オウケイ。
テレキャスのシンラインのピックアップを、ダンカンのからFenderのVintage Noisless(→SoundHouse)に交換する序でに色々いじる。
まとめてみよう:
・ピックアップ交換
・ブリッジを6weyのからWilkinsonの(→SoundHouse)に交換
・ノイズ対策、ピックガード裏に銅箔を貼る
・ノイズ対策、ザグリ等に電導性塗料を塗る
・ハイパスコンデンサを乗せ、ミニスイッチでバイパスできるようにする
・外していたトーン回路を復活させる
・可変抵抗の交換
という感じ。
ノイズは大分減った。
普通のハムバッカーと同程度か少し少ないぐらいだ。
リアは前から2コイルをスタックしたものだったのでそれ程顕著には変わってないけれど、特にフロントは今まで普通のシングルコイルだったので、ノイズは激減した。
銅箔と電導性塗料の効果がどの程度あるのか判らない。
ブリッジは、オクターブも大体合うし、これで正解だ。
生音も、ちゃんとボディに弦の振動が伝わっている感じだ。
6weyのみたいに駒の脚が浮いて音がビビるような心配も無い。
あと多分、後から自分で溝切りしなきゃ不可ないかも知れないが、まあしなくてもいけるっぽい。
音は割と普通。
テレキャスらしくて好い。
ホロウボディらしさもあるし。
テレキャスは、弦の鳴ってるそのままの感じでアンプから音が出る、みたいな感じが好い。
可変抵抗は両方250kΩのパーツ屋で売ってる普通のやつ、トーン用コンデンサは多分マイラか何かの0.047µFの、ハイパス用はPPコンの0.001µFの。
まあ普通ですな。
奇をてらわず普通にするのが今回の改造のテーマ。
コンデンサは、数十円の簡単に手に入るもので色々試したみたけど、直ぐ判る程には音色に影響は無さそう。
そもそもあんまりトーンは絞らないしな・・・。
ハイパスコンデンサはミニスイッチでバイパスできるようにしてある。
ハイパスをONにするとヴォリュームを絞ったときテレキャスらしいシャリついた音になるし、OFFにすればヴォリュームを絞ってもシャリつかなくなる。
まあそんな感じか。
全体的に、楽器らしさが戻った感じで、改造してよかった。
あと90円ぐらいのブザーを使ってパッシブピックアップを作る。
バウロン用にしようと思ってたのだけど、いろいろあって結局サイレントヴァイオリン用になった。
タカチの小さいプラスチックケースに可変抵抗とコンデンサとフォンジャックを突っ込んで、ネジでヴァイオリン本体に固定して、そこにブザーを繋ぐ。
これでサイレントヴァイオリンもギターと同じように使える。
電池要らず。
普通にギターアンプに繋げばいいのだ。
高音域がキンキンすることがあるのでトーン回路付き。
ヴォリュームを付けてもよかったかな。
電池が要らないのが素晴らしい。
小型のスピーカでも試してみたが、やっぱブザーが好いのよね。
この手のピックアップは結構色々作ってきたが、徐々に色々改善されている。
あとA/Bボックスを作る。
片方の入力にだけヴォリューム付き。
サイレントヴァイオリンなどを繋げるとき用。
序でにSGのリアピックアップがトーン回路をスルーするようにしてたのを、一般的な2Volume/1Toneの回路に繋ぎ直す。
という感じで、半田のヤニ薫る今日この頃。