2013/08/18

厭な松茸

松茸。
中国産の安いヤツ・・・つってもまあ高いけど。
小さいの3本入りで1,000円ぐらいのヤツ。
一寸フンパツして松茸ご飯にでもするかと思って買ってきた。
時期的に早い気がするけど、まあ外国産なら日本の旬とかあんま関係無さそうな気もするし。

家帰って取り出してみる。
やっぱ香りはあんまりしない。
コレが世に謂うイマイチな中国産松茸か。
以前トルコ産のを買って、なかなかのものだった記憶があるんだけど。
もしかしたら時期も悪かったのかも知れない。

開けてみると1本からはなんか液体が垂れてるし変な臭いがする・・・。
もう厭な予感しかしない。
もうちょいちゃんとよく見て買うべきだった。
取り敢えず、一応松茸に似た匂いのしている2本は、石突落として裂いてみた感じでは取り敢えずは問題無く食べれそう。
でもあんま松茸っぽくない。
香りもイマイチだし、こんなに脆かったっけ?

最後の変な液体の出てる一本を手に取ってみるとグニュッとしていて、触った瞬間に醤油の腐ったような臭いが鼻腔に這入る。
うわあ。
石突を落そうと思ってまな板へ乗せると、まな板の触れたところにヌットリと茶色い染みが付く。
包丁を入れようとすると、ぐにゃぐにゃして切り難い。
少し裂いてみると、無数の穿孔された跡が見える。
スポンジのようだ。
穴の回りが茶色く染まっている。
ああ。
厭だ。

一応食するに堪える方の2本は、細かく裂いて松茸ご飯にする。
炊いてる最中も炊き込みご飯の匂いしかしねえ。
炊き上がって食べてみると、まあ炊き込みご飯の味。
まあ美味いっちゃあ美味いんだけど、松茸の香りがしない。
くそう、こんなことになるなら松茸のお吸い物の素でも入れとくんだった。
ポン酢を数滴散らして食べる。
まあ美味いんやけどな!
釈然としない。