2011/04/20

古本

最近メッキリ本を読まなくなったのだが、たまたま目に付いたクーンをペラペラ読み返してたら向精神薬が効き過ぎたみたいに頭が良くなったような気分になったので、久し振りにちゃんと本が読みたくなった。
家に未だ最後まで読んでない本が結構あるのだが、そんなことは忘れることにして、古本屋へGO。
買っただけで読んだ気になることでお馴染みの。

家から歩いて数分のところに割と確っかりした古本屋がある。
てゆうか私の家の周りはその古本屋ぐらいしかない。
菊屋か古本屋ぐらい。
気の利いた喫茶店とかイカスケーキ屋とかも無い。
メイドばば様の居ないシーサイドみたいな喫茶店ならあるけど・・・入り難いことこの上ない。
あ、何故か美容院は死ぬ程ある(が、私の行きつけは違う場所)。

で、古本屋。
ブックオフ的なところでなく、落ち着いて本を選べるような古本屋。
茶煤けた全集とかハードカバー系が多く、見てるだけで満足できる。
ハードカバーが一冊大体500円ぐらいで手に入るので、新品なら欲しくてもまあ買うことはないだろう、というような本も買ってしまう。
美術館のお土産コーナーで売ってそうな一寸した画集とかが100円だったりするし。
ツボに嵌れば良し。
哲学系も多少扱っていて、出会ってしまうと買うしかなくなる。
たとえそれがギリシャ哲学の断片集だったとしてもな!(300円也)

何故かウィトゲンシュタイン関係の本が結構沢山あった。
ウィトゲンシュタインの解説とか、ウィトゲンシュタインの名前を使ってあることないこと言うヤツとか。
危ねえなあ。
こんなところにそんな本を置いてたら私の財布がヤバイでしょうが。
どうせなら全集の9巻を置いてて欲しかったんだけど。

とうことで、なんだかんだで結構沢山買ってくる。
全部読むのか?