2004/08/09

諭吉

友人の脚本の劇を見る為に、待ち合わせをする。
が、待ち合わせ時間の一寸前から尋常ではない腹痛に襲われる。昨日喰った賞味期限切れの餃子がやばかったか。タワレコのクーラーの効いた環境の中で、一人大量の汗を掻く。大量の汗を掻きながらCDを買う。本気で帰ろうかどうか迷う。

ビチクソ後一寸スッキリ。無事、劇を見ることが出来る。

劇の感想。
だんだんと、彼も、力をつけてきている、というのがよく解った劇だった。彼には、がんばり続けて欲しい。彼は、まだまだ行ける。
私なんか、ぜんぜんまだまだ努力が足りない、駄目だな、と思わされた。

劇を見た後、我々の師がアメリカに行くのを送り出すために、師並びに教え子達と呑む。腹の調子がイマイチなので、チュウハイ一杯で止しておく。が、案の定腹痛に襲われ、じっと耐える。世の中の不正やそれに否応なしに関わらされている人の居る事や、或はその不正に因って虐げられている人の居る事を思い、或は実際にそれらの事実に対して私の何もしていないことに対し、静かに立腹する。
「天は人の上に人を創らず、人の下に人を創らず」
福沢諭吉の時代にさえ、言われていたことなのに。
プライマルスクリーム曰く、「ロックンロールは我々が自由を勝ち取る為の夢の武器なのだ。」と。
甚だ頭痛がする。

帰宅後、頭痛薬を飲み、買ってきた新居昭乃の新しいのと、モーツァルトのレクイエムを聴いて、幸福になる。