2011/10/03

玉ねぎクラウド

Cloud
Cloud posted by (C)Ludwig D. Omen
トイレンズの試し撮り。
Holgaのマイクロフォーサーズ用のヤツで、周辺光量落ち機構を取っ払ったもの。
でもイマイチ使いどころが無いのよね・・・。
色々中途半端でさあ。

雲といえば。
以前はクラウド或はクラウドコンピューティングといえば、サーバが複数箇所にあって、サービスを利用するにあたってどのサーバに繋がってるかユーザーには分からない(或は意識させない)ようになってるようなサービス形態、或はそれ故サーバの存在自体を意識させないようなサービス形態を指していたように思える。
つまりユーザーから見ればサービスが「どこどこのサーバ上」ではなく「雲の向こう側」になんとなく存在しているぐらいの感じに見える訳だ。
或はひとつに見えるサービスが複数箇所に存在するサーバによって成り立っている様が、ユーザーには形の曖昧で一定しない雲のように感じられる訳だ。
あとサーバが複数箇所に存在しているが故の堅牢性も暗に含意されていた気がする。
現在では単にSaaSとかシンクライアントとかと殆ど同じ意味で使われていることもあるようにも見える。
或は何故か妙に限定的に「データをネット上のサーバに預けて必要なときに必要なデバイスに落とせるサービス」みたいなことをなんとなく意味していることもあるっぽい。
これらは別にまあサーバが1台でも成り立つ話。
なので、それがなんで「クラウド」なん?雲と何が関係あるん?ちゅう話になる感じか。
で、何が「クラウド」なのか、何を以て「クラウド」と言われているのか、今や状況や文脈からも意味を確信できないことがあるぐらいにギャバガイな言葉になってしまっている、と。
「クラウド」とか言ってもイマイチ何が言われているのかはっきりしないので、もうこれバズワードじゃね?という話になるっぽい。
という私のぼんやりとした理解。


玉ねぎを大量に炒める。
2kgぐらいか?
家の中全体がすげー玉ねぎ臭い。

ミジン切りにするのにフードプロセッサが大活躍。
もうこれ無しではミジン切りができない・・・。
皮を剥くだけで目と鼻にダメージを食らうので、包丁でミジン切りなんてもうやってられない。
昔はやってたけどな!
皮を剥いてヘタを取って6等分ぐらいに切り分ける為だけにゴーグルをかけてる。


私的言語メモ。
ガリガリに確定的なこと(或は大文字の真理とか絶対の絶対に確実なこととか)など何も無い、なんてことはよく言われることだし、そう考えておいて困ることはまあ無いだろう。
然しこのことから「十分に確信に足ることなど何も無い」というようなことを(多くの場合、夜陰に紛れて)導きだそうとするからおかしなことになるのだ。
確実性とか信頼性について、程度にまつわる議論が無視されている。
生きて生活している人間にとってより重要である議論が無視されているのだ。
なので物理学的事実と占星術的事実とが「フラット」になってしまったりするような、普通から見ればアホらしいことになるのだ。
「この重りについて色々検査した結果、物理的にはどう見ても53kgなのですが、占い師は100kgだと言っています。序でに通り過ぎのおばちゃんは、見た感じ10kgぐらいじゃね?と言っています。私には何が正しいのか判りません。」
我々に真理の基盤を与えるような「世界」が存在しないからといって、別に「これは私の手である」とか「これはMacBookである」というようなことについての確信が揺らがなければならない訳ではないし、「これは私の手である」を不健全な推論とする理由として「the One True World」の不在を持ってくることは適切でない。てか無理。
恐らく、「〇〇であることは確かである」というときに限って実用的な確かさではなく「the One True World的に確かである」というふうにとりたがる、というハエ取り壷があるのだ。