2004/08/31

ブロークン・ハート・ビート

『ライ麦畑で捕まえて』を、なんとか、途中で放り出さずに、読み終えた。
途中までは、そんなに面白くなかったので、どうしようかと思ったが、最後から四分の一あたりから、大分好くなった。
飲んだくれて駄目になったあとからね。
主人公のホールデンには、まあ共感するところも多々あるのだが、実際に奴が身近に居るとなると、鬱陶しいんだろうなあ、と思った。
「笑い男」の方がずっといい奴だ。
あと、フィービーにハートブレイク。
まあ、そんなところか。

いつでもどんなときでも無条件に素敵な音楽、てのを聴きたくなった。
その気になったとき聴けば素敵な音楽、というのではなく。
で、本日のヘヴィーローテイションは、グールドの弾くバッハのゴールドベルク変奏曲。
変奏曲ってのは、一つのテーマを色々違った仕方で弾く、というやつ。
「キーラーキーラーひーかーるー、よーぞーらーのーほーしーよー」
「キッラキッラひっかるー、よっぞらっのほっしよー」
「キララキララキララキララひいいかああるううううう、よおおぞおおらああのおおほおおしいいよおおおおおお」
みたいな。
これは32種類の仕方で弾く。
が、32種類も続けて聴かされると、飽きてくる。
従って、あれは、休み休み聴かなければならない。