2005/06/30

ライブ盤

今日は多少眠れそうだ。
やることも或程度やったし。残ってるけど。

因みに論文は、他のことばっかりやってたので進まず。
今週末完成予定。

明日『蟲師』とジェフベックのライブ盤買お。

2005/06/29

やっと本文に。
10000字。
いつになったら終わるのやら。

2005/06/28

学術系の文庫本

今日は論文は書かず。
息の抜けない息抜き。
息を抜くことにビビって居やがるのか?あぁ?
然り。咳をしても然り(惨頭火)。

目の前に文庫本が山積みされているのだが、綺麗に方向を揃えて背表紙をこちら側に向けている。
それぞれの背表紙の一番下に直段が書いてあるのだが、その合計を一寸計算してみて驚く。
学術系のは、文庫でも結構なお値段。
文庫なんて、直段見て買ってないからなあ。
ちくま学芸文庫の『ドーキンスvs. グールド』は200ページ程度の薄っぺらい本のくせに1000円(+税)もする。
講談社文庫の京極夏彦の『魍魎の匣』は1000ページ一寸で971円(+税)。高いなんて言ってすいません。
因みに『魍魎の匣』は論文が終わるまでは読むまいと思っていたのだが、いつの間にか1/3くらいのところに枝折が挟まっているのを発見する。

2005/06/26

本題

無駄話に6000字を割く。
未だ本題に入らず。
矢張り一年もまともな文章を書かないでいるとこんなもんか。

タブ化

Microsoftのデスクトップ検索ソフトの日本語版が公開された。
それを入れるとIEのタブ化が出来るので、入れてみたのだけれども。
・・・。
IEのタブ、カスタマイズは殆ど出来ず。使えねえ。
序でにデスクトップ検索の便利さというのがイマイチ解らん・・・。

ブラジル3-2ドイツ。
PK二本(特に二本目)がどうも嘘くさいが、まあいいだろう。
ブラジル、二列目への守備があんなにユルユルなのによく抑えられたものだ。

それで、論文は相変わらず進まず。
無駄話に4000字を割く。

2005/06/25

SONAR4

SONAR4が来た。
早速インストールして、アップデートパッチを充てて、一寸使ってみることに。

インターフェイス系がかなり使いやすくなっている。
これで面倒な作業が幾らか軽減され、神経を音楽的な用途により多く使うことが出来るようになるだろう。
それから細かい設定が色々と出来るようになった。
中でも109キーボード(鍵盤じゃなくて)から打ち込むコマンドを色々といじれるので、重宝しそうだ。
ミリ秒単位でオーディオ/MIDIデータを移動させるときに使い勝手が良いような機能が盛り込まれたことも、作業効率を上げるのに役に立つだろう。
等々。


でも論文は進まず。
さっさと仕上げて曲を創らねば。

2005/06/24

サッカーするE,W&F

サッカー。日本上に行けなかったようで。然しブラジル相手に2-2と善戦したようで。
観ればよかった。

そういや、最近買ったCD。
シェーンベルクのピアノ曲集。グールドのヴァージョンポリーニのヴァージョン
グールドのにはもう一枚CDが付いていて、ピアノコンチェルトやら何やらが入っている。
これからじっくり聴き比べる予定。
モーツァルトのストリングカルテットの18と19番。byアルバンベルクカルテット。
アルバンベルクカルテットはベートーベンの演奏がとても良かったので、買ってみた。
モーツァルトも、昔は嫌いだったのだが、最近はちゃんと聴くようになるにつれ嫌いではなくなり、寧ろやっぱスゲーなと思わされるようになってきた。奴は全く天真爛漫じゃねぇ。目がギラギラして居やがる。
リストのピアノ曲集。byハワード。Bmのソナタとかが入ってるやつ。
Bmのソナタはプレトニョフのヴァージョンを持っているのだが、私にはプレトニョフの方が好かった。
因みにプレトニョフのヴァージョンが入っている同じCDに入っている『ダンテ』ソナタってやつは凄く気に入っていて、冒頭部をギターでコピーしようとしたことがある程だ。「雰囲気だけ」程度にしか出来なかったけど。
シュロフの『Flammen』。現代音楽で、確か、「退廃音楽派」とか呼ばれてたような。どのような「退廃」なのかはイマイチ解らないのだが。音楽としては、まあ面白いかな、という感じ。新しくも凄くもないが、特に悪くもない。
ドイツ語歌曲なので、ドイツ語の一向に振わない私としては何言ってるのか分からなかったのだが、よく見るとどうやら英語とフランス語とイタリア語の対訳付きの歌詞カードが付いていたらしく、これを見ながら今度もう一回確っかり聴かなくてはならない。
カトリオーナ・マッケイ。スコティッシュハープ奏者。
スコティッシュハープとかケルティックハープとか謂われるケルト音楽で使われるハープというのは、よく見るクラシックなんかで使っているのよりも大分小さい。昔はブラス弦を使っていたそうだが、今はガットを使うのが主流のように思える。
私はフィドルがメインのバンドをよく聴くので、ハープメインでジグ(6/8拍子のケルトのダンスミュージック)なんかの演奏されると、新鮮な感じを受ける。荒々しい雰囲気のフィドルメインのバンドの演奏とは違って、かなり落ち着いた雰囲気になる。
セロニアスモンク。『アンダーグラウンド』と、コルトレーンと一緒にやってるやつ
モンクのは、ソロのは結構気に入っているのだが、バンド形式のは余り聴く機会がなかったので買ってみた。
でも矢っ張り私はソロの方が良い。
因みにコルトレーンも未だバリバリのフリーにはなっていない時期のものなので、私としては、まあ悪くはないが、期待した程ではなかった。
コールドプレイの『X&Y』。
余り買う気はなかったのだが、テレビで流れているやつの雰囲気が気に入って、買ってみた。ジャケットも好かった。
で聴いてみたところ、曲としては矢っ張りイマイチ。が、リバーブやコンプやEQのような基本のエフェクトの使い方に因って独特の素的っぽい雰囲気を作り出すことに成功しており、そこは評価できる。
然し一本調子嫌いの私としては、聴く者の耳を腐らせるかこの作品を悪くする用途以外には全く無駄な統一感の所為で、すぐに飽きてしまったが。
ジャミロクワイの『dynamite』。
ドラムが生ドラムっぽい!!バンドミュージックっぽい!!
前作までの宇宙感は身を潜めて70年代ダンス&ソウルっぽさがより前面に出てきている。宇宙に飽きたのかな?
現代的できれいめでサッカーとかやってそうなE,W&Fみたいな。


どこにそんな金があるんだ。

ねえよ。

2005/06/22

SONAR4

遅ればせながら、SONAR4を発注した。
去年の11月頃の発売だから、半年前のソフトウェアということになる。
而も今年もどうせ11月頃には新しいヴァージョンがでて、それから少しして不具合修正用のパッチが出るだろうから、それから次のヴァージョンを手に入れるとしたら、このSONAR4とはまあ半年程の付き合いになるだろう。

・・・。
どこにそんな金があるんだ。

サウンドハウス↓
SONAR 5


2005/06/21

11711911

電車の中でミスチルを聴きながら憂鬱に襲われる。
寝たふりをして耐える。

帰り道、自転車に乗った酔っぱらいのおばちゃんが、歩道のポールに衝突し、私の目の前で見事にぶっ飛んでみせる。
動かなくなったので、こりゃ死んだと思ったが、不謹慎ながら、同時にこりゃ面倒臭いことになったとも思った。
俯せになって倒れている彼女が、袋詰めの脂に見えた。醜かった。
私は目の前の事実よりも自分の無感覚が怖かった。
救急車を呼ぼうとして携帯を取ったが、117だったか711だったか119だったか911だったかが思い出せずに愚図愚図したり現在地の地名が解らずに愚図愚図しているうちに、幸いにも彼女は自力で起きあがり、大丈夫だと言って結構ぴんぴんしていたし、見たところ頭も打ってなさそうだったので、適当に挨拶してその場を去った。

目の前で人が死んだと認識された直後の感想が、余り劇的なものでなかったのには、我ながら、驚かされた。

2005/06/20

遅々

体は大分良くなった。

論文は相変わらず進まない。

2005/06/19

カレー

少しずつ回復中。

矢っ張り論文は進まない。

チキンカレーを喰って不思議な気分になる。

2005/06/18

お好み

体は、まあ少しは良くなって来ているのだが。

論文が進まない。

お好み焼きを喰って気分が悪くなる。

2005/06/17

ドーナツ

仮眠から目覚めると結構な嘔吐感。
どうやら熱もある。
それでも一応朝方まで頑張るが、ゲロリンで力尽きる。
何も入っていない筈なのに、結構出るものだ。
頑張りの成果を友人達に托して、蒲団に潜り込むことにする。

目が覚めて、少しマシになるが、今度は肩が痛み出す。

ドーナツを喰って再び気分が悪くなる。

夜に少し回復したのでサッカーを観る。
矢っ張りサントスはもう駄目だ。攻撃参加後の戻りは良くなったが、足下のボールに対する判断が遅くて悪いしディフェンスのポジショニングとか下手すぎ。
「格下相手のときには偶に良いこともする」程度ではこの先駄目な気がする。
奴を使うのはリスクが高すぎる。

2005/06/15

仮眠

あー何にも出来てねー。
でもやるしか。
あー、やるかー。

然しその前に仮眠を。

蚊に刺されたところが未だ痒い。

2005/06/14

レポ

あー。

今日は脳味噌の調子が良いと思っていたのに。
授業を休んでまで書いてたのに。

遅々として進まず。
書いては消し、書いては消し。

矢っ張り一年のブランクは大きかったのか・・・。
然し準備期間が一年もあったともとれる・・・。

・・・。
明日にしよう。

2005/06/13

・・・。
読み了えてしまった・・・。
この前読んだ短編集が、よく見ると「京極堂サイドストーリーズ」という位置付けになっていて、こっちを先に読んでしまった所為で、事件の顛末について、推理すべきところ、かなりの部分を予想できてしまえたのが残念だった。
あの、六月三日の日記の、「一人称の女性」とかね。出て来るのよ。
でもまあ、この本は、推理がメインテーマという感じではないので、推理抜きでも楽しめた。
推理小説から推理の成分を少なくするのは、多分良いことである。
私が観るところに因ると、推理小説というのは、読者が推理をして娯しむものではなく、探偵役がどの程度ギャンブルに強いか観る為のものである。皮肉で言っているのです。
私の知る限り殆どの推理小説/探偵漫画というのは、話の中の推理の道筋は或程度しか合理的な構造を持って居らず、最後には探偵役の勘に頼っており、読者にちゃんと謎解きさせる意思はなど皆目無い、というのが普通である。
探偵役は、本に書かれた事実から導き出される数ある可能な事態の中から一つの可能な事態にだけ注目し、その可能な事態について、宛も件の事実から導き出せる唯一の可能な事態であるかのように振る舞い、犯人役は、他の可能性もありますよとは反論せず、そうなのです、全くその通りです、と言う。
推理小説では、真相は、与えられた事実からの合理的な推論からは導かれない。物語が「真相」としたことが真相なのである。
私は殆どの推理小説で、何故探偵役がその結論一つに絞ることが出来たのか合理的に説明できない。多分、探偵役は、べらぼうに勘が良くって、しかもその勘を信じ切っているのだろう。
他の可能性はどうしたのだよ、と言いたくなる。
という訳で、推理小説の探偵は、ギャンブルに頗る強くなくてはならない。


論文(?)の方は、構想用の見取り図だけが肥大していっている。
本文は一向に進んで居らず。
私は何を書こうとしているんだろう。
多分、最近読んだ本の多少一貫性のあるまとめ、みたいなのになりそうな。
哲学的結論を出さないまま終わりそうな。

蚊に噛まれた。

2005/06/12

不確定性

やっちまた。
『姑獲鳥の夏』を読んでしまった。
既に半群程。
いや、ちゃんと論文書こうとしたんだけど。
どう攻めようか思い悩んでいると、つい。

因みに。
京極堂(メインキャストの一人。金田一耕助的位置づけ?)が、物知り顔で、量子論で謂われる不確定性定理について唯科学好きというだけの素人がしそうな誤解をしていたので一寸ゲンナリした。この誤解の源泉は、多分、シュレーディンガーが解り易い反面誤解を招きやすい思考実験を提示したのを、科学好き達がこぞって誤解した所為。
つまり量子について謂われている観測問題を、我々の普段の可視的な生活にも過度に拡大して適用してしまうというやつ。
確かに、例えば或蛙の内蔵を調べるのにはその蛙を解剖するか或はX線を当てても、その蛙の物理的状態を一切変えること無しにその蛙の内臓について調べることは出来ないが、そのことと量子の観測問題とは、似てはいるが、同一のものとして語ることが出来ない別の話である。
因みに同種の混乱は、ゲーデルの不完全性定理とウィトゲンシュタインの「語り得ぬもの云々」との混同にも見られる。
確かにアナロジーとしては、それらの概念の理解するときなんかに役立つのだが、然しそれらは同一のものとしては扱えないものだ、ということを忘れてはならない。
解りましたか、忘れんなよ、私。はい、気を付けます。

序でに。
京極堂が「心」や「記憶」について程良く唯物論的だが非唯脳論的であるような見解を持っていることに共感を覚えた。
まあその見解の詳細については、納得いくものではなかったが。
詰めが凄く甘いというか。余りに混乱を招くような言い回しをし過ぎるというか。
まあ彼は哲学者ではないし、この小説は哲学書じゃないので。
而も私の論文はこれよりもっと酷いものになるだろう!
あー。駄目だー。

2005/06/11

明確性

紅茶を買った。
アールグレイとニルギリ。
結構イケる。

京極夏彦、私の友人の曰く、『姑獲鳥の夏』から確っかり読んだ方がいいとのこと、じゃあ、と、『姑獲鳥の夏』を手に入れた。
でも時間がないので暫くは読めそうにない。

友人の誕生日会に行ってきた。
普段会わない人に会えたので、満足した。
酒が進んだ。
私は酒に弱くなったようだ。
酒の所為で理性的でなくなったり足下が覚束なくなることはないが、思考の明確さが損われる。
まあ私の思考は、普段から余り明確ではないのだが。
帰りの電車で本を読むのだが、一向に頭に入らない。

2005/06/10

歪み

エフェクターを買った。
色々試した結果、新品Ratと、中古のダンエレクトロのショボいディストーションを手に入れることに。

Ratは、太い音と言われるが、実際には低音が結構カットされており、意外と痩せっぽっちである。
が、その分、他の低音楽器との干渉も少なく、使いやすいことは使いやすい。
一般的なギタリストにとっては、「ヘヴィーなリフを刻む」というよりは「荒れたソロを弾く」というときに踏みそうな音。
また音が潰れるまで歪ませられるのも魅力。私はまあ潰さないけど。

ダンエレクトロのはディストーションということだが、どちらかというと寧ろファズに近いような音。
安物な音がして、気に入った。使える。
動作と音色の不安定なAxisファズの代わり。
Axisファズは殆ど歪ませないで使うことが多かったが、これはバリバリに歪ませて使う。

ということで、歪み系が四台(右からダンエレクトロ、チューブスクリーマー、エクスパンドラ??U、Rat)つながっているシステムへと移行。
モグワイ的。
あと一寸お高い高級歪み系がもう一台あってもいいと思っている。

2005/06/09

おまけ付き

サッカー、日本勝ったようで。
前半はどうなることかと。
柳沢はあと二点くらい入れて欲しかったところ。
鈴木も一点くらい。
大黒は「期待に応える」キャラに。

project5が来た。
先着百名のおまけ付きで。要らんけど。
マルチアウト非対応なので、恐らくReWireスレーブで使うことになるだろう。
サンプルプレイバックシンセのDimensionがなかなか使える。

2005/06/08

自由は進化する

本屋にぶらりと寄ると、デネットの『freedom evolves』の翻訳が出ていた。
英語版は未だ一寸しか読めて居らず、また最近読む機会も減ってきてしまっていたので、いつになったら読み終わるのかと思っていたのだが。
私がデネットを読むことを選んだ理由として、デネットの英語くらいは確っかり読めるようになりたい、というのがあったので、翻訳を買うかどうか迷ったのだが、安かったし、邦題が『自由は進化する』という虚飾無しの硬派で直訳なところに好感が持てたし、表紙のデザインもなかなか気に入ったし、それに私にはもっとスピーディーにこの本の内容を理解する必要があるので、買うことにする。
買って二時間程で、今まで私が英語で読んでいた部分は読み終えてしまった・・・。
内容が解っていたのですらすら読めたというのもあるかも知れないが、それでも二時間って・・・。
どれだけ私の英語が駄目か。

序でに京極夏彦の『魍魎の匣』も買ってしまった。
文庫のくせに、分厚い。高い。
読んでる時間ねえってのに。


久しぶりに金縛りに遭う。
本格的な金縛り。
外も暗くなった頃、ベッドでうつ向きになって仮眠していると、誰かが私の手首から先を手で柔らかく押さえつけて拘束したように感じ、私の意識が覚醒する。
その押さえつけ方が上品で優しかったように感じたので、押さえつけられる恐怖の反面、一瞬一寸ときめきなど覚えたが、直後、垂らした柔らかい布の端が触れ、それが腿から背中へ向かって移動しているように感じ、何か牡丹灯籠に出て来る幽霊にでも愛でられているような気分になる。少しやるせなくなる。
そのあたりで私の意識はほぼ正常となり、金縛りという現象に対する生理学的説明を頭の中で再確認したり、どういうときに自然主義的語彙を使うのがふさわしいのかとか、或はどういう点で私は自然主義者ではないのかを考えたり、逆にこういう金縛り現象を幽霊や物の怪を使って面白い物語に仕立ててる為の話の筋など考えたりしたが、牡丹灯籠の幽霊の概念を払拭しきれず、多少恐くなって、また多少恐いということが面白くなって、この金縛りの状況から逃れようと足掻いてみることにする。
体は動かない。
手は依然として優しく押さえつけられたような感覚が残っており、何とか人差し指でも動かないものかとやってみるが矢っ張り動かない。
人差し指というのは、数ある指の中でも、その指を使うことで、何らかの行為主体(それが幽霊や物の怪であろうと)に対して命令を下すときに一番威厳を以って命令することが出来る、というような指なのであるのである。多分。
次に体を下(足側)の方へ何とかずらせて行き、ベッドから降りようと試みるが、意識の方はちゃんと動いているつもりなのだが、実際には体は全然動かいておらず、然し意識の方の計算ではちゃんと動いてもう降りている筈という計算なので、意識と身体的感覚のギャップが「降りたのに降りていない」というシュールレアリズム的で幻想的な世界を造り出し、なかなか面白かった。恐らく幻覚というのはこんな感じなのだろう。
また、声を出そうとするが、出ない。顎も口も動かない。
が、声を出そうとしたときに、息遣いは意識でコントロールできることを発見する。この状況で息だけはコントロール可能である、ということは、興味深い事実だ。このことは何を意味しているのだろうか。
兎も角暫く面白がって鼻息を荒立ててみたりする。
そうしているうちに、若しかしたら、やたらと呼吸を荒立てて酸素過多か過呼吸状態にすれば、体が「ビックリして目を覚ます」のではないかと考えた。
で、やっているうちに、呼吸との因果関係は不明だが、徐々に体が動くようになり、やがて起きあがることに成功する。

相当疲れていたのだろう。ここ数日ちゃんと寝てないし。
が、金縛りは結構好きだ。頻繁にあると困るのだろうが、私には年に一回あるかないかのイベントである。
何らかの永続的な病や障害でもなく、意識と身体的運動の分裂という興味深い体験を自分の体で経験でき、後遺症無しというのは、そうないことである。


ああ、そういえばMacintoshは来年の今頃からIBM製のプロセッサを廃めてIntelのを使うようで。
ということはWindowsが動くのPC/AT機でMacが動くということ?或はMac機でWindowsが動くということ?
Appleといえば、見た目の傑れたデザインや硬派な造りといったハードウェアのWindows機との差異化は一つの魅力であるように思っていたのだが、もしPC/AT機でMacが動くとなると、OS自身の魅力と収益力で勝負する、ということなのだろうか。
いや、でもPC/AT機でMacが動くということが言われた訳ではない・・・。
まあでも未だ来年の話なのでいいか。多分Mac買わねーし。

2005/06/07

ポオ

すべきことはそっちのけにして、ポオやら京極夏彦など読む。
特に京極は、結構気に入ってしまったので、時間が出来たらまた買って読もう。
ということで、すべきこと、全くせず。
明日朝おきて。

レポートは、頭の中ではどう攻めるかが明確になりつつあるが、本文は一筆も進んでいない状況。

2005/06/06

ジン

呑み過ぎた。
グラスが美しかったので、つい、ジンを注ぎすぎたのだ。
血圧が上がって、息苦しくなった。
未来が私を不安にした。
二度と目覚めないことを願って床に就いたが、願いは叶えられなかったようだ。

誤って、ペットボトルに入った、濁って腐った茶を飲んだ。
酷い味がした。

起きても脳にかかった靄が一向に晴れないので、何も出来ず、京極夏彦ばかり読んでいる。
彼は、話の流に精神分析的なテーマを組み込むことが好きみたい。
そのおかげで、物の怪話に説得力を持たせたり面白味を加えたりすることに成功している。

2005/06/05

死に際

目下駄目駄目人生を満喫中。
ノオトを広げるが一筆も進まず。というかペンすら握らず。
爪弾くギターから音が出るが、音楽は流れ出てこない。

よし、酒を呑もう。
止めて呉れるな。
酒嫌いにも、「呑む」という行為自体に慰めを期待し、酒瓶の首を握りたくなることだってあるのだ。
勿論、期待が裏切られるという動かし難い未来像については、百も承知しながら。

一寸は呑めた酒と、美味しい紅茶と、バターチップクッキーと、イェイツ或はポオと、後期ベートーベンのカルテット或はモンク。
これだけ揃っていれば、今より悪いという訳がない。

死に際に言うのだ。
「我が人生は、或は失敗だったかも知れないが、悪くはなかった。」と。

2005/06/04

贔屓

新メンバーのオーディションとして、志願者とジャムってきた訳だが。
良いミュージシャンというのはなかなか存在しないようで。
一緒に演奏している人の音を全然聴いてなかったり。
致命的。
普段の10倍解り易く弾いたが、それでも難しいと言われたり。難しいって何さ!何なのさ!
全然本気出せず、退屈だった。

本日の収穫は、フェンジャパのストラトは実戦でもまあまあ使えるということが解ったこと。


サッカー日本勝った。
主審のホーム贔屓や線審の未熟さにもめげず。
或は柳沢とサントスの判断の悪さにも拘らず。

2005/06/03

夏彦

昨夜、あれから三時間程寝て、起きたら肩の痛みも我慢できるくらいには落ち着いてきたので、今日の為の用意をする。
思い付く限りの栄養素を流し込みながら。


しなくてはならないことそっちのけで小説や漫画ばかり読んでいる。
私の学友が京極夏彦について熱っぽく語っていたので、因より私は妖怪/探偵好きということもあって、ちらっと読んでみようかと思い立つ。
本屋に行くと、あるにはあるのだが、どれも分厚い。し、高い。
取り敢ず、分厚い短編集を見つけたので手に入れる。
併せてポオや漫画など買う。スティーブンジェイグールドの最後に出した本が分厚くて高くて、いつも迷うのだが、矢っ張り買わないでおく。代わりにサルトルとカミュの論争を買うが、読んでみて、想像とは違ってゲンナリする。
夏彦、私が普段読むような近代小説や学術系の書物とは違い、台詞や改行が結構多いので、思ったよりページが進む。
二篇程読み、やたらと沢山読んだ気になる。
小説の中で一人称を取る女性は、殆どの場合、何故か、或種の美しさを感じることを禁じ得ないというか、何か抗いがたい魅力を持っているものである。その女性がその小説の中でどんなに自分は醜いのだと主張しようとも。
それは作者が男で、或種理想化された女性像が提示されるからかも知れないし、或は読者が男で、女性に内面をうまいタイミングで晒されでもすると、コロッとイッてしまう質だからかも知れない。或はその両方。
でも恐らくは別の重要な理由があるんだ。何だっけ。さっき思い付いたんだけど忘れた。まあいいか。眠いし。

ええな。一人称女性。まあ兎に角。


然し本を読む体勢は首に悪い影響を与え続けている。

2005/06/01

獄門島

首が痛い。
本格的に痛くなってきた。

とうことで明日の用意は何も出来てません。
断続的な身体的苦痛は精神力を蝕むのです。