2007/03/13

外部記憶装置

風呂の中で何か考えていたのだが、何を考えていたのか忘れてしまった。
風呂の中で物思いに耽るのは、物思いに集中できる反面、手元に記録媒体が無い故、風呂から上がるまで考えていたことを覚えておかなければならないという難点がある。
而も私は非常に忘れっぽいので、多くの場合、何かいいこと思い付いたと思っても、風呂から上がる頃にはすっかり忘れてしまう。

因みに近頃枕元にノートを置くようにしたので、蒲団の中で何か思い付いてもメモがとれるようになった。
が、何か思い付いても、ライトを点灯したりして目が冴えてしまうのがどうもメンド臭くなって、結局何も書かないということが多い。

とか書いていたらなんかぼんやり思い出してきた。

我々若者の内の一人が個々に感じているところの我々若者全体についての像の特徴と、実際の我々若者全体の実態の特徴とは別のものとして扱うべきだ、ということを忘れてはならない。
例えば我々若者の内の一人一人が、仮に、「今の若者は自分以外の人間を馬鹿だと感じている、という特徴を持っている」と思っていたとしよう。
そして個々の若者がそういった若者像をも持っている、ということは、実際に若者全体に特徴的な事柄である、としよう。
然しこのことから「実際に若者は自分以外の人間を馬鹿だと感じている、という特徴を持っている」ということは導き出されない、ということに注意しなければならない。

というようなことを。
やっぱりあんまり「いいこと」ではないなあ。