2011/05/12

百聞は一見に如かないこともないでもない

楽器の習得にYouTubeがホント役に立つ。
或程度熟練してからよりも初学者にとって良い。
百聞は一見に如かない・・・こともないけど、「一見」の有る無しで結構違ってくるのは確かだ。
現在の私だと、ピアノとかボーランとかヴァイオリンとかの動画が役に立っている。
因みにボーランは自分の基礎練習メニューを自分で考えられる程度に習得できてきたが、ピアノとヴァイオリンはまだまだだね。

私はギターに関しては既に或程度習熟して了っている(勿論未だに今後学ぶべきことは無数にあるが)のだが、私がギターを始めた頃にYouTubeがあれば、今の時点でもう一寸弾けるようになっていたかも知れない。
ギターを始めた頃は私もピックの持ち方ひとつや弦の押さえ方ひとつさえどうしたらいいのか分からずに思い悩んだものだ。
回り道が後々役に立ったことも無いでもないが、間違った先入観を持ってしまって考えが狭くなったりして無駄だったり非効率的だったりする試行錯誤もかなり多かったように思える。
無知で居るより知っていた方が良いのだ。
中途半端な知識を持つより無知で居る方が良いとかいう話をよく耳にする。
知ったかぶりで恥をかくという話ではなく、無知を(能動的に或は受動的に)選択すべきという話。
これは人を貶める目的で使用されているレトリックだ。
完全に馬鹿げている。
中途半端と謂われる知識を持ったなら中途半端でないところまで知ればいいのだ。
或はそれが中途半端でそのままでは役に立たないということを理解できるようになる為の知識を得ればいいのだ。