2009/11/08

中古レンズ分解

やべえ。
以前中古で買ったトキナーのレンズが壊れたようだ。
グリップを前後させたり捻ったりしながらズームを動かしたりピントを合わせようとしたりすると、可動域の途中で止まってしまう。
ずっと鞄の中に突っ込んだままだったのが不可なかったのか。
レンズの中の機構のどこかに何かが咬み込んでいるような感じだ。

鞄の中の湿気で何かが錆びたのかも知れないし、鞄の中の埃か何かが入ったのかも知れない。
ネジ機構の所にゴミでも咬んでたら、無理矢理動かしたりすると取り返しのつかないことになりかねない。
取り敢えずエアダスターで可動部の隙間から吹き付けてみるも何も変わらず。
少しずつ動かしながらレンズの中を見ても何も発見できず。

まあその店で売ってた一番安いレンズなので、一度分解してみて、それで取り返しのつかないことになったらそれはそのときかと肚を括る。
まあ失敗してもレンズの仕組みの勉強ぐらいにはなるだろう。

それっぽいネジを見つけて外しながら分解してゆく。
外した順番や内部の仕組みがどうなってたか忘れないように写真を撮ったり、その部品が他の部品とどう関係しているのかとかどういう機能の為のものなのかとか、そういったことに神経を使いながら分解する。

かなり内部の分解が進んだところで、一番外にあるグリップのゴムが簡単に外れることに気付く。
ゴムを外すと下にネジが隠れてて、それを外すと外カバーが一つ外れる。
そのカバーの下に緩んだネジが一つあって、レンズの可動部を動かそうとするとそいつが他の部品に当たってる。
このネジをちゃんと締めてやるとどうやらちゃんと動きそう!
そして今までの作業は殆ど意味ねえ!

まあ折角分解したので、レンズを中からレンズクリーナーとかエタノールとかで拭いたりエアダスターを吹き付けたり、可動部にグリスやトランペットのバルブ用のオイルを注したりしつつ組み直す。
特に問題無く組み直すことができた。
グリップも含め、可動部は全部ちゃんと動くように。
オウケイ、元通りだ。
修理完了。
今完了したところ。
やっと寝れるぜ。