IbanezのS、2ハムでフィクスドブリッジ。
サーキットの改造。
Ibanez S Circuit posted by (C)Ludwig D. Omen
一寸グランドがあっち行ったりこっち行ったりしてますけど。
フォンジャックのスリーブ端子を良い感じの長さに切ってそこでまとめるつもりが、手元が狂って端子を切り過ぎたのです。
回路図:
Ibanez S Circuit posted by (C)Ludwig D. Omen
取り敢えず・・・
ピックアップは今まではパラレル接続ができるようにしていたけれど、今回はシリーズ接続のみ。
ハイパスコンデンサ入れたらボリューム操作で音質を変えるようになって、結局のところパラレルにすることは少なくなったので。
1Volume仕様で510pFのハイパスコンデンサ入り。
元々Volumeが付いてたトコは手が当たって邪魔でしょうがなかったので、今はキルスイッチを置いている。
Toneとか使わんし、元々ToneがあったトコにVolumeを置いてる。
そしてハイパスは最近必須。
ボリューム操作で音質をコントロールできるようになって、「使える」音の幅が大分広がる。
特に或程度アンプで歪ませたい派には丁度良い。
キルスイッチはまあ実際あんま使わないけれど、まあほぼVolumeを移動させてできた穴を塞ぐ用。
でも無駄に結構良いスイッチ使ってる。
スイッチを押したときの感触には結構拘った。
シンデンのプッシュスイッチ単極42ってヤツ。
共立で売ってる。
モメンタリONで赤ボタン。
ピックアップ切り替えスイッチはCRL製の3way。
CRLのは切り替えストッパーがゴツめのバネ式で、ガチャンっと切り替わる感じが気に入っている。
フォンジャックはSwitchcraftのステレオのシリンドリカル。
元々付いてたのはモノラルで、接触不良が起こってたので交換した。
接触不良を最小限にする為にリングとスリーブは接続してある。
で、今回一番でかい変更は、ボリュームスルースイッチを入れたこと。
元々はピックアップのパラレル-シリーズ切り替えスイッチを置いてたのだけれど、パラレル使わなくなってきたんでそのスイッチは外して他のファンクションを割り当てようと。
DPDTのトグルスイッチ(実際には3PDT使ってるけど)で、スイッチを切り替えるとボリュームがスルーされるようになっている。
つまり普段はボリュームを絞った状態で弾き、フルアップにしたいところでスイッチを切り替え、で、また元に戻りたい時にスイッチを戻す感じの使い方。
スイッチの切り替えの動作だけでフルアップ状態にできるというメリットと、またフルアップした後で良い感じに絞ってたボリューム位置に確実に戻れるというメリットがある。
最近はボリューム操作で音をコントロールすることが多くなってきているので、この二つのメリットは私には結構でかいのです。
まあ取り敢えずそんな感じで。
そういや回路図エディタの話。
オープンソースのKiCAD(→kicad.jp)がバージョン4.0になりそう。
今RC版が出たとこ。
KiCAD自体は結構良い感じなんだけれど、まだ丁度良い感じの部品ライブラリが揃ってない感じなんだよな。
他にはBSch3V(→水魚堂)とか。
簡単な回路図であればパパっと作れてるし、パパっと作るのに丁度良い感じのライブラリが揃っている。
今回はコレを使った。
ギターの配線だとかファズファイスぐらいのエフェクターの回路図を単にパッと描いて誰かに見せる程度だったらコレが丁度良い。
でもパターン図とか作る機能は無い。
後はLinear TechnologyのLTSpice(→Linear Technology)とかRSのDesignSpark PCB(→RS Online)とか。
LTSpiceはマジイカスけどお手軽感はBSch3かね。
DesignSparkは登録がすげーウットかった気がする。なので使ってない。