2011/05/30

ES-339のブリッジのサドルで悩む話

ES-339のブリッジ。
結構色々試してみてるんだが、未だ満足のいくものは見つからず。
オリジナルのABR-1にブラスサドルは高音弦の音が少々硬い。
��そしてオリジナルそのままってのも、改造好きな私にはなんだか味気無い。)
ナッシュビルタイプは機構的に信頼できるが何故か音が全体的に薄味な感じ。
ABR-1にGRAPHTECサドルは弦も切れ難いしチューニングの安定性も高くなるし高音弦の音も好い感じだが、低音弦がモヤッとする。

ということで、探求はまだ続く。

ABR-1にブラス&ナイロンサドルを試す。
5と6弦をブラスにしてその他をナイロン。
溝切って弦張って弾いてみたら、これが意外と悪くない。
ES-339 saddle
ES-339 bridge saddle posted by (C)Ludwig D. Omen

先ずは高音弦のナイロンサドル。
モヤッとするかと思ってたのだが、意外と普通の音だ。
ブラスのサドルと並べてもおかしくない。
アタック音が特徴的で、ガリガリに歪ませてアルペジオを弾いてもグシャッとなり難い。
サスティンも結構短くなるんじゃないかと思ってたのだが、これも、確かにブラスよりは多少短くなるが、意外とそこそこ伸びる。
音が丸くはなってるんだが、重くならない。好い感じ。
中音域が前に出て、主張の強いハッキリした音になった。
ES-339がよりセミアコらしい音になった。
でももう少しスムーズな方が私好みなんだよなー。

低音弦のブラスサドル。
モヤッとしがちなES-339の低音弦をそれなりにスッキリさせてくれる。
低音弦側をブラスにしとけば歪ませてゴリゴリ弾いたり刻むこともできる訳だ。
低音弦はブラスサドルでよさそう。

これはこれで悪くないんだけど、私には少々大人過ぎる。
もう一寸やんちゃな方が好きだんだよなー。
ということで、まだ探求は続く。
恐らくナイロンの部分をGRAPHTECに交換した感じがよさげ。
余ったナイロンはSGに使ってみよう。

まあそんな感じで。