2015/05/30

握りの極み(トラックボール)

MicrosoftのTrackball Explorerに因ってトラックボール中毒患者となった者の内の一人だ。
因みにTrackball Explorer、現在Amazon.comで649ドル。10倍株。わお。
MicrosoftがTrackball Explorerをレーザー化するなりBlue LED化するなりして再販するか改良版を出すかしてくれれば全てが丸く収まるんだけれど、ここ10年ぐらいMicrosoftはトラックボールを作ってないし。
しょうがないので他のメーカーのんを買ってきては必ずどこかに満足できないで居る。

つい最近まではLogicoolのM570tを使ってた。
無線なのでたまに電波を見失うのとエネループ的な電池だと割とすぐ電池切れで反応悪くなったりすることを除けば、概ね良しとしていた。
然し1年半ぐらい使ったかと思うんだけど、そうすると中クリックが効かなくなってきた。
おのれー、買い替えじゃー!

てことで、ELECOMから割と最近出たトラックボールの「握りの極み」(→Amazon)を買う。M-XT1URBK。有線。
安いし。
ELECOMの入力機器は大体安くて全然ダメだけどたまに安くて結構良いのもある、というイメージが私にはある。
パッと見た感じ、センサが光学式なのとスイッチ類のカタツキ感が安っぽいのが心配。
実際使ってみると、センサ位置がビミョウなのか埃(手垢)にすげー弱くて結構な頻度で反応が悪くなるので、ボールを外してセンサ周りを掃除(大抵フッと息を吹くだけでいいのだが)しないといけない。
ポインティング性能としてはM570tのが良い気がする。
あとトラックボールのボディの背が高めで、ボディに手の平がベタッとくっ付く感じで操作するようになってて、それがとても暑苦しい。
基本的にはボディに手に当たってるところは、手が安定するだけ当たっていればあとは余計に手に当てないようにした方が手の自由度は上がるんだけど、何故か手の平全てを当てるような設計になっている。
もうちょ背を低くして、手をボディではなく机で支えるようになってればなあ、と思う。
まあこのデザインは手がでかい人用ですな。

然しそれ以外は今のところ概ね良好。
有線なんで電池とか電波とか気にしなくていいし。
ドライバソフトウェアが結構良くて、今のところ何かに競合したりおかしな動作をすることも無く、ボタン割り当てもできるしマウスジェスチャー機能も付いてる。
チルトホイールになってるのだがチルトにも機能を割り当てられる。
ポイント解像度変更と減速ボタンでハードウェア的に3段階にポインティング速度が変えられる・・・けどまあ実際殆ど使ってない。
因みに減速ボタンとかはボタン割り当てできない。
まあそんな感じで。

発売当初は結構高かったけど、今ぐらいの値段にまで落ちてきたら「買い」と言える。
M570tよりはいいんじゃないかね。

コレでダメならKensingtonに戻すかね。

2015/05/28

牛乳のおもひで

私の幼い時分、梅田の阪急百貨店の最上階には、食券を(対面販売で)買う感じのレストランというか食堂というか、みたいなのがあった。
そこは多分、最上階のフロアの半分ぐらいを占めていたような気がする。
私の幼い記憶が正しければ、最上階に上ってその食堂に至るまでの間に幾つかの他のレストランがあって、その中の一つには黒っぽくて店の中が見えない感じの店構えの高級中華の店があったように思える。
子供ながらに「ここは高いトコ。子供が食べて美味しいようなものは無いに違いない。」というようなイメージを持っていた。入ったことないのに。

で、件の食堂に戻るが、その食堂の出入り口付近、食券を買うトコの左手側だったと思うんだけど、そこにバーカウンターがあって一寸良い牛乳が飲めた。
UMEEEEEE!と思ったのを覚えている。
いつだったか私がそう言うと母が「まあ温度とかもあるんちゃう?」と私の期待したよりも素っ気無く言ったような覚えがある。
今思えばその食堂へ行く度に、そのバーカウンターの店の前を通る度に、私がその牛乳を褒めチギったり物欲しそうに眺めるのを少し決まりが悪く感じていたのかも知れない。


まあそんな幼少期の体験の影響もあるんだろうが、今でもたまに高い牛乳を買ってくることがある。
瓶のヤツとか。

で、最近ジャージー牛乳がなんか安かったので買ってきた。
冷蔵庫から出してきてコップに注いで、暫く置いて良い温度に戻し、飲む。
UMEE...あれ?そうでもない。
もうUMEEEEEE!の口の形になってたのに。
よく見ると加工乳だった。
加工乳だからといって味が落ちるというものでもないとは思うのだけれど、普段との違いといえばそこに一番目が行く。
まあ取り敢えず生で飲んでUMEEEEEE!体験をするのは諦めて、紅茶に入れてみる。
ここ数年の好みの傾向としては普段飲みの紅茶には低脂肪乳なんだけど、たまには特濃に淹れた紅茶に脂肪分の高い牛乳ってのも口が変わって好い。
で、飲んでみたけどイマイチ。
他にもコーヒーに入れてみたりカクテルにしてみたりしているうちに無くなってしまった。
結局ガッチリマッチする使い方が分からずじまいだったけど、そういえば料理とかに使えば生クリームの代わりになったりしたかも。

ということで、やっぱ美味いものはそれなりには金が掛かるんですかね、という食い倒れの話。

-----
ジントニックのレシピメモ:
ボンベイサファイアとライムをシェイク、トニックは抑えめでステア。
それだと未だ微妙にボンベイサファイアのカドが立つので、最後にオレンジビターズを1dash加えると全体が馴染む感じがするが、ボンベイサファイア感は減る。
ロックとか精々シェイクまでだとボンベイサファイアのアタックは良い感じだけど、何かで割るにはビフィータかタンカレーの方がスッとまとまり易い気がする。

-----
そういや昔、「北斗」とか何とかというラーメン屋が阪急三番街にあったように思う。
Kiddy Landの近くで多分今ナカイ楽器があるトコらへん。
味噌ラーメンだったかね?濃い系の濁ったスープだったかと。
両親は好きだったが幼い私にはそれ程でもなかった。
大きめの、慥か作り置きっぽいおにぎりがあって、私はそっちの方が好きだった記憶がある。
但、食べ切れなかったと思う。
その後三番街の改装に伴って三番街内で移転したけど味が落ちたとかいう話で結局行かなくなり、今では多分もう無い。
今、ふと思い出した。

2015/05/25

sambaが遅いのではない

古いPCにLinux Mintとsamba入れてローカル用ファイルサーバにしてる。
でも遅い。
めっさ遅い。
Windows7機からのアクセスで、読み書き共に10-12MB/sぐらい。
まあ別に大して困るでもないので今まで放っといてたんだけど、もうちょい速くならんもんかと最近になって思い始めた。
samba設定を色々弄ったりWindowsやLinuxのネットワーク設定を色々弄ってたりしたんだけど、全く変化無し。
ネット上に転がってるKnow-How的なものも調べてみたけど甲斐無し。
LanケーブルもCat6で流石に1000Base対応だし、ルーターも最近新調したものだし。
Linux側のHDDのキャッシュを増やしたりしてみたけど変わらず。
速度が変わらないところからすると、どっかがボトルネックになってるんだろうけど、そして私は的外れなところを探しているに違いないのだけれど。
HDDはext4でフォーマットしていて、噂ではxfsより多少遅いらしいけど、まあそれがボトルネックになってるようには思えないし。
ううむ・・・。

因みにファイルサーバ側のLanコネクタはマザーボード直挿し。
幾ら古いPCだといってもコイツがGbE非対応ってことないよな・・・。
と思ってethtoolしてみたら、なんとSpeedが100Mb/s。GbE全然非対応。
12MB/sとか、もう理論値出てますやん。

ということで、急遽PCIのネットワークアダプタを増設することに。
ネットワークアダプタなんざ家では一生使わんと思ってたのに。
家の中を調べてみたら、昔DSP版Windows(多分XP)を買う時に「一緒に買った」ネットワークアダプタが発掘される。
然しパッケージをよく見ると100Base。
かっ!
素直にAmazonでGbE対応のアダプタを買う。

ネットワークアダプタって結構昔から標準的にGbE対応になってたと思ってたんだけれど、そうでもないのか。
或はケーブルが結構昔からCat5eになってGbE対応だったので、それと混同しているのか。

で、買ったのが届いたので付けてみたらそれだけでフツーに50MB/sぐらい出た。
但、設定弄り過ぎた所為か速度が微妙に安定していないので、もう少し設定を詰めれば(元に戻せば)もうちょい速くできるかも。


ということで、思い込みはイカンという話。

2015/05/23

AKG K271MkII/K271S、Behringer Bass V-Amp Pro

サウンドハウスが送料無料化しとる・・・。
今日AKG K271MkII用のイヤパッドとK271S用のドライバの埃除けフォームディスクがサウンドハウスから届いたトコやのに。
送料が勿体無くて、要るか要らんか微妙なラインのBehringer Bass V-Amp Proも一緒に買って送料無料になるようにしたりしてたのに・・・。

今まで送料の問題で弦だけ買うとか楽器のパーツだけ買うとか一寸やり難くて結局Amazonで買ったりすることが多かったけど、これで細かいものをパッと買ったりできるようになった訳だ。


K271MkIIは先日一旦ベロアのイヤパッドを着けたが気に食わず、合皮のに戻してた。
あと最近使ってなかったK271Sを引っ張り出してきて使おうとすると、イヤパッドもフォームディスクもボロボロになってたので、フォームディスクは新調してイヤパッドはK271MkIIに着いてたのを使おうと。

ということで、先ずK271MkIIのイヤパッドを新品に交換する。
「2058Z10010」ってヤツですな。ベロアじゃなくて合皮の。
私のK271MkIIも結構古くなったもので、もう何回かイヤパッドを交換しているし手慣れたもの。
それからその交換した古いイヤパッドをK271Sに取り付けつつ、フォームディスクも新品に交換。

いい機会なので、古いK271MkIIともっと古いK271Sとを聴き比べてみる。
どうせ殆ど同じだろうと高を括ってたのだけれど、それなりに聴けば判るというぐらいには違いがあって意外だった。
先ず、何故かK271MkIIの方が音量がほんの少しだけ小さい。
そして低音は若干膨らみ気味で元気なんだけど解像感は微妙に劣る。
K271Sは定位がより明確で、低音が締まっててモニタリングし易い、ザ・モニターな感じ。
好みで言うと、K271Sの方が私の好みだ・・・。
K271MkIIのイヤパッドが新しくてK271Sのが古く、またK271MkIIのフォームディスクが古くてK271Sのフォームディスクが新しいという違いはあるけれど、それが何か影響でもしているのかね。

ということで、引退してたK271Sには復活願い、もう暫く現役を続けてもらおう。


それからBehringer Bass V-Amp Pro。
アンプシミュはギターにはV-Amp2を使ってるんだけれど、V-Amp2はベースにはチト荷が重い。
V-Amp2のギターの音は大分気に入っているのだけれど。
なのでベースにはBehringerのBDI21を使ったりV-Amp2を無理矢理使ったりしてたんだけど、もうちょいちゃんと遊びたい。
てことで、Bass V-Amp Pro。
めっちゃ古いモデルで今どきUSBも付いてないし、フルラックサイズの2Uなんでデカいんだけど、安かったので。
あと一応ギターのアンプシミュも付いてるので、あわよくばギターもベースも一台でどうにかなるんじゃないかと。

先ず、ギターを繋いでみる。
取り敢えずMarshallが良ければ世は事も無しなんだけれど、イマイチだった。
イコライザが思ったように効かず、この後更にグライコが必要な感じ。
歪み系は全体的にトランジスタアンプみたいな感じで、歪みのダイナミックレンジ(?)が狭い感じで平坦な歪みというか。表情を付け難いというか。
ギターはV-Amp2の方がよりリアルでずっと良い。
てことで、ギター/ベース共用は避けて、ベース専用にしてしまおう。

ベースを繋いだら、今までV-Amp2で苦労してたとこが色々一気に解消したかのように思えた。
ちゃんとベースの音として音作りができる。
やっぱ専用品を使わんとね。
でもやっぱ内蔵グライコは欲しかったかな。

全体的には、意外とローノイズなのが良い。
ブリブリに歪ませてもノイズは少ない。

まあこれはこれで。
痒かった所に一応手は届いた感じか。

2015/05/20

ATH-A900とK271 MkIIのイヤパッドを交換する

私の寝室用コンポであるところのKenwood K-521のヘッドホン出力がショボイが為に、寝ながらヘッドホンで音楽を聴くことが面白くない。
なので安いヘッドホンアンプを買ってきて・・・と思っていたのだが、据え置き型ヘッドホンアンプだと思いの外高くて、金を払うか他の方法を探すか迷っているところ。

迷いながら色々調べたりしてて思ったんだけれど、そういや私の古いヘッドホン、audio-technica ATH-A900のイヤパッドがそろそろボロボロになってたなあ、と。
取り敢えずコイツのイヤパッドを交換して寝室用にしてしまおうかと。
イヤパッドはHP-A900が元々ATH-A900に付いてるヤツなんだけど、こいつが結構脆いので、他のイヤパッドを着けたろうかと。
audio-technicaの似たような形のイヤパッドは大抵着くので、HP-A2000Xってのを買って着ける。
HP-A900より厚い革。

新品のHP-A2000Xを着けたのと古いHP-A900ので音を比べてみた感じ、そんなに大きな差はなかったけれど、HP-A2000X着けた方がローが聴き取り易くなったがATH-A900のシルキーな解像感がほんの少し大人しくなって、空気感が増えてより「リスニング用」っぽい音になったような気がする。
ヘタったHP-A900に比べて新品のHP-A2000Xの方が硬い素材で、かつ密閉度が増し、またドライバから耳までの距離が多少伸びたこと辺りが影響してそうだけれど、でもまあそんなには音は変わらなかった。誤差程度。

序でに私のメインのモニタヘッドホンであるところのAKG K271 MkIIだけど、そいつもイヤパッドが硬くなってきたので、買った時付いてきたけど放ったらかしにしてたベロアのイヤパッドに替えた。
けどこいつは結構音が変わってしまって、なんか音が遠くなった感じ。
ローは良い感じで来てるんだけど、ハイミッド辺りの音のエッジがちょい見え辛い感じ。
丸い。
まあ慣れればどうにかなる気はするけど、装着感も含めて前の革のヤツの方が私の耳に合う。
なのでコイツはそのうち革のに戻そう。
でもAKGのイヤパッドは慥か結構高かったんだよなあ・・・。

そういや。
SONYのMDR-900STは、ド定番だしまあ嫌いじゃないんだけど、私にはドライバが耳から近過ぎて耳が物理的にも聴覚的にも痛くなるので今まで避けてた。
まあアレはどちらかというとベタベタの音で録音モニタ用というかノイズ発掘用というか、DTMとかで主題労作しながらとかミックスで悩んだりしながら長時間着け続けるような用途のものでもないように思えるので、そういう使い方の多い私的には、持ってたところでそんなに使い所は多くないのだけれど。
MDR-Z1000の形だと耳がスッポリ覆われるしドライバに耳珠とか耳介とかがそんなには当たらなくて良かった。
でもMDR-Z1000はめっさ高いし、その下のグレードのだと面白くないしで、結局買うの買わないのの話にはならなかったんだけど。
でもMDR-900STのイヤパッドを厚いのに交換したら割と良い感じになるんじゃね?
と思うと一寸は所有欲も駆られないでもない今日此頃。

2015/05/18

ギムレットを安西先生

ギムレットを作って呑んでるんだが、不味い。
とても不味い。
材料に不味いものは何一つ入っていないのだけれど、そして分量もいつも通りなんだけど、シェイクが拙いだけでこんなにも不味くなるのものなんだな。

シェイカーってめっちゃ冷たくなりますやん?
手とか、冷たいのが苦手でさ。
中途半端なところまで振って、指が冷たくってメンド臭くなって諦めたのです。
曰く人間諦めが肝心ということですが、諦めちゃいけないところで諦めるのが私クオリティ。
そこで試合終了?じゃあ諦める。

それにしてもこのクエン酸味でアルコール臭くて微妙に水っぽい液体をどうしてやろうか。
振り直すにしても氷はもう無いし。
ジンライムには戻れないし。
ジンフィズにしてしまうのがいいんだろうけど、ソーダ割り系はあんま好きじゃないんだよな。
ジンジャエールで割ってアレコレすればなんとかなりそうな気がするけど、ここでジンジャエール開けるのはなんか勿体無い気がする。
瓶入りのウィルキンソンジンジャエールがお気に入りなんだけれど、お気に入り過ぎて飲むのが勿体無い。近所にあんま売ってないし。

ほいじゃ、どうすっかな。
そこで試合終了?だが諦める。

2015/05/15

ヘッドフォンアンプ

ヘッドフォンアンプが欲しい。

私の寝室用のコンポであるところのKenwoodのK-521。
フルデジタルで小音量でも分離とかが悪くならなくて気に入っているんだけれど、兎に角ヘッドフォン出力がイマイチ。
寝るときにスピーカーで聴くとき、ロックだとかならいいんだけれど、ロマン派以降の交響曲とかダイナミックレンジが大きいので近所迷惑にならないようにフォルテシモに合わせてボリュームを下げるとピアニシモが全然聴こえない。
ヘッドフォンだと自由に音量調整できるし遮音性もあるのでCDの回転音とか気にしないでいいし、あと寝落ちしても寝返ったりして勝手に外れるし、寝ながら聴くには悪くないんだけれど。
K-521のヘッドフォン出力がもうちょいマシならなあ。

てことで、ヘッドフォンアンプ。
安いやつでいいんだ。
慥かAudio-technicaのAT-HA2が5,000円程度の筈。
もうちょい良いヤツでAT-HA21で15,000円ぐらいか。
K-521には光出力があるのでデジアナ変換付きのAT-HA26Dも使える。20,000円ぐらい。
てことは中国ブランドのんとか、探せば結構マトモでめっちゃ安いのとかありそう・・・。
と思ってAmazonの密林を探索したんだけれど、結局それなりの単体ヘッドフォンアンプだとAT-HA2が一番安い感じ・・・。
でもAT-HA2だとK-521のヘッドフォン出力からあんまアップグレード感が無いんだよな・・・。
でも5,000円以上掛けたくない。

DAC付きのヘッドフォンアンプじゃなくてヘッドフォン出力付きのDAC、みたいなのなら多少安いのがある。
だとそうするとそのヘッドフォン出力がK-521よりショボかったとき目も当てられないしな・・・。

最悪、手持ちに古い鎌ベイアンプ或はDENONのAVアンプで余ってるヤツがあるので、そいつをK-521に繋げるというのも手かと。
私の記憶が正しければ鎌ベイアンプのヘッドフォン出力はそんなには悪くなかった気がするし、DENONのAVアンプのヘッドフォン出力もK-521のより悪いということは多分まあ無いだろう。
一寸大仰な感じはするけれど。
でもなあ、すげー無駄が多くて美しくないんだよな。

うーん。
AT-HA2が正着かなあ。
でももうちょいなんかありそうな気はするんだけどなあ。

2015/05/11

心脳同一説

例えば、人が或心理状態にあるとき(例えばエロい気分のとき)そしてそのときのみ、その人の脳の状態が必ずAという状態になる、ということが、どうにかこうにか科学的に立証されたとしよう。
このとき「エロい気分」という言葉それ自身が科学の言葉として再記述されていなければならないと私は思うのだけれど、まあそれが仮に可能だったとして、序でにそれをどうやったのかもここでは暫く問わないとしよう。
兎も角、「エロい気分」と脳の状態「A」がこういうふうに関連付けられた訳だ。
さて、脳の状態「A」と「エロい気分」との関係はどういったものなのだろうか。
「エロい気分」とは脳の状態「A」なのだろうか。
これらの問いは科学的には、「エロい気分」の科学的再記述がどのようにされたのかを確認すれば済む話であるように思える。
然しここで民間心理学に戻ってきた場合はどうだろう。
あなたがエロい気分になったとして、今あなたの脳の状態は(「エロい気分」の科学的再記述が適切であったのなら)Aであるに違いないのだが、このときあなたが科学とか特に関係無しに民間心理学的に「私今エロい気分です」と言うことと科学者の立場で「私今脳の状態がAです」と言うこととの間に違いがあるとすれば、それは何だろうか。

ハイここで、脳の外部装置として、一本の棒を開発しました。
この棒は脳の状態をずっとモニタしていて、脳の状態がAになると棒が垂直に立ち、それ以外のときは棒は水平に寝ている。誤動作無し。
そんでこの棒はあなたのおでこにぶっ刺して、もう一生取れないようにしてありますんで。
若し所謂心脳同一説を採るなら、民間心理学的「エロい気分」とはホントウは脳状態「A」のことである。
若しそうなら、このとき、「エロい気分」とはつまりこの棒の状態(立っているか寝ているか)である、ということが同時に言えると考えても別におかしくないんじゃないだろうか。
心脳同一説を採るなら、これ別に違和感無いし、と豪語しなければならないのではないだろうか。

というようなことを風呂の中で寝てて思い付く。
因みに私は「エロい気分」の科学的再記述が必要とか言ってるぐらいなんで、心脳同一説論者ではないです。