2013/08/11

SE215のワイヤー抜き

Shureのイヤホン、SE215。
耳に着けるとき着脱式のケーブルを耳に掛けるんだが、そのケーブルの耳に掛かる部分にワイヤーが入ってて、そのワイヤーを曲げて耳に沿うように形を或程度キープできるようになっている。
けど、これを耳に沿うように曲げるのは至難の業。
一度曲げたら少しのことでは動かないぐらい硬かったり逆にケーブルの重みで曲がって耳にフィットするぐらいに軟らかければよかったんだろうけど、中途半端な硬さで、着脱の際に掛かる力ぐらいでも変形するし、指で耳に押し付けたりするぐらいでは変形せず、イヤホンの方が耳から抜けそうになるぐらいには硬い。

稀に上手くいけばすっげー面倒臭いというだけで済むのだが、普通はああだこうだとずっと触り続けても結局耳に合わない。
耳に合わないとケーブルの重みや張力が耳ではなくイヤホンの方に掛かってしまって、いくら耳の中のいいところに押し込んでも少し動いただけでズレてしまったりするし、ケーブルのタッチノイズが殆ど軽減されることなく耳に伝わってしまう。
このワイヤーの所為でSE215自体を使うのが億劫になる。
結局エティモのhf5を再再再・・・修理して使ったりしてる。
然し音は余り好きなタイプではないけど悪くはないのだし、勿体無い。

ってことで、このワイヤーを取り除く作戦。
一応、ケーブルは着脱式なんで、失敗してもケーブルだけ買い直したりできるし。
まあケーブルめっさ高いけど。

幸いなことに、ケーブル本体とワイヤーは一体ものではなく、ワイヤーをケーブルに熱縮チューブのようなもので留めてある感じなんで、この熱縮チューブ的なものを裂いて取り除けばワイヤーを取り外せる筈。
慎重にケーブルにナイフを入れて熱縮チューブ的なものをケーブル本体から取り除く。
熱縮チューブ的なものを全部取り除くと、ワイヤーがケーブル本体から取り外せる・・・と思ったら、ワイヤーがケーブルのコネクタ部分にまで刺さってやがる!
引っ張ってみたけど抜けそうにない。
しょうがないのでニッパーでワイヤーを根本から切断する。
切断したところが引っかかるかと思ったけど、意外と大丈夫そう。
まあこれで兎も角ワイヤーを取り外すことに成功した。

SE215の本体にワイヤを抜いたケーブルを取り付けて耳に突っ込んでiPodに繋いでみると、すげーいい感じ!
ケーブルが耳の上にちゃんとフィットするし、動いてもズレたりしない。
ふう、やっと普通に使う気になれるぜ。

てことで、最近は専らSF215を使っている。
寝ながらでも或程度使えるので重宝している。