友人のライブに行ってきた。
友人の音楽を聴くことで、音楽に関して私が何をすべきか、何をしなくてよいのか、一寸見えてきた気がした。
収穫。
電車でエミリーシモンを聴きながら帰る。
前の端っこの席に座っていた女の人の体を捻りながら寝る姿が美しかったので、脳裏に確っかり焼き付ける。
一方で『金で買えるアメリカ民主主義』を読みながら気分は沈降してゆく。
良い本なんだ。
忘れっぽい人の為に言うが、「民主主義の国」とは、「株主の国」とか「自由経済の国」とか「金持ちが更に資産を増やせるように便宜を図る国」という意味ではない。
グレッグ・パラスト 『金で買えるアメリカ民主主義』