P-90 Stack を載せてたときに ON-ON-ON のミニスイッチをリアのトーンポットと交換で載せて パラレル-スプリット-シリーズ の切り替えができるようにしてたけど、以前ミニハムに載せ替えたタイミングでそのミニスイッチを Push-Pull のスイッチ付きポット(PDB183-GTR)に交換し、リアの シリーズ-パラレル 切り替えに充てた。

今回フロントを P-90 Stack に載せ替えるに当たって、フロントのトーンポットも PDB183-GTR に交換して、P-90 Stack の シリーズ-パラレル が切り替えられるようにした。
P-90 Stack はスプリットの音が一番 Gibson P-90 に近いんだけど、スプリットにするとシングルなのでハムノイズは乗るので今回は採用を見送った。

あとフロントのトーンのコンデンサを 0.022μF から 0.047μF のものに変えた。
より籠もらせることができるようになった。
まあトーンは殆ど使わないんだけど、絞ればかなりムームーにできる。
・・・けどトーンを 0 にすると 1弦 の出力が明らかに弱くなるぐらい低い周波数からバサッと削っちゃうので、0.033μF ぐらいにしてもよかったかも知れない。

あと序でにリアと同じ様にボリュームの 510pF のハイパスコンデンサに直列に 10kΩ の抵抗を入れている。
ハイパスがかかる周波数はほぼ同じのまま、ハイパスのかかり具合を少し穏やかにした感じ。

因みに P-90 Stack を載せる為にザグリの深さは拡張してある。

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Soundhouse
STK-P1b P-90 Stack Bridge
STK-P1b P-90 Stack Bridge
DP154 BLACK DLX PLUS Bridge
DP154 BLACK DLX PLUS Bridge
Mini Humbucker Bridge
Mini Humbucker Bridge
Bourns push-pull pot A500K inch
Bourns push-pull pot A500K inch

2020/02/11

ES-339 何度目かの復活

これで、やっとのことで、私の ES-339 がまともに使えるようになった・・・と思う。
2014年の年末にネックを折って以来、直してもらっては暫く経って悪化し、を繰り返していたのだけれど。
前回のリペアでネック裏に補強を入れてもらったのだけれど、その補強部が剥がれてきて、こらあかんと。
イッペン自分で好きなように直したろうと思い立ったのが大体半年前。

マホガニーで作成されていた補強部品を剥がし、ブビンガで作り直す。
手作りしたのでめっちゃ時間掛かった。
ブビンガ硬くて手加工だとめっちゃ加工し辛い。
機械加工ができれば寧ろ細部が再現できて加工し易いのだろうけれど。
NC切削機が欲しい。
あ、あと光造形の3Dプリンターも。UVレジン高いけど。

そういや Autodesk の Fusion 360 が個人の非商用なら無料で使えるとの話。
最近使ってみてるのだけれど、操作が独特で未だ慣れん。
アレ慥か結構ちゃんとしたCAMも付いてたと思うので、NCデータ作り放題ですやん。
あとは切削機を手に入れるだけだ・・・。

さておき。
ネック側の、補強部品を剥がしたところも軽く研磨しておく。
トラスロッドとの間で木部が薄くなっているところとか、折れたときに木部が欠損していると思われる部分があり、この部分で補強部品との接着強度が下がってそうな感じだったので、硬度高めのエポキシを充填しておく。

できた補強部品を軽く脱脂してほんの少し硬度を落としたエポキシで接着。
Titebond もあるのだけれど、簡単に幾つか実験してみた結果、接着物間に隙間がある場合は特にエポキシの方が強度が出るっぽかった。
今回は手加工で補強部品を作っているので、隙間無く作っているつもりでも多少は隙間ができると推測されるので、エポキシにした。
それに私の家の夏場の高温多湿環境下ではエポキシの方がパフォーマンス出そうだし。あと Titebond では、ブビンガとの相性が微妙に悪そうに思えたので。

接着できたらブビンガの余った部分を落として整形する。
ボリュートを大きめにした。

塗装はウレタン+ニトロセルロース。
そこそこ厚めにした。

塗装が乾いたら組み上げて弦張って調整して完成。
やっぱええ音してますわ。

書くと簡単だけれど、思い出したときに一寸ずつ作業を進めて、結局半年ぐらい掛かってしまった。
放ったらかし期間が長いけど。
ボリュートを大きめにした分、ほんの少しだけネックシェイプが変わってしまった感があるけど、今の所問題無く使えてる。
取り敢えず弦張れてるので、最初の山は越えた。
いつもなら修理後半年以内ぐらいでひび割れとかが出てきたりしてたので、半年を超えて問題が出なければ次の山は越えたと言える。

2019/12/31

Les Paul ブリッジ交換

TOM のブリッジよ。
Les Paul のヤツ。

オリジナルでは ABR-1 が付いてた。
でも普通の ABR-1 はオクターブチューニングの幅が狭くて、私のギターの設定だと3弦がギリギリだったり。
或は使ってるうちにサドルのネジを固定しているワイヤーが共振するようになったりする。
なのでブリッジは GOTOH の幅広タイプの GE103B に交換してた。
ABR-1 自体は嫌いじゃないんだけど、でもゴリゴリ使うならナッシュビル系の方が安心感がある。

GOTOH のって、でも最初からサドルに溝入ってますやん?
サドルの真ん中に溝が切ってあるのだけれど、それだとピックアップのポールピースのピッチと弦ピッチがズレますやん?
私、アレがなんか嫌で、一旦サドルの上面を全部削って溝を消してから、ピックアップのポールピースの真ん中に弦が来るように溝切りをやり直してた。
そもそも Gibson の加工技術は他社に比べても優れているとは言い難いんで、ブリッジポストの中心が必ずしもネックの中心線の延長上に来ているとは限らないし。
それに多くの場合、サドルの真ん中に溝を切ると弦間が広過ぎて1弦がフレットから落ち易くなってしまったりする。
なのでどのみち溝の切り直しは必須。
一旦サドルの上面を削ってしまうので、上面の平の部分が大きくなり、その分、サドルに弦が接する長さが増える訳ですな。
そうすると、サドルのところで弦の分断が強まって、弦を弾いたときにブリッジからテールピースまでの間の弦の共振が小さくなる。
そうすると、全体的にほんの少しデッドな響きになる訳ですな。
あとサドルが低くなってるので、テールピースの設定によってはブリッジ本体にテールピース側の弦が微妙に当たることがあり、そうなると更に弦の共振が小さくなってデッド気味の響きになるばかりか稀にビビったりする。

因みにブリッジにタップ切ってイモネジでブリッジポストに固定しているのだけど、これも弦振動をボディに伝え易くなったり逆にボディの振動が弦に返ってきたりして、弦の金属的な響きは少しデッドになる傾向にある。
サスティーンは場合によって微妙に伸びたり縮んだりだけど、基本的にはそんなには変化しない。
ギター自体もそうだし、弦の種類とかテースピース高とかその他の部分の設定にもよる。
こうする利点は、弦を全部外したときにブリッジが落ちないというということと、弦高が勝手に変わらない(ネックの反りとか以外では)ということ、それからブリッジのポストと穴の間の遊びを無くせるのでオクターブチューニングが合わせ易くなること。
どれも微々たる利点でしかないのだけれど、なんか安心感がある。

まあ場合によってはデッドな方が良かったりもするのだろうけれど、このギターに関してはこのことで音が良くなる方向には働かなかった。
部品がカッチリしてればなんでも良いという訳じゃないし、ボディが鳴ればなんでも良いというものでもない。
まあデッドになるとはいえ音の本質に影響が出る程度ではないし、弾き手だけが感じるような微々たるものなんだけれども。

なので、ちょい前にオリジナルの ABR-1 (イモネジ付き)に戻してた。
でも弦がめっちゃ切れる。
そういや GOTOH に交換前の、最初に ABR-1 が付いてた頃も弦が切れたことがあった。
私は普段は殆ど弦を切ることがないのだけど、ABR-1 に戻して一ヶ月で2回切れた。
多分溝切りが微妙なところでうまく行ってないのだろうけど。
一回目切れたときに溝に軽くヤスリを当ててみたのだけど、結局また切れてしまっている。
まあ一旦ちゃんと溝切りをやり直せばいいのだろうけれど。
でも違うブリッジを試してみることにした。

つうことで交換計画。
取り敢えずナッシュビル系でいこうかと。
サドルに溝切ってないヤツがいい。
そうするとまず GOTOH は全滅。
GOTOH は安くていいのだけど、必ず溝が切ってある。
他は Schaller GTM-Ni か SCUD HK-120N か Tonepros TP-6N か。
Schaller はちょいお高いけど信頼と実績のヤツ。
めっちゃ昔、一時期使ってたこともある。
SCUD は安い。
Tonepros はその中間ぐらい。
この3つはサドル調整ネジを GOTOH みたいにナット留めじゃなくて裏からバネで留めてるタイプ。
バネ留めなんでナット留めに比べると構造的に共振の危険性は大きくなりそうだけど、今のところこのタイプで共振が起こったという話は聞いたことがないし、私自身も経験したこと無い。多分大丈夫。
因みにKTS からも溝切ってないヤツが出てるけど、チタンサドルなんよね・・・。

なんやかんや迷って、特に理由も無く Tonepros のにする。
多くの人達にとって Tonepros を選択する利点はブリッジポストにブリッジを固定できるということなんだろうけれど、私はどのみち自分でブリッジにタップ切ってイモネジで固定するようにするので、SCUD より幾らか多めに払うだけの利点は私には無いと言ってよさげ。
完全に気の迷い。

取り敢えず載せてみて、弦高を合わせて一旦イモネジを留め、オクターブを大体合わせて、弦がリアのポールピースの真ん中を通るように溝切りする。
サドルは多分亜鉛合金製。私は真鍮製が好きなんだけれども。
溝切りするときは、弦とサドルの接触面積を或程度確保し、かつそのどの1点にも力が集中しないようにしつつ、而も弦が浮いてビビリが発生しないように切るべし。
水平に真っ直ぐ溝切りしちゃうとテールピース側の角に圧が掛かってそこで弦が切れ易くなるので、ほんの少し斜めに丸みをつけつつ切るべし。
また溝が弦より広いと弦が動いて摩擦で切れ易くなるので、気を付けるべし。
溝が切れたら再び弦高、イモネジ留め、オクターブと調整して完了。

音的にも ABR-1 からほぼ変わらず。
ほんの少し硬さが出たかな、ぐらい。
1週間ぐらい使って、弦切れも今のところ無し。
まあ自分で良いように溝切りしてるので、多分大丈夫。

良し。

少し1弦側のテールピースを上げた。

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Soundhouse
GOTOH GE103B Nickel
GOTOH GE103B Nickel
Tonepros TP6-N
Tonepros TP6-N
SCUD HK-120N
SCUD HK-120N
Schaller GTM-Ni
Schaller GTM-Ni

2019/12/02

Seymour Duncan P-90 Stack の パラレル-スプリット-シリーズ 化

数日前に私の Les Paul のフロントピックアップを Seymour Duncan の P-90 Stack に載せ替えたのだけど。
説明書に「普通はパラレルで使こたらええよ。P-90 風の音が出るよ。お好みでシリーズにもできるけど。そっちはハムバッカー寄りやで。」的な感じで書いてあったので、パラレル接続にした。
それで音それ自体は使える音だし悪くはないのだけれど、でもやっぱ P-90 の音とは別物だった。

そのままでもよかったんだけど、やっぱもうちょい P-90 っぽくならんかと。
あと Duncan の謂う「ハムバッカー寄り」の音も気になる。
つうことで、取り敢えず DP3T(ON-ON-ON)のトグルスイッチ乗っけて、パラレル-スプリット(タップ)-シリーズ の切り替えができるようにした。
リアのトーンは使わないので、スイッチはリアトーンポットと交換で。
TOCOSの可変抵抗器が使えるようにザグリを拡張してあるので、ネジ部の高さ的に NKK の M-2020(電子部品屋で手に入る=安い)が使える。

本当は今のノブが使えて見た目が変わらない、ALPS のロータリースイッチが使いたかったのだけれど、それだとネジ部の高さが足りず、かといって更にザグリを拡張するのも気が引けたので止しておく。
或はムスタング(ラージブッシング )型のレバーがゴツくて良いかとも思ったんだけれど、ムスタングのON-ON-ONは普通では楽器屋でしか手に入らない(=高い)し、ネジ部が太いので穴を広げないと駄目なので却下。
一応 DigiKey とか Mouser では売ってるけど。6,000円 以上買わないと送料 2,000円 掛かるけど。
プッシュプルスイッチ付きポットという手もあるが、ソリッドシャフトのが無いのでどのみち今使ってるノブは使えないし、2接点しか無いので パラレル-スプリット-シリーズ のうちどれか一つができないので却下。

リアのトーンを外して、穴を一旦木で塞いで、φ6 で穴を空け直す。
スイッチをナットで固定してハンダ付けして完了。

で、弾いてみた。

スプリットの音が普通に P-90。
而も Gibson P-90 よりノイズ少なめ。
完全にシングルなんでハムノイズが乗らないではないけれども、少なめ。
音的に完全に Gibson P-90 と同じでは勿論ないけれども、「P-90 サウンド」と言ったときに求められる特徴的な力強さとキレがある音なので、出音を聞いて「ああ、これ P-90 やな」と言える。
普通に使える。
ハムバッカーのスプリットはビミョウなことが多いけれど、これは普通にメインで使える。
嬉しい誤算。
あと一番音が大きく感じられる。

シリーズにすると或一定の周波数以上ががグッと削られる感じ。
ミッド以下はそのままか、ほんの少し厚くなってるぐらいの感じ。
スプリットからスイッチで切り替えると、トーンポットを絞ったみたいな感覚になる。
まあこれをハムバッカーぽいと言えばそうとも言えるか。
ミッドレンジに P-90 フレーバーがあるハムバッカー、という感じか。
ミッド以下がスプリットに比べてあんまし変わらないので、音の感じはパラレルより寧ろシリーズの方が Gibson P-90 に近いように感じられる。
音量感は、ハイが削られる分スプリットより少し小さくなる感じ。
ノイズは非常に少ないけれど、パラレルと比較するとほんの少しだけ大きく感じられた。殆ど差は無いけど。

パラレルにすると音がガラッと変わる。
「シングルコイル」っぽい音。
ワイドレンジだけどローが控えめで低音弦もコモらず、パラレル特有のシャリ感もあり、歪ませてもクリーンな音。
これはこれで、なんだけど、P-90 ではない。
音量感はスプリットより小さくなり、シリーズより更に少し小さいぐらいの感じ。

つうことで、3ポジション共普通に使えるということが判った。
どれか一つでも使えなかったらプッシュプルスイッチ付きポットにでも交換しようかとも思ったけれど、全部使えてしまう・・・。

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Soundhouse
ESP Mustang ON-ON-ON SW
ESP Mustang ON-ON-ON S
Seymour Duncan STK-P1n P-90 Stack Neck
Seymour Duncan STK-P1n P-90 Stack Neck
ALLPARTS Push-Pull SW Long Thread 500k
ALLPARTS Push-Pull SW Long Thread 500k
Seymour Duncan STK-P1b P-90 Stack Bridge
Seymour Duncan STK-P1b P-90 Stack Bridge

2019/11/27

Seymour Duncan P-90 Stack Neck on Les Paul Classic

Gibson Les Paul Classic の 2018年モデル。
ピックアップが P-90 の黒いヤツ。

フロントに Gibson Mini-Humbucker Bridge、リアに Dimarzio の DLX PLUS Bridge のマグネットを Alnico II に替えたヤツを載っけてた。
フロントのミニハムはリア用のをフロントに転用してて音はそこそこ気に入ってたんだけど、なんか見た目が気に入らんかった。
リアの DLX Plus は見た目はまあマシだけど、音はもうちょいフツーの Gibson系 ハムバッカーっぽくならんかなあという感じ。
マグネットを Alnico II に交換して大分マシになったとはいえ。

Seymour Duncan の P-90 Stack てありますやん?
アレ、フロントに欲しいなあと。
普通の P-90 のコイルを縦に積んでるだけの構造なので、背がめっちゃ高くて私の Les Paul にはそのまま載る訳が無い。
ダンカンのHPによると、天面から一番下まで 28mm ぐらいある。
天面からポールピースが最低 1mm は出るし、バネを仕込むのに底面から最低 5mm は必要で、弦からポールピースまで 5mm 離せるようにしようとすると、1弦からザグリの底までが少なくとも大体 40mm 程度必要になってくる訳だ。
もうちょい余裕を見るなら 45-50mm ぐらい。
音的にはフロントとして理想的だと思われるのだけれど、100% ザグリを掘らなければならなくなるので、ずっと敬遠していたのだけれど。
だけどザグリを掘る覚悟を決めた。

つうことで。

P-90 Stack Neck を買ってきた。
マキタのトリマーを使ってフリーハンドでザグリを掘る。
細かいところはハンディルーターで仕上げる。
掘ったザグリには導電性塗料を塗っておく。
近年の Gibson の P-90 とか Mini-Humbucker モデルにはタップ穴の空いたピックアップ取り付け用の鉄板パーツが付いてるのだけど、それは外してボディに直でピックアップをネジ止めする。
コイルはパラレルでハンダ付けして完成。

序でにミニハムをリアに載せてみるが、音はまあアリっちゃアリだけどやっぱ見た目があんまし気に入らなかったので DLX Plus に戻す。
ミニハムのカバーレスモデルがあればいいのに。
カバー外してもマトモな見た目のヤツ。

P-90 Stack Neck のパラレル接続は元々の Gibson P-90 と比べて暴れ感の少ない音だった。
パラレルにしてるんで、パラレル特有のシャリ感はある。
P-90 らしいジャリッとしたパワー感は控えめ。
寧ろミニハムに近いように感じる。
ミニハムにシングルコイル感を足したような感じだけど、ローはミニハムより出てる。
ローのリッチさはあるけど、例えば普通のフロントのハムバッカーでゴリゴリに歪ましたときの低音弦のモコモコ感みたいなのはミニハムより更に少ない。
これがシリーズ接続だったりシングル使いだったりすると違ってくるんだろうけど、未だ試せてない。
ノイズはハムの中でも非常に少ない方であるように感じる。
全体的に見て、音的にアリだと思うが、所謂 P-90 とは別物と考えた方が良い。
シッカリ安定感のある音が出るシングルコイルという感じ。

見た目は完全に P-90 なので、それを求めつつノイズレスを追求するならほぼこれ一択になっちゃう。
他社もスタックタイプの P-90 を出してくれればいいのだけれど。もうちょい背を低くして。
一応、Amzon.com とかで探せば色々出てこないではないが。
Kinman のが所謂 P-90 に近いっつうことで評判良かったりするけど、なんやかんやで諭吉換算で2人分ぐらいのパワーが要る。

リアもスタックタイプの P-90 載せてもいいような気もするけれど、やっぱリアは普通のハムっぽい方がいいかな。
いっそリアのザグリを拡張して普通の Gibson とかのフルサイズハムを載せようかな。
なんやかんやで普通のPAFモデル系がよかったりするんよね・・・。

普通の P-90 はノイズがスゴイので、P-90 らしさに拘りが無くかつノイズを嫌うならそれを P-90 Stack に載せ替えると幸せになれると思う。
まあ、歪ませる人用ですな。
但、恐らく多くのギターでは、十分な高さ調整幅を得ようとするとザグリを掘る必要が出てくると思われるので、その覚悟は必要。

つうことでミニハムが余ってしまった。
Danelectro のショートホーンとかに付けたろか。

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Soundhouse
Dimarzio DP154 DLX PLUS Bridge
DIMARZIO DP154 BLACK DLX PLUS Bridge
Seymour Duncan STK-P1n P-90 Stack Neck
Seymour Duncan STK-P1n P-90 Stack Neck
Gibson Mini Humbucker Bridge
Gibson Mini Humbucker Bridge
Seymour Duncan STK-P1b P-90 Stack Bridge
Seymour Duncan STK-P1b P-90 Stack Bridge

2019/08/22

双子玉子、ピックアップの高さ調整とマグネット

twins
twins posted by (C)Ludwig D. Omen
目玉焼きを作ろうと思ったら双子だった。
二黄卵。
20年振りぐらいに見た気がする。
月平均20個玉子食べるとして、年240個。
20年で4800個なんで、大体1/5000てとこか。
0.02%。

因みにこれより少し前、目玉焼きにした玉子が腐っていた。
焼いてる間は臭いに気付かず、口に含んだ瞬間異様な味と臭いに加え、舌がビリビリしたので発覚した。
すぐに吐き出したが、口腔と唇が暫くビリビリし続けていて、その後半日程なんか一寸熱っぽかった。

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Les Paulのリアピックアップ、P-90からDiMarzio DLX PLUSに交換したヤツ。
マグネットをセラミックからアルニコVに交換してたのだけれど、未だウルサイ感じがしたのでアルニコIIのに交換した。
P.U.に元々巻いてあったアセテートテープが粘着力を失ってしまったので、自己癒着テープで巻き直しておいた。
自己癒着テープも普通のビニールテープよりは経年劣化でベタついたりし難いにしても、ずっと劣化しない訳じゃない。伸びるしね。
やっぱアセテートテープよ。
劣化し難い、ベタつき難い、そこそこ耐熱性もあり、縮みも少なめ。
配線を纏めたりシャシーにペッと留めたり、或は棒状のものをゴリゴリに巻いて固定したりする用。
ビニールテープとかより長い期間固定したりする用。
1本買っとこっかな。

アルニコVからIIに換えて音は更にちょいマイルドになったのだけれど、音的にはアルニコIIと言われても絶対気付かんぐらいのパワー感が残っている。
弦からP.U.を一寸離して丁度良い感じになった。
今のところ弦-ポールピース間は6弦が2.8mm、1弦が2.1mmぐらい。

なんかセラミックとか磁力の強いマグネットだと弦とP.U.の距離のスイートスポットが狭くなる傾向がある感じがする。
コイルとの関係とかもあるんだろうけれど。
今まで使ってきたセラミック搭載のP.U.って、なんかそんな感じ。
離してもパワーはあるんだけど音はなんかイマイチで、結構ベタベタに近付けないと良い音がしない感じ。
でもベタベタに近付けると余裕の無い「現代的な」音になりますやん?
メタルとか近年のスタッカートなポップとかやるなら寧ろその方が良いんだろうけれども、私はあんま好きじゃないんよね。
当然近付け過ぎても駄目で、なんか高さ調整用のネジ半回転分の距離ぐらいの間でしか良い音が出ない感じ。
そこから外れると急激にショボい音になる。
アルニコVとかIIとか使って磁力を下げると全体のパワー感は下がるけど弦-P.U.間のスイートスポットが広がる感じがする。なんでかは解らん。
近付けてゴリつかせるのも良し、遠ざけてイナタくするも良し。

また、マグネット交換に伴い、弦をElixirのOptiweb 0.010からOptiweb 0.011を経てNanoweb 0.010にしている。
亜鉛テールピースは、今までベタ付けだったのを幾らか上げている。
シャリシャリ感を減らす為だけれど、弦がピッキングに対して柔らかくなって少し弾き難い。
結局Optiweb 0.011かNanoweb 0.010のどちらかやね。
Optiweb 0.011ならテールピースをもう少し上げた方がよさげ。

セラミック-アルニコV時代はウエットだけど硬い音を目指していたけれど結局余り上手く行かず、アルニコIIになってもうちょいドライだけどもうちょい少し柔らかさのある音の方へ宗旨替えした訳ですな。

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昨日、Casiotoneの新しいヤツが日本のCasioでも発表されてた(→ニュースリリース)。
CT-S200のみ。100と300はナシ。
YAMAHAのNP-12を買ってしまった私としては、CT-S300を狙っていたことにして、悔しがるフリをしながら内心安心するような演技でもしておこう。

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Soundhouse
アルニコIIマグネット
MONTREUX ( モントルー ) / Rough Cast Alnico 2 Magnet for HB [9188]
アセテートテープ
MONTREUX ( モントルー ) / ACETATE TAPE
DiMarzio DLX PLUS
DIMARZIO (ディマジオ) DP154 BLACK DLX PLUS Bridge
Elixir Optiweb Light
ELIXIR ( エリクサー ) / OPTIWEB Light #19052 ツインパックセット

2019/06/28

Gibosn Les Paul Classic 2018を改造した話

Gibosn Les Paul Classic 2018。
結構前に買ってた。
Les Paul Classic 2018
Les Paul Classic 2018 posted by (C)Ludwig D. Omen
今までLes PaulとStratocasterは避けてたのだけれど。
どメジャーどころはなんかチョイ恥ずかしい感じがして。
一応、Fender Japanのミディアムスケールのストラトは持ってるけど、ミディアムスケールなんで、「これはどメジャーなストラトっぽいけど実際にはミディアムスケールのキワモノなんだ」と言い聞かせて、自分に買うことを許した。慥か中古だったと思う。
Les PaulはP.U.セレクタが、位置的にジャカジャカ弾いたときに手に当たって嫌だったが、近年少し腕を上げたらしく、あんまし当たらなくなってた。たまに当たるけど。
あとP.U.セレクタが他のコントロール部から離れているのもデンキ的になんか気に食わない。これは今でも気に食わない。

・基本スペック

Les Paul Classicの2018年版は、ボディのバック材に穴が空いてないタイプ。ノンウェイトリリーフ。
めっちゃ重い。多分5kgぐらいある。
これの所為で多分悪くしてた腰を更に悪化させ、治りも遅くなってるのだと思う。
腰が死んでる時期にこれを東京から大阪まで電車で運んだときは、私は今日死ぬのだ、今日腰痛で死ぬのだ、と思った。
だが穴が空いてないのがいいのだ。
穴の空いてるヤツも、音的にもハイミッドが立った甘太さがあったりしてソレはソレで悪くないのだけれど、というか寧ろ普通の感覚ではそっちの方がLes Paulらしいとも言えないではないのだけれど、でも空いてないヤツの方が私は好きなのだ。
色は黒が好かったが、黒じゃなくても後で黒く塗ればいいので、これは「元々黒の方が手間がかからなくていい」ぐらいの感じ。
まあGibsonの黒はなんか硬度が低い感じなんで、多分これは音にも影響していると思うが、まあ出音が良ければどっちでもよろしい。

ネックはスリムテーパー。
私は手が大きくないので、太いネックだと弾き難い。
太けりゃ削れるとはいえ、実際に清く正しく美しく削るのは素人には難しいし玄人にやってもらうのも高くつくので、現実的な選択肢としてはスリムテーパーのものを買うしかない。

サーキットは、要らんスイッチとか付いてない、昔ながらの2Vol. 2Tone。
昔は私もギターにシリーズ/パラレルスイッチとか付けてたりしてたけど、ボリュームにハイパスコンデンサを入れるようになってからはその辺のスイッチ類は使わなくなった。

P.U.は、どうせ交換するので何でもよかったが、P-90の見た目は格好良いと思う。
特にフロントのP-90の見た目は秀逸。

2019年版の「Les Paul Standard '60s」ってのが似たようなスペック。
あっちはトップ材が虎目でフルサイズのハムバッカーだけれど。
'60sが発表されたときには既にClassicを買ってしまっていたのだけれど、もし'60sが出ることが判っていたら'60sの方を買ってたかも知れない。


まあそんな感じで、一寸弄ってみましょうか、と。
やったこと:
  • ピックアップ交換、フロントをGibsonのミニハムに、リアをDLX PLUSに(DLX PLUSはマグネットも交換)
  • テールピースをアルミから亜鉛合金のものへ交換
  • ペグをGotohのマグナムロックトラッドに交換
  • バックにお絵描き
  • コントロール部総取っ替え、導電性塗料塗布
  • TOCOSのPotを使うためにザグリを更に掘る
  • 弦はいつもはElixirのNanowebを使っていたが、これはOptiwebにした
  • ストラップはLevy'sのコットンストラップ
という感じ。


・ピックアップ

P-90の音は、程良く太くてガッツとパワーがあって、それでいて繊細なこともできる。
特にフロントの音は結構気に入っていた。リアはそれ程でもないけど。
P-90は音がゴツいとはいえ、所詮シングルコイルなので、ハムノイズが乗る。
私の部屋は狭くてPCが直ぐ側にあったりサーキュレーターが回ってたりするので、ノイズがスゴい。
なのでハムバッカーに交換せざるを得ない・・・。
スタックタイプのP-90でも良かったのだけれど、多分フロントはザグリの深さが足りず好い高さに設定できない心配があったので、止めといた。

ピックアップのザグリ部にネジ切りしてある金属プレートがネジ止めしてあって、それにピックアップのネジを挿すようになってる。
カシコ美しい。
この金属プレート1枚でP-90にもMini Humbuckerにも対応している。
カシコ美しい。

・フロント

フロントはGibsonのMini Humbucker(→Soundhouse)に交換した。
実はリア用として売られていたものだけど。
リアをP-90からMini Humbuckerに交換してOKならそのまま使い、気に入らなければフロントに載せ替えようという算段で、リア用を買い、一旦リアに載せたのだけれど結局リアとしては気に入らず、フロントに載せることになった。
このMini Humbuckerの音はP-90よりパワー感が弱いし中低域のバイト感も弱い。
でも、ハイは結構伸びてるし音は軽めなんだけれど暴れるでもなく確っかりしている感じ。
音色的にハムはハムなんだけれど、なんかシングルっぽい感じもある。
Fender用のスタックタイプシングルの雰囲気があるが、アレよりはハムっぽいかな、ぐらいの感じ。
P-90は完全にシングルの音なんで、やっぱミニハムはハムなんだな、と思う。
併し私の好み的には、やっぱリアには普通のフルサイズハムぐらいのパワー感が欲しい。
つうことでリアからフロントに載せ替えてみたら好い感じだったので、そのままフロント用にした。
マグネットはAlNiCO IIだし音のパワー感からすると出力が低いのかと思うが、実際にはそんなには低くもなく、さりとて普通のフルサイズのものよりは大分低く、リアが普通のハムぐらいの出力だとミックスポジションで丁度いい感じにバランスが取れる。
普通のフルサイズのフロントだと、ミックスポジションでバランスを取ろうとすると、フロントの高さを結構下げてやらないと不可ないけれど、このミニハムならそんなに下げなくていい。

フロント用にする際、P.U.の足(ネジ通すところ)を曲げて、P.U.が弦と平行になるようにしたが、それでは一寸低音がブーミーになってMiniの良さが減る感じがしたので、曲げを戻して弦に対して角度がついたままの状態に戻した。
リア用とフロント用の違いは恐らくP.U.本体のエスカッションからの出具合の差だけのように思える。
この出具合は樹脂製のスペーサー(円筒状のもの)で調整されているので、スペーサーだけ買ってくればいい。M3用のでOK。
私は25mmのを買ってきて、半分にして12.5mmで丁度だった。
因みに元々のリア用のは測ってみたら9.6mm程度だった。

エスカッションはクリーム色だったけど黒(→Soundhouse)に交換した。

・リア

リアはP-90だとパワー的にちょい物足りないことがあったので、フルサイズのハムかソープバーサイズのハムのどちらかにしようかと。
フルサイズにしようとすると木加工を入れないと不可ないので、取り敢えずソープバーサイズので探す。
Mini Humbuckerもパワー不足でイマイチ気に入らなかったし。
色々迷って結局DiMarzioのDLX PLUS(→Soundhouse)に落ち着いた。
パラノイドなノイズ対策として、ピックアップカバーの内側に導電性塗料を塗って、銅テープでピックアップのベースプレートと繋いで通電させて、シールドしている。普通の人はここまでやる必要は無いと思われる。
因みに銅テープは寺岡製作所のヤツで、接着面も通電性がある、ちょい厚めのヤツ(→Amazon)。一寸ええヤツ。
音的にはhi-fi、出力ちょい高め、ワイドレンジ、ドンシャリ寄りのフラットで、バイト感が少なくスムース、という感じ。
歪ませると密度の濃い歪みになって、クリーンだとそこそこ分離感のあるよく通る音が出る。
1988年発売で30年前のピックアップだけど、「現代風」という感じの音。

でもあんまし気に入らなかったのでマグネットをセラミックからAlNiCo V(→Soundhouse)に交換した。
古臭い音の方が好きなのです。
マグネット交換時に極性を間違えて逆に付けてしまった。というか極性の方向が思ってたのと90°違ってた。
Fender系みたいにポールピース方向に極性が付いてると思ってたのだけれど、実際には2つのコイルの片方がS側でもう片方がN側、みたいな方向だったみたい。
音を出したときにフェイズアウトしてて間違っていることに気付いて、ネットで調べてみたら上のようなことだったんで、修正した。
まあ2つのコイルで逆巻き逆極性にしないと不可ないので、よく考えりゃそりゃそうだ。
AlNiCo Vになってハイの高いところは少し引っ込んでしまったが、ミッドが少しだけ厚くなって、スムースさが減ってバイト感が出るようになったように思う。

ポールピース高が両方のコイル共調節できるので、音色の調整の幅が広がるけれど、1本変えるだけで隣の弦にも影響したりして、割と収拾付かなくなり易い。
色々頑張って調整して、今では、100点ではないけれどまあOK、ぐらいの音になった。
でもやっぱフルサイズハムに交換すっかなあ・・・。
結局大抵のギターでは、特にリアは、なんやかんやで昔ながらのP.A.F.みたいなのが一番使い易かったりするんよな。

・ブリッジ

ブリッジはGotohのナッシュビルタイプのワイド版(→Soundhouse)
元のABR-1でもよかったのだけれど、アレは経年と共に針金のビビリが出てきたりするので、先に交換しておいた。
ポストは直接ネジを打ち込むタイプではなく、ブッシュを介するタイプ。
ネジ打ち込みの方が好きなんだけれど、そっちに交換するには木部の穴を一旦埋めないと不可ないので、そのままにしといた。
Gotohのブリッジのポストを通す所の穴径がミリサイズで、インチサイズのGibsonのABR-1より少し大きいので、ポストのネジ側がそのままだと結構ガサガサになってしまう。
然し何故かGotoh乃至Schaller製と思われるミリサイズのポスト部品だけ持ってたので(多分昔何かに買ったヤツの余り)、それを使った。
ポストとブリッジはブリッジ側にイモネジを打って固定している。
こうしとくと弦を全部外しても落ちないし、何かの拍子に弦高設定が変わってしまうこともない(弦高が変わったらネックが反ってるということが判る)。
イモネジで固定すると一寸だけ音にも影響があるが、音が良くなる訳ではない。

・テールピース

テールピースは元々アルミなんだけど、手持ちの亜鉛合金のモノに交換する。
ES-339に付いてたヤツ。ES-339はGotohのアルミの(→Soundhouse)に交換してある。
一寸硬くてゴリッとしたヘヴィーな音になった感じがするが、気の所為かも知れない。
一般的には、亜鉛の方がゴリッとするんだけど、今回はあんまし変わらんかった。
今は一旦アルミに戻してみてたところだけれど、でもやっぱなんか亜鉛の方が好い気がする・・・。

高さは一番下にベタ付け。高音弦側だけ少し上げてるぐらい。
他のGibson系のはいつも結構上に上げてるんだけど、色々試して結局ベタ付けが一番シックリ来た。
普通はテールピースを上げていくと丁度ギターと弦の相性でボディが鳴り出すポイントがあるので、そこから微調整して好みのサウンドに合わせて行ってるんだけど、このLes Paulでそれをやると、その鳴り出すポイントでは音がヌルくなり過ぎる感じがする。
よく忘れられ勝ちだけれども、ボディは鳴ればいいとうものではないのだ。
サスティンは長ければいいというものではないのだ。
加工精度が高ければいいというものでもないし、値段が高ければいいというものでもないし、「舶来品」や「日本製」や「ビンテージ物」ならいいというものでない。
なんならギターそれ自体のサウンドがそれ単体で良い音であればいいというものでもない。

因みにテールピースを一番下にベタ付けにした場合、特にこのギターでは、アルミでも亜鉛でも音はぶっちゃけ殆ど変わらん。
「なんか変わったような気がする」程度。
夜中、私の寝てる間に妖怪「テールピース交換しい」(枕返しのニュアンスで)が来てテールピースを交換して行ったとしても、気付かんと思う。
幾らかテールピースを上げてやると、アルミだの亜鉛だのの差が利いてくる感じ。
ブリッジとテールピースの間の弦をピックで鳴らしたときに、P.U.がその音をちゃんと拾うぐらいの高さにテールピースを設定してやると、アルミと亜鉛の違いが出てくる感じがする。

・ペグ

あとペグはGotohのマグナムロックトラッド(→Soundhouse)
ペグの裏から弦を留めるSperzel(→Soundhouse)方式。
トラッドじゃない方の無印マグナムロックだとストリングポスト側でロックするんだけど、これがすげーメンド臭い。トラッドより一寸安いけど。
弦をロックする為にペグをめっちゃ回さないと不可ないし、弦を外すときもマイナスドライバーかコインかそれに類する道具が要る。
弦交換が面倒臭いから(まあチューニング安定性の向上もあるけど)ロック式にしてるのに、その弦交換がメンドいってどういうことやねん、と。
トラッドだとそんなメンドっちさは無い。

本当はSperzelが好かったんだけれど、値段がGotohの方が安くてヒヨった。
あとGotohは無加工で取り付けられて、Sperzelのように(小さい穴を各ペグごとに2個開けなければならない程度の)加工のメンド臭さがない。そこでもヒヨった。
而も間違ってChromeメッキを買ってしまった。Nickelの方が黄色くて格好良いのに。
使ってみた感じ、大凡はSperzelと同等と言っていいと思う。
でもロックした時の安心感(弦がちゃんと食い付いてる感)とかチューニングのし易さとかギア比とか、微妙な部分はSperzelの方が好み。
ギアのバックラッシュとかはGotohの方が若干少ないっぽい。
まあそんな感じで、私的には、慣れもあると思うけど、Sperzelにしといた方がよかったかなと思う。

・お絵描き

裏はお絵描き。
Les Paul Classic 2018 back
Les Paul Classic 2018 back posted by (C)Ludwig D. Omen
まあギター買ったり先ずはお絵描きしますやん?
最初はラッピングフィルムをコレと同じような形に切り抜いて貼ってたんだけど、貼った場所が丁度私の使っているギタースタンドが当たるところで、擦れてすぐ剥がれてきた。
擦れて剥がれてるので、糊がベタついて鬱陶しいし。
じゃあもうペンキで塗ったれと。
A4の再剥離可の紙のラベルシールを切り抜いてマスクにして、その上からペンキを塗りたくる。
ラベルシールだとペンキのシンナーに反応して切り口が微妙に剥がれてしまうので、ホントウは余りよろしくないのだけれど、ラベルシールが余ってたので。
多分ゴツめのカッティングシートとかラッピングフィルムとかを使った方がいいと思われる。
ペンキはアサヒペンの油性ペンキだけど、アレはシンナーがラッカーじゃないのでボディ塗装を侵さず、食付きは完璧じゃない。
経年と共に剥がれてくるかも。
でもソレはソレで剥がれた感じが格好良いんじゃなかろうかと。

因みに実はコントロール部をイジってたときに、トリマーでザグリを掘ってたのだけど、ミスってボディー裏に回転中の刃が当たってしまい、ボディー裏に結構でかい傷が付いたのだけれど、その傷を誤魔化す為にこうなりました。
一応、元からお絵描きするつもりだったのだけど、傷を隠す為にデザインの幅が狭くなった。

・コントロール部

コントロール部も総替え。
Les Paul Control
Les Paul Control posted by (C)Ludwig D. Omen
元々のヤツ。
金属プレートにグランドが落ちてて、Potも載せるだけでカバーがグランドに落ちる。
配線が少なく済んでカシコ美しい。
コレが・・・
Les Paul Classic 2018 Control
Les Paul Classic 2018 Control posted by (C)Ludwig D. Omen
こうなった。

・Pot

CTS is shit.
買って割とすぐガリが出るようになりやがった。
マジか。まじで☆マジカ。
私は近年結構ボリュームイジるので、ガリはマジ勘弁して欲しい。
昔は演奏中は常にMax、音消すときだけ0にしてただけだったので、ガリが出ても気にならなかっただろうけど。
今は許すことができない。

なのでPotを信頼と実績のTOCOSのとかにしたいのだけれど、Les Paulはコントロール部の木が厚く、TOCOSとかの電子部品屋とかで普通に売られてる普通のパネルマウント用のPotだと首の長さが足りず、ポン付けで取り付けることができない。
このザグリ部を全部ブチ抜いて、Duesenbergみたいな感じで表側からセル版で「コントロール部カバー」みたいなのを作ってネジ止めして、それにPotを載せるか、とかも考えた。うむ、ソレはソレで一寸格好良さそう。
でもブチ抜くのはやっぱ怖いので、取り敢えずザグリのPotの部分だけ更に深く掘って木の厚みを減らしたらいいんじゃね?ってことなった。
マキタのトリマー(→Amazon)で慎重に掘り進み、Potの載るトコの厚みを調整する(このとき一瞬気を抜いてしまってボディ背面に傷を付けてしまった訳だ)。
導電性塗料を塗りたくってPotを配線&取り付け。
ピックアップのザグリとピックアップセレクタの所も導電性塗料を塗りたくって、それぞれグランドに落としてある。

基本的な配線はオリジナルと大体同じ。
配線材は適当な太さのシールド線。
Potは念願のTOCOSの通信機用、φ24mm。
ギターには明らかにオーバースペックだけど、諸々の耐久性能の次元が違うので、一度付ければ二度と交換する機会が訪れない。
ボリュームはA500kΩで510pFのハイパス、トーンはB500kΩで0.022uF。
ボリュームは今までBカーブを使い続けてきたけれど、コレは何故かボリュームを5にしたときの感じがBだと未だ音が強過ぎる感じがして、2-3ぐらいで今まで使っていた他のギターの5ぐらいの感じになる。
でもそこからもう少し絞りたいと思ったら急激に音が小さくなるので、いい感じのところに合わせるのが難しかったのだけれど、試しにAカーブにしたらそっちの方がシックリ来た。
なんでやろう。
ハイパスの容量もいつもと同じだし、Potの抵抗値もいつもと同じなのに。
いつも間違ってて、Bと思ってAカーブ買ってたとかか?
でもTOCOSのAとBじゃ値段も入手性も違うので判ると思うんだけど・・・。
或はP.U.の電気的特性が何か影響しているのか・・・。

あとオリジナルの金属プレートみたいに、Lラグ板を真ん中にネジ止めすると便利だと学んだ。

・フォンジャック等

写真には写ってないけど、フォンジャックはSwitchcraft(→Soundhouse)じゃなくてNeutrikの廉価ブランドのREANの(→Soundhouse)を使った。安いし。
つうか昔大量に買ったのが余ってるので。
他のギターもジャック修理やデンキ系入れ替えの度に順次REANに入れ替えていっているとこだけど、今のところ耐久性とかガリとかで問題は起こってはいない。
プラグ挿し込みの抜け難さも申し分無い。
今の所の評価としてはREANでもOKという感じ。

ピックアップセレクタはオリジナルのSwitchcraftのまま。
ここはSwitchcraftが気に入っている。

・弦

ギターがいっぱいあるので、ちょー長持ちでお馴染みのElixirを使わざるを得ない。
このLes Paulにはゲージは.010のスタンダードなセットで。
.009だとフニョフニョ過ぎてピッキングがし辛いし、質量が少な過ぎて重いボディをドライブし切らない。
.011だと音の密度が濃過ぎて余裕が無い感じになっちゃう。

因みに私のSGは.009のセットを合わしているし、ES-339は.011のセットを張っている。
ギターによって合うと感じられるゲージがバラバラであるので、常にメインどころの3種類を少なくとも1セットずつはストックしておかなければならない。

今までElixirのNanoweb(→Soundhouse)を使い続けてきて、なんか微妙に気に入らないところがありつつも、諸々の調整でなんとかこんなもんかというところに落ち着けてきたけれど。
Optiweb(→Soundhouse)もちょい前に出て、試してはみたけれど、パッとしなかった感じがある。
Nanowebが「ジャリ」っとした音だとするとOptiwebは「シャリ」っとした音。
Nanowebの方が芯があって強めの音の感じでよりhi-fiでローが意外と厚い。
Optiwebの方がローが弱めで音の腰は高めだけどハイの高い部分は控えめ。
NanowebからOptiwebに交換すると、場合によってはソリッドでも箱モノ感が出てるように感じるかも知れない。
NanowebがD'Addario(→Soundhouse)だとしたらOptiwebはErnie Ball(→Soundhouse)を軟弱にした感じ。
Optiwebで6弦開放を弾いたときのビヨーンとした鳴りはThomastikのInfeld(→Soundhouse)を思い出させないでもない。
両方、ミッドに厚みは無い感じだけどOptiwebの方がマシかな。あんま変わらんかな。
あと、Optiwebの方が弦のテンションが大分弱い。
ゲージを半分落としたぐらいの感じ。
この点もD'Addarioに対するErnie Ballを思い起こさせる。

でもこのLes PaulにはOptiwebの方が好かった。
強く弾いた時に弦がフレットに当たって鳴る金属音が、Nanowebのときはすっげー不快だった。
こんなにこの金属音が不快なギターは初めてだ。
生音は勿論のこと、P.U.越しにも一寸入る。
この不快な金属音がOptiwebだと大分マシになって、気にならなくなった。
またNanowebでは高音域の高い所で不快なビビリ音みたいなのがずっと鳴っているようなサウンドだったけれど、Optiwebはその部分の厭な周波数帯が余り出てない感じ。
あとNanowebだとフロントピックアップで低音弦を弾いたときのブーミー過ぎて、これを調整するのが難しかったいするけど、OptiwebだとローがNanoweb程強くないので大分マシ。

つうことで、Optiwebの0.010のスタンダードなセットを張っている。

・ストラップ

ストラップは今までGibsonのナイロンの安いヤツ(→Soundhouse)を愛用していたのだけれど。
持ってるギターの半分ぐらいはコレ。
長さとか構造とか滑りとか色とか見た目の質感とか、アレが丁度好かったのです。
短くしても長くしても、アジャスターが肩に当たらない丁度良さ。
Oカンがボディエンド側で、ヘッド側は固定なので、Oカンがボディに当たってカンカンいわない丁度良さ。

でも阿呆みたいに重いLes Paulだと、ナイロンのは滑りが良過ぎて逆に安定しない。
一寸肩に食い込むし。
裸で弾いてると肩の食い込んでる所がシュッと擦れて痛い。
つうことで、コットン。ゴツくて幅広なコットンのヤツ。
昔買ったFenderのコットンのストラップが、今でも使ってていい感じなんだけど、クリーム色なんよね。Fenderやし。
新しいの買おうにももう廃盤やし。
なので、Levy'sのコットンストラップMSSC8(→Soundhouse)の黒を買った。
レザーストラップでお馴染みのLevy'sだけど、コットンのもあったのね。
滑らない具合とかも好い感じで、感じる重さも一寸マシになって、見た目もイカスし気に入って使っている。
これはよいものだ。

2019/06/22

酸いレモン

ここ1年程。
特に変わりはなかった。

引っ越したりはした。
引っ越し前の更に一つ前の住所の近所。

腰をイワして半年程座るのが辛かったりした。
そして未だ治り切っていない。
部分的に筋トレはできるようになったが、ランニングは未だ怖い。

この1年でギターを2本買った。
Gibson Les Paul ClassicとEpiphone Les Paul SL。
高いのと、ちょー安いの。
ぶっちゃけ、両方、早まったことをしたと思う。
SLは軽くて腰に負担が少ない。
「SL」って何の略やろう。「Sui Lemon」とかか。

あ、だから金が無いのか。

まあそんなところですわ。
特に何も無い。
私の人生こんなモンですわ。
特に、何も無い。

2014/02/17

ES-339にハイパスコンデンサ

ES-339のボリュームにハイパスコンデンサを付けてやったぜ・・・。
やっとや。付ける付けると言い続けてやっと付けた。
メインで使い続けてるクセに、面倒臭くてなかなか手が出なかった。

セミアコの中の配線とかいじんのすっげー面倒臭過ぎでさ。
何かしようと思ったら基本的には全部外さんと不可ない。
弦を全部外して、ジャックとポットとトグルスイッチのナット全部外して、リアピックアップをエスカッションごと外して、それでやっとポットにアクセスできる。
・・・のだけどそんなんやってられんので、4つのポットのナットだけ外して、fホールから無理矢理半田ゴテ突っ込んでコンデンサをハンダ付け。
因みにポットの首にタコ糸を結んでおくと、後で組み立てるとき楽。

取り敢えず、昔勢いで買ってしまった510pfのコンデンサが大量に余ってるので、それを付ける。
510pfだと明らかに効果は感じられるがギンギンにはならないぐらいの感じ。
ピックアップの特性とかに左右されるけど、大体のところ、ジャリジャリしたいなら1000pf以上、コモリ解消でちょいハイパスぐらいにしたいなら220pf前後かね。
510pfだとまあその中間だけど、中途半端っちゃあ中途半端な感じなんだよな。
フロントは510pfぐらいで丁度よかったけど、リアは1000pfぐらいのを使っとかないと面白みに欠ける感じか。
まあ・・・コモリは解消されたし面倒臭いのでこのままでいいや。

これでやっとボリュームを絞って演奏することもできるようになった。
今まではアンプを歪ませた状態にしてから一時的に歪みを抑えるのにボリュームを絞ったりした日にゃ音がモコモコ過ぎて使い物にならなかったんで、アンプの方で歪みを弱くしといてペダルで歪みを追加する感じになってたけど、これからはアンプをゴリゴリに歪ませとくことができる。

あ、これで私所有のエレキギター全てにハイパスコンデンサ載ってんじゃね?
えーと・・・Casinoだけ未だだっけか。でもCasinoはハイパス無い方がいいか。

そういやリアのポットにガリが出てんだよな。
これだからCTSは!
カバーが薄くてハンダ付けし易いし重量が軽いのはいいんだけど、耐久性はイマイチなんだよな。
モノとしては電子部品屋で80円とかで売ってる汎用品より劣るか精々同じぐらいじゃね?
序でにスプリットシャフトだとつまみを抜き差しするだけで結構ダメージあるし。
レスポールとかロングシャフトが要るヤツはCTS一択になってしまうけど、そうじゃなかったら別にわざわざCTSを使うこともない。
まあ好きじゃないんだよな。なんか高いし。

あとCTSは残留抵抗値でかいし。
CTSから東京コスモスとか日本製のに変えたら音がブライトになるってのは多分残留抵抗値の所為。
CTSだと東京コスモスとかのボリュームを微妙に絞った感じになってんだよな。
ほいでギタリスト共はCTSがウォームでイカすとか言ってんだぜ。
まあロック的にそういう考え方もアリってのは理解できないでもないんだけど、一方で抵抗でも突っ込んどけやーと思わないでもない。
最近はCTSでも残留抵抗値を抑えたモデルも出してるみたいだけど割と高い・・・と思ったらサウンドハウスで700円ぐらいか。
普通の楽器屋でその1.5倍か2倍ぐらいかね。
東京コスモスのんが電子部品屋で400円か500円ぐらいだったと思うんで、サウンドハウス価格ならまあべらぼうという程ではないか。

でも東京コスモスとかの日本製のボリュームにしたらソリッドシャフトばっかなんで、イカすハットノブが使えないんだよな。
それだけが問題だけど、結構でかい問題だ。
一応アルプスのでスプリットシャフトがあったと思うけど・・・。あんま売ってなかった気がする。
まあ或は普通に汎用品使うか。

ということで。
今度中身全部交換したろ。
そのときにリア用のハイパスコンデンサを1000pfぐらいのに替えよう。
あとジャックにもガリがあるし、ピックアップセレクターのトグルスイッチも引っ掛かりがあるし。
あれ?実は今割と危ない橋渡ってるのか?

スイッチクラフトのトグルスイッチは割と好きなんだけど、ジャックとかフォンプラグはあんま好きじゃない。見た目は無骨でロックな感じがして格好良いけど。
機構的に信頼できそうに見えるNEUTRIKとかのが好きなんだよな。

あ、ナットもTUSQ XL的なヤツに交換したいです。

2013/09/25

新Kindle、Gibson Sonar

Kindleの新しいのがなんだか高速臭い。
Kindle Fire HDX。
意外にもハイスペックな感じ。
Nexus7と比べて大分高速っぽい。
LTEもあるっぽいし。
安いし。
電池の保ちも良さそうだし。
重量もNexus7に比べて10g程度重いだけやし。
まあ32GBのLTE広告無しモデルならNexus7と同じぐらいの値段になりそうな気がするけど。
そうすると速い分Kindleの方が・・・。
ぬう。

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CakewalkがRolandからGibsonに譲渡されたそうな。
つまりSonarがGibsonに。
TASCAMブランドになるそうな。
うわあ。
Gibsonとしては、最近手に入れたTEACを上手いこと使っていくのにFL Studioとか買ってくるよりはSonarぐらいの規模のを持っとくというのは正着なんだろうけど。
Sonar使いの私としては、今後のアップデートに掛かる費用とかどうなんるかが心配。
そしてGibson自体が手広くやりすぎて沈まないかが心配。