2012/01/29

半年から四半期に一度の玉葱ペースト

そろそろ玉葱を飴色に炒めたペーストが少なくなってきたので、新しく作り足そうと思ってね。
玉葱は既に大量に買い込んである。
フードプロセッサがあるんでミジン切りは楽だぜ・・・と思って玉葱を一つ、四等分ぐらいにしてフードプロセッサに突っ込んだのだが、スイッチを入れても刃が動かない。
モーターはちょー動いてるのだが、刃が全然動かない。
過負荷かもと思って玉葱を取り出して空でスイッチを入れてみると、モーターは動きっぱなしで刃が動かないか時々弱々しく回る感じ。
中でギアが空回りしてる感じ。
まじかー。
故障する程使ってないのに・・・。
くっそー、こん安物めがー。
めがー。

ってことで、解剖する。
保証なんざクソ食らえ。
隠しネジ&特殊な頭のネジが使われてて開けるのにかなり苦労するが、根性で開ける。
中の部品をバラしていくと、モーター軸に付いてる一番最初のギアが割れてる&歯が一つ飛んでる。
まじかー。
割れてるだけなら希望はあるが、歯が飛んでるのはなあ。

然しここで諦めないのがマリーアントワネット。
歯が無ければ作ればいいのよ。
まあギアが樹脂製だったのが不幸中の幸い。
これが金属製だったら諦めてただろう。
が、そもそも金属製ならそう簡単に歯の欠けることはなかっただろうがな。

てことで、先ずはギアの割れた部分にアロンアルファを流し込んでくっ付ける。
そして欠けた歯をどうすべきかが問題。
エポキシ樹脂とか粘土系は必要な強度が出そうにないし、固まるまで時間が掛かる。
ギアに使われている素材と同じぐらいの硬さの樹脂の削り出して歯を作り、アロンアルファでくっ付けるのがよさそうなんだけど、こいつはなかなかヘヴィーだぜ。
歯の先を作るのは私の器用さを以てすればどうってことないが、割れた根元の部分を削り出すのが大変。

然しその為に使えるような素材といえば・・・。
使い古しのギターピックがあるぜ。
Jim DunlopのULTEXのピックが丁度良い硬さ。
こいつをナイフとヤスリで削って歯を作る。

おおまかな形を作って、ギアの欠けた部分にアロンアルファでくっ付け、ナイフで更に或程度整形する。
これをモーター軸に取り付けて更にアロンアルファで固定。
他のギアも取り付けて手で動かしてみて、スムーズに動くようにナイフで削って微調整する。

オウケイ、完成。
我ながらよくやるよ。

組み立て、スイッチを入れて動かしてみると一応動いた。
まあ多分またすぐ動かなくなると思うけど・・・。


取り敢えずフードプロセッサはこのまま置いといて、玉葱は包丁でミジン切りすることにする。
マスク&ゴーグルで完全防備。

玉葱は茶色の皮のまま根の部分を包丁で刳り、刳ったところから皮を剥がしていくと、割と楽に皮を剥げる。
皮を剥いたら先を落として、半分に切ってミジン切りにしていく。
これを20個ぐらい。
大ボールに山2杯。
この時点でもう厭になってる。

これをデカい中華鍋風フライパンで2回に分けて炒めていく。
炒めるのがスゲー時間掛かる。
マジ勘弁して欲しい。

フライパンにオリーブオイルとバターを入れて火にかけ、バターがジュワジュワいわなくなったら玉葱半分投入&塩少々。
この最初の時点で水を少し足しておくと熱が伝わり易そうな気がする。
混ぜ続けて水分を飛ばしていく。
しばらくして体積が半分以下ぐらいになったら一旦ボールにあけて、残りの玉葱を同様にして炒める。
その玉葱も半分ぐらいになったらボールの玉葱をフライパンに戻して一緒に炒める。
焦げ付かないように只管混ぜ続け、全体が透き通った茶色になって甘くなったら出来上がり。

体積が1/5ぐらいかそれ以下になって、なんかどうも苦労の割に出来上がりの量が少ないような気分になる。

粗熱を取ったら一回分ずつサランラップに小分けして、ジップロックにまとめて冷凍。

ふひゅー。
やれやれだぜ。