2011/08/07

ヨガまり

試しに油っこいものを食べてみたけど、胃は大丈夫だ。
腹が痛くなることも無い。
未だに便は緩いし便所へ駆け込む回数も多いけど。
頭のフラフラ感もほぼ無くなったし熱も平熱。
あとは腸かね。

以下食事中には少々適さない話。
芥川の「好色」(→青空文庫)ラスト辺り程度、適さない。
まあそういうのが好きなら止めないけど。

食中毒で高熱のときに開発した技があります。

高熱が出てたりして体のヤバいとき。
どうせ水みたいに緩い便なんだけど、そいつがどういう訳かなかなか出てこないことがある。
恐らくは病原菌を大量に含んでいて、さっさと出してしまわないと不可ないし、その為に便が緩くなっているのだろうけれど、体がおかしくなってる所為か、そいつが上手く捻り出せない。
こう体が悪いと、うんこ捻るのになかなかリキめないし。
腹に力を入れると頭痛いし、そもそも力がそんなに入らない。
歯を食いしばって無理矢理リキむこともできるけど、プツリと逝きそうで怖い。
然し・・・兎も角出さねばなるまい。
今、出さなければならない。
すげー腹痛いし。
考えよ私、考えよ・・・。

そしてフと思い至った。
たまたま最近「ヨガ+解剖学」みたいな本をペラペラと見たことがあったのだが、その本曰く(私の記憶が正しければ)、体腔を横隔膜で肺部分と消化器部分とを分けたとき、息を吸って肺に空気を入れるときは横隔膜が体の下の方に下がってその分消化器部分のスペースが小さくなる、とかなんとか。
ほう、成程。
こいつを排便に応用できんじゃね?
ってことで、息を大きく吸って肚の底に空気を貯めて息を止め、その状態で歯磨き粉のチューブの要領で上の方から腹を凹まして直腸辺りに圧力をかけてみたらどうなるかと思いまして。
やってみたらブリブリ出るよ。
おおうっ!ブリブリ出るよ!
深呼吸するぐらいの少ない力でユルいアイツをポンプアウト。
まることいとやすしィィィィィィッ!
ユリーカ!
こいつをヨガ排便と名付けよう。
或はヨガまり。
ヨガまりの方が隠匿されてて奥ゆかしい。
奥ゆかしいということがバカバカしくって気に入った。
動詞形は「ヨガまる」。
漢字を充てるなら「ヨガ放り/ヨガ放る」かね。
用例:「なんじゃ其の方、モジモジしおって、ヨガ放りたいのか?代わりに余がヨガ放ってきてやろうか?」
現代語訳:「なにあんた、モジモジして、うんこ行きたいの?代わりに私がうんこしてきてあげよっか?べ、別にあんたのた・・・(後略)」

夜も深いと碌なこと書かない。

ヨガまり、硬い便はどうか判らないが・・・。
或は私の今までのリキみ方が間違っていたのか?
私は息を割と吐いた状態で肚に力を入れてたと思うんだけど・・・。
それでなんかたまに脱肛気味のような感じになったりしてたんだ。
私は昔から排便は下手なんだ・・・。
もしかしたらこの苦手意識が解消されるかも知れない!
まあ今度便が通常に戻ったらやってみよう。

あと小児用便器でお馴染みの「おまる」って、古語の「まる(糞尿を垂れる)」から来てる気がする。

最近うんこの話しが多いな。
まあ食中毒に罹ったしな。
こんなときでないと、うんこのことなんかあんまし意識しないし。