2006/04/01

東京都教育委員会

以前有害なナショナリズムについて書いた序でに。
卒業/入学シーズンの気の滅入る話。

東京都教育委員会は・・・。
本当にどうしようもない。
毎年この時期は口が開きっ放しで喉が渇くのだが、喉の渇きが段々酷くなってきているように思える。
何がしたいのかも解らない。
そんなことをすれば自分の住んでいる国が一寸でも善くなるとか、単に何か思い違いでもしていらっしゃるのだろうか。
或は自分の住んでいる国の善さに関する系は非常に複雑だと考えていらっしゃり、「中国の蝶の羽ばたきがフロリダのハリケーンを惹き起こす」式に、自分達の面に泥を塗りたくっておいて、これがどうして善くなるのか解らないが、でも回り回って結局善くなるんだ、とかいう奇妙な妄想でも抱いておいでなのだろうか。
常識、而も特に不合理でもない常識から逸脱した訳でもないようなことを主張した人を停職処分にしたり減給したりする何か合理的な理由でもあるのだろうか。
いちびってやってるなら兎も角、一応普通の合理性を以って為された主張に対して、何だか気に喰わないからというだけでは十分に合理的な理由とは到底呼べないし、気に喰わない奴はやっつけていいという法(地方公務員法)解釈があったとしても、気に喰わない奴を気に喰わないからやっつけるということを正当化するのには、そういう決まりですからってだけじゃ、この場合未だ不十分だ。そんなもん決めた奴が悪いのだとしたら?
確か日本って、日本国憲法が最高法規だったよな?
私が終に発狂したかして、或は何か重大な勘違いをしていて、実は最高法たる日本国憲法なんてものはこの国には無かったのか?
私の鮮明な記憶では、学校でこのことを習った筈なのだが、どうやら私はとうとう頭が変になったらしい。
だって、「教育委員会」という名前まで名乗っている人達、従って自由について教えることに大きく関わっている(筈の)当のその人達が、「自由」という語の使用の仕方とか「自由」という概念について、それがどういうことなのか、なんにも分かってないないなんてこと、まさかある訳ないよね?
松本智津夫の子供が松本智津夫の子供だったというだけの理由で入学拒否する学校があったり。教科書を広げて、一体何を教えるつもりでいるんだろうか。それじゃ、教科書に載っていることは教えられないじゃないか。だって自分達が何一つ解ってないのだから。
特にこの時期は学校の方角から嫌な臭いがする。

あ、そうか!あの人達は、自分を犠牲にして更に周りを道連れにしてまで、反面教師の役割を買って出たのか!
子供達にこんな愚かな大人になるなよと。
気付かなかったよ!
確かに救いようがなく酷いので傍ら痛くなってくる!

勿論皮肉を言っているのです。
何だか胸糞悪い嫌な世界だ。