2019/07/24

ソリッドシャフトのノブ

ノブよ。
ギターの。ボリュームの。
製造コストやら慣習やらの問題で、多くの場合シャフトはローレットなんだけれども、私お好みのTOCOSのボリュームはローレットシャフトのが普通には売ってない。
ローレットシャフトってえと、シャフトの先っぽがギザギザになっててボリュームノブを押し込むだけで固定できるヤツ。
押し込むだけで取り付けられるので製造工程が少なくて済み、見た目的にもイモネジ用の穴が見えることも無く、またネジ留めしている訳ではないので留めネジが緩んできたりすることも無く一旦取り付ければ自然と外れるみたいなことはそうそう無いので、ギターにはよく使われる。
ギター界隈では「スプリットシャフト」とも謂う。
そうでないヤツは大抵ソリッドシャフトで、ギザギザが無いのでボリュームノブはイモネジで固定する。
ノブの交換が楽だったりシャフト自体の剛性が高かったりポインタ位置の微妙な調整がし易かったりするが、ノブ自体が横からイモネジ用のタップ穴を開けないと不可なくて金型一発で製造できないしタップ部は大体金属になるので高価になり勝ち。
TOCOSのはコレ。
あとDシャフトとかもあって、ギター界隈ではエフェクターとかに使われてたりするけれど、あんましギター本体側で使ってるの見たこと無い。
ギターのボリューム界ではローレットシャフトがスタンダードだけど、私のお気に入りのTOCOSのボリュームに交換するとソリッドシャフトになってしまう訳ですな。
ローレットシャフトが多数派なので、イカしてるノブは大抵ローレットシャフトのしかない。
ソリッドシャフト用のノブでイカスのが無い。
昔ながらのハットノブとかスピードノブとか、ソリッドシャフト用のが無い。

ローレットシャフト用ノブに穴を開けなおそうかとも考えたのだけれど、樹脂にイモネジはチョイ弱そう。
あとそうするとイモネジが掛かる部分が薄過ぎて怖い。
或はソリッドシャフト用ノブの金属製のリング(このリングで以てノブをシャフトに固定している)を抜いてローレット用のに移植して、金属用のカチカチになる系のエポパテとかで補強してやれば行けんではないと思うんだけれども・・・。

或は完全自作。
身近なもので、何か丁度良い大きさのものがあれば、それにφ6mmの穴を開けて横からイモネジを刺せば行けるんじゃないかと。
元々ボリュームノブではない意外性のあるものであれば格好良い感じもするし。
サイコロとか、あり勝ちだけれども、要はああいうヤツ。
だけど、丁度良い大きさのものがなかなか思いつかない・・・。
サイコロに対抗して麻雀牌とか?
でも少々安易だし、ダサいし、そもそも私は麻雀あんましせんしなあ。

どうしたもんかいな、という話。
誰かφ6mmのソリッドシャフト用で、昔ながらのハットノブとかスピードノブみたいなん作って呉れんかね。


光造形の3Dプリンタか、せめて3軸CNCフライス盤ぐらい欲しい・・・けどCNCフライス盤があってもマトモなCAMとかフリーでは見たこと無いしなあ。つうかそもそもCADが無いんか。