2006/08/31

悪夢、非論理的なこと、複雑な絶望

悪い夢を見た。
どうやら私は何かに殺されようとしていて、その危機からどうしても逃れられないような状態にあるらしい。
そして精神的にもかなり追い詰められていて、絶望している。
私は、それでも一応生きていて意識もあるので、何か抵抗しなくてはならない。
私を殺そうとしている何かは、どうやら、キリスト教文化における悪魔といったようなフィクション的で民俗学的な存在であるようだ。
私はキリスト教の神の存在を是認することを要求されている。
つまりそいつは悪魔なので、私は神の存在を是認して、神を信じて、そして神に救いを求めれさえすれば、私は目の前の危機を恐らくは乗り越えることができるという訳だ。
私は「おまえが居るなら神だって居るんだろう」と非論理的なことを言って、本気で神に助を求めた。
同時に自分がより複雑な絶望に絡め取られたことを感じながら。

酷い夢だ。
私は、たとえ夢であっても、今まで、これほどまでに自分をアイロニストとして捉え得るような状況に置かれたことはなかった。