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2019/11/14

ボリュームペダルのフルスイング化MOD、FV-30H & EXP-2篇

ギターのボリュームペダルよ。
特にハイインピーダンス用のヤツ。

今まであんなことやこんなことをして、フルボリューム時の音質劣化(ハイがぼやける)を防いできた。
結果、音量を最小側に振り切ったときの音量が結構絞り切れてないぜ問題が引き起こされた訳だけれど、まあ絞り切れなくてもいいかと放置してきた。

でもやっぱ最小音量もコントロールしたい。
何故なら私はボリュームペダルをFuzz前に置いてFuzzの歪み量を調節する用に使っているからだ。
Big Muff 系のヤツを結構キツめに歪ませて、それをほぼクリーンからMax歪みまで、ボリュームペダルだけでコントロールしたい。
今まではボリュームペダル+手元のボリュームでなんとかやってきたけれど、それが面倒臭くなってきたのだ。

例えば 250kΩ の可変抵抗を使ってるボリュームペダルでも、最大音量-最小音量時に 0Ω から 250kΩ までフルに使ってる製品は恐らく無いんじゃね?
因みに私はフルボリューム時の Hot-Ground 間のインピーダンス低下を嫌って B1MΩ の可変抵抗器を使ってるけど。あとハイパスコンデンサ必須。

一般的な可変抵抗器を使ってる場合、その回転角は大体300±5°とかなんだけど、私の知る限り大体のボリュームペダル本体側は、機構的に180-270°程度しか回らないようになっている。
大体、可変抵抗器の回転角の真ん中より一寸だけ最小側に寄せて固定してあるのが多いように思える。

可変抵抗器自体をボリュームペダル内で回転させて固定することによって、最大音量側に振ったり最小音量側に振ったりすることはできるが、最大音量側に振ったらフルボリューム時の音質劣化は抑えられるが最小音量が大きくなり、逆に最小音量側に振ればフルボリューム時にボリュームを幾らか絞ったような状態になるが最小音量時に音を絞り切ることができる。
音痩せを嫌えば音漏れを我慢せねばならず、音漏れを嫌うなら音痩せは我慢せねばならない。
これを只お高い配線材使いましたとかハンダを変えましたとかやったところで高が知れててアホらしい。

でも私はフルボリューム時の音質劣化も厭だし、絞るときは絞り切りたいのだ。
フルスイングで使いたいのだ。

最小音量が小さ過ぎるってんなら、可変抵抗器を追加で一個突っ込めばいいだけなんだけど。
でも最小音量が残り過ぎるときにはそう簡単にはいかない。

一応、1軸2連の 500kΩ x2 の可変抵抗器を使って、1pin を入力、4pin を出力にして、2-5pin を繋ぎ、3-6pin は繋いでグランド、とすると、入力側のグランド間インピーダンスは振れるけど、一応最小音量時の抵抗比が普通の可変抵抗器に比べて1/4になる筈。
でも実際やってみて、体感音量的には少ししか変わらんかった。
つうか1/4とかdB的には誤差。

Roland のめっちゃ古くてめっちゃデカいボリュームペダル(ローインピーダンス用だけど)でお馴染みの FV-2 を昔中古で買ったことがあるんだけど、アレ可変抵抗器が90°ぐらいしか回らないのに、その割にはちゃんと動作してる。
20kΩ の可変抵抗器を使ってるんだけど、私のは一応最大音量時には入力-出力間が 1kΩ ぐらい残ってしまってるけど最小音量時に出力-Ground間が 80Ω ぐらいになってた。
よく見ると可変抵抗器が TOCOS のヤツで「特殊カーブ」って書いてある。
ううむ。やっぱ特注の可変抵抗器じゃないとあかんのか・・・。

いやでもよ。

EXP-2

取り敢えず、KORG の EXP-2 を中古で買ってきた。
ボリュームペダルちゃうけど。
まあでも機構は使えるだろうと。
中を開けると、本体のストロークは最大-最小で可変抵抗器を大体180°ぐらい回転させる感じか。ちゃんと計ってないけど。
1軸2連で 特100kΩ & B50kΩ の特殊モノだけど、可変抵抗器自体の回転角は普通の300°のヤツ。
特殊カーブはどんかんか調べてない。Wカーブ(シグモイド曲線っぽいヤツ)か何かか?
因みにミニマムボリューム付きで、それは 50kΩ の スライダーポット。

この1軸2連のヤツを、MN型の バランサーポット に交換して片方だけ使ったらなんか良い感じじゃね?
バランサーポット 片方だけってことは、全体で300°なので150°で 0-500kΩ までフルスイングってことだ。一寸回転角が余るけど。
つうことで、B500kΩ の バランサーポット 買ってきて、EXP-2 に組み込む。
ギアは φ6 のミリサイズローレット差し込み型なので、SCUD とかでよく売られている ALPHA のローレットシャフト(スプリットシャフト)の バランサーポット が使える。

Fullswing EXP-2
Fullswing EXP-2 posted by (C)Ludwig D. Omen
キーボードがホコリだらけなのがバレる・・・。

ハイパスは 510pF で、50kΩ の スライダーポット をそのまま使って バランサーポット-グランド 間に挟んでミニマムボリュームにしている。
Output2 (写真上の左側のジャック)はチューナーアウトにした。使わんけど。
踵側の緩衝フェルトを取り去って、最小音量時にできるだけ 0Ω に近くなるようにギア設定する。
フェルトを取り去らないで 0Ω 近くに設定すると踵側に強く踏み込んだときに バランサーポット に変な力がかかって壊れそうだし、それを嫌って踵側に強く踏み込んだ状態で 0Ω 近くになるように設定すると強く踏み込み続けないと音が絞り切れなくなるので、フェルトは必ず取り去ること。
0Ω の状態から音量を上げていくとMaxちょい前でクリック感があり、それ以降全部が最大音量となる。

取り敢えずこれでフルスイング化できた。
但、ストロークがビミョウに狭くなってるのとプラスチックの棒ギアがガタつくので、微妙な調整は一寸慣れが必要。
バランサーポット の方にもうちょい歯数の多い(太い)ギアが使えれば、踏み込んだときに丁度最大音量になるようにできるかも知れない。けど丁度良いローレット差し込みのギアってあんまし売ってない。

FV-30H

序でに愛用しているFV-30Hの方もアップデートしとこうかと。
ALPS の B1MΩ のソリッドシャフトの可変抵抗器を使う。
シャフトを削ってD型にしておく。
あのときやったように、可変抵抗器に導電性塗料を塗る。Noise Hell。
可変抵抗器のカバー外して、そのままだと Noise Hell が乗らないので黒い抵抗体のところを一寸削り、ラッカー薄め液で脱脂。
Noise Hell のカーボン版のヤツをラッカー薄め液で一寸溶いて薄めて一回塗って、乾燥したら薄めないヤツを塗る。
最小音量時に出力-グランド間が 100Ω を下回るぐらいになるように塗る。
1MΩ に対して 100Ω ぐらいだと、ゲインガリガリの Fuzz を ON にしても、かすかにギターの音が聞こえる、というぐらいの音量になる。
最小音量時に可変抵抗器のブラシがギリ塗面にかからないようにすることで、耐久性を確保する。
でも 100Ω ってめっちゃギリギリ攻めないと不可ない。
古い写真だしこれは銅の Noise Hell を塗ってるけど(一寸赤銅色っぽく見える部分)、大体こんな感じになる。

で、カバーを戻してスペシャル可変抵抗器完成。
大体全体で900kΩちょい下回るぐらいになった。

Fullswing FV-30H
Fullswing FV-30H posted by (C)Ludwig D. Omen

なんとなく 680pF のハイパスを付ける。
あと序でに 20kΩ のミニマムボリュームを追加する。
写真では 5kΩ だけど、ちょいビミョウ過ぎたのでこの後 20kΩ のに変えた。あとシャフトの削りをミスって可変抵抗器が結構傾いて了っている。
配線は少し前までノイズ対策としてシールド線を使ってたけど、アルミ筐体内だと効果がビミョウだったのと線が太いのと芯線の被覆が融け易くて面倒臭くなってきたので、普通の単芯の撚り線にしといた。

これでバリバリの Big Muff を ON にしながら、そしてギターのボリュームも最大にしたまま、ボリュームペダルのみでクリーンまで絞り切る、みたいなことができるようになったという訳だ。


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Soundhouse
KORG EXP-2
KORG EXP-2
BOSS FV-30H
BOSS FV-30H

2018/03/11

Cyclopedic Tonebender Mk.II

Tonebender Mk.II系のFuzzを只管作り続けて、色々と機能追加とかしたりもしてきたけれど。
そろそろネタも尽きてきた頃合いだし、今までの実験結果を活かし、現在のところの決定版を作りたい。
つうことで、回路図。
結局基本の回路に戻った感じになったけれども。
結局はオリジナルが好いってことか。
然し乍ら、昨今巷間に蔓延るMk.II系のサウンドをコレ一台で大体は網羅することができると自負しております。

Cycropedic Tonebender Mk.II Schimatic
Cycropedic Tonebender Mk.II Schimatic posted by (C)Ludwig D. Omen

・追加機能
Fuzz: VR1
初段バッファ部のエミッタ抵抗のコレクタ抵抗との比を調節して、その後ろに伝える信号の大きさを調節するトコロ。
絞るとメロウになり、上げるとバリバリ鳴る。

Formant: VR2
2段目のエミッタ抵抗。
絞るとゲート感のあるゴリゴリしたファズらしい歪みになり、上げるとオープン感のある音になってブースター的に使うのに好い感じになる。

R5とR8のTrimは、VR2のFormantを絞り切って他のVRを真ん中辺りに設定して、そのときゲートが掛かって音がブチブチになるぐらいに設定する。
そうすると良い感じにFormantでゲート感とオープン感を調節できるようになる。
最初にR5を真ん中辺りに設定してから調節していくと楽。

Thickness: SW1
ONの場合、歪みの帯域が広がって太め厚めの歪みになる。
音が太過ぎる場合はこれをOFFにすると帯域が狭まり、低音が削れ、細めで軽くてガリガリした歪みになる。

つうことで、表に出てるPotが4つとSWが1つで大体のTonbender Mk.II系の音が出せる。
因みに私は初段バッファをショートカットするSWを付けてFuzz Face風にもなるようにしているけれど。

・部品について
トランジスタはシリコンNPNなら型番は大体何でもいい。
型番が変われば音はまあ変わるけれど、その変化は音の性質の根幹に係わるという程のものでもない。
ftがすげー遅いと高音が削れる感がある気がする。
NFが悪いとホワイトノイズが大きくなる気がする。
同じ型番でもhfeの違いで動作ポイントが変わって音も多少変わるけれど、Trim調節で殆ど吸収されるしそんなには気にしなくていい。
つうことで、ヴィンテージトランジスタとかで物語性や見た目にとことん拘ってもいいし、ローノイズ品を攻めてもいいし、2SC2655みたいな一寸したパワー用なんかを使っても格好良くていい。
大体ちゃんと動く。
因みに私は今は3つ共2SC2362を載せている。なんとなく。
ソケットにしておけば色々差し替えられて楽しい。

コンデンサも積セラでいいし、抵抗は炭素皮膜で十分。別にWIMAでもいいし金皮でもいいけど、恩恵は特には無い。
コンデンサを変えると音もめっちゃびみょーには変わるけど、オーディオ製品でもなし、Fuzzなんだし、どちらがいいと言える程の変化でもないし、オーディオ用コンデンサでも使えば何かがHi-Fiになったりする訳でもない。
その辺、好きにすればよし。

PotとTrimは、耐久性の観点からTOCOSのとか一寸良いものを使うことをお勧めするが、音にはほぼ影響しない。

C6とC7は無くても普通は問題無い。
C3の後ろからC5の後ろまでをショートカットするとFuzz Face系の回路になる。

・音について
強めにクランチさせたアンプに挿して、クリーミーにギラつくクリーンから飽和感と毛羽立ちとが混ざったブリブリの美味しいFuzzサウンドまで、ギターのVolumeだけで行ったり来たりすることができる、というところを目指して作った。

普通のTonebenderだと歪み過ぎたり歪まなさ過ぎたり、或はオープン過ぎたりナロー過ぎたり、またはスイートスポットがめっさ狭かったりして、ギターとアンプを選ぶ。
然しFuzzとFormantの設定でその辺は結構解消できた。
この設定を表に出してるだけで大分融通が利くようになっている。
まあ融通の利かないFuzzも或瞬間だけ輝く「専用機」っぽくて愛着が湧いたりしないでもないが、やっぱ使えるものが欲しいですやん?

まあそんな感じで。
これでひとまず「私のTonebender」は完成した、ということにしよう。
結局単にエミッタ抵抗の設定を表に出しただけやん、ちゅう話ですけど。
思えば遠回りしたものだ。
つうか今まで要らん機能ばっか増やしてたので、ほぼ遠回りしかしてない。

2018/01/07

ゲルマニウムトランジスタを無理矢理使ってFuzzを作る

ゲルマニウムトランジスタを幾つか手に入れたものの、使いドコロで悩む。
つうか実際Fuzzぐらいにしか使い様は無いのだけれど。
NPNのも混じってるけど、大半はPNP。
私は電池は使いたくない派なので、チャージポンプICで-9V作って昔ながらのゲルマFuzz Faceにするとかか?
でもあんましゲルマ使いたくないんよな。
一寸したことですぐ飛ぶし。
温度特性悪いし。
チャージポンプICもまあまあ高いので、あんましポンポン使いたくない。

でもまあ折角手に入れたのだし。

いろいろ考えてみた結果、ゲルマFuzz Faceの回路の頭にシリコンNPNでバッファ的な感じにしてみたらどうかと。
Tonebender mk.IIのような考え方の、初段がシリコンNPNになってるバージョン。
こうすれば回路を少しイジってやるだけでチャージポンプIC無しで9V電源のデイジーチェーンができるようになる筈。
あとゲルマを使いつつも普通にゲルマオンリーにするより安定しそうな気がする。

実際の回路的には、ゲルマFuzz Faceの頭にBig Muffの初段のSustainの部分までを付け加えたような感じにした。
普通のFuzz Faceだとギターに拠っては思った通りの歪み量を得られなかったりするので、Sustainのとこで歪み量を調節する感じ。その辺はBig Muffと考え方が同じ。

色々調べてみると、ZVEXのFuzz Factoryが大体同じような考え方っぽい。
ってことはコレはFuzz Factoryの不安定化要素抜きみたいな感じなのか。
あっちはまさにTonebender mk.IIの初段シリコンNPN化、みたいな感じ。

つうことで、実際に組んで鳴らしてみた。
ゲルマニウムトランジスタの個体差がデカいので、色々差し替えたり抵抗値を変えたりして遊ぶ。
最終的に歪み抑え目になるようにしてブースター/エキサイター的に使うことにした。
音の傾向的にはまあTonebender mk.IIなんだけど、歪み控え目な分、一寸腰が軽い感じか。

私の結論としては、実用に関してはやっぱ敢えてゲルマニウムトランジスタを使う意義は少ないかと。
但「ゲルマニウムトランジスタを使ってる」という物語のアツさは否定しない。

まあ取り敢えず、ちゃんと音が出て9Vデイジーチェーンもできることが判った。
近年の私のメインFuzzは自作のオールシリコンNPNのTonebender mk.IIモドキなので、今回の経験はそっちへフィードバックされることとなるだろう。
特に初段をBig Muff風にするアイディアは使えそう。

2018/01/02

迎春

あけおめまして。

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鼻の調子がおかしくて鼻うがいなどしてみるも、なんだか副鼻腔炎の様相。
鼻うがいが悪かったのか、元々鼻の調子が悪かったのが悪化しただけなのか。

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私はSquireの安いDuo-Sonicを使っている。
私の持っているギターの中でも結構使ってる方だと思う。
ボディがちょー軽い所為で低音に締りが無いのが難点だが、めっちゃ改造しまくって自分の使い易いようにしてあるし、まあ割と気に入っている。

今日、ネットの海を泳いでいたらFender Mexicoから新しいDuo-Sonicが出てることを知る。
欲しい。
弦がボディ裏通しなのが気に食わないが、他のスペックは大体良さげ。
欲しい。

Fender Mexicoの新しいDuo-Sonicはパーフェロー(ローズウッド調)指板なんよね。
私のDuo-Sonicはメイプル指板なのが気に食わんのよね。
ウレタンコートされてて手汗を弾くので、ビチャビチャになって滑って泣きそうになることがある。
見た目的にも黒い方が好きだし。

あとFender Mexico版はボディ材がアルダー。
私のはなんか能く判らん軽くて柔らかい木なんで、音が安っぽくなりがち。
調整次第でまあ或程度はどうにかなるんだけれど、やっぱちゃんとしたボディ材の方ができることが増えるので好いよね。

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最近のお気に入りはBig Muff。
Big Muffのダイオードクリッピングのところを外すとJumbo Tonebenderっぽい回路になり、荒くて粗いFuzzになって楽しい。
或はLEDにしても可。

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ゲルマニウムトランジスタを幾つか買ってみたんだけど・・・どうしよう。
イマイチ使いドコロが無い。
チャージポンプIC使って昔ながらのTonebenderを作ってみるとかか?
LTC1144が未だ余ってた筈やし。できんことはない。
でもなあ。
ゲルマニウムトランジスタは温度特性悪いんで、昔ながらの回路そのままだと低温で音出んようなったりするしなあ。
使えんモン作ったってしゃーない。
温度補正回路とか、まあ不可能ではないのだろうけれど、あんまし美味しそうじゃない。
或は良い感じにバイアスかけたりするぐらいならシリコンでよろしやんってことになるし。
そもそも部品点数増やしていいならシリコンで割とどうにかなるし、そうする方が正しい気がする。
でもなんか「ゲルマニウムトランジスタ使ってます」という物語が心踊ったりしますやん?
つうことで、どうすべきか考え中。

2017/08/26

ボリュームペダルの音漏れ&音痩せ問題:完結編

ボリュームペダルの音漏れ&音痩せ問題。
ボリューム最大時に音痩せしたり最小時に音漏れしたりするのは、可変抵抗器の回転角度に対してペダル操作に因る回転角度が小さ過ぎるというのが大きな要因となっている。
なので回転角の差の分だけ可変抵抗器の抵抗体の上に導電塗料を塗って、可変抵抗器の回転に因って抵抗値が変化する角度を狭めてしまおう、という計画。

Potentiometer01
Potentiometer01 posted by (C)Ludwig D. Omen

ラッカー塗装の上に塗れる銅版Noise Hell(導電性塗料)では塗装が抵抗体の上にちゃんと乗らなかった。
一応塗れるけど、乾燥すると割と簡単に剥がせるぐらい食い付きが弱い。
なので取り敢えず、ウレタン塗装の上にも塗れると謂うカーボン版のNoise Hellを買ってきた。

カーボン版Noise Hellは塗装の食い付きは銅版よりマシだけれど、抵抗値は大きくなる。
カーボン版を可変抵抗の抵抗体の上に塗布してみると、一応食い付いたが塗面はそんなには強くなさそう。
塗面の強度は銅版に劣っている。
抵抗もまあまああるので、その上に銅版Noise Hellを塗ってみた。
然し塗装が乾いてからゴリゴリ擦ってみたら銅と一緒に下のカーボンごと剥がれてきた。
取り敢えずカーボンのみで続けてみることにする。

カーボン塗料乾燥後、塗面を削って平らにしたのだが、なんか後々削れてきそうな雰囲気。
塗面が脆い。
取り敢えず接点グリスでも注そうと思ったが見つからず、代わりに接点復活剤があったので注してみたら見事にカーボンが侵食された。
しょうがないので一旦塗装を全部剥がして接点復活剤を拭き上げる。
また最初からやり直し。

ううむ。
どうすっかな。
他の導電性塗料とか導電性接着剤とか色々探してみたが、入手が簡単で買える値段で使えそうなヤツ、となると他に無いんよね。
導電性接着剤でガッツリ固まるヤツがあれば、銅箔を貼り付けてもいい訳だし。
或はエポキシ樹脂に金属粉を混ぜ込んだら食い付きも強度もそれなりに出るんじゃね?とか考えたが、素人作業で十分な導電性を確保できるか不安だしなんか一寸面倒臭そうだしな。
一応、導電性エポキシ接着剤みたいなの売ってるみたいだけれど、めっさ高い。

抵抗体の表面を紙ヤスリで傷付けて銅版Noise Hellを食いつかせてみる作戦。
塗る部分を#360の紙ヤスリで擦って、ラッカーシンナーで薄めた(あんまり溶けないけど)Noise Hellを一旦薄塗りしてから薄めないNoise Hellを塗り重ねる。
そうすると、まあまあ食い付いた。
強くはないけれど、今までで一番マシ。
塗面を削って平らにして取り敢えず完成。
500kΩの可変抵抗器を使ったので、完成すると300kΩぐらいになった。

Potentiometer02
Potentiometer02 posted by (C)Ludwig D. Omen

FV-30Hに組み込んで使ってみると、ちゃんと思った通りに動いた。
踏み込むと数Ω程度の残留抵抗になって、絞るり切るとFuzzをONにしててもちゃんと音が切れる。
成功。
コレはコレで、なんだけれど、やっぱなんか耐久性に不安が無いではないので、Noise Hellは使わず、結局B1MΩの可変抵抗の2-3pinを1MΩの抵抗器で繋いだ疑似C500kΩのを使ってる・・・。
音量最大側に合わせてるので最小側では音が絞り切れないのだけれど、良い感じの小ささになるのでまあいいんじゃね?ってことで。
因みにもっとキツいCカーブが欲しければB2MΩの可変抵抗器と680kΩの抵抗器にすればよし。な筈。

まあそんな感じで。

2017/08/19

ボリュームペダルの音痩せ音漏れを同時に解決するぜ案

ボリュームペダルで悩む。
Fuzzの前に置いて歪み量を調節するのに、BOSSのFV-30Hを改造して使っている。
全体のインピーダンス低下に因る音の変化のみならず、可変抵抗器の回転角度よりペダル踏み込みに因る角度の方が大分小さいので、そのままだとボリュームを最大にしてもIn-Out間に抵抗が残ってモヤつくし最小にしても音が漏れる。
音漏れはクリーンアンプ直なら気にならない程度だろうが、Fuzz前に置くと信号がFuzzで大分増幅されるので、少しの音漏れでも結構大きく現れる。

前回の改造では、しょうがないので可変抵抗器自体を回転させて、最小音量は諦めて最大に踏み込んだときに残留抵抗が少なくなる方向に振った。
B250kΩの可変抵抗器を使っているのだけれど、今は200Ωぐらいの残留抵抗になってる。
1/1000だし、これくらいならまあ無視できるんじゃないかと。
逆にボリューム最小時に25kΩぐらい残る。
可変抵抗器の回転角度が300°なので、最小側は30°分ぐらい余ってる訳だ。
680pFのハイパスコンデンサも入れてるので、尚更漏れる。
因みにBig Muff(自作だけど)を真ん中ぐらいに歪ませてギター側のボリューム(500k-1MΩ)を最大にしていると、ボリュームペダルを最小にしてもまだ結構普通に歪んでる、という感じ。
もうちょい絞りたい。
あと1/10ぐらい。

可変抵抗器の抵抗値を変えてしまうというのも手だけれども、言う程効果は期待できない。1/10にはならない。
或はアクティブボリュームに改造して、更に出力をFuzz用にハイインピーダンスにするとか。
可変抵抗器を最小側に振って、ボリューム最大時の音の変化は、それはそういうものとして音作りするとか。
・・・却下だ。

最後の手段としては・・・可変抵抗器自体を改造するか・・・。

要するに、回転の始めと終わりの15°ずつ計30°ぐらいが、回転はするけど抵抗値には変化が無い、というふうになっている可変抵抗器が在ればいいのだ。
然し乍ら、そんな可変抵抗器は、もしかしたらこの世には存在しているのかも知れないけれど、電子部品屋とかでも見たことが無い。

幸いにも、原理は簡単。
無ければ作ってしまえばいい、と言ってしまえる程度には。

可変抵抗器のケースを外すと、抵抗体の上をブラシが走ってる訳ですな。
この抵抗体の端の方から15°分ずつぐらいの表面に導電塗料を塗れば、その塗った部分は0Ωか数Ω程度になるんじゃね?
その分全体の抵抗は下がるけど、塗ったトコはブラシが回転しても抵抗値は変化しない筈。
500kΩのを使えば450kΩの実質回転角270°の可変抵抗器になる訳だ。

そうそう上手く行くものでもなさそうだけれど、取り敢えずNoise Hellが有るので実際にやってみてもいい。
一応、使いさしの腐りかけな可変抵抗器を一つバラしてNoise Hell塗ってみたら確かに思ったようになった。
あとは実際に使うモノでやってみてペダルに組み込んでみて、という感じか。
あと、多分塗料剥がれてくると思う。
Noise Hellは銅のヤツなんだけど、塗面すげー弱いんよな・・・。
上からクリアを吹く訳にもいかんし。

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「可変抵抗器」は普段は「ボリューム」って言ってる。
然し「ボリューム」と書くと何が何だか判らなくなるので「可変抵抗器」と書くんだけれど、なんか長ったらしいよな。
他には「ポット」とも言うし昔はその呼び方の方が好きだったけれど、最近は「可変抵抗器」の方がまだシックリ来てる感じ。

2017/06/01

基板を自作したい

部屋の片付けが一段落し、或友人との約束の為にFuzzを(私好みの音で)作成した。
そのことが切掛となり、最近またLTSpice片手にFuzzのことをアレコレ考えている。
現在ガラエポ両面スルーホールのユニバーサル基板で全部作っているのだけれど、やっぱちゃんとした基板を作りたい。
例えば基板への配線はコネクタでしたいのだけれど、2.54mmピッチ用のコネクタはデカくて使い辛いので、ちっさいコネクタを使おうとするとユニバーサル基板ではダメだったり。
或は何か問題が起こったときにユニバーサル基板の配線だと問題箇所の特定に時間か掛かるし。
見た目が汚いし。嫌いじゃないけど。

CNCフライス盤で削って作るってのがお手軽そうだけれど、マトモなヤツを買おうとするとすげー高いし、ヤバそうな安物でも数万円ぐらいはする。
エッチングで銅を溶かす方法だと初期投資は安くつきそう。
そのときエッチングのレジストの作り方をどうするかという問題がある。

マッキーで生基板にゴリゴリ書いていくのが一番安くつくし、Fuzz程度なら別にそれでも作れそうだけど、できればもうちょいマトモなやり方でやりたい。
気を付けないとマッキーがエッチング液で溶けてパターンが潰れるし。

サンハヤトの感光基板を使えばキレイに仕上がりそう。
インクジェットプリンタと紫外線光源と消耗品としてパターンをプリントするシートと現像液が必要。
インクジェットプリンタはあるし、紫外線の光源は1,5000円弱の既製品を買うかUV-LEDで自作するか、或は太陽光かという感じ。
現像液とかはまあ安いモンかと。
感光基板は生基板(サンハヤトの場合だけど)と比べてそんなには値段変わらなくて良いのだけれど、使用期限がある。
まあ多分、仕様を見る限りでは2年ぐらいはイケると思うけど・・・。保証は製造後1年。

或はレーザープリンタのトナー熱転写をやるか。
トナーをエッチングのレジストとして使う訳ですな。
コレは一度実際に試したことあるけど、結構ムズい。
一応やり直しが効く。なのでそのときは何度かやり直した。
然し、ランニングコスト的には多分コレがマッキーの次に安くつく。
成功すれば結構キレイに仕上がるし。
レーザープリンタが家に無いので買う必要があるけど。
10,000円程度。
ううむ。
まあ家のインクジェットプリンタも殆ど使っておらず、印刷の必要がある度にインクを買ってる気がするので、これを機にレーザープリンタにしてしまってもいいのだけれど・・・。

つうことで、どうすっかな。

2017/01/30

Big Muff Russian 改

Big Muffを作る。
Russianベースで。


トランジスタはお馴染み東芝2SC1815。
特に拘りも無く。
C1815は定番品ながらとっくの昔に生産終了してはいるのだけれど、それを生産していた東芝が半導体事業を売却するのどうのという話なので、なんとなしに感慨深いような気のしないでもない。

一応入口と出口にそれぞれBLとGRクラスを使って一寸シャリ感多めになってるかと。他はY。
まあBig Muffはトランジスタを換えてもそんなに大きく音が変化する感じでもなし。

基盤を大きく使った余裕のある設計・・・。
基本的に私は部品を詰め込むのが好きなんだけれど、考えんのが面倒臭かったので。
久し振りに何も刺さってない穴が多いユニバーサル基板を見た気がする。

特には面白い機能は無い。
付加機能としては、ミニスイッチで2段目をバイパスしてチープなFuzz音も作れるようにしたことと、ダイオードクリッピングをシリコンとLEDで切り替えられるようにした。
2段めをバイパスするともう少し時代を遡った古臭いFuzz音になる。
ダイオード切り替えは、クリッピングダイオード無しだとゴリゴリした音になってそれはそれで面白いんだけれど、そこにLEDを付けて少し鈍らせてる感じ。
因みにLEDは外せるようになっている。
シリコンだとよりディストーションっぽい。

配線は、今回から0.3sqのリボンケーブルを多用している。
配線がゴチャゴチャし難くなって良し。
バラ線を撚るよりはノイズ的にも良さげ。
その他Input/Output部分はシールド線。
あと魂の1点アース・・・にしようとして少なくとも1ヶ所かミスってるけど。

まあそんな感じで。
出音は普通のBig Muff。
正直比較対象無しでロシアンとか言われても多分判らん。
昔作った現行バージョンと比較してみると、まあなんとなくロシアンマフっぽい、という程度。
但、結構ノイズレスに仕上がっているので、昔から比べて腕を上げたなあ、と。

2017/01/15

BOSS FV-30H フルボリューム化 + ハイパス化 MOD

ボリュームペダルを使うことは少ないが、使うとしたらエフェクタボードの一番最後に置く。
少なくとも一旦バッファを通してローインピーダンス信号に変換してから、或はエフェクターで作った音全体の音量を操作する訳だ。
例えばディストーションで歪ませた音を歪ませた状態で音量の操作がしたいのだ。
ボリュームペダルをボードの一番前に置く場合は、ボリュームを絞ったときにディストーションの歪みが減ったり音量自体はそんなに変わらなかったりするが、若しそれが目的であるのならそれはギター本体のボリュームで操作すればいいかと。
あとなんかハイインピーダンス用のボリュームペダルって、繋いだだけでハイ落ちするイメージがあるし。
そういう訳で、ローインピーダンス用のボリュームペダルしか持ってなかった。
然し止むに止まれぬ事情から、ハイインピーダンス用のボリュームペダルを手に入れなければならなくなった。
ギターを弾きながら手は止めないでFuzzの歪みを徐々に強くせねばならなくなったのだ。

つう訳でBOSSのFV-30Hを買った。
非常にシンプルな、チューナーアウト以外何の特別な機能も付いてないボリュームペダル。
然しコンパクトで堅牢という私好みのモノ。

繋いで弾いてみたらやっぱなんかハイ落ちしている気がする。
中開けて見たら250kΩの可変抵抗が付いてるだけなのだけれど、ペダルを踏み込んだボリューム最大時に2kΩ程度残ったままになってる。
2kΩ分、可変抵抗の回転域に余裕がある訳だ・・・。

レッツ改造。
踏み込んだときに可変抵抗の抵抗値が0Ω近くになるように、可変抵抗器の方を回転させてやればいいのだ。

中身全部取り替えようと思ったけれど、フォンジャックのところが狭くて細いBOXタイプのでないと入らない。
なのでフォンジャックだけ基盤から外して使い回すことにした。

色々見てたら、踏み込み部のストロークが小さ過ぎて可変抵抗の最大から最小まで全然回り切ってない。
ストロークに因る回転と可変抵抗の回転域を比べると30°ぐらい可変抵抗の回転域の方が大きい感じ。
つまり、フルボリューム時に抵抗値が0Ωになるように可変抵抗器自体を回転させると、ボリュームを絞ったときに音量が下がり切らなくなる訳だ・・・。
つうことで、ストロークの方を拡げてやらないと不可ない。
幸いにも(?)、ペダルの前後にストロークの緩衝用のゴムが付いているので、ソイツを外してしまえば多少ストロークが大きくなる訳だ。
FV-30H Mod Remove rubber
FV-30H Mod Remove rubber posted by (C)Ludwig D. Omen
然しそれでも尚可変抵抗の回転域の方が大きい。
しょうがないので取り敢えずは「強制ミニマムボリューム」ということにする。
どうせミニマムボリュームがあったら使うし。

B500kΩの可変抵抗が手元に無かったので、間に合わせでB1MΩのを付ける。
80円ぐらいの汎用品。
ツメを折ってシャフトをD型にヤスリで削る。
アルミシャフトだと削るのも楽。
いい位置で留めてケーブルをはんだ付け。
当然ハイパスコンデンサも付ける。
いつもは500kΩに510pF付けてるので1MΩだと390pFぐらいが妥当そうだけれど取り敢えず大量に余ってる510pFのを付けとく。
今度B500kΩのを買ってきたら付け替えよう。

完成。
FV-30H Mod
FV-30H Mod posted by (C)Ludwig D. Omen

ストロークが深いので最小にしたとき一寸だけしんどい感じがする。
最小時の音量はまあ良し。
ミニマムボリュームがあれば恐らくそう設定するであろうぐらいの音量か或はもう少し小さくなるといいのに、ぐらいの感じ。
音質は最大時は特に変化無し。
絞ると思いの外ハイパスが効いていて丁度うるさい感じのところが出てしまっているので、静電容量はもう一寸考えた方がよさげ。
容量を増やして周波数下の方から通すか、減らしてもっと上の方だけ通すようにするか。

筐体にスペースがめっちゃ余ってるので、プリアプ仕込んでアクティブボリューム化しても面白いかもだけれど、今回はFuzzの前に置くのが前提なので泣く泣く止しておく。
これだけスペースがあればワウとかにも改造できる。せんけど。

-----追記
色々試してみた結果、やっぱB250kΩで1000-1200pFのハイパスが好かった。
250kΩがいいのは、小さい抵抗値の方が、ギターを繋いだときギター側が同じ抵抗値だった場合、同じ最小ボリューム位置(絞り切れない)でのグランドへの抵抗の比がHOT側の抵抗の比より小さくなり、結果的に音が小さくなるから。
ギターの方のボリュームとシールドを介して並列になるからね。
あと小さ過ぎるとまたそれはそれで色々面倒臭いことになる。
Bカーブがいいのはハイパスコンデンサを付けているからで、ハイパスコンデンサを付けてAカーブを選択するとボリュームの絞り始めがなかなか音が変わらないように感じられるし、また最小ボリューム位置での音量がより小さくなるから。
ハイパスの静電容量は単なる私の音的な好み。

-----
Amazon:
BOSS Foot Volume FV-30H


Soundhouse:
BOSS Foot Volume FV-30H
Boss FV-30H

2016/10/24

Shin-ei FY-2

Fuzzを作る。
ブリブリ系。
基本的にはShin-ei FY-2のほぼ完コピで。

FY-2はあんましメジャーなFuzzではないように思う。
Shin-eiのFuzzには他にFY-6ってのがあるけれど、これは殆ど同じ回路でUnivoxに「Super Fuzz」としてOEM供給されていたらしい。
Univox Super Fuzzと言えばBig MuffとかFuzz Face程ではないけど割とメジャーなFuzzかと。
FY-2はそのFY-6と似たような系統の音で、ブリブリのゴリゴリで、倍音は出てるけどキンキンしない、分厚くて潰れている感じ。
FY-2はFY-6に比べて少し音圧が薄めで不安定で、より潰れ易く、然し少しオーガニックな気がする。
ぶっちゃけ普通に使うならFY-6系の方が使い易いのだけれど、まあFY-2もコレはコレで。
まあ使い易さで言うならFY-6もタイガイ使い難いし。Big Muffとかの方が余っ程使い易い。
Fuzzって使い難い方が面白い・・・のだけれど、実際使用頻度の高いのはBig MuffとかTonebender mk.IIとかの安定してて使い易いヤツなんよな。

まあFY-2はFY-6と比べて回路の部品点数が大分少ないので作るのが楽。
FY-6とかBig Muffぐらいの部品点数になると実装図を考えるのが面倒臭くなってくる。
KiCADのお陰でノートに手書きしてた頃に比べて少しは楽にはなったのだけど、それでもやっぱ面倒臭い。
私は部品の密度を上げるのが好きなのだけれど、その所為で実装図を考えるのが面倒臭いのだ。
部品を詰め込まず基盤を大きく使えば実装図を考えるのも楽なのに、それをするのがなんか厭なのだ・・・。

Big Muffとかなら或程度安く手に入るので、普通に買った方がと思わないでもない。
でもまあ自分でアレコレ考えて手を加えて作ると、自分だけのサウンドの秘密を基板上に潜ませているかのようなような気分になって楽しいけど。

FY-2のそのまんまの回路だと、主にハムバッカーを使ってる私にとっては音が潰れ始めるレベルが低過ぎるように思える。
なので初段のエミッタとグランドの間に半固定抵抗を入れて増幅率をチョロマカしている。
あと基本的に歪んだアンプに入れるので、定数イジってちょいハイを強めにしてる。
トランジスタは使いさしの1815。特に拘りは無い。
Tonebenderとかみたいにトランジスタを替えて遊ぶ感じでもないんよな。

まあそんな感じで。

2016/08/14

Axis Fuzz

Fuzzばっか作ってる。
Face系とかTone Bender mk.II系とかの、あの系列のヤツが多い。
無駄に高級オーディオパーツとか使ってみたり、定数を変えてみたり、トランジスタを挿し替えて遊んだり、或は別の機能を付け加えてみたり。

Axis FuzzはRoger Mayerのを持っているので今まで作ってこなかったのだけれど、Roger Mayerのは割とジャジャ馬で使いドコロが限られるので、自分好みのものを作ろうと。
Roger Mayerのを改造してもいいんだけれど、なんかビミョウに勿体無い気がするし。高いから。

Axis Fuzzは昔から結構使ってたのです。
ミッドレンジジャンキーだった頃にトレブルブースターみたいに使ってたり。
潰れる手前ぐらいで止めてオーバードライブに突っ込んでバイト感を出したり。
ギターのボリューム絞ってシャリシャリ感を出すのに使ったり。
単体で音を作るというよりは他のモノにちょい足しで使う感じが多かった。
でも最近あんまし使ってなかった。
音の好みの変化もあるけれど、ギター側にハイパス入れるようになったりノイズを嫌うようになったり、或はTone Bender mk.II系をメインで使うようになったりした所為。

然しやっぱAxis Fuzzのゴリゴリ感は気持ち良い。
但そのままだとノイズが多いのとセッティングがシビアなのとすぐキンキンするのでアンプ側でハイの強い音作りがし難いってのが問題。
じゃあ今のギターやアンプの設定に合うAxis Fuzzを作ってしまおうと。

トランジスタを2SC2655と2SA1020のOランク品で。
パワー用だけど、Fuzzで使うのが気に入っている。
なんか大人しくなる感じ。
出力部で0.018uFのコンデンサでGNDに落としてギャリギャリとした高音を円やかにしたり。
しつこいぐらいにノイズ対策をしたり。
あのテこのテでAxis感を損なわずに大人しくさせる方向で弄ってみて、結構使い易い感じにできたかと。
でもなんか結局出来上がったものは一寸Tone Bender mk.IIっぽさがある。
やっぱ私はTone Bender mk.IIが好きなんですな。

2016/05/15

LTspiceとKiCADを使いはじめる

ギターの自作エフェクターはユニバーサル基板で作る派。
ネットから回路図を拾ってきたりして、それをアレコレ弄って作る。
今までエフェクターの回路図や実装図面は方眼ノートに手描きで描いてた。
まあ基本的に歪み系とかばかりでそんなに複雑なものは作らないので、それで事足りるっちゃあ事足りる。
あとノートだと一覧性が高いので、色々描いてみて比較したりとかし易い。
でもやっぱ時代はITでデジタルでマルチメディアですやん?ナウなヤングですやん?
やっぱソフトウェアを使って設計しないと、できることの上限が低いところに留まってしまう。
つうことでLTspiceとKiCAD使って遊ぶ。

LTspiceを使うと今まで怖くてできなかった大胆な改造とかが簡単に試せるのが良い。
実際にモノを作らずに、或はオシロとか用意せずに、動作中の内部の電流だとか電圧だとかが分かるので、どこの何をどうすればいいのかということのアタリを付け易い。
楽しくなって色々弄ってたら一日経っている・・・。

LTspiceで回路図が描けたらKiCADで実装図面を描く。
LTspiceの回路図の基板に載せる分だけをKiCADの
今までの手描きだと、回路図を見ながら部品を入力側から順番に置いていったりするのだけれど、それだと少し手直しをするだけで結構ガッサリ描き直さないといけなかったりして、結局少し面積効率の劣る配置図になってしまったりしていた。
KiCADなら今まで思い付かなかったような意外な配置ができたり。
ユニバーサル基板で使うにはライブラリがイマイチだったり、回路図の部品の大きさが揃ってなかったり、色々痒い所に手が届かない感じがするけど、まあガマンすれば使えるレベル。
部品点数20点程度までの複雑さなら手描きの方が早いかも。

つうことで、エフェクターを色々作ったり作らなかったりしている。

2016/03/14

VOX ice 9をTrue Bypass化

ちょい前にVOXのオーバードライブ、ice 9を中古で買った。
安かったんで。

Joe Satrianiモデルらしい。
確かに音はSatrianiと言われればそうかも、と思わなくもない。
まあ別にSatriani系の人でなくても結構普通に使える普通のオーバードライブ。

ミッド厚め系オーバードライブ。
結構ローゲインの設定でも或程度飽和感があるけど潰れる感じは無く、ピッキングのコントロールにもそこそこ付いて来る。
あと意外とゴリッとした歪みで私好み。パワー感がある。
少しベタベタした感じがあって、AC30風の雰囲気がある。
ノイズは普通ぐらいかね。
多くはないけれどノイズレスという感じでもない。

ミニスイッチでvintageとmodernモードを切り替えられるけど、内部的にはクリッピングダイオードの切り替えで、シリコン1:1とシリコンx2並列:シリコンx1+ゲルマニウムx1並列が切り替わる。

moreスイッチは、踏むとゲインがめっちゃ増えるので私には一寸使い難い。
但し、moreスイッチはメインスイッチのON/OFFとは独立していて、例えばmoreを先に踏んどいてからONにするということもできるのはまあ便利か。


つうことで、まあまあ気に入ったのでTrue Bypass化したろうかと。
バイパス時の音痩せとかほぼ無いと言っていいのだけれど、私は最近True Bypass教の狂信者となっているので。

エフェクトは常時ONで信号の道筋だけスイッチで変える作戦。

元々のスイッチはモメンタリONのスイッチで、信号をフリップフロップIC(4013)で受けている。
表面実装なのでジュンフロン線でジャンパーして、エフェクトON/OFF側のQをVDDに(pin1-14)、notQをVSSに(pin2-7)接続。
エフェクトON固定にする。
エフェクトスイッチの基板をベキッと折って、moreスイッチはそのままでエフェクトスイッチを3PDTのお馴染みのフットスイッチに載せ替える。

IN/OUTジャックのtipピンをぶっこ抜いて加工して、エフェクトOFF時に基板を通らないようにスイッチに配線。
ピンを抜くのに半田ゴテの熱量が足りなくて一瞬焦る。けど私の半田ゴテはボタン一つで130Wになるのだった!

エフェクトON/OFFインジケートのLEDを基板の逆側に付け直して(単に切るだけでもいいと思う)、新しいLED(と抵抗)を取り付けてスイッチ-電源に配線する。
筐体表面から基板表面までが12-3mm程度なので、電子部品屋で売ってるLEDソケットでも工夫すればギリギリ取り付けられる。

これでOK。

まあそんな感じで。

2016/02/07

3 in 1のバッファを作る

取り敢えず、放置していたギター用のバッファを作ってしまう。
ネットに落ちてる回路図引っ張ってきて、適当に弄ったり弄らなかったりしたり。
LTSpiceとか使って色々試してみたんだけれど、結局大して手を加えるでもなく。

5種類ぐらい実際に作ってみて、イケてる順に3つをタカチのケースに入れてロータリースイッチで切り替えられるようにした。
ユニバーサル基板て作ってるんだけど、抵抗とかを立てて実装すれば大分小さく作れる。
トランジスタ1石系なら7x9穴の基板で作ってでかめのコンデンサ乗っけてもまだ余るぐらい。

ロータリースイッチは4接点3回路で、一つはスルーにする。
他はJ-FET1石、MOS-FET1石、OPアンプ負帰還の3種類。
J-FETには昔買って余ってた、今や貴重品であるところの2SK30Aを使う。勿体無え。
他に余りのJ-FETが有ると思ってたので部品買いに行ったときに買い足さなかったのだけれど、家に2SK30Aしかなかった。
MOS-FETはBS170。
Super Hard Onの回路のダイオード抜きのゲイン調整抜き版みたいなヤツ。
OPアンプはTL071。
回路的には何も考えないド直球なヤツで。
他のICも色々試してみたけどTL071が一番シックリ来た。
つうかデュアルOPアンプ用のパターンにしとけばもっと色々試せたか。

繋いでも音が全く変わらないというのが理想ではあるのだけれど、やっぱどうしても少しは変わってしまうね。
まあ実装やら部品や定数の選択やらが素人仕事ってのもあるんだろうけれど。
全体的に扱い易いサウンドにはなるんだけれど、スルーの方がローが膨らんでて深みがあるような感じがする。
慣れもあるんだろうけど。
J-FETで作ったヤツが一番音がマイルドな感じになったけどなんか狭い感じでノイズが少し乗る。
どっか一寸ミスったか。
MOS-FETのは音的にはJ-FETのとOPアンプのと間ぐらいの感じで、一番ナチュラルな感じがする。
OPアンプのは結構ハッキリした音で、クリスピーな感じになっている。
つうことで、MOS-FETのが一番気に入っている。
まあ使うアンプの特性に依って切り替えたりする感じなんじゃないですかね。

バッファをTonebender系のファズの前につなぐとファズの音が結構変わってしまう。
なのでファズの後に繋ぐことに。
後でもまあ音は多少変わるけど、前に置くよりはずっと良い。
バッファの後にアナログのモジュレーション系を置くと掛かり具合がクッキリして面白い。
あとはMarshallのBlues Breaker IIをバッファの後に置いてみたけど、Blues Breakerはあんま変わらんかった。

まあそんな感じで。
机の上がすげーことになっている。

KiCADをユニバーサル基板用に使いたい。
なんかグリッドの設定すれば良い感じ使えそうなんだけれど、考えるのが面倒臭くて何も試していない。
ライブラリに縦置き抵抗とかあったっけ?なんかあった気がする・・・けどまあいいや。
今は方眼ノートに手書きでパターン図作ってるんだけど、それはそれですげー面倒臭いし、バッファみたいな簡単なのでもたまにミスったりするんよね。

2016/02/01

エフェクター用の電源再び

最近機材中毒がぶり返している。

ギターのバッファを何パターンか作るつもりで途中まで作ったままほっ放り出して、新しいエフェクター用の電源を作る。

今ある電源も自作のヤツで、DC12V突っ込んでレギュレータで9Vにしてる。
7つの出力全てに1:1でレギュレータが載ってる無駄スペック。
然しグランドのパターン取り回しがイマイチだったり細かい部分で手抜きが見られる。
あと入出力の口が長辺側の両側面に付いてるんだけど、これが意外とエフェクターボード上で場所を取るということに実際に使ってみて初めて気が付いた。
動作的には問題無いのだけれども、他にも色々と設計思想的に気に入らない部分が出てきたり。
改造するのは面倒臭いので新たに作り直そうと。

正月にやろうと思ってて部品だけ買ってたけど結局やらなかった。
部品を買った時点では、前の電源と同じ仕組みで内容をブラッシュアップしたものをと思っていたのだけれど、時間が経つにつれて考えが変わってきた。
考えが変わった分の部品が足りなくなって、また買い出しに行く必要が出てきたので、正月中はやらなかった。
つうか正月はずっと寝てた。眠るように死んでるように寝てた。

前のは7口の内2口はLM317の可変出力にしてたのだけれど、9V5口は微妙に足らんことがある。
エフェクターボード上ではまあ9Vは5口あれば不足することはなさそうなんだけれど、家で使うときはギターだけでなくベースのコンプとかにも挿しっ放しにして使ってるので微妙に足りなくなってくる。
可変出力は実際あんまし使わんので結局可変出力も9Vにして使ってたり。

ということで、新しいのはレギュレータを4基(317 x1、7809 x3)という構成にして、レギュレータ1基毎に3口の出口、計12口を付ける感じで。
12Vのスルーアウトも入れて13口。
一応出力毎に電解のパスコンを入れて、ノイズの回り込みとかは多少は抑制できるんじゃないかと期待。
入出力の口は全部上面に来るようにして、エフェクターボードに組み込んだときに場所を食わないように。

取り敢えず完成したんで、今使ってみてるところ。
今のところ問題無し。
あ、だけど317のところ出力直前のパスコンに耐圧25V使う予定だったのが今思い返すと16Vが付いてるわ。
あー・・・まあいいか。
基本9Vより低くして使うつもりだし。
9Vより上が欲しいときは12Vスルーを使うだろうし。

まあそんな感じで。

2016/01/25

ギターのバッファ

フットサる。
久し振りだったので殆ど動けず。
右足も全治3日ぐらいの感じで微妙に挫く。
普段から運動しとかんといかんね。

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ギターのバッファ。

最近では大体True Bypassのエフェクターを使ってる。
でもそうすると全スルーのときにエフェクターボードから先もハイインピーダンスになってノイズ耐性的に余りよろしくない。
まあぶっちゃけノイズで困ったこととかあんまし無いんだけれど。
けど若しノイズが少なくなるならそれに越したことない。
あと、エフェクター群の最後にボリュームペダルを起きたい時に一寸困る。
私の持ってるボリュームペダルは単に可変抵抗が入ってるだけのパッシブタイプなので、ハイインピで来るかローインピで来るか分からないってのは困る。
アクティブタイプのボリュームペダルってのもあるけど持ってないし。
この場合はローインピ用のボリュームペダルを使うことになるんだけれど、そうするとTrue Bypassのエフェクターが全スルーのときにローインピ入力のボリュームペダルにハイインピ信号が入ってしまって信号が反射したりして音がすげーショボくなる訳ですな。
こういうときは、OFF時もバッファーの効いてるエフェクターを1台は組み込まなければならない。

じゃあギター自体の出力をローインピにしてしまえばよろしやんという話になるけど、アクティブバファ載せるなら電源が必要だし、トランスとかでパッシブのインピーダンス変換するなら出力減るし音変わるしピックアップ自体から考え直さないと。
つまりEMG使うかLace Sensor使うかっちゅう話ですな。
然し私はギターに電池載っけんの大ッ嫌いですし、Lace Sensorは嫌いじゃないけど私の全部のギター或は少なくともメインで使う何本かのギターにLace Sensor載せる金も無い。

つうことで、普通の今まで通りのギターをそのまま使うなら、信号経路のなるべくギターに近い場所、例えばエフェクターボードの一番最初とかファズの直後とかにアクティブバッファを置いてローインピ化してやるのが、まあ正着かと。
じゃあバッファ付きエフェクターのバッファの部分だけ抜き出してケースに収めたらいいのではなかろうかと。
ずっとONでいいのでフットスイッチは要らんし1:1の変換オンリーでいいので可変抵抗器も要らん。

ネットで色々調べた結果、オペアンプの負帰還使うタイプとトランジスタ/FET1石のエミッタ/ソースフォロアタイプか1石増幅タイプ辺りがシンプルで良いんじゃないかと。
取り敢えず7x9穴のユニバーサル基板でFET1石増幅タイプの1:1版を作った。
小さい。面積の半分近くを電源平滑化用のコンデンサが占めている感じ。
小さいので他にも違うタイプのを作ってスイッチで切り替えたりして遊べそう。
ケースも小さくていいんだけど・・・丁度アルミダイカストの小さいヤツが無いんよね。
まあ今度日本橋にでも行ってみるか。

まあそんな感じで。

2015/09/09

PNP系Fuzzを電圧変換ICでACアダプタ+9V共用対応

半年か1年ぐらい前に、RotosoundのFuzzがSoundhouseで安かったので買った。
ゲルマニウムトランジスタAC128搭載のTonebender MkIII系。
私はどちらかというとシリコン派なんですがね。
然し10,000円ぐらいでコレ系のFuzzとしたら安かったのと、まあ気に食わなければ改造すりゃいいかってことで買ってみた。
使ってみたら、まあギターに合わせて内部の半固定抵抗を或程度弄る必要はあったけれど、音的にはコレはコレでという感じで割と気に入っている。

でもさあ。
AC128ってことはPNPですやん?
ほいじゃあ普通のエフェクター用ACアダプタが他と共用できへんということですやん?
私の嫌悪していることでお馴染みの電池を使わないと不可ないということですやん。

然し近年はチャージポンプ式の電圧反転ができるICが出てきてて、エフェクターの中でお手軽に-9Vが作れるようになってきてるのです。
ということで日本橋でLTC1144(→Linear Technology)買ってくる。
回路はデータシートほぼそのまんま。BoostをONにしてるだけ。
Boostはスイッチング周波数を可聴域外に上げる機能なので兎に角ONにすべし。
コンデンサは他に手持ちのが無かったのでニチコンのFine Goldの耐圧50Vとか使ってるけどもっと安いのでいいと思う。
容量は敢えて減らしたりする必要もないだろうと。
Rotosound Fuzz with Charge Pump IC 01
Rotosound Fuzz with Charge Pump IC 01 posted by (C)Ludwig D. Omen

Rotosound Fuzz with Charge Pump IC 02
Rotosound Fuzz with Charge Pump IC 02 posted by (C)Ludwig D. Omen

ばっと組み込んでみて音鳴らしたところ、別にノイズが増えてる感じも無いし、まあOKかと。

あとはインプット/アウトプットジャックが鬱陶しいことにビンテージ仕様で普通のと逆なので今様に入れ替えとく。
信号ケーブルがシールドされてあって良し。

2015/05/23

AKG K271MkII/K271S、Behringer Bass V-Amp Pro

サウンドハウスが送料無料化しとる・・・。
今日AKG K271MkII用のイヤパッドとK271S用のドライバの埃除けフォームディスクがサウンドハウスから届いたトコやのに。
送料が勿体無くて、要るか要らんか微妙なラインのBehringer Bass V-Amp Proも一緒に買って送料無料になるようにしたりしてたのに・・・。

今まで送料の問題で弦だけ買うとか楽器のパーツだけ買うとか一寸やり難くて結局Amazonで買ったりすることが多かったけど、これで細かいものをパッと買ったりできるようになった訳だ。


K271MkIIは先日一旦ベロアのイヤパッドを着けたが気に食わず、合皮のに戻してた。
あと最近使ってなかったK271Sを引っ張り出してきて使おうとすると、イヤパッドもフォームディスクもボロボロになってたので、フォームディスクは新調してイヤパッドはK271MkIIに着いてたのを使おうと。

ということで、先ずK271MkIIのイヤパッドを新品に交換する。
「2058Z10010」ってヤツですな。ベロアじゃなくて合皮の。
私のK271MkIIも結構古くなったもので、もう何回かイヤパッドを交換しているし手慣れたもの。
それからその交換した古いイヤパッドをK271Sに取り付けつつ、フォームディスクも新品に交換。

いい機会なので、古いK271MkIIともっと古いK271Sとを聴き比べてみる。
どうせ殆ど同じだろうと高を括ってたのだけれど、それなりに聴けば判るというぐらいには違いがあって意外だった。
先ず、何故かK271MkIIの方が音量がほんの少しだけ小さい。
そして低音は若干膨らみ気味で元気なんだけど解像感は微妙に劣る。
K271Sは定位がより明確で、低音が締まっててモニタリングし易い、ザ・モニターな感じ。
好みで言うと、K271Sの方が私の好みだ・・・。
K271MkIIのイヤパッドが新しくてK271Sのが古く、またK271MkIIのフォームディスクが古くてK271Sのフォームディスクが新しいという違いはあるけれど、それが何か影響でもしているのかね。

ということで、引退してたK271Sには復活願い、もう暫く現役を続けてもらおう。


それからBehringer Bass V-Amp Pro。
アンプシミュはギターにはV-Amp2を使ってるんだけれど、V-Amp2はベースにはチト荷が重い。
V-Amp2のギターの音は大分気に入っているのだけれど。
なのでベースにはBehringerのBDI21を使ったりV-Amp2を無理矢理使ったりしてたんだけど、もうちょいちゃんと遊びたい。
てことで、Bass V-Amp Pro。
めっちゃ古いモデルで今どきUSBも付いてないし、フルラックサイズの2Uなんでデカいんだけど、安かったので。
あと一応ギターのアンプシミュも付いてるので、あわよくばギターもベースも一台でどうにかなるんじゃないかと。

先ず、ギターを繋いでみる。
取り敢えずMarshallが良ければ世は事も無しなんだけれど、イマイチだった。
イコライザが思ったように効かず、この後更にグライコが必要な感じ。
歪み系は全体的にトランジスタアンプみたいな感じで、歪みのダイナミックレンジ(?)が狭い感じで平坦な歪みというか。表情を付け難いというか。
ギターはV-Amp2の方がよりリアルでずっと良い。
てことで、ギター/ベース共用は避けて、ベース専用にしてしまおう。

ベースを繋いだら、今までV-Amp2で苦労してたとこが色々一気に解消したかのように思えた。
ちゃんとベースの音として音作りができる。
やっぱ専用品を使わんとね。
でもやっぱ内蔵グライコは欲しかったかな。

全体的には、意外とローノイズなのが良い。
ブリブリに歪ませてもノイズは少ない。

まあこれはこれで。
痒かった所に一応手は届いた感じか。

2014/12/08

堕落エフェクターボード

予定通り、風邪を引いた。
極限まで声が潰れたのでTom Waitsのマネをして歌ったりして遊ぶ。
今はやたらと洟が出ることを除けば大体治っている。

-----
ギターの話。

今までずっとエフェクターボードを使うことは拒絶してきたのだが、とうとう買ってしまった。
今まではエフェクターは基本バラで持ち歩くことを良しとしていたし、まとめたとしても精々ベニヤ板にインシュロックで固定するぐらいだったんだけど。
エフェクターボードを買うことに因って、持ち歩くエフェクターがボードに入り切るかどうかということに拘束されるのが嫌だったんだ。

あと今までギターをキャリーカートで運ぶことを拒絶してきたのだけれど、買ったエフェクターボードが結構大きいので、とうとうキャリーカートを使ってギター+エフェクターボードを持ち運ぶようになってしまった。
今まではできるだけギターに振動を与えたくなかったのでずっと手運びだったんだけど、まあ重いしいいかと。

ここ数ヶ月で私の足元周りも大分普通のギタリストみたいになってしまった。
今までは信号系統にチューナーを入れることを頑なに拒絶してきたのだが、今では足元にチューナーを置くようになったし。
昔はパワーサプライは9Vを分岐ケーブルで分岐させることのみを許していたが、今ではちゃんとした(自作だけど)半独立のパワーサプライを使ってるし。
一生使うことはないと思っていたフェイザーを最近は結構使ってるし。
なんだか最近普通だなあ。

2014/11/26

似非アクティブピックアップ化計画

エレクトリックギターのノイズ。
まあ程度に依るけど、別に気にしなければ気にしないでいいもんだと思う。
エフェクターをつなぎまくったりすると、最近は全部True Bypassなことが多いんで全部OFFでも或程度はノイズが乗る。
普通のパッシブピックアップなんでエフェクター全部OFF時はアンプまでハイインピーダンス信号の筈。
あと場合に依ってはカールコード使ってたりするしな。
或程度対策はしつつ、或程度はしょうがないと思っている。

あと何故か、エフェクターを繋ぐ順番に拠って、全部OFF時にノイズが強くなったり弱くなったりする。
一応全部True Bypassの筈なのに・・・。
お気に入りのMarshallのBluesbreaker IIがMillennium Bypass系の何かだと思うけど、それかねえ。
まあ問題になる程度ではないのでこの辺は未だよく調べてないんだけど。

一発目にBOSSのとかのバッファしてくれる系のヤツを入れてると多分多少はノイズの乗り易さも違ってくるんだろうけどなあ。
OFF時バッファアウトのエフェクターは、モノに依るが大体1-2台ならOKだけどつなぎまくるとなんか痩せが目立ってくる、という感覚なんで、今までバッファ系のは避け気味だった。
あと今チョット、BOSSので使いたいのが無い。

或はギター側の出口でローインピーダンス化できれば・・・ってのがアクティブピックアップですな。
でもピックアップをアクティブにしてしまうのはなんか抵抗があるんだよな。
電池がなあ。
電池は諸悪の根源だと思うのだよ。
まあ慣れればどうということはないんだろうけど、私はできるだけ電池を使いたくない教の信者なのです。

じゃあエフェクターの一番最初とか必要なとこにバッファアンプを入れればいいんじゃね?
9Vはパワーサプライから摂ればいいし。
似非アクティブピックアップ化、的な。
どうせTrue Bypassばっかなんだから、要らんとこにバッファがカブって、という心配も無いし。
ってことで・・・BOSSか何かのを繋ぐだけ繋いでみるか。
それでパッとした効果が見られれば、ちゃんとしたヤツを自作するか。

まあそんな感じで。