2009/12/05

ドーキンス

民俗学好き、或は民俗学的雰囲気好きには堪らない、知里姉妹の、アイヌのお話をまとめた岩波文庫のが重版されて手に入れ易くなっている。
バイナウ。

あと勢いでドーキンスの新しいのを何故か買ってしまった。
他に買うべきものがあった気がするが・・・まあいいか。
The Evidence for Evolution、ということなので、またIDへの反論かねえ。
そこを重点的にやられると、IDに興味がない私には少々つまらないかも。
IDに脳のリソースを使うより空飛ぶスパゲッティモンスター教の構想を膨らませる方がよっぽど面白い。
まあ日本に住んでいると、IDなんざ別に何の脅威でもない、ムー(雑誌の)で取り上げられるべき話だろう、というような気分になるかも知れないけど、イギリスだと事情は違うのかねえ。
アメリカは凄くやばそうな印象はあるけど・・・。

でもまあ、最近のドーキンスの進化論(或はそれにまつわる存在論とか実在論とか)がどうなってるのか、少しはマイルドになってるのか全然変わってないのか、知るには好い機会かと。

因みに私はグールドかドーキンスかといわれればグールドに近かった筈なのだけど、彼等の間でどこがどう違ったのか、細かいことなど多く忘れてしまった。
これを機に、私がどんなだったか思い出すべし。