2011/10/15

信頼感

知覚過敏の治療。
施術者が変わったのだが、前の人より安心して治療を受けられるように感じる。
やってることは多分そんなには変わってないんだろうけど、一寸したやりとりだとか施術の仕方だとかから信頼感に違いが結構出るもんだなと思った。
治療技術の巧拙もそうだがそれ以外にも、信頼感が得易くなる対人スキルとか或は何か性格とかがあるんだろう。

自分が相手にどれだけ信頼感とか安心感を与えているのかということは、結構判り難いことだと思う。
余り信頼していないときでも恰も信頼しているかのように振る舞うことは多いだろうし。
序でに言うと、「今私はあなたのことを本当は大して信頼していないが、状況を鑑みて、恰も信頼しているかのように振舞っている」ということを、ちょっとした仕草や言葉の端からそれとなく相手に感じ取らせるようにして伝えることもできたりする。
更に「今私は・・・(中略)・・・のように振舞っている」かのように振舞って見せることもできる。
このくらいのレベルの複雑さなら、普通の人の普段使いのコミュニケーションの範疇だろう。
然し実際にどのくらいの信頼感とか安心感を抱いているのかということに関して、社会生活において、親しい仲でない相手に馬鹿正直に伝えようとするような状況はそれ程多くない気がする。
なので、相手により大きな信頼感を抱かせるというスキルを意識して洗練さることは、そこそこ難易度が高いんじゃないかね。

ということで、私は人に不透明感とか疑念とかを抱かせるということ関しては一寸した者なのだが、多少頑張ったぐらいでは相手に信頼してもらえるようにはならないということですかね。