やっぱ国会で各党の保有できる最大議席数を全体の1/3(できれば1/5)未満に留めるというアイディアは、まあ現実的にはそれ程良いアイディアではないにせよ、考えてみると面白い。
序でに議員が「問題を処理する為の時間が無い」という言い訳をしなくて済む程度に最大議席数を増やすのもいい。
或は、政党が各議員を繋げている力をもっと弱くできたらいいのに。
或議員について、自分の所属する党がおかしな法案を押し通そうとすれば、勿論議論に参加しなければならないのだが、それでも決着が付かなければ採決の時に自分の信念を貫いて反対票を入れても問題無い、というくらいに。
・・・。
現代において、人々の政治的要求は80年代以前よりは多様化或は細分化しているように思える。
或は昔からその多様性はそんなには変わってないのかも知れないけれど、何と言うか・・・多様性がより強く表面化している気がする。
然し逆に小選挙区制で選択の余地も少なくなっているし、少数派の政党は議席がより獲得し辛く、大きな政党がより大きな議席数を獲得し易い仕組みになっている。
細分化されることで小さくなった声は議席数だけでものを考える癖の染み付いている民主的とは言い難い連中にしてみれば更に無視し易くなる訳だ。
これをどうにかできないものだろうか。
ブロードバンド普及率がほぼ100%になるかして、誰でも簡単にネット上の情報にアクセスできるようになり、それでネット選挙活動が盛んになれば、或は選挙区無しでいけるようになるかも知れないけど・・・。
逆に選択肢が多過ぎるかも知れない。
で、最大議席数制限な訳だが、実際にはあんま意味無さそう・・・。
死票上等になるし。
より「政治参加、投票して終わり」に向かう可能性も。
我々がよりまともな民主主義に近付く為には、どんな仕組みが必要なのか・・・。
問題はいつも大体ここらへんだ。
何か画期的な方法でもないものかね。
冬だし、寒さでとても醜いあの体制をグッと魅力的な民主主義にしてすぐ消えるぐらいの画期的な。
消えちゃいかんのか。
取り敢えず手始めに、国会については議案とか国会会議録の画期的な何かとか?
そういやネット選挙活動が認められれば名前を連呼するだけの有権者を馬鹿にした公害街宣車は減るかと一瞬思ったけど、減らないだろうなあ。
アレはどうにかならんのかね。
選挙活動として普通の話し声以上の音量で候補者の名前を60分間に2回以上口にしてはならないという法律でも必要なんじゃないのか?
或は70db(多分少し声を張ったぐらいの音量かと)以上の音量は不可ないとか?
頭が悪くなるとどうも書きたいことが書けなくて不可ない。
参ったなあ。