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2019/07/24

ソリッドシャフトのノブ

ノブよ。
ギターの。ボリュームの。
製造コストやら慣習やらの問題で、多くの場合シャフトはローレットなんだけれども、私お好みのTOCOSのボリュームはローレットシャフトのが普通には売ってない。
ローレットシャフトってえと、シャフトの先っぽがギザギザになっててボリュームノブを押し込むだけで固定できるヤツ。
押し込むだけで取り付けられるので製造工程が少なくて済み、見た目的にもイモネジ用の穴が見えることも無く、またネジ留めしている訳ではないので留めネジが緩んできたりすることも無く一旦取り付ければ自然と外れるみたいなことはそうそう無いので、ギターにはよく使われる。
ギター界隈では「スプリットシャフト」とも謂う。
そうでないヤツは大抵ソリッドシャフトで、ギザギザが無いのでボリュームノブはイモネジで固定する。
ノブの交換が楽だったりシャフト自体の剛性が高かったりポインタ位置の微妙な調整がし易かったりするが、ノブ自体が横からイモネジ用のタップ穴を開けないと不可なくて金型一発で製造できないしタップ部は大体金属になるので高価になり勝ち。
TOCOSのはコレ。
あとDシャフトとかもあって、ギター界隈ではエフェクターとかに使われてたりするけれど、あんましギター本体側で使ってるの見たこと無い。
ギターのボリューム界ではローレットシャフトがスタンダードだけど、私のお気に入りのTOCOSのボリュームに交換するとソリッドシャフトになってしまう訳ですな。
ローレットシャフトが多数派なので、イカしてるノブは大抵ローレットシャフトのしかない。
ソリッドシャフト用のノブでイカスのが無い。
昔ながらのハットノブとかスピードノブとか、ソリッドシャフト用のが無い。

ローレットシャフト用ノブに穴を開けなおそうかとも考えたのだけれど、樹脂にイモネジはチョイ弱そう。
あとそうするとイモネジが掛かる部分が薄過ぎて怖い。
或はソリッドシャフト用ノブの金属製のリング(このリングで以てノブをシャフトに固定している)を抜いてローレット用のに移植して、金属用のカチカチになる系のエポパテとかで補強してやれば行けんではないと思うんだけれども・・・。

或は完全自作。
身近なもので、何か丁度良い大きさのものがあれば、それにφ6mmの穴を開けて横からイモネジを刺せば行けるんじゃないかと。
元々ボリュームノブではない意外性のあるものであれば格好良い感じもするし。
サイコロとか、あり勝ちだけれども、要はああいうヤツ。
だけど、丁度良い大きさのものがなかなか思いつかない・・・。
サイコロに対抗して麻雀牌とか?
でも少々安易だし、ダサいし、そもそも私は麻雀あんましせんしなあ。

どうしたもんかいな、という話。
誰かφ6mmのソリッドシャフト用で、昔ながらのハットノブとかスピードノブみたいなん作って呉れんかね。


光造形の3Dプリンタか、せめて3軸CNCフライス盤ぐらい欲しい・・・けどCNCフライス盤があってもマトモなCAMとかフリーでは見たこと無いしなあ。つうかそもそもCADが無いんか。

2019/06/30

Epiphone Les Paul SLを改造した話

ギターの音や使い勝手を追求して、結果的にP.U.を載せ替えるだのお気に入りのポテンショメータを使うだの、或は木を掘るだの塗装し直すだの、改造に手を染めてしまう。
自分の音を追求するってのは、楽しいものだ。

それとは別に、改造行為そのものも楽しいものだ。

つうことで、主に改造そのものを愉しむ為に、EpiphoneのLes Paul SLを買った(→Amazon)
Les Paulとか言ってるけど、見た目は完全にMelody Makerですな。

10,000円でそこそこマトモなギターが買えてしまう時代。
而もAmazonで。
10,000円ぐらいなら、ギターでもまあAmazonで買ってもいいかと思える。
そして10,000円でも意外とマトモ。
そら10倍以上の値段のギターと比べたら駄目だけれど。
でも50,000円のギターと比べたら、コレ5本買えるんだぜ?(なんちゅうレトリックか)
20,000円のギターでも、コレが2本買える訳だ。
なのにちゃんと音が出るし、指板も大体真っ直ぐだし、チョーキングとかでチューニングが狂うこともない。
ちゃんと楽器として使える。

「一寸ギターなるものでも弾いてみようかな、あわよくば自分の趣味にできたらいいな」ぐらいの覚悟の初心者にもオススメすることができるようなクオリティと価格と入手性のバランス。
最初の1ヶ月間ぐらい練習してあとは部屋を飾るオブジェになることが目に見えてるような人物にも躊躇うこと無くお勧めできる価格で、もしかしたらハマってギター道を突き進む羽目になり、最初の1-2年はコレがメインギターになるような可能性が感じられる人物にもまあお勧めしてもいいぐらいのクオリティ。
まあそういう可能性のある人には、実際のところは、どちらかというともう何千円か金を出して貰ってSquier辺りを勧めるのだけれども・・・。

無改造状態では、音とか一寸Danelectroのショートホーンの雰囲気がある。
ボディが軽いポプラ材なんで、生音が結構でかくてエアー感があり、少しセミアコっぽい感じがある。
チープはチープなんだけれど、弾いてて厭になってくるチープさじゃない。
ピックアップは見た目より出力がある感じだが、ちょい細めの音で、リップスティックっぽいってことはないけれど、でもなんかDanelectroを思い起こさせる。
なのでDADGADにチューニングしてKashmirを弾かざるを得ない。
太陽をして我が面上に降り注がせよ、我が夢を星々で満たしながら、っつて。

ネックはカマボコDシェイプで、厚い訳じゃないがエラが張ってて、ぶっちゃけ弾き難い。
クラシックギターのネックを縮小したみたいな感じのシェイプ。
Epiphone曰く「1960s Slim Taper D-Profile」ってことだけど、コレでスリムやったら他のどんなんやねん、と思う。
因みに同じEpiphoneのCasinoも持ってるけど、そっちはGibosonとかと似たような普通のシェイプで、弾き難いと感じたことは無い。

ブリッジは固定だけれど、wrap around compensated combo bridgeってヤツで、オクターブチューニングは意外と合ってくれる。
完璧じゃないけれど、普通の3サドルのテレキャスよりは断然合う。


つうことで、改造タイムですわ。
やったこと:
  • ペグをマグナムロックに交換
  • ナットをTSUQに交換
  • ストラップピンをデカいヤツに交換
  • ブリッジをTOMタイプに交換し、ブランコタイプのテールピースを追加
  • P.U.をDiMarzioのThe Chopper(リア)とGibsonのP-90(フロント)に交換
  • 回路系の総取っ替えし、ジャックを横出しにし、導電性塗料を塗る
  • ブリッジ周りの塗装を剥いで、白く塗る
と、大体こういう感じ。
リスト化すると大したことなさそうだけれど、実際はめっちゃ時間掛かった。

Les Paul LS
Les Paul LS posted by (C)Ludwig D. Omen

・ペグ

ペグはロック式と決めている。
但しSperzelを買うのは勿体無いので、Gotohの安いマグナムロック(「トラッド」じゃないヤツ)(→Soundhouse)にした。
けど結構木工作業が必要だった。
先ず、元々の穴径が小さいのでドリルで拡げてやる必要があった。
そのとき、塗装が硬く木が柔らかく脆いので、塗装がヒビ割れて飛んでいったり木がササクレて飛んでいったりしてしまい、穴周りがボロボロになった。
ボロボロになったところは木質ラッカーパテで補正した。
一応形にはなったけど、木質エポキシの方がよかったかな。
今思えば穴周りの塗装をナイフか何かで一旦削ってから穴開けすればよかったか。

またヘッドが厚過ぎて固定用ナットやポストの高さが微妙に足りず、ヘッド裏の塗装を剥いで少し木を削ってペンキ(白で)を塗り直すと、ギリ取り付けることができるようになった。
一般的なギターのヘッド厚が大体14.5mm前後だが、コレは16.5mmあった。
1.5-2.0mmぐらいは薄くしないと不可ない。
裏側の塗装が1.0mmぐらいあるので、それ+αちょい削るぐらい。
でも木に硬さが無いので手ではメッチャ削り難い・・・。

・ナット

ナットはGraph TechのTUSQと決めている。
元のナットを剥がして、買ってきたEpiphone用のTUSQ(→Soundhouse)の裏のバリを平らに削って当ててみると、0.4mmぐらい高さが足りん。
買ってきたままの状態から0.1mmも削ってない(と思う)ので、元々高さが足りんかったのだ。
なので0.5mm銅板を切ってシムを作り、それを0.1mm削って下に履かす。
少量のTitebondで貼り付けて、幅方向の余りを削って完成。

・ストラップピン

でかいストラップピンを付けるのが私の中での最近の流行り。
なのでGotohのでかいヤツ(→Soundhouse)に交換する。
これだけでストラップが抜け落ちることはそうそう無いけれど、コレに更にHarry'sのゴムのストッパー(→Soundhouse)を付けとけば、まあ抜けない。
多分ロックピンより安全なんじゃないかと思う。

ロックピンは、Schallerをベース用、Jim Dunlopをギターのボディエンド側用として、一応両方使ってた時期があるけれど、なんやかんやで結局使わなくなってしまった。
因みにギターのヘッド側のストラップピンは「デルリン2枚重ねのダサくて安っぽいアレ」でお馴染みのLoc Strapを使ってた。
ロックピンは、ネジが緩み易いとか、なんかカチャカチャして鬱陶しいとか、なんかデカいとか、シールドをギター本体とストラップで挟んで固定できないとか、ストラップを交換するのにラジペンやらモンキーやらの道具が要るとか、あと高いとか、そういう細々としたマイナスポイントはあったんだけれど、そんなには本質的なマイナスポイントとして感じていなかったように思える。
当時はストラップ抜けを防ぐには、ロックピンか或はLoc Strapしかなかったのだが(私がそれ以外を知らなかっただけなのかも知れないが)、結局のところ、Harry'sが出てきて駆逐されてしまったのだ。
最初は私もあんなゴムの輪っか如きに背中預けられるかと思っていたのだけれど、一旦使ってみると、必要に対して十分な機能でスマートだし、見た目的にも他を邪魔しない使い方も敢えてアクセントして使う使い方もできたり、気軽に払える金額(ゴムの輪っか2枚で500円ってのは高いと思うけど)だったりして、結局ロックピンは使わなくなってしまった。

・ブリッジ

特にこれといった理由も無く、GotohのTOMブリッジ(→Soundhouse)に替える。
そしてテールピースはブランコタイプ(→Soundhouse)。SCUD。
本当はストップテールピースにしたかったのだけれど、ピックガードの位置が邪魔してアンカーを打ち込めない。
しょうがないのでブランコテールピースになったけど、まあコレはコレで格好良い。

元々のブリッジのアンカーを抜くとφ12の穴が開く。
折れたドラムスティックでダボを作り、この穴を埋める。
堅いオークのドラムスティックを使ったけど、柔らかいメイプルでよかったか。
13mmのドラムスティックを削って12mmに仕上げ、横に縦溝を掘って空気が逃げる部分を作り、それにみんな大好きTitebond(→Amazon)を塗ってアンカーの穴に叩き込む。
そういやギターリペアマンのTitebondに対するあの絶大な信頼って何なのかね。
「それ物性とか経年や熱や水分への耐久性とか見てもエポキシ系の方が正解じゃね?」ってときでもTitebondを使わはる。
何か理由でもあるのかと思って、ビビって私もTitebondを使ってる・・・。
で、Titebondが固まったら、ダボの余りを削ってギターの表面が平らになるようにする。
平になったらダボの中心より少しボディエンド側に、ブリッジのポスト用の穴を開ける。
実際のブリッジを使って位置決めをしてφ3.2-3.5の穴を開ける。
その穴のうちコントロール部寄りの穴からコントロール部目掛けて斜めにφ2.5ぐらいの穴を開け、電線を通してアース線にする。
アース線が噛み込むようにポストを打ち込んで、ブリッジ完成。
因みにこんなフラットトップギターでブランコテールピースにしたりするとブリッジ部で弦の角度がつかないので、弦落ちを防ぐ為にブリッジの駒の溝切りは一寸深めが良い。

・テールピース

ボディ厚みとボディエンド部品の大きさが合ってないので、ボディエンド部品の加工が必要。
ボディエンド部の3つの山のうち、真ん中のもを切り取り、エンドピン用の穴を開け直す。
因みにボディの方も、ヘッド-ネック-ブリッジの延長線上にエンドピンがある訳じゃないので、この延長線上にエンドピンの穴を開け直す必要がある。
この位置決めの為に、一旦弦を軽めに張った方が確実。
弦は使い古しのでOK。

・ピックアップ

リアはDiMarzioのThe Chopper(→Soundhouse)
以前はSquireのDuo-Sonicに載せてたヤツ。
ダブルレールのシングルサイズハムで、なんでもできる系の音。
基本フラットで、ハイは出るけどトレブリーって程でもなく、一寸ローミッド厚めかな?ぐらい。
Duo-Sonicは同じDiMarzioのAir Classic(→Soundhouse)に載せ替えたので、それで余ってた。
ピックガードマウントにしてるんだけれど高さが足りず、高さ調整用のスプリングを入れることができなかった。
なのでベタ付けになってて高さを調整することができない。
けどそれで丁度の高さになったので、音的にはまあ問題無し。

なんかDiMarzioばっか使ってんなあ。
ホントウはどちらかというとSeymour Duncanの方が好きな筈なんだけれど。

フロントはGibsonのP-90。
Les Paul Classicに元々載ってたヤツで、コレも余ってたヤツ。
そのままでは当然載らないので、ピックガードの加工とボディのザグリの加工が必要。
また、高さがビミョウなので、12mmのMDFを下に貼り付けて、それに丸皿タッピングネジで取り付けている。
丸皿タッピングネジは、普通ではネジ専門店でも十分な長さのものを置いてないので、持ってなければ楽器パーツ屋とかでP-90用のボディ直マウント用のネジ(→Soundhouse)を買う必要がある。

・回路系

ボリューム1発。
ALPSのB500kΩで510pFハイパスコンデンサ。
ツマミが長過ぎたので、いい高さになるように削った。
ピックアップセレクタはオリジナルのまま。
弾く時に手元近辺にボリュームがあるのが厭なので、元々ボリュームがあったトコには何も載せず穴が空いたままで、ピックアップセレクタがあったトコのにボリュームを載せ、アウトプットジャックがあったトコにピックアップセレクタを載せている。
アウトプットジャックはというと、ボディの横に穴を開けて、普通のGibsonのLes Paulみたいに横出ししている。
SCUDのジャックプレート(→Soundhouse)に、大量に余ってるREANのジャック(→Soundhouse)
ピックガードには元々アルミテープでシールドしてあったが、安っぽいテープで気に入らなかったので全部剥がして、厚めのアルミ箔を両面テープで接着した。
キャビティに導電性塗料も塗ってシールドは完璧。

・ストラップ

ストラップは、ROTOSOUNDのめっちゃ安いナイロンのヤツ(→Soundhouse)
チープだけどなんか格好良い。

・弦

弦はElixirのNanowebの0.010か0.011のセット。
いい感じの金属感とアコースティック感が出る。


という感じで、セットアップしてアンプに繋いで弾いてみると、意外と悪くない音。
一寸Danelectroっぽさも残ってて、特徴的だけど普通に使いたくなるぐらいの音。
セミアコっぽいエアー感がありつつも金属弦らしさもあって、そしてペコペコしたチープさもあり、それらのバランスが素晴らしい。
歪ませると、シールドがガッツリ効いているとはいえP-90のハムノイズは乗るが、まあこのギターなら許せる。
ブランコテールピースが結構利いてる感じ。
フロントのP-90の音がゴン太なので、太くなり過ぎないように調整する必要がある。
見た目的にはMelody Makerっぽさが減ってしまったのは残念だけれども、ビザール感が増したので良し。
中途半端なダサさがより振り切ったダサさになった。それは良いことだ。振り切るって大事やね。
ネックがなんか太くて一寸弾き難いけど、コレはコレで使えるギター。
ネックが折れたりしても懐的にはそんなにダメージは無いし(パーツは回収するけど)、ガシガシ使っていけそう。

つうことで、改造する時に気を付けること:
  • ブリッジは替える必要が無い。やるならBadassタイプのブリッジに交換するのが楽。
  • ポン付けてピックアップを交換するなら、特にリアは背の高いピックアップを探すこと。
  • 木加工は地獄。木材が柔らか過ぎ、塗装が硬過ぎる。なるべく無加工が吉。
  • ペグ交換も覚悟が必要。背の高いものでなければポン付けできない。
  • ナット交換は、ブランクナットを買ってきて削り出した方がいい。
  • ノイズ対策としては、基本的には導電性塗料を塗るだけでOK。
  • チープを楽しむこと。
という感じで。

2019/06/28

Gibosn Les Paul Classic 2018を改造した話

Gibosn Les Paul Classic 2018。
結構前に買ってた。
Les Paul Classic 2018
Les Paul Classic 2018 posted by (C)Ludwig D. Omen
今までLes PaulとStratocasterは避けてたのだけれど。
どメジャーどころはなんかチョイ恥ずかしい感じがして。
一応、Fender Japanのミディアムスケールのストラトは持ってるけど、ミディアムスケールなんで、「これはどメジャーなストラトっぽいけど実際にはミディアムスケールのキワモノなんだ」と言い聞かせて、自分に買うことを許した。慥か中古だったと思う。
Les PaulはP.U.セレクタが、位置的にジャカジャカ弾いたときに手に当たって嫌だったが、近年少し腕を上げたらしく、あんまし当たらなくなってた。たまに当たるけど。
あとP.U.セレクタが他のコントロール部から離れているのもデンキ的になんか気に食わない。これは今でも気に食わない。

・基本スペック

Les Paul Classicの2018年版は、ボディのバック材に穴が空いてないタイプ。ノンウェイトリリーフ。
めっちゃ重い。多分5kgぐらいある。
これの所為で多分悪くしてた腰を更に悪化させ、治りも遅くなってるのだと思う。
腰が死んでる時期にこれを東京から大阪まで電車で運んだときは、私は今日死ぬのだ、今日腰痛で死ぬのだ、と思った。
だが穴が空いてないのがいいのだ。
穴の空いてるヤツも、音的にもハイミッドが立った甘太さがあったりしてソレはソレで悪くないのだけれど、というか寧ろ普通の感覚ではそっちの方がLes Paulらしいとも言えないではないのだけれど、でも空いてないヤツの方が私は好きなのだ。
色は黒が好かったが、黒じゃなくても後で黒く塗ればいいので、これは「元々黒の方が手間がかからなくていい」ぐらいの感じ。
まあGibsonの黒はなんか硬度が低い感じなんで、多分これは音にも影響していると思うが、まあ出音が良ければどっちでもよろしい。

ネックはスリムテーパー。
私は手が大きくないので、太いネックだと弾き難い。
太けりゃ削れるとはいえ、実際に清く正しく美しく削るのは素人には難しいし玄人にやってもらうのも高くつくので、現実的な選択肢としてはスリムテーパーのものを買うしかない。

サーキットは、要らんスイッチとか付いてない、昔ながらの2Vol. 2Tone。
昔は私もギターにシリーズ/パラレルスイッチとか付けてたりしてたけど、ボリュームにハイパスコンデンサを入れるようになってからはその辺のスイッチ類は使わなくなった。

P.U.は、どうせ交換するので何でもよかったが、P-90の見た目は格好良いと思う。
特にフロントのP-90の見た目は秀逸。

2019年版の「Les Paul Standard '60s」ってのが似たようなスペック。
あっちはトップ材が虎目でフルサイズのハムバッカーだけれど。
'60sが発表されたときには既にClassicを買ってしまっていたのだけれど、もし'60sが出ることが判っていたら'60sの方を買ってたかも知れない。


まあそんな感じで、一寸弄ってみましょうか、と。
やったこと:
  • ピックアップ交換、フロントをGibsonのミニハムに、リアをDLX PLUSに(DLX PLUSはマグネットも交換)
  • テールピースをアルミから亜鉛合金のものへ交換
  • ペグをGotohのマグナムロックトラッドに交換
  • バックにお絵描き
  • コントロール部総取っ替え、導電性塗料塗布
  • TOCOSのPotを使うためにザグリを更に掘る
  • 弦はいつもはElixirのNanowebを使っていたが、これはOptiwebにした
  • ストラップはLevy'sのコットンストラップ
という感じ。


・ピックアップ

P-90の音は、程良く太くてガッツとパワーがあって、それでいて繊細なこともできる。
特にフロントの音は結構気に入っていた。リアはそれ程でもないけど。
P-90は音がゴツいとはいえ、所詮シングルコイルなので、ハムノイズが乗る。
私の部屋は狭くてPCが直ぐ側にあったりサーキュレーターが回ってたりするので、ノイズがスゴい。
なのでハムバッカーに交換せざるを得ない・・・。
スタックタイプのP-90でも良かったのだけれど、多分フロントはザグリの深さが足りず好い高さに設定できない心配があったので、止めといた。

ピックアップのザグリ部にネジ切りしてある金属プレートがネジ止めしてあって、それにピックアップのネジを挿すようになってる。
カシコ美しい。
この金属プレート1枚でP-90にもMini Humbuckerにも対応している。
カシコ美しい。

・フロント

フロントはGibsonのMini Humbucker(→Soundhouse)に交換した。
実はリア用として売られていたものだけど。
リアをP-90からMini Humbuckerに交換してOKならそのまま使い、気に入らなければフロントに載せ替えようという算段で、リア用を買い、一旦リアに載せたのだけれど結局リアとしては気に入らず、フロントに載せることになった。
このMini Humbuckerの音はP-90よりパワー感が弱いし中低域のバイト感も弱い。
でも、ハイは結構伸びてるし音は軽めなんだけれど暴れるでもなく確っかりしている感じ。
音色的にハムはハムなんだけれど、なんかシングルっぽい感じもある。
Fender用のスタックタイプシングルの雰囲気があるが、アレよりはハムっぽいかな、ぐらいの感じ。
P-90は完全にシングルの音なんで、やっぱミニハムはハムなんだな、と思う。
併し私の好み的には、やっぱリアには普通のフルサイズハムぐらいのパワー感が欲しい。
つうことでリアからフロントに載せ替えてみたら好い感じだったので、そのままフロント用にした。
マグネットはAlNiCO IIだし音のパワー感からすると出力が低いのかと思うが、実際にはそんなには低くもなく、さりとて普通のフルサイズのものよりは大分低く、リアが普通のハムぐらいの出力だとミックスポジションで丁度いい感じにバランスが取れる。
普通のフルサイズのフロントだと、ミックスポジションでバランスを取ろうとすると、フロントの高さを結構下げてやらないと不可ないけれど、このミニハムならそんなに下げなくていい。

フロント用にする際、P.U.の足(ネジ通すところ)を曲げて、P.U.が弦と平行になるようにしたが、それでは一寸低音がブーミーになってMiniの良さが減る感じがしたので、曲げを戻して弦に対して角度がついたままの状態に戻した。
リア用とフロント用の違いは恐らくP.U.本体のエスカッションからの出具合の差だけのように思える。
この出具合は樹脂製のスペーサー(円筒状のもの)で調整されているので、スペーサーだけ買ってくればいい。M3用のでOK。
私は25mmのを買ってきて、半分にして12.5mmで丁度だった。
因みに元々のリア用のは測ってみたら9.6mm程度だった。

エスカッションはクリーム色だったけど黒(→Soundhouse)に交換した。

・リア

リアはP-90だとパワー的にちょい物足りないことがあったので、フルサイズのハムかソープバーサイズのハムのどちらかにしようかと。
フルサイズにしようとすると木加工を入れないと不可ないので、取り敢えずソープバーサイズので探す。
Mini Humbuckerもパワー不足でイマイチ気に入らなかったし。
色々迷って結局DiMarzioのDLX PLUS(→Soundhouse)に落ち着いた。
パラノイドなノイズ対策として、ピックアップカバーの内側に導電性塗料を塗って、銅テープでピックアップのベースプレートと繋いで通電させて、シールドしている。普通の人はここまでやる必要は無いと思われる。
因みに銅テープは寺岡製作所のヤツで、接着面も通電性がある、ちょい厚めのヤツ(→Amazon)。一寸ええヤツ。
音的にはhi-fi、出力ちょい高め、ワイドレンジ、ドンシャリ寄りのフラットで、バイト感が少なくスムース、という感じ。
歪ませると密度の濃い歪みになって、クリーンだとそこそこ分離感のあるよく通る音が出る。
1988年発売で30年前のピックアップだけど、「現代風」という感じの音。

でもあんまし気に入らなかったのでマグネットをセラミックからAlNiCo V(→Soundhouse)に交換した。
古臭い音の方が好きなのです。
マグネット交換時に極性を間違えて逆に付けてしまった。というか極性の方向が思ってたのと90°違ってた。
Fender系みたいにポールピース方向に極性が付いてると思ってたのだけれど、実際には2つのコイルの片方がS側でもう片方がN側、みたいな方向だったみたい。
音を出したときにフェイズアウトしてて間違っていることに気付いて、ネットで調べてみたら上のようなことだったんで、修正した。
まあ2つのコイルで逆巻き逆極性にしないと不可ないので、よく考えりゃそりゃそうだ。
AlNiCo Vになってハイの高いところは少し引っ込んでしまったが、ミッドが少しだけ厚くなって、スムースさが減ってバイト感が出るようになったように思う。

ポールピース高が両方のコイル共調節できるので、音色の調整の幅が広がるけれど、1本変えるだけで隣の弦にも影響したりして、割と収拾付かなくなり易い。
色々頑張って調整して、今では、100点ではないけれどまあOK、ぐらいの音になった。
でもやっぱフルサイズハムに交換すっかなあ・・・。
結局大抵のギターでは、特にリアは、なんやかんやで昔ながらのP.A.F.みたいなのが一番使い易かったりするんよな。

・ブリッジ

ブリッジはGotohのナッシュビルタイプのワイド版(→Soundhouse)
元のABR-1でもよかったのだけれど、アレは経年と共に針金のビビリが出てきたりするので、先に交換しておいた。
ポストは直接ネジを打ち込むタイプではなく、ブッシュを介するタイプ。
ネジ打ち込みの方が好きなんだけれど、そっちに交換するには木部の穴を一旦埋めないと不可ないので、そのままにしといた。
Gotohのブリッジのポストを通す所の穴径がミリサイズで、インチサイズのGibsonのABR-1より少し大きいので、ポストのネジ側がそのままだと結構ガサガサになってしまう。
然し何故かGotoh乃至Schaller製と思われるミリサイズのポスト部品だけ持ってたので(多分昔何かに買ったヤツの余り)、それを使った。
ポストとブリッジはブリッジ側にイモネジを打って固定している。
こうしとくと弦を全部外しても落ちないし、何かの拍子に弦高設定が変わってしまうこともない(弦高が変わったらネックが反ってるということが判る)。
イモネジで固定すると一寸だけ音にも影響があるが、音が良くなる訳ではない。

・テールピース

テールピースは元々アルミなんだけど、手持ちの亜鉛合金のモノに交換する。
ES-339に付いてたヤツ。ES-339はGotohのアルミの(→Soundhouse)に交換してある。
一寸硬くてゴリッとしたヘヴィーな音になった感じがするが、気の所為かも知れない。
一般的には、亜鉛の方がゴリッとするんだけど、今回はあんまし変わらんかった。
今は一旦アルミに戻してみてたところだけれど、でもやっぱなんか亜鉛の方が好い気がする・・・。

高さは一番下にベタ付け。高音弦側だけ少し上げてるぐらい。
他のGibson系のはいつも結構上に上げてるんだけど、色々試して結局ベタ付けが一番シックリ来た。
普通はテールピースを上げていくと丁度ギターと弦の相性でボディが鳴り出すポイントがあるので、そこから微調整して好みのサウンドに合わせて行ってるんだけど、このLes Paulでそれをやると、その鳴り出すポイントでは音がヌルくなり過ぎる感じがする。
よく忘れられ勝ちだけれども、ボディは鳴ればいいとうものではないのだ。
サスティンは長ければいいというものではないのだ。
加工精度が高ければいいというものでもないし、値段が高ければいいというものでもないし、「舶来品」や「日本製」や「ビンテージ物」ならいいというものでない。
なんならギターそれ自体のサウンドがそれ単体で良い音であればいいというものでもない。

因みにテールピースを一番下にベタ付けにした場合、特にこのギターでは、アルミでも亜鉛でも音はぶっちゃけ殆ど変わらん。
「なんか変わったような気がする」程度。
夜中、私の寝てる間に妖怪「テールピース交換しい」(枕返しのニュアンスで)が来てテールピースを交換して行ったとしても、気付かんと思う。
幾らかテールピースを上げてやると、アルミだの亜鉛だのの差が利いてくる感じ。
ブリッジとテールピースの間の弦をピックで鳴らしたときに、P.U.がその音をちゃんと拾うぐらいの高さにテールピースを設定してやると、アルミと亜鉛の違いが出てくる感じがする。

・ペグ

あとペグはGotohのマグナムロックトラッド(→Soundhouse)
ペグの裏から弦を留めるSperzel(→Soundhouse)方式。
トラッドじゃない方の無印マグナムロックだとストリングポスト側でロックするんだけど、これがすげーメンド臭い。トラッドより一寸安いけど。
弦をロックする為にペグをめっちゃ回さないと不可ないし、弦を外すときもマイナスドライバーかコインかそれに類する道具が要る。
弦交換が面倒臭いから(まあチューニング安定性の向上もあるけど)ロック式にしてるのに、その弦交換がメンドいってどういうことやねん、と。
トラッドだとそんなメンドっちさは無い。

本当はSperzelが好かったんだけれど、値段がGotohの方が安くてヒヨった。
あとGotohは無加工で取り付けられて、Sperzelのように(小さい穴を各ペグごとに2個開けなければならない程度の)加工のメンド臭さがない。そこでもヒヨった。
而も間違ってChromeメッキを買ってしまった。Nickelの方が黄色くて格好良いのに。
使ってみた感じ、大凡はSperzelと同等と言っていいと思う。
でもロックした時の安心感(弦がちゃんと食い付いてる感)とかチューニングのし易さとかギア比とか、微妙な部分はSperzelの方が好み。
ギアのバックラッシュとかはGotohの方が若干少ないっぽい。
まあそんな感じで、私的には、慣れもあると思うけど、Sperzelにしといた方がよかったかなと思う。

・お絵描き

裏はお絵描き。
Les Paul Classic 2018 back
Les Paul Classic 2018 back posted by (C)Ludwig D. Omen
まあギター買ったり先ずはお絵描きしますやん?
最初はラッピングフィルムをコレと同じような形に切り抜いて貼ってたんだけど、貼った場所が丁度私の使っているギタースタンドが当たるところで、擦れてすぐ剥がれてきた。
擦れて剥がれてるので、糊がベタついて鬱陶しいし。
じゃあもうペンキで塗ったれと。
A4の再剥離可の紙のラベルシールを切り抜いてマスクにして、その上からペンキを塗りたくる。
ラベルシールだとペンキのシンナーに反応して切り口が微妙に剥がれてしまうので、ホントウは余りよろしくないのだけれど、ラベルシールが余ってたので。
多分ゴツめのカッティングシートとかラッピングフィルムとかを使った方がいいと思われる。
ペンキはアサヒペンの油性ペンキだけど、アレはシンナーがラッカーじゃないのでボディ塗装を侵さず、食付きは完璧じゃない。
経年と共に剥がれてくるかも。
でもソレはソレで剥がれた感じが格好良いんじゃなかろうかと。

因みに実はコントロール部をイジってたときに、トリマーでザグリを掘ってたのだけど、ミスってボディー裏に回転中の刃が当たってしまい、ボディー裏に結構でかい傷が付いたのだけれど、その傷を誤魔化す為にこうなりました。
一応、元からお絵描きするつもりだったのだけど、傷を隠す為にデザインの幅が狭くなった。

・コントロール部

コントロール部も総替え。
Les Paul Control
Les Paul Control posted by (C)Ludwig D. Omen
元々のヤツ。
金属プレートにグランドが落ちてて、Potも載せるだけでカバーがグランドに落ちる。
配線が少なく済んでカシコ美しい。
コレが・・・
Les Paul Classic 2018 Control
Les Paul Classic 2018 Control posted by (C)Ludwig D. Omen
こうなった。

・Pot

CTS is shit.
買って割とすぐガリが出るようになりやがった。
マジか。まじで☆マジカ。
私は近年結構ボリュームイジるので、ガリはマジ勘弁して欲しい。
昔は演奏中は常にMax、音消すときだけ0にしてただけだったので、ガリが出ても気にならなかっただろうけど。
今は許すことができない。

なのでPotを信頼と実績のTOCOSのとかにしたいのだけれど、Les Paulはコントロール部の木が厚く、TOCOSとかの電子部品屋とかで普通に売られてる普通のパネルマウント用のPotだと首の長さが足りず、ポン付けで取り付けることができない。
このザグリ部を全部ブチ抜いて、Duesenbergみたいな感じで表側からセル版で「コントロール部カバー」みたいなのを作ってネジ止めして、それにPotを載せるか、とかも考えた。うむ、ソレはソレで一寸格好良さそう。
でもブチ抜くのはやっぱ怖いので、取り敢えずザグリのPotの部分だけ更に深く掘って木の厚みを減らしたらいいんじゃね?ってことなった。
マキタのトリマー(→Amazon)で慎重に掘り進み、Potの載るトコの厚みを調整する(このとき一瞬気を抜いてしまってボディ背面に傷を付けてしまった訳だ)。
導電性塗料を塗りたくってPotを配線&取り付け。
ピックアップのザグリとピックアップセレクタの所も導電性塗料を塗りたくって、それぞれグランドに落としてある。

基本的な配線はオリジナルと大体同じ。
配線材は適当な太さのシールド線。
Potは念願のTOCOSの通信機用、φ24mm。
ギターには明らかにオーバースペックだけど、諸々の耐久性能の次元が違うので、一度付ければ二度と交換する機会が訪れない。
ボリュームはA500kΩで510pFのハイパス、トーンはB500kΩで0.022uF。
ボリュームは今までBカーブを使い続けてきたけれど、コレは何故かボリュームを5にしたときの感じがBだと未だ音が強過ぎる感じがして、2-3ぐらいで今まで使っていた他のギターの5ぐらいの感じになる。
でもそこからもう少し絞りたいと思ったら急激に音が小さくなるので、いい感じのところに合わせるのが難しかったのだけれど、試しにAカーブにしたらそっちの方がシックリ来た。
なんでやろう。
ハイパスの容量もいつもと同じだし、Potの抵抗値もいつもと同じなのに。
いつも間違ってて、Bと思ってAカーブ買ってたとかか?
でもTOCOSのAとBじゃ値段も入手性も違うので判ると思うんだけど・・・。
或はP.U.の電気的特性が何か影響しているのか・・・。

あとオリジナルの金属プレートみたいに、Lラグ板を真ん中にネジ止めすると便利だと学んだ。

・フォンジャック等

写真には写ってないけど、フォンジャックはSwitchcraft(→Soundhouse)じゃなくてNeutrikの廉価ブランドのREANの(→Soundhouse)を使った。安いし。
つうか昔大量に買ったのが余ってるので。
他のギターもジャック修理やデンキ系入れ替えの度に順次REANに入れ替えていっているとこだけど、今のところ耐久性とかガリとかで問題は起こってはいない。
プラグ挿し込みの抜け難さも申し分無い。
今の所の評価としてはREANでもOKという感じ。

ピックアップセレクタはオリジナルのSwitchcraftのまま。
ここはSwitchcraftが気に入っている。

・弦

ギターがいっぱいあるので、ちょー長持ちでお馴染みのElixirを使わざるを得ない。
このLes Paulにはゲージは.010のスタンダードなセットで。
.009だとフニョフニョ過ぎてピッキングがし辛いし、質量が少な過ぎて重いボディをドライブし切らない。
.011だと音の密度が濃過ぎて余裕が無い感じになっちゃう。

因みに私のSGは.009のセットを合わしているし、ES-339は.011のセットを張っている。
ギターによって合うと感じられるゲージがバラバラであるので、常にメインどころの3種類を少なくとも1セットずつはストックしておかなければならない。

今までElixirのNanoweb(→Soundhouse)を使い続けてきて、なんか微妙に気に入らないところがありつつも、諸々の調整でなんとかこんなもんかというところに落ち着けてきたけれど。
Optiweb(→Soundhouse)もちょい前に出て、試してはみたけれど、パッとしなかった感じがある。
Nanowebが「ジャリ」っとした音だとするとOptiwebは「シャリ」っとした音。
Nanowebの方が芯があって強めの音の感じでよりhi-fiでローが意外と厚い。
Optiwebの方がローが弱めで音の腰は高めだけどハイの高い部分は控えめ。
NanowebからOptiwebに交換すると、場合によってはソリッドでも箱モノ感が出てるように感じるかも知れない。
NanowebがD'Addario(→Soundhouse)だとしたらOptiwebはErnie Ball(→Soundhouse)を軟弱にした感じ。
Optiwebで6弦開放を弾いたときのビヨーンとした鳴りはThomastikのInfeld(→Soundhouse)を思い出させないでもない。
両方、ミッドに厚みは無い感じだけどOptiwebの方がマシかな。あんま変わらんかな。
あと、Optiwebの方が弦のテンションが大分弱い。
ゲージを半分落としたぐらいの感じ。
この点もD'Addarioに対するErnie Ballを思い起こさせる。

でもこのLes PaulにはOptiwebの方が好かった。
強く弾いた時に弦がフレットに当たって鳴る金属音が、Nanowebのときはすっげー不快だった。
こんなにこの金属音が不快なギターは初めてだ。
生音は勿論のこと、P.U.越しにも一寸入る。
この不快な金属音がOptiwebだと大分マシになって、気にならなくなった。
またNanowebでは高音域の高い所で不快なビビリ音みたいなのがずっと鳴っているようなサウンドだったけれど、Optiwebはその部分の厭な周波数帯が余り出てない感じ。
あとNanowebだとフロントピックアップで低音弦を弾いたときのブーミー過ぎて、これを調整するのが難しかったいするけど、OptiwebだとローがNanoweb程強くないので大分マシ。

つうことで、Optiwebの0.010のスタンダードなセットを張っている。

・ストラップ

ストラップは今までGibsonのナイロンの安いヤツ(→Soundhouse)を愛用していたのだけれど。
持ってるギターの半分ぐらいはコレ。
長さとか構造とか滑りとか色とか見た目の質感とか、アレが丁度好かったのです。
短くしても長くしても、アジャスターが肩に当たらない丁度良さ。
Oカンがボディエンド側で、ヘッド側は固定なので、Oカンがボディに当たってカンカンいわない丁度良さ。

でも阿呆みたいに重いLes Paulだと、ナイロンのは滑りが良過ぎて逆に安定しない。
一寸肩に食い込むし。
裸で弾いてると肩の食い込んでる所がシュッと擦れて痛い。
つうことで、コットン。ゴツくて幅広なコットンのヤツ。
昔買ったFenderのコットンのストラップが、今でも使ってていい感じなんだけど、クリーム色なんよね。Fenderやし。
新しいの買おうにももう廃盤やし。
なので、Levy'sのコットンストラップMSSC8(→Soundhouse)の黒を買った。
レザーストラップでお馴染みのLevy'sだけど、コットンのもあったのね。
滑らない具合とかも好い感じで、感じる重さも一寸マシになって、見た目もイカスし気に入って使っている。
これはよいものだ。

2018/03/11

Cyclopedic Tonebender Mk.II

Tonebender Mk.II系のFuzzを只管作り続けて、色々と機能追加とかしたりもしてきたけれど。
そろそろネタも尽きてきた頃合いだし、今までの実験結果を活かし、現在のところの決定版を作りたい。
つうことで、回路図。
結局基本の回路に戻った感じになったけれども。
結局はオリジナルが好いってことか。
然し乍ら、昨今巷間に蔓延るMk.II系のサウンドをコレ一台で大体は網羅することができると自負しております。

Cycropedic Tonebender Mk.II Schimatic
Cycropedic Tonebender Mk.II Schimatic posted by (C)Ludwig D. Omen

・追加機能
Fuzz: VR1
初段バッファ部のエミッタ抵抗のコレクタ抵抗との比を調節して、その後ろに伝える信号の大きさを調節するトコロ。
絞るとメロウになり、上げるとバリバリ鳴る。

Formant: VR2
2段目のエミッタ抵抗。
絞るとゲート感のあるゴリゴリしたファズらしい歪みになり、上げるとオープン感のある音になってブースター的に使うのに好い感じになる。

R5とR8のTrimは、VR2のFormantを絞り切って他のVRを真ん中辺りに設定して、そのときゲートが掛かって音がブチブチになるぐらいに設定する。
そうすると良い感じにFormantでゲート感とオープン感を調節できるようになる。
最初にR5を真ん中辺りに設定してから調節していくと楽。

Thickness: SW1
ONの場合、歪みの帯域が広がって太め厚めの歪みになる。
音が太過ぎる場合はこれをOFFにすると帯域が狭まり、低音が削れ、細めで軽くてガリガリした歪みになる。

つうことで、表に出てるPotが4つとSWが1つで大体のTonbender Mk.II系の音が出せる。
因みに私は初段バッファをショートカットするSWを付けてFuzz Face風にもなるようにしているけれど。

・部品について
トランジスタはシリコンNPNなら型番は大体何でもいい。
型番が変われば音はまあ変わるけれど、その変化は音の性質の根幹に係わるという程のものでもない。
ftがすげー遅いと高音が削れる感がある気がする。
NFが悪いとホワイトノイズが大きくなる気がする。
同じ型番でもhfeの違いで動作ポイントが変わって音も多少変わるけれど、Trim調節で殆ど吸収されるしそんなには気にしなくていい。
つうことで、ヴィンテージトランジスタとかで物語性や見た目にとことん拘ってもいいし、ローノイズ品を攻めてもいいし、2SC2655みたいな一寸したパワー用なんかを使っても格好良くていい。
大体ちゃんと動く。
因みに私は今は3つ共2SC2362を載せている。なんとなく。
ソケットにしておけば色々差し替えられて楽しい。

コンデンサも積セラでいいし、抵抗は炭素皮膜で十分。別にWIMAでもいいし金皮でもいいけど、恩恵は特には無い。
コンデンサを変えると音もめっちゃびみょーには変わるけど、オーディオ製品でもなし、Fuzzなんだし、どちらがいいと言える程の変化でもないし、オーディオ用コンデンサでも使えば何かがHi-Fiになったりする訳でもない。
その辺、好きにすればよし。

PotとTrimは、耐久性の観点からTOCOSのとか一寸良いものを使うことをお勧めするが、音にはほぼ影響しない。

C6とC7は無くても普通は問題無い。
C3の後ろからC5の後ろまでをショートカットするとFuzz Face系の回路になる。

・音について
強めにクランチさせたアンプに挿して、クリーミーにギラつくクリーンから飽和感と毛羽立ちとが混ざったブリブリの美味しいFuzzサウンドまで、ギターのVolumeだけで行ったり来たりすることができる、というところを目指して作った。

普通のTonebenderだと歪み過ぎたり歪まなさ過ぎたり、或はオープン過ぎたりナロー過ぎたり、またはスイートスポットがめっさ狭かったりして、ギターとアンプを選ぶ。
然しFuzzとFormantの設定でその辺は結構解消できた。
この設定を表に出してるだけで大分融通が利くようになっている。
まあ融通の利かないFuzzも或瞬間だけ輝く「専用機」っぽくて愛着が湧いたりしないでもないが、やっぱ使えるものが欲しいですやん?

まあそんな感じで。
これでひとまず「私のTonebender」は完成した、ということにしよう。
結局単にエミッタ抵抗の設定を表に出しただけやん、ちゅう話ですけど。
思えば遠回りしたものだ。
つうか今まで要らん機能ばっか増やしてたので、ほぼ遠回りしかしてない。

2017/08/26

ボリュームペダルの音漏れ&音痩せ問題:完結編

ボリュームペダルの音漏れ&音痩せ問題。
ボリューム最大時に音痩せしたり最小時に音漏れしたりするのは、可変抵抗器の回転角度に対してペダル操作に因る回転角度が小さ過ぎるというのが大きな要因となっている。
なので回転角の差の分だけ可変抵抗器の抵抗体の上に導電塗料を塗って、可変抵抗器の回転に因って抵抗値が変化する角度を狭めてしまおう、という計画。

Potentiometer01
Potentiometer01 posted by (C)Ludwig D. Omen

ラッカー塗装の上に塗れる銅版Noise Hell(導電性塗料)では塗装が抵抗体の上にちゃんと乗らなかった。
一応塗れるけど、乾燥すると割と簡単に剥がせるぐらい食い付きが弱い。
なので取り敢えず、ウレタン塗装の上にも塗れると謂うカーボン版のNoise Hellを買ってきた。

カーボン版Noise Hellは塗装の食い付きは銅版よりマシだけれど、抵抗値は大きくなる。
カーボン版を可変抵抗の抵抗体の上に塗布してみると、一応食い付いたが塗面はそんなには強くなさそう。
塗面の強度は銅版に劣っている。
抵抗もまあまああるので、その上に銅版Noise Hellを塗ってみた。
然し塗装が乾いてからゴリゴリ擦ってみたら銅と一緒に下のカーボンごと剥がれてきた。
取り敢えずカーボンのみで続けてみることにする。

カーボン塗料乾燥後、塗面を削って平らにしたのだが、なんか後々削れてきそうな雰囲気。
塗面が脆い。
取り敢えず接点グリスでも注そうと思ったが見つからず、代わりに接点復活剤があったので注してみたら見事にカーボンが侵食された。
しょうがないので一旦塗装を全部剥がして接点復活剤を拭き上げる。
また最初からやり直し。

ううむ。
どうすっかな。
他の導電性塗料とか導電性接着剤とか色々探してみたが、入手が簡単で買える値段で使えそうなヤツ、となると他に無いんよね。
導電性接着剤でガッツリ固まるヤツがあれば、銅箔を貼り付けてもいい訳だし。
或はエポキシ樹脂に金属粉を混ぜ込んだら食い付きも強度もそれなりに出るんじゃね?とか考えたが、素人作業で十分な導電性を確保できるか不安だしなんか一寸面倒臭そうだしな。
一応、導電性エポキシ接着剤みたいなの売ってるみたいだけれど、めっさ高い。

抵抗体の表面を紙ヤスリで傷付けて銅版Noise Hellを食いつかせてみる作戦。
塗る部分を#360の紙ヤスリで擦って、ラッカーシンナーで薄めた(あんまり溶けないけど)Noise Hellを一旦薄塗りしてから薄めないNoise Hellを塗り重ねる。
そうすると、まあまあ食い付いた。
強くはないけれど、今までで一番マシ。
塗面を削って平らにして取り敢えず完成。
500kΩの可変抵抗器を使ったので、完成すると300kΩぐらいになった。

Potentiometer02
Potentiometer02 posted by (C)Ludwig D. Omen

FV-30Hに組み込んで使ってみると、ちゃんと思った通りに動いた。
踏み込むと数Ω程度の残留抵抗になって、絞るり切るとFuzzをONにしててもちゃんと音が切れる。
成功。
コレはコレで、なんだけれど、やっぱなんか耐久性に不安が無いではないので、Noise Hellは使わず、結局B1MΩの可変抵抗の2-3pinを1MΩの抵抗器で繋いだ疑似C500kΩのを使ってる・・・。
音量最大側に合わせてるので最小側では音が絞り切れないのだけれど、良い感じの小ささになるのでまあいいんじゃね?ってことで。
因みにもっとキツいCカーブが欲しければB2MΩの可変抵抗器と680kΩの抵抗器にすればよし。な筈。

まあそんな感じで。

2017/06/01

基板を自作したい

部屋の片付けが一段落し、或友人との約束の為にFuzzを(私好みの音で)作成した。
そのことが切掛となり、最近またLTSpice片手にFuzzのことをアレコレ考えている。
現在ガラエポ両面スルーホールのユニバーサル基板で全部作っているのだけれど、やっぱちゃんとした基板を作りたい。
例えば基板への配線はコネクタでしたいのだけれど、2.54mmピッチ用のコネクタはデカくて使い辛いので、ちっさいコネクタを使おうとするとユニバーサル基板ではダメだったり。
或は何か問題が起こったときにユニバーサル基板の配線だと問題箇所の特定に時間か掛かるし。
見た目が汚いし。嫌いじゃないけど。

CNCフライス盤で削って作るってのがお手軽そうだけれど、マトモなヤツを買おうとするとすげー高いし、ヤバそうな安物でも数万円ぐらいはする。
エッチングで銅を溶かす方法だと初期投資は安くつきそう。
そのときエッチングのレジストの作り方をどうするかという問題がある。

マッキーで生基板にゴリゴリ書いていくのが一番安くつくし、Fuzz程度なら別にそれでも作れそうだけど、できればもうちょいマトモなやり方でやりたい。
気を付けないとマッキーがエッチング液で溶けてパターンが潰れるし。

サンハヤトの感光基板を使えばキレイに仕上がりそう。
インクジェットプリンタと紫外線光源と消耗品としてパターンをプリントするシートと現像液が必要。
インクジェットプリンタはあるし、紫外線の光源は1,5000円弱の既製品を買うかUV-LEDで自作するか、或は太陽光かという感じ。
現像液とかはまあ安いモンかと。
感光基板は生基板(サンハヤトの場合だけど)と比べてそんなには値段変わらなくて良いのだけれど、使用期限がある。
まあ多分、仕様を見る限りでは2年ぐらいはイケると思うけど・・・。保証は製造後1年。

或はレーザープリンタのトナー熱転写をやるか。
トナーをエッチングのレジストとして使う訳ですな。
コレは一度実際に試したことあるけど、結構ムズい。
一応やり直しが効く。なのでそのときは何度かやり直した。
然し、ランニングコスト的には多分コレがマッキーの次に安くつく。
成功すれば結構キレイに仕上がるし。
レーザープリンタが家に無いので買う必要があるけど。
10,000円程度。
ううむ。
まあ家のインクジェットプリンタも殆ど使っておらず、印刷の必要がある度にインクを買ってる気がするので、これを機にレーザープリンタにしてしまってもいいのだけれど・・・。

つうことで、どうすっかな。

2017/01/30

Big Muff Russian 改

Big Muffを作る。
Russianベースで。


トランジスタはお馴染み東芝2SC1815。
特に拘りも無く。
C1815は定番品ながらとっくの昔に生産終了してはいるのだけれど、それを生産していた東芝が半導体事業を売却するのどうのという話なので、なんとなしに感慨深いような気のしないでもない。

一応入口と出口にそれぞれBLとGRクラスを使って一寸シャリ感多めになってるかと。他はY。
まあBig Muffはトランジスタを換えてもそんなに大きく音が変化する感じでもなし。

基盤を大きく使った余裕のある設計・・・。
基本的に私は部品を詰め込むのが好きなんだけれど、考えんのが面倒臭かったので。
久し振りに何も刺さってない穴が多いユニバーサル基板を見た気がする。

特には面白い機能は無い。
付加機能としては、ミニスイッチで2段目をバイパスしてチープなFuzz音も作れるようにしたことと、ダイオードクリッピングをシリコンとLEDで切り替えられるようにした。
2段めをバイパスするともう少し時代を遡った古臭いFuzz音になる。
ダイオード切り替えは、クリッピングダイオード無しだとゴリゴリした音になってそれはそれで面白いんだけれど、そこにLEDを付けて少し鈍らせてる感じ。
因みにLEDは外せるようになっている。
シリコンだとよりディストーションっぽい。

配線は、今回から0.3sqのリボンケーブルを多用している。
配線がゴチャゴチャし難くなって良し。
バラ線を撚るよりはノイズ的にも良さげ。
その他Input/Output部分はシールド線。
あと魂の1点アース・・・にしようとして少なくとも1ヶ所かミスってるけど。

まあそんな感じで。
出音は普通のBig Muff。
正直比較対象無しでロシアンとか言われても多分判らん。
昔作った現行バージョンと比較してみると、まあなんとなくロシアンマフっぽい、という程度。
但、結構ノイズレスに仕上がっているので、昔から比べて腕を上げたなあ、と。

2016/10/24

Shin-ei FY-2

Fuzzを作る。
ブリブリ系。
基本的にはShin-ei FY-2のほぼ完コピで。

FY-2はあんましメジャーなFuzzではないように思う。
Shin-eiのFuzzには他にFY-6ってのがあるけれど、これは殆ど同じ回路でUnivoxに「Super Fuzz」としてOEM供給されていたらしい。
Univox Super Fuzzと言えばBig MuffとかFuzz Face程ではないけど割とメジャーなFuzzかと。
FY-2はそのFY-6と似たような系統の音で、ブリブリのゴリゴリで、倍音は出てるけどキンキンしない、分厚くて潰れている感じ。
FY-2はFY-6に比べて少し音圧が薄めで不安定で、より潰れ易く、然し少しオーガニックな気がする。
ぶっちゃけ普通に使うならFY-6系の方が使い易いのだけれど、まあFY-2もコレはコレで。
まあ使い易さで言うならFY-6もタイガイ使い難いし。Big Muffとかの方が余っ程使い易い。
Fuzzって使い難い方が面白い・・・のだけれど、実際使用頻度の高いのはBig MuffとかTonebender mk.IIとかの安定してて使い易いヤツなんよな。

まあFY-2はFY-6と比べて回路の部品点数が大分少ないので作るのが楽。
FY-6とかBig Muffぐらいの部品点数になると実装図を考えるのが面倒臭くなってくる。
KiCADのお陰でノートに手書きしてた頃に比べて少しは楽にはなったのだけど、それでもやっぱ面倒臭い。
私は部品の密度を上げるのが好きなのだけれど、その所為で実装図を考えるのが面倒臭いのだ。
部品を詰め込まず基盤を大きく使えば実装図を考えるのも楽なのに、それをするのがなんか厭なのだ・・・。

Big Muffとかなら或程度安く手に入るので、普通に買った方がと思わないでもない。
でもまあ自分でアレコレ考えて手を加えて作ると、自分だけのサウンドの秘密を基板上に潜ませているかのようなような気分になって楽しいけど。

FY-2のそのまんまの回路だと、主にハムバッカーを使ってる私にとっては音が潰れ始めるレベルが低過ぎるように思える。
なので初段のエミッタとグランドの間に半固定抵抗を入れて増幅率をチョロマカしている。
あと基本的に歪んだアンプに入れるので、定数イジってちょいハイを強めにしてる。
トランジスタは使いさしの1815。特に拘りは無い。
Tonebenderとかみたいにトランジスタを替えて遊ぶ感じでもないんよな。

まあそんな感じで。

2016/08/14

Axis Fuzz

Fuzzばっか作ってる。
Face系とかTone Bender mk.II系とかの、あの系列のヤツが多い。
無駄に高級オーディオパーツとか使ってみたり、定数を変えてみたり、トランジスタを挿し替えて遊んだり、或は別の機能を付け加えてみたり。

Axis FuzzはRoger Mayerのを持っているので今まで作ってこなかったのだけれど、Roger Mayerのは割とジャジャ馬で使いドコロが限られるので、自分好みのものを作ろうと。
Roger Mayerのを改造してもいいんだけれど、なんかビミョウに勿体無い気がするし。高いから。

Axis Fuzzは昔から結構使ってたのです。
ミッドレンジジャンキーだった頃にトレブルブースターみたいに使ってたり。
潰れる手前ぐらいで止めてオーバードライブに突っ込んでバイト感を出したり。
ギターのボリューム絞ってシャリシャリ感を出すのに使ったり。
単体で音を作るというよりは他のモノにちょい足しで使う感じが多かった。
でも最近あんまし使ってなかった。
音の好みの変化もあるけれど、ギター側にハイパス入れるようになったりノイズを嫌うようになったり、或はTone Bender mk.II系をメインで使うようになったりした所為。

然しやっぱAxis Fuzzのゴリゴリ感は気持ち良い。
但そのままだとノイズが多いのとセッティングがシビアなのとすぐキンキンするのでアンプ側でハイの強い音作りがし難いってのが問題。
じゃあ今のギターやアンプの設定に合うAxis Fuzzを作ってしまおうと。

トランジスタを2SC2655と2SA1020のOランク品で。
パワー用だけど、Fuzzで使うのが気に入っている。
なんか大人しくなる感じ。
出力部で0.018uFのコンデンサでGNDに落としてギャリギャリとした高音を円やかにしたり。
しつこいぐらいにノイズ対策をしたり。
あのテこのテでAxis感を損なわずに大人しくさせる方向で弄ってみて、結構使い易い感じにできたかと。
でもなんか結局出来上がったものは一寸Tone Bender mk.IIっぽさがある。
やっぱ私はTone Bender mk.IIが好きなんですな。

2016/05/15

LTspiceとKiCADを使いはじめる

ギターの自作エフェクターはユニバーサル基板で作る派。
ネットから回路図を拾ってきたりして、それをアレコレ弄って作る。
今までエフェクターの回路図や実装図面は方眼ノートに手描きで描いてた。
まあ基本的に歪み系とかばかりでそんなに複雑なものは作らないので、それで事足りるっちゃあ事足りる。
あとノートだと一覧性が高いので、色々描いてみて比較したりとかし易い。
でもやっぱ時代はITでデジタルでマルチメディアですやん?ナウなヤングですやん?
やっぱソフトウェアを使って設計しないと、できることの上限が低いところに留まってしまう。
つうことでLTspiceとKiCAD使って遊ぶ。

LTspiceを使うと今まで怖くてできなかった大胆な改造とかが簡単に試せるのが良い。
実際にモノを作らずに、或はオシロとか用意せずに、動作中の内部の電流だとか電圧だとかが分かるので、どこの何をどうすればいいのかということのアタリを付け易い。
楽しくなって色々弄ってたら一日経っている・・・。

LTspiceで回路図が描けたらKiCADで実装図面を描く。
LTspiceの回路図の基板に載せる分だけをKiCADの
今までの手描きだと、回路図を見ながら部品を入力側から順番に置いていったりするのだけれど、それだと少し手直しをするだけで結構ガッサリ描き直さないといけなかったりして、結局少し面積効率の劣る配置図になってしまったりしていた。
KiCADなら今まで思い付かなかったような意外な配置ができたり。
ユニバーサル基板で使うにはライブラリがイマイチだったり、回路図の部品の大きさが揃ってなかったり、色々痒い所に手が届かない感じがするけど、まあガマンすれば使えるレベル。
部品点数20点程度までの複雑さなら手描きの方が早いかも。

つうことで、エフェクターを色々作ったり作らなかったりしている。

2016/03/14

VOX ice 9をTrue Bypass化

ちょい前にVOXのオーバードライブ、ice 9を中古で買った。
安かったんで。

Joe Satrianiモデルらしい。
確かに音はSatrianiと言われればそうかも、と思わなくもない。
まあ別にSatriani系の人でなくても結構普通に使える普通のオーバードライブ。

ミッド厚め系オーバードライブ。
結構ローゲインの設定でも或程度飽和感があるけど潰れる感じは無く、ピッキングのコントロールにもそこそこ付いて来る。
あと意外とゴリッとした歪みで私好み。パワー感がある。
少しベタベタした感じがあって、AC30風の雰囲気がある。
ノイズは普通ぐらいかね。
多くはないけれどノイズレスという感じでもない。

ミニスイッチでvintageとmodernモードを切り替えられるけど、内部的にはクリッピングダイオードの切り替えで、シリコン1:1とシリコンx2並列:シリコンx1+ゲルマニウムx1並列が切り替わる。

moreスイッチは、踏むとゲインがめっちゃ増えるので私には一寸使い難い。
但し、moreスイッチはメインスイッチのON/OFFとは独立していて、例えばmoreを先に踏んどいてからONにするということもできるのはまあ便利か。


つうことで、まあまあ気に入ったのでTrue Bypass化したろうかと。
バイパス時の音痩せとかほぼ無いと言っていいのだけれど、私は最近True Bypass教の狂信者となっているので。

エフェクトは常時ONで信号の道筋だけスイッチで変える作戦。

元々のスイッチはモメンタリONのスイッチで、信号をフリップフロップIC(4013)で受けている。
表面実装なのでジュンフロン線でジャンパーして、エフェクトON/OFF側のQをVDDに(pin1-14)、notQをVSSに(pin2-7)接続。
エフェクトON固定にする。
エフェクトスイッチの基板をベキッと折って、moreスイッチはそのままでエフェクトスイッチを3PDTのお馴染みのフットスイッチに載せ替える。

IN/OUTジャックのtipピンをぶっこ抜いて加工して、エフェクトOFF時に基板を通らないようにスイッチに配線。
ピンを抜くのに半田ゴテの熱量が足りなくて一瞬焦る。けど私の半田ゴテはボタン一つで130Wになるのだった!

エフェクトON/OFFインジケートのLEDを基板の逆側に付け直して(単に切るだけでもいいと思う)、新しいLED(と抵抗)を取り付けてスイッチ-電源に配線する。
筐体表面から基板表面までが12-3mm程度なので、電子部品屋で売ってるLEDソケットでも工夫すればギリギリ取り付けられる。

これでOK。

まあそんな感じで。

2016/02/20

Trackball Explorerの後継としてDEFT、成るか成らざるか

私は、昔マイクロソフトのTrackball Explorerを使っていてその完成度の高さからトラックボール道へと足を踏み入れた者のうちの一人である。
でも使っているうちに、トラックボールのボールを支持する部分が、最近のトラックボールは大体人工ルビーを使っていて耐久性はあるんだけれど、Trackball Explorerは耐久性の劣る素材(ステンレスだったっけ)だったので、その支持する部品が摩耗してボールが回らなくなってしまった。
今なら修理して使うんだけれど、当時は私も若く、知識も技術も思慮も欠けていたのでしばらく放置後捨ててしまった。なんてこった。
私のTrackball Explorerが壊れてしまったときには既にTrackball Explorerの生産が終了していたと思うのだけれど、似たようなトラックボールがあるだろう、今なくてもそのうち誰かが作るだろうと高を括っていたのだ。
それが全ての誤りの始まりだった訳だ。

それからずっと、トラックボール荒野を歩かされる羽目になってしまった。

かなりの種類のトラックボールを買ってきたのだが、その全てがどこかが不足していた。
Logicoolの歴代のトラックボールは、ボタン等の耐久性はイマイチだが、使用感は満足ではないにしろまあ問題無いレベルというものは多かった。
壊れたら買い換えるという感じ。
でもなんでか全部無線になってしまった・・・。
無線はマジで嫌いなんだよおおおおぉぉぉぉぉっ!
電池要るし。机の上が散らかっているだけで電波悪くなって反応が悪くなったりするし。
Kensingtonのトラックボールは素晴らしいデバイスなのだけれど、ドライバが少しイモい。
一寸特殊なことをしようとするとすぐ挙動がおかしくなる感じ。
あとSlimbladeを買った時に初期型を掴んでしまった所為でボタンの同時押しができなかったりして死ぬ程悔しい思いをした。
Elecomやサンワサプライは、ヨドバシとかで触ってみて少しもピンと来なかったので買ってみようとか思いもしなかった。
・・・のだけれど、最近になってElecomがトラックボールに力を入れてきた!

先ずElecomのLogicool M570型トラックボール。
私の買ったのは「握りの極み」期のもので、小指のボタンの機能が減速に固定されていて変更できないヤツ。
因みに現在のモデルでは小指ボタンに他の機能を割り当てることができるらしいけど。
操作感に関しては、LogicoolのM570と似たようなもので機能が多少アップた感じ。
有線モデルもあるし、ホイールはチルト可だし。減速ボタンは使ったこと無いけど。
但、握った感じは手のデカイ人用という感じで私にはM570の方が良かったし、あとセンサーに死ぬ程ゴミが溜まる。
あと私、親指操作ってあんま好きじゃないんよね。

で、またその後Elecomから新しいのが出た。
DEFT(→Amazon)(→Elecom)。M-DT2DRBK。
Trackball Explorerに近い仕様のものがやっと出てきた!
Trackball ExplorerとLogicoolのTrackmanの間ぐらいか。
ボタンもイッパイ付いているし、人差し指操作だし、有線モデルがあるし。
あとElecomのドライバソフトウェアのマウスアシスタントは意外と高機能だし安定性も高い。
ボールはもう少し大きい方が好かったけれど。
ボディの高さももう少し低い方が好かった。Elecomはなんか手のでかい人用やね。
まあでもコレですわ。コレを待っとったんですわ。
でもさあ。
でもさあ!
DEFT本体からめっちゃモスキートノイズが出てるうううぅぅぅぅぅぅwwwWWWRRRRYYYYYY!
8-10kHz辺りと倍音で15-20kHz辺りかね。
リンパ腺が腐る。
マジですっげーうるさい。
マジかよ勘弁してくれよ。
鳴くなら可聴域外でお願いします。

ということで結局他のトラックボールを使うことに。

今有る中ではM570が一番マシかと思ったのだが、そういや中クリックとホイールが壊れてた筈。
ということで、中を開けてみたら(ネジがトルクスのT6)、中クリックの辺りに毛が挟まっていた。
ホイールはレーザー式のロータリーエンコーダになっているので、毛がレーザー光を遮ったり遮らなかったりしてたみたい。
毛を取り除いたら使えたので、しばらくM570に戻ってた。

でもやっぱDEFTを使いたいと思い直し、DEFTの中を開けて、鳴いてる所を探してみる。

最初はセンサユニットを疑った。
センサが反応しているときにモスキート音が鳴るからだ。
センサユニットの蓋を開けてユニット本体を慎重に触ってみるも余り音に変化は無さげ。
でもこのタイプのセンサが鳴くってあんま聞いたこと無いなあ。
一応、センサ本体の周りをエポキシ樹脂で固めてみたけど変化無し。

因みにセンサユニットの基板は「握りの極み」と同じだったので交換してみたけど全く変化無し。
センサユニットの個体差とかではなさそうだ。

次にセンサユニットが乗っている基板のコンデンサ。
これも触ってみたけど音に変化無しなのでまあ違うだろうと。

じゃあどこやねん・・・。
DEFTのメイン基板を触ってみると、音が微妙に変化した!
メイン基板の方か!
ということで、メイン基板をボディから取り外した状態で電源を入れてみると、何故か音が小さくなる・・・。
色々いじっているうちに、どうやらメイン基板とボディが共振してデカい音になってるっぽい、ということが判る。
まあここまで判れば、あとは基板上のどの部品が鳴いてるか判ればいい。
竹ピンセットで部品を1つずつ押さえていくと、コンデンサのC21に触れた時に音が大きくなり、他の部品に触れたときは基板本体を押さえた時と同じような感じで音が小さくなる。
Elecom DEFT コンデンサ鳴き修理01
Elecom DEFT コンデンサ鳴き修理01 posted by (C)Ludwig D. Omen
つまりC21を押さえると振動しているC21が基板により密着して音が大きくなり、それ以外の場合は竹ピンセットで振動が抑制されて音が小さくなる訳ですな。

C21の振動が基板へ伝わるのを軽減するか或は基板の振動がボディへ伝わるのを軽減するかすれば、モスキート音は大分マシになる筈。
まず基板のボディへの振動伝達を止める方法を考えたけれど、少し接触しているだけで共振が起こるので断念した。
次にC21の振動を基板へ伝わらないように考える。
C21をでかいスルーホール用のコンデンサへ交換するのが一番早いんだけれど、それにはC21の容量がある程度でも判らないと。
でもLCRメーターとか持ってないしな。
つうことで、C21を壊さないように取り外し、リード線で下駄を履かして基板から浮かしつつ再度ハンダ付けする作戦。
C21を浮かせてしまって基板への振動伝達を軽減する訳ですな。
C21は結構でかくて容量ありそうやし、リード線のキャパシタンスやらリアクタンスやらはあんま考えなくてよさげ。多分。
でもチップ部品を壊さないように外すの結構ムズいんよな・・・。
Elecom DEFT コンデンサ鳴き修理02
Elecom DEFT コンデンサ鳴き修理02 posted by (C)Ludwig D. Omen
普段使ってる半田ゴテはコテ先を斜めカットの幅広タイプに交換していて、それだとスルーホール実装部品には便利だんだけど表面実装のチップ部品には熱の伝達が早過ぎるしコテ先がデカくて要らんトコに当ってしまいそう。
なので、20Wの古い半田ゴテでコテ先の細いのがあるので、そいつを数年振りに引っ張り出してきて使う。
ハンダをハンダ吸い取り線で或程度吸ってからコテ先で押してグラグラさせて取る。
多分壊れてないと思うけど・・・。
取れたコンデンサにリード線をハンダ付けしたらリード線を基板にハンダ付けする。
Elecom DEFT コンデンサ鳴き修理03
Elecom DEFT コンデンサ鳴き修理03 posted by (C)Ludwig D. Omen
オウケイ、完成。
これで基板を組み込んで電源入れてみたら音がめっちゃ小さくなってる!
一寸鳴ってはいるけれども、大分マシにはなった。
Elecom DEFT コンデンサ鳴き修理04
Elecom DEFT コンデンサ鳴き修理04 posted by (C)Ludwig D. Omen
ボディの中身に吸音材としてティッシュでも詰め込んどけば更に良くなるだろう。

つうことで、Trackball Explorerの感動(の一部)をやっと取り戻せた。
だが素直にElecom有り難うとは言い辛い!

やっぱMicrosoftがTrackball Explorerの後継機を出して呉れるのが一番良いのだろう。

2016/02/07

3 in 1のバッファを作る

取り敢えず、放置していたギター用のバッファを作ってしまう。
ネットに落ちてる回路図引っ張ってきて、適当に弄ったり弄らなかったりしたり。
LTSpiceとか使って色々試してみたんだけれど、結局大して手を加えるでもなく。

5種類ぐらい実際に作ってみて、イケてる順に3つをタカチのケースに入れてロータリースイッチで切り替えられるようにした。
ユニバーサル基板て作ってるんだけど、抵抗とかを立てて実装すれば大分小さく作れる。
トランジスタ1石系なら7x9穴の基板で作ってでかめのコンデンサ乗っけてもまだ余るぐらい。

ロータリースイッチは4接点3回路で、一つはスルーにする。
他はJ-FET1石、MOS-FET1石、OPアンプ負帰還の3種類。
J-FETには昔買って余ってた、今や貴重品であるところの2SK30Aを使う。勿体無え。
他に余りのJ-FETが有ると思ってたので部品買いに行ったときに買い足さなかったのだけれど、家に2SK30Aしかなかった。
MOS-FETはBS170。
Super Hard Onの回路のダイオード抜きのゲイン調整抜き版みたいなヤツ。
OPアンプはTL071。
回路的には何も考えないド直球なヤツで。
他のICも色々試してみたけどTL071が一番シックリ来た。
つうかデュアルOPアンプ用のパターンにしとけばもっと色々試せたか。

繋いでも音が全く変わらないというのが理想ではあるのだけれど、やっぱどうしても少しは変わってしまうね。
まあ実装やら部品や定数の選択やらが素人仕事ってのもあるんだろうけれど。
全体的に扱い易いサウンドにはなるんだけれど、スルーの方がローが膨らんでて深みがあるような感じがする。
慣れもあるんだろうけど。
J-FETで作ったヤツが一番音がマイルドな感じになったけどなんか狭い感じでノイズが少し乗る。
どっか一寸ミスったか。
MOS-FETのは音的にはJ-FETのとOPアンプのと間ぐらいの感じで、一番ナチュラルな感じがする。
OPアンプのは結構ハッキリした音で、クリスピーな感じになっている。
つうことで、MOS-FETのが一番気に入っている。
まあ使うアンプの特性に依って切り替えたりする感じなんじゃないですかね。

バッファをTonebender系のファズの前につなぐとファズの音が結構変わってしまう。
なのでファズの後に繋ぐことに。
後でもまあ音は多少変わるけど、前に置くよりはずっと良い。
バッファの後にアナログのモジュレーション系を置くと掛かり具合がクッキリして面白い。
あとはMarshallのBlues Breaker IIをバッファの後に置いてみたけど、Blues Breakerはあんま変わらんかった。

まあそんな感じで。
机の上がすげーことになっている。

KiCADをユニバーサル基板用に使いたい。
なんかグリッドの設定すれば良い感じ使えそうなんだけれど、考えるのが面倒臭くて何も試していない。
ライブラリに縦置き抵抗とかあったっけ?なんかあった気がする・・・けどまあいいや。
今は方眼ノートに手書きでパターン図作ってるんだけど、それはそれですげー面倒臭いし、バッファみたいな簡単なのでもたまにミスったりするんよね。

2016/02/01

エフェクター用の電源再び

最近機材中毒がぶり返している。

ギターのバッファを何パターンか作るつもりで途中まで作ったままほっ放り出して、新しいエフェクター用の電源を作る。

今ある電源も自作のヤツで、DC12V突っ込んでレギュレータで9Vにしてる。
7つの出力全てに1:1でレギュレータが載ってる無駄スペック。
然しグランドのパターン取り回しがイマイチだったり細かい部分で手抜きが見られる。
あと入出力の口が長辺側の両側面に付いてるんだけど、これが意外とエフェクターボード上で場所を取るということに実際に使ってみて初めて気が付いた。
動作的には問題無いのだけれども、他にも色々と設計思想的に気に入らない部分が出てきたり。
改造するのは面倒臭いので新たに作り直そうと。

正月にやろうと思ってて部品だけ買ってたけど結局やらなかった。
部品を買った時点では、前の電源と同じ仕組みで内容をブラッシュアップしたものをと思っていたのだけれど、時間が経つにつれて考えが変わってきた。
考えが変わった分の部品が足りなくなって、また買い出しに行く必要が出てきたので、正月中はやらなかった。
つうか正月はずっと寝てた。眠るように死んでるように寝てた。

前のは7口の内2口はLM317の可変出力にしてたのだけれど、9V5口は微妙に足らんことがある。
エフェクターボード上ではまあ9Vは5口あれば不足することはなさそうなんだけれど、家で使うときはギターだけでなくベースのコンプとかにも挿しっ放しにして使ってるので微妙に足りなくなってくる。
可変出力は実際あんまし使わんので結局可変出力も9Vにして使ってたり。

ということで、新しいのはレギュレータを4基(317 x1、7809 x3)という構成にして、レギュレータ1基毎に3口の出口、計12口を付ける感じで。
12Vのスルーアウトも入れて13口。
一応出力毎に電解のパスコンを入れて、ノイズの回り込みとかは多少は抑制できるんじゃないかと期待。
入出力の口は全部上面に来るようにして、エフェクターボードに組み込んだときに場所を食わないように。

取り敢えず完成したんで、今使ってみてるところ。
今のところ問題無し。
あ、だけど317のところ出力直前のパスコンに耐圧25V使う予定だったのが今思い返すと16Vが付いてるわ。
あー・・・まあいいか。
基本9Vより低くして使うつもりだし。
9Vより上が欲しいときは12Vスルーを使うだろうし。

まあそんな感じで。

2016/01/25

ギターのバッファ

フットサる。
久し振りだったので殆ど動けず。
右足も全治3日ぐらいの感じで微妙に挫く。
普段から運動しとかんといかんね。

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ギターのバッファ。

最近では大体True Bypassのエフェクターを使ってる。
でもそうすると全スルーのときにエフェクターボードから先もハイインピーダンスになってノイズ耐性的に余りよろしくない。
まあぶっちゃけノイズで困ったこととかあんまし無いんだけれど。
けど若しノイズが少なくなるならそれに越したことない。
あと、エフェクター群の最後にボリュームペダルを起きたい時に一寸困る。
私の持ってるボリュームペダルは単に可変抵抗が入ってるだけのパッシブタイプなので、ハイインピで来るかローインピで来るか分からないってのは困る。
アクティブタイプのボリュームペダルってのもあるけど持ってないし。
この場合はローインピ用のボリュームペダルを使うことになるんだけれど、そうするとTrue Bypassのエフェクターが全スルーのときにローインピ入力のボリュームペダルにハイインピ信号が入ってしまって信号が反射したりして音がすげーショボくなる訳ですな。
こういうときは、OFF時もバッファーの効いてるエフェクターを1台は組み込まなければならない。

じゃあギター自体の出力をローインピにしてしまえばよろしやんという話になるけど、アクティブバファ載せるなら電源が必要だし、トランスとかでパッシブのインピーダンス変換するなら出力減るし音変わるしピックアップ自体から考え直さないと。
つまりEMG使うかLace Sensor使うかっちゅう話ですな。
然し私はギターに電池載っけんの大ッ嫌いですし、Lace Sensorは嫌いじゃないけど私の全部のギター或は少なくともメインで使う何本かのギターにLace Sensor載せる金も無い。

つうことで、普通の今まで通りのギターをそのまま使うなら、信号経路のなるべくギターに近い場所、例えばエフェクターボードの一番最初とかファズの直後とかにアクティブバッファを置いてローインピ化してやるのが、まあ正着かと。
じゃあバッファ付きエフェクターのバッファの部分だけ抜き出してケースに収めたらいいのではなかろうかと。
ずっとONでいいのでフットスイッチは要らんし1:1の変換オンリーでいいので可変抵抗器も要らん。

ネットで色々調べた結果、オペアンプの負帰還使うタイプとトランジスタ/FET1石のエミッタ/ソースフォロアタイプか1石増幅タイプ辺りがシンプルで良いんじゃないかと。
取り敢えず7x9穴のユニバーサル基板でFET1石増幅タイプの1:1版を作った。
小さい。面積の半分近くを電源平滑化用のコンデンサが占めている感じ。
小さいので他にも違うタイプのを作ってスイッチで切り替えたりして遊べそう。
ケースも小さくていいんだけど・・・丁度アルミダイカストの小さいヤツが無いんよね。
まあ今度日本橋にでも行ってみるか。

まあそんな感じで。

2015/09/16

IbanezのS、サーキット改造

IbanezのS、2ハムでフィクスドブリッジ。
サーキットの改造。

Ibanez S Circuit
Ibanez S Circuit posted by (C)Ludwig D. Omen
一寸グランドがあっち行ったりこっち行ったりしてますけど。
フォンジャックのスリーブ端子を良い感じの長さに切ってそこでまとめるつもりが、手元が狂って端子を切り過ぎたのです。

回路図:
Ibanez S Circuit
Ibanez S Circuit posted by (C)Ludwig D. Omen

取り敢えず・・・
ピックアップは今まではパラレル接続ができるようにしていたけれど、今回はシリーズ接続のみ。
ハイパスコンデンサ入れたらボリューム操作で音質を変えるようになって、結局のところパラレルにすることは少なくなったので。

1Volume仕様で510pFのハイパスコンデンサ入り。
元々Volumeが付いてたトコは手が当たって邪魔でしょうがなかったので、今はキルスイッチを置いている。
Toneとか使わんし、元々ToneがあったトコにVolumeを置いてる。
そしてハイパスは最近必須。
ボリューム操作で音質をコントロールできるようになって、「使える」音の幅が大分広がる。
特に或程度アンプで歪ませたい派には丁度良い。

キルスイッチはまあ実際あんま使わないけれど、まあほぼVolumeを移動させてできた穴を塞ぐ用。
でも無駄に結構良いスイッチ使ってる。
スイッチを押したときの感触には結構拘った。
シンデンのプッシュスイッチ単極42ってヤツ。
共立で売ってる。
モメンタリONで赤ボタン。

ピックアップ切り替えスイッチはCRL製の3way。
CRLのは切り替えストッパーがゴツめのバネ式で、ガチャンっと切り替わる感じが気に入っている。

フォンジャックはSwitchcraftのステレオのシリンドリカル。
元々付いてたのはモノラルで、接触不良が起こってたので交換した。
接触不良を最小限にする為にリングとスリーブは接続してある。

で、今回一番でかい変更は、ボリュームスルースイッチを入れたこと。
元々はピックアップのパラレル-シリーズ切り替えスイッチを置いてたのだけれど、パラレル使わなくなってきたんでそのスイッチは外して他のファンクションを割り当てようと。
DPDTのトグルスイッチ(実際には3PDT使ってるけど)で、スイッチを切り替えるとボリュームがスルーされるようになっている。
つまり普段はボリュームを絞った状態で弾き、フルアップにしたいところでスイッチを切り替え、で、また元に戻りたい時にスイッチを戻す感じの使い方。
スイッチの切り替えの動作だけでフルアップ状態にできるというメリットと、またフルアップした後で良い感じに絞ってたボリューム位置に確実に戻れるというメリットがある。
最近はボリューム操作で音をコントロールすることが多くなってきているので、この二つのメリットは私には結構でかいのです。

まあ取り敢えずそんな感じで。


そういや回路図エディタの話。
オープンソースのKiCAD(→kicad.jp)がバージョン4.0になりそう。
今RC版が出たとこ。
KiCAD自体は結構良い感じなんだけれど、まだ丁度良い感じの部品ライブラリが揃ってない感じなんだよな。

他にはBSch3V(→水魚堂)とか。
簡単な回路図であればパパっと作れてるし、パパっと作るのに丁度良い感じのライブラリが揃っている。
今回はコレを使った。
ギターの配線だとかファズファイスぐらいのエフェクターの回路図を単にパッと描いて誰かに見せる程度だったらコレが丁度良い。
でもパターン図とか作る機能は無い。

後はLinear TechnologyのLTSpice(→Linear Technology)とかRSのDesignSpark PCB(→RS Online)とか。
LTSpiceはマジイカスけどお手軽感はBSch3かね。
DesignSparkは登録がすげーウットかった気がする。なので使ってない。

2015/09/09

PNP系Fuzzを電圧変換ICでACアダプタ+9V共用対応

半年か1年ぐらい前に、RotosoundのFuzzがSoundhouseで安かったので買った。
ゲルマニウムトランジスタAC128搭載のTonebender MkIII系。
私はどちらかというとシリコン派なんですがね。
然し10,000円ぐらいでコレ系のFuzzとしたら安かったのと、まあ気に食わなければ改造すりゃいいかってことで買ってみた。
使ってみたら、まあギターに合わせて内部の半固定抵抗を或程度弄る必要はあったけれど、音的にはコレはコレでという感じで割と気に入っている。

でもさあ。
AC128ってことはPNPですやん?
ほいじゃあ普通のエフェクター用ACアダプタが他と共用できへんということですやん?
私の嫌悪していることでお馴染みの電池を使わないと不可ないということですやん。

然し近年はチャージポンプ式の電圧反転ができるICが出てきてて、エフェクターの中でお手軽に-9Vが作れるようになってきてるのです。
ということで日本橋でLTC1144(→Linear Technology)買ってくる。
回路はデータシートほぼそのまんま。BoostをONにしてるだけ。
Boostはスイッチング周波数を可聴域外に上げる機能なので兎に角ONにすべし。
コンデンサは他に手持ちのが無かったのでニチコンのFine Goldの耐圧50Vとか使ってるけどもっと安いのでいいと思う。
容量は敢えて減らしたりする必要もないだろうと。
Rotosound Fuzz with Charge Pump IC 01
Rotosound Fuzz with Charge Pump IC 01 posted by (C)Ludwig D. Omen

Rotosound Fuzz with Charge Pump IC 02
Rotosound Fuzz with Charge Pump IC 02 posted by (C)Ludwig D. Omen

ばっと組み込んでみて音鳴らしたところ、別にノイズが増えてる感じも無いし、まあOKかと。

あとはインプット/アウトプットジャックが鬱陶しいことにビンテージ仕様で普通のと逆なので今様に入れ替えとく。
信号ケーブルがシールドされてあって良し。

2015/03/26

ひのきのぼうからこんぼうへ

ここ数ヶ月の私の電子回路に関する理解の深まりについては、目覚ましいものがある。
つまり今までナンも解ってなかったってことですな。
それが少しだけ理解が進んだということですな。
100が101に増えると1.01倍になるけど、1が2に増えると増加量は同じでも倍率で見ると2倍になるので宛もすげーかのように感じられる、の法則。
私はやっと2になったところで、倍率で見ると2倍になったので目覚ましいように自分では感じられるのだが、未だスライムに3ターンぐらい掛かるレベル。やくそう必携。

とうことで、今まで作ってきたエフェクターとか作り直したくなってきた。
Know Howだったところの幾つかはKnow Whatで「こうすべき」ということが導き出せるようになったし、イマイチよく分からずに手探っていたところももう少し理屈に基づいて考えることができるようになった。
筈。
自作パワーサプライももう少しパターンの取り回しとかでクオリティを上げられる余地がある。

一寸色々やってみたくなってきた。

2014/11/10

ES-339: ポットその他交換

200gの焼き肉が重い。
胃がさ。もうさ。

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ギター。ES-339。
少し前の話だけれど。

CTSのポット。
30年前とかならまだしも今日の電子部品としては耐久性も並以上ということはなく、電気特性もビミョウ。そして値段ばっか高い。
なんでギタリスト共はこんなものを有難がってるんだ!
アメリカか、アメリカがそんなにええのんか、ほんならお母さんもう知らん、アメリカさん家んトコの子になったらええねん、でお馴染みの。
但CTSはギター用のポットを色んな種類出してるので、回転トルクだとかシャフトの高さだとか選べる点は良いんだけど。

古いギタリスト達にはGibson御用達のCTSのポットは残留抵抗の大きいことでお馴染みだったが、最近のGibsonは一応残留抵抗対策品を使ってるっぽい。
つうかそもそもCTSがもう古いタイプのポットを作ってないっぽい。
古いタイプの残留抵抗の大きいのは、その所為でボリュームMAXでも高音が落ちるんだが、ギタリスト共はそれでCTSはやっぱ違うねウォームで良いと吐かし、また近年の残留抵抗対策品を使ってはCTSはやっぱ違うねヌケが良いなどと吐かす。
あと全体的な抵抗値の精度も悪いけど、それはまあギターでは大した問題にはならない程度。
でも耐久性のイマイチさはどうにもならない。
使用環境とか使用頻度に大きく左右されるんだろうけど、私の場合、大体2-3年もすればガリが出るようになる。
夏暖かく潤っていて冬涼しく湿気の少ない我が家でケースにも入れず大体毎日弾く感じの環境。
ガリが出始めたらつまみをグリグリ回して一時的にしのげる場合もあるが、所詮一時しのぎに過ぎないし、それでしのげない場合もある。
まあそもそもポットなんざ消耗品なのでガリが出たらソッコー交換という態度で挑むべきなんだろうけど、セミアコはポットの交換がすげー面倒臭えんだよおおおおおおお!
てことで私のES-339はもうずっとガリっ放し。

で。
或日、ノブを交換したくなってきまして。
ローレットの押しこむタイプのシャフトの場合、ノブの交換だけでポットにダメージが行くので(クソがぁ!)あんましホイホイ交換できないんよね。
でも近頃頻繁にボリューム操作するようになってきたので、元々ハットノブ着けてたんだけどこいつをスピードノブに交換しようと思ってさ。
スピードノブの方が直径が大きいので、少ない力で細かい調整がし易い。
で、元々のハットノブを外して新しいスピードノブを付けたんだけど、なんか違和感が。
取り付けたスピードノブを外して見てみると、シャフトがなんか微妙に傾いてる気がしたんよね。
なのでシャフトのスリットにマイナスドライバー突っ込んだら力を掛けるでもなくシャフトがポッキリ折れとる!
多分ハットノブを外すときに疲労で折れてたんだろう。
おっしゃー!これでもう後戻りはできなくなった!面倒臭いとか言ってられなくなった!
ポットを交換するぜ。

新しいポットを何にするか、一応色々悩む格好をした結果、やっぱし信頼と実績のTOCOSのにする。500kΩ。
まあギターに空いてる穴の径からして、交換部品として楽に手に入るものを探すと選択肢は実質TOCOSのφ24のかCTSかぐらいしかないので、CTSでないならTOCOSなんだけど。
TOCOSならまず2年でガリが出始めるということはないだろう。
一番の悩ましいところはシャフトがソリッドなのかローレット付きのスプリットタイプなのかというところ。
TOCOSのを使おうとするとソリッドシャフトしかない。
然しソリッドシャフト用のノブは、コレと思うイカしたものが無い。
イカす見た目のスピードノブとかはスプリットシャフト用のものばかり。
CTSの残留抵抗対策品ならスプリットシャフトだしTOCOSのと音的には(少なくとも2年ぐらいは)変わらないだろうが、また2年後とかに交換しなくてはならないのは矢張り面倒臭いし、あと値段も高い。
ってことでTOCOSにしてノブはまあ後で考えることに。

ポットを換えるにあたって配線材等も総取っ換え。
ピックアップから出てるケーブルはそのままだけど、それ以外は全てちゃんとしたシールド線にする。
元々も一応昔ながらのGibsonのシールド線だけど、全てじゃないし、シールド効果もガチでノイズ遮断しにかかってるシールド線よりは弱そう。
以前アコギをフルアコ化したときに内部配線を全てシールド線にしたところ意外な程ローノイズだったので今回もやってみたんだけど、結構効果あったっぽい。

ジャックも、未だ死んではなかったが接触不良が出てたので交換する。
Neutrikのロックタイプにしたかったんだけど、木加工が要るのとネジ留するには木の厚みがビミョウに頼りなかったので止す。
第二候補としてSwitchcraftのフルカバー版があったのだけれど、それは首の長さが足りなかったので不可。
くそう、首の長いタイプか。
てことで、Switchcraftの首の長いタイプのが1個余ってたので、そいつを取り付ける。

トーン用のコンデンサは0.022μF。
元々のは同容量のセラコンだったけど、メタライズドポリエステルの黄色くて四角いヤツに交換。
Fuzz作った時に余ったヤツで、ユニバーサル基板に取り付けるのは良い感じだけどギターに取り付けるにはビミョウにやり辛いヤツ。
ハイパス用に510pFのPP。大量に余ってるヤツ。

ピックアップ切り替え用のトグルスイッチは元のを使った。
丁度良い交換部品が手元に無かったので。
一応端子だけ拭いといた。

あとリアピックアップのカバーを外す。
Marshallに繋げた時にガリっとした音にするという目的もあるけれど、まあぶっちゃけ半分ぐらいは見た目ですな。ジミーペイジのマネですな。
昔Gibsonのピックアップのカバー外すのには結構手間取った記憶があるんだが、今回は割とあっさり外れた。
カバー固定用の半田もロウも昔より少なくなってて外し易くなってる。

序でにエスカッションをESP製のからGibson製のに換える。
ESP製のときはビビリがあっただが、Gibson製のにすると大丈夫だった。
あとGibsonのに付いてくるネジな。
アレ100%折れる。
まあ私が、ネジ穴のナメてしまうのを防ぐ為にネジ穴にアロンアルファを流し込んで固めてる所為もあるんだけど。
1本、木の中で折れて泣きそうになる。
ドリルでネジの上から穴開けてネジを抜いて、その穴を硬いパテで埋めて、パテが固まったらネジ穴を開け直す。
なのでGibsonのエスカッションを取り付けるときは新しいステンレスの木ネジを用意しましょう。

まあそんな感じで。
ピックアップカバー外したり色々やってるのでポット交換のみが音に与える影響がどの程度だったのかを知ることができないけれど、カバーを外してないフロントピックアップの音を聞く感じではあんま変わらんかと。
今回の改造で直前の状態に比べて全体的に少しハイが出るようになってノイズも減ったが、今回の改造だけを取ってどれがどういうふうに影響したのかを断定することはできない。

2014/09/14

Fuzz Face系

最近ずっと半田漬け。半田付け漬け。

試験的に作ってそのままにしてたFuzz Face系の基盤が一枚余ってるので、タカチのアルミケースに穴を空けてフットスイッチだとかジャックだとかを配線してちゃんと使えるようにする。

LEDの空のブラケットが有ったので、ON/OFFインジケータのLEDに超高輝度タイプのを使ってみたら眩し過ぎだった。
LEDが余りに明る過ぎてボリュームとかのノブの位置がマジで見えないレベル。
あと常に足下からギラギラ光ってるので、視覚的に邪魔でしょうがない。
こいつは今度もうちょい暗い普通のLEDに替えよう・・・。
ON/OFFインジケータのLEDは光ってるのが判るぐらいが丁度良い、ということが判った。

9V用のDCジャックにメタルボディのものを使おうと思ったんだけど、何故かうまく行かない・・・。
然しよく考えてみると、9Vのプラグはセンターマイナスなので、メタルジャックをそのまま使おうとするとジャックインした瞬間にプラスが電源ジャックのボディを伝ってソッコーでFGに落ちるんで下手するとショートするんだな。
全然気付かずに一時間ぐらい悩んでた。
やばかった。
逆流防止用の整流ダイオード突っ込んどいてよかった。
ということで、センターマイナスのときはDCジャックはメタルボディのは使えない、ということが判った。
普通のネガティブグランドの場合だけど。
PNPトランジスタを使ってポジティブグランドなら一応メタルボディでも使えると思うけど、もしそうだったら一つのACアダプタを他のエフェクターと共用できないから電池オンリーにするだろうし。
因みに私は電池を使いたくないので常にネガティブグランドにするけど。

トランジスタを色々入れ替えて遊ぶ。
最終的にトランジスタは初段に2SC2634、二段目に2SC857で落ち着く。
初段でグッと持ち上げて少しクリアさを出してる感じ。
C857は夢のアルミボディ。見た目がなんか格好良い。
あとC857は音がすっげーゴリゴリブリブリでイカす。
チープなんだけど、イカすチープさ。
C1815とかBC108とか使うとキレイになって使い易いんだけど、Face系はなんか癖があった方が面白い。

あと基板への信号の入力直後に一つボリュームを入れてる。
プリゲイン?でいいのか?
入力が強過ぎるときに幾らかをグランドに捨てる用。
そのままだと絞ったときにコモるので、ハイパスコンデンサも入れてる。

ということで、Tone Bender Mk II系とFuzz Face系のFuzzができた。
やっと半田ごてが片付けられそうだ。