2016/02/07

3 in 1のバッファを作る

取り敢えず、放置していたギター用のバッファを作ってしまう。
ネットに落ちてる回路図引っ張ってきて、適当に弄ったり弄らなかったりしたり。
LTSpiceとか使って色々試してみたんだけれど、結局大して手を加えるでもなく。

5種類ぐらい実際に作ってみて、イケてる順に3つをタカチのケースに入れてロータリースイッチで切り替えられるようにした。
ユニバーサル基板て作ってるんだけど、抵抗とかを立てて実装すれば大分小さく作れる。
トランジスタ1石系なら7x9穴の基板で作ってでかめのコンデンサ乗っけてもまだ余るぐらい。

ロータリースイッチは4接点3回路で、一つはスルーにする。
他はJ-FET1石、MOS-FET1石、OPアンプ負帰還の3種類。
J-FETには昔買って余ってた、今や貴重品であるところの2SK30Aを使う。勿体無え。
他に余りのJ-FETが有ると思ってたので部品買いに行ったときに買い足さなかったのだけれど、家に2SK30Aしかなかった。
MOS-FETはBS170。
Super Hard Onの回路のダイオード抜きのゲイン調整抜き版みたいなヤツ。
OPアンプはTL071。
回路的には何も考えないド直球なヤツで。
他のICも色々試してみたけどTL071が一番シックリ来た。
つうかデュアルOPアンプ用のパターンにしとけばもっと色々試せたか。

繋いでも音が全く変わらないというのが理想ではあるのだけれど、やっぱどうしても少しは変わってしまうね。
まあ実装やら部品や定数の選択やらが素人仕事ってのもあるんだろうけれど。
全体的に扱い易いサウンドにはなるんだけれど、スルーの方がローが膨らんでて深みがあるような感じがする。
慣れもあるんだろうけど。
J-FETで作ったヤツが一番音がマイルドな感じになったけどなんか狭い感じでノイズが少し乗る。
どっか一寸ミスったか。
MOS-FETのは音的にはJ-FETのとOPアンプのと間ぐらいの感じで、一番ナチュラルな感じがする。
OPアンプのは結構ハッキリした音で、クリスピーな感じになっている。
つうことで、MOS-FETのが一番気に入っている。
まあ使うアンプの特性に依って切り替えたりする感じなんじゃないですかね。

バッファをTonebender系のファズの前につなぐとファズの音が結構変わってしまう。
なのでファズの後に繋ぐことに。
後でもまあ音は多少変わるけど、前に置くよりはずっと良い。
バッファの後にアナログのモジュレーション系を置くと掛かり具合がクッキリして面白い。
あとはMarshallのBlues Breaker IIをバッファの後に置いてみたけど、Blues Breakerはあんま変わらんかった。

まあそんな感じで。
机の上がすげーことになっている。

KiCADをユニバーサル基板用に使いたい。
なんかグリッドの設定すれば良い感じ使えそうなんだけれど、考えるのが面倒臭くて何も試していない。
ライブラリに縦置き抵抗とかあったっけ?なんかあった気がする・・・けどまあいいや。
今は方眼ノートに手書きでパターン図作ってるんだけど、それはそれですげー面倒臭いし、バッファみたいな簡単なのでもたまにミスったりするんよね。