2012/07/04

Shockwave DistortionとRATの改造

Jet City AmplificationのShockwave DistortionとProcoのRATの改造。

RATは、正確にはRAT2。
元々乗ってるOPアンプが違う。
現行品とも違うみたい。


RAT(→Soundhouse)。
こいつはポットが死にかけてたんで、先ずはそれを交換。
Aカーブ100kΩのΦ6で長めのシャフト。フツーの炭素皮膜のヤツ。
元々のはツマミ取り付け部がローレットだけど新しいのはフツーのソリッド。
端子の形状の関係で基盤にハンダで直付けすることができないので、スズメッキ銅線で基盤と端子を繋ぐ。
ポットを交換してして基盤をケースに戻すとポットのネジ部の長さが足りなくてケースに固定できない!
が、歯付きワッシャを外したら一応ギリギリ留めることができた。
然しその所為でRATの「A」のところのインジケータLEDがケースから少し飛び出す形になってしまった。
・・・まいっか。
長めのシャフトを買ったけど、実際にはネジ部が長いヤツが必要だったっぽい。
でもネジ部の長いヤツってあんま売ってないんよね。
あと手持ちのツマミを取り付けたらシャフトの長さに対してツマミの深さが足りなかったので、LEDが多少飛び出してもいいならシャフトは短いのでOKだと思う。

それからOPアンプの交換。
基盤のOPアンプのところをソケットにしとく。
シングルオペアンプなので今まで買い集めたデュアルオペアンプは使えない。
元々はTIのOP07DPが乗ってたんだけど、こいつをAnalog DevicesのOP07Dに交換してみると、少し腰の高いHi-Fiめな感じになってノイズもマシになり、弦のニュアンスも出し易い感じ。
使い易くはなったけどあんましRATらしいジャジャ馬な感じではないね。
他にもNational SemiconductorのLME49710NAとかBurr-BrownのOPA134PAとかを試してみたけど、ボリュームを最大近くに上げると発振する。
あれ。ミスったか。ちゃんとデータシート調べとくんだった。高いのに。
まあ発振するのも飛び道具としては面白いけどね。だが今回は止しとく。
ってことで、今はADのOP07Dが乗ってる。
元のTIのでもいいけど、まあ何か違いがあった方が面白いので。

あと1回路12接点のロータリースイッチを使ってクリッピングダイオードの切り替え。
今までも12種類の切り替えができるようにしてたんだが、ケーブル直でダイオードと繋げてたのでかなり汚かった。
これらのダイオードをユニバーサル基板に乗っけて、見た目的に多少キレイにした。
あとどのダイオードを使うとどういう音になる傾向があるのかについての知識も多少増えたので、乗っかってるダイオード自体も新しいのに換える。
今回はLED多め。
どっちかというとLEDが好きなのです。




Shockwave Distortion(→Soundhouse
OPアンプとクリッピングダイオードの交換。
OPアンプのところをソケットにして色々差し替えるお馴染みの遊び。
MUSESの8820にしようかと思ってたんだけど、結局JRCの5532DDに落ち着く。
8820だと少し面白味に欠ける感じ。
5532DDだと元々の4558DDよりちょいクリアになる感じ。
J-FET入力のにすると荒々しくて弦の響きの感じが出易くなって私好みだが、それだとShockwaveじゃなくてもいいし没個性な気がしたので止す。


クリッピングダイオードをRATと同じようにロータリースイッチで色々できるようにしようと思ってたんだけど、小型ロータリスイッチを買い忘れるというポカをやらかす。
取り敢えずON-OFF-ONのトグルスイッチを付けてLED-スルー-ダイオード(2対1の非対称)でお茶を濁す。
LEDとスルーはそんなにキャラクターの変化が無かった。割と粗めの歪み。
非対称のダイオードは、まあダイオードらしい粒の細かいスムースな歪み。
まあ今後ロータリースイッチに付け替えて色々やってみて遊ぶさ。

あとフットスイッチが3PDTだったんでスルーバイパスかと思ってたけど、違うかも。
エフェクトOFF時にギターを弾くとクリッピング用のLEDが反応する。