Amazonで純邦楽系のCDを買い漁る。
伊集院光がラジオで「俳句の朗読がヤバイ」的なことを言ってたので、そいつはアタラシイな、とAmazonで探していたら、その途中、色々欲しいものができてしまった。
純邦楽系のCDは、まあ一枚3000円ぐらいはするので、クラシックの廉価盤を買い漁るのよりは余り沢山買えなかったけど。
3枚買って9000円ということは、クラシックの1枚1000円の廉価盤を9枚買える。
もう少し安かったら色々探求できるのに。
私は世俗音楽の義太夫とか民謡よりは、どちらかというと雅楽とか能楽とかのオーセンティック風なのが好きなようなんだが、実際三味線のものを色々じっくり聴き込んだ訳ではないので、そっち方面もいつかはちゃんと理解しておかなければならないと思っている。
思ってはいるのだが、どうも手が伸びない。
もう少しCDが安かったらなあ。
毎月の給料の殆どをCDに注ぎ込んで食うのに困るのも良しとしていた昔の野心的な私はどこへいったのだろう。
まあ或は腹に算盤を弾くことを良しとすることができるようになっただけか。
オトナになったなあ。
まあそんなに悪い気はしない。
例えば義太夫の重い三味線の音は、多分結構好みなんだ。
あれは弦が太いのかね。
そんなような話をどこかで聞いたような気がする。
私は邦楽器の絹糸の弦楽器は余り好きじゃないんだけど、あれは割と好い。
でも昔の流行歌系は一寸苦手なんだよなあ。
特にピアノとかストリングスとか、妙な持続音が入れてあるようなやつは。
理解しておかなければならないものが山程あって困る。
兎角この世は。