2009/04/22

Axis Fuzz復活

ロケット形の無駄にでかい筐体に入っていて持ち運び難いAxis Fuzzの、中身を取り出して、お馴染みタカチのアルミダイキャストのケースの小さいのに収める。
この計画は、Axis Fuzzの裏の蓋を外したまま、数年間放ったらかしにされていたのだが、今日やっと手を付けた。

基盤の部品点数は凄く少ないんだけど、その割には基盤が大きくて、横長にはギリギリ入らなかったので、縦長に入れる。
スイッチは、面倒臭かったからオリジナルのをそのまま使う。
オリジナルのはスイッチの首が長過ぎて出っ張るんだが、まあ可変抵抗のツマミもでかくて同じ程度出っ張るので、換えるなら両方一度に換えなければ余り意味が無さそうだし、序でに可変抵抗の抵抗値も日本では余り標準的ではないっぽくて簡単に手にはいるかどうか判らなかったので、まあそのままでいいや、と。
従ってスイッチON/OFFを判別するLEDは無しで。

で、中身を取り出したんだが、配線に使われているケーブルが固くて脆くて、半田付けのところで今にも切れそうだったので、切れそうな所は新しいケーブルでつなぎ直すことに決める。
後で判らなくならないように写真を撮っとこうと思ったのだが、まあ大丈夫だろうと、撮らずに作業を進める。
で、取り出した中身をそのまま机の上に置いてたのだが、案の定、何かの拍子に机から落とす。
落とした瞬間に何本か切れてしまう。
ああああ!
どこにどれが繋がってたか判らなくなってしまった!
写真撮っとけばよかった!
基盤と睨めっこして、どこに何が繋がっていたか考えなければならない・・・。
が、Googleの画像検索で検索すると、Axis Fuzzの蓋を開けたところの写真が見つかった。
これを見ればどことどこが繋がっているのか直ぐに判る訳だ。
じゃあ、と、作業効率を高める為にも、ここは一旦配線を全て外して、新しいマシなケーブルで配線し直すことに。
配線材には無駄にBelden8412の芯線を使ってみる。
まあ音質に顕著に影響するとは思えないけど。
ビミョウな長さが余ってたのよね。
あと使い易くていつも使ってるお気に入りの配線材が、思ってたより残り少なかったこともあって。

9Vは電池を使わず外から取るようにする。
まあ以前からそうしてたのだけど、スペースに余裕を持たせる為に電池のコネクタごと外す。
あとはオリジナルパーツを使う感じで。

で、繋げて組み立ててみたところ、普通に動いたのでOK。
完了。

私はこれをFuzzとしてというよりは、殆ど歪ませずにトレブルブースターとして使っている。
アンプやオーバードライブで既に歪ませてる状態で使用される。

これでやっとトレブルブースターが再び手に入った訳だ。
Fuzzとしてブーブー歪ませてもそれはそれで格好良いのだけど、音色に変化が付け難くて私にはイマイチ面白味に欠ける。
あと普通とは違った使い方をする方が格好良いに決まっている!
序でに空気読まない或は読めないとか言って格好付けているだけではまだまだ全然なってなくてダサくって、一旦空気読んで空気を把握してから更にその逆とか斜め上とかを行って格好付けた方が格好良いに決まっている!


あとスイッチについて、思ったこと。
フットスイッチにするには、フジソク製のより、楽器屋でAllPartsブランドでよく売られているCLIFFのやつの方が安定している気がする。
3PDTのやつ。
あれ、どっかで安く手に入らないかねえ。
まあ楽器屋で買っても慥かそれ程ベラボウな値段ではなかったと思うから、いいっちゃあいいんだけど。
日本橋のパーツ屋とかにどっかあったかねえ?