2011/05/05

家守

寝れない自慢でお馴染みの。
成程、私は自分が寝れないということが他者にとって羨ましいことであると考えている、ということか。
かっ!

寝れないに任せて英語の論文を、どこに発表するでもなく翻訳などするが(而も自分だけが解るようなものではなく割と本気の翻訳)、何時間も掛けて2ページしか進まず。
横になっても只目を閉じていたり開けていたりするだけだ。

眠いというか、頭が鈍くて全身が重い。
キーボードまで手を持ち上げる腕がしんどい。
然しこの疲労から来る脱力感はちっとも心地好くないという訳でもない。

眠いという感覚ではない。
眠り方を忘れている。
寝ないといけない気がするんだけど、寝れんのかなあ。
暫く寝れない気がする。


窓を開けたらサッシにヤモリがへばり付いていたので、捕獲する。
指が入らなかったのでラジペンで首根っこを抓んでジャムの空き瓶に入れる。
ヤモリって割と動かないのね。
従って撮影会。
gecko01
gecko01 posted by (C)Ludwig D. Omen
エドワードエルリック等に捉えられたエンヴィの図。

ベランダの端っこの日陰にリリースしようとするが、ガラスにへばり付いてなかなか落ちない。
gecko06
gecko06 posted by (C)Ludwig D. Omen
アラかわいい。

近付いても全然逃げる気配が無い。
触っても迷惑そうに少し動くだけ。
ヤモリってこんなに堂々としてたっけ?
或は昼だったからか?
gecko02
gecko02 posted by (C)Ludwig D. Omen

全体図。
gecko09
gecko09 posted by (C)Ludwig D. Omen

爬虫類は割と好きな方なので、飼ってもいいのかも知れないが、でもあいつら死ぬだろう?
鉢に植えた植物が枯れても大して何も思わないが、飼ってた生き物が死ぬと或種の喪失と落胆があるし何か道徳的にチクリとこないでもないからなあ。
電池を取り替えればいいようなものなら、要らなくなったら捨てればいいんだけど。
自然に死んで呉れ給え。
私の知らないところで。人間である私の余り関知しない生態系の中で。

撮影している間、陽の当たった背中がジリジリと焦げる。
良い陽射し。
良い陽射しの季節だ。

暫く放置しているといつの間にか居なくなってた。
まあ踏ん付けると厭なので、あのままあの辺りに居座られても困る。