2005/12/22

胃液概念

「接吻とはどういう意味ですか」という問いに対して「ああ、それはキスのことで、接吻時の身体動作の特徴は云々」というふうに言葉を用いて答えるのではなく、実際に接吻して見せて言葉での説明を一切付け加えないとすれば、それは「接吻」という概念を説明したことになるのであろうか(因みに実際に接吻して見せている時のどの動作が「接吻」なのかということに関しては説明を受ける人はちゃんと理解していると仮定した上で)、ということを夢の中で考えているところで目が覚める。
朝も早かったし余り睡眠時間も長くなかったのだが、このことや他の嫌な事について考えることを停止できなかったので、再び眠りに入れず、起きることにする。
気分が悪かったので水だけ飲んで、パースの連続性の講義など読みながら時間を潰す。
家を出る時間になって、家を出、電車で引き続きパースを読むが、解り易い講義である筈なのに、途中から文字の意味が解らなくなり、不安になりながら文字を順番に眺め続ける。
水で胃液を薄めながら授業を受け、適当なことなど言って醜態を晒した後帰途に就く。
気分が悪かったが、晒した醜態の所為だろうと考えて、ボーっとパースの講義を翻訳した文字を眺めながら帰る。
帰ってカルビーのポテトチップスうすしおを喰う。
暫くして便器にぐちゃぐちゃになったポテトチップスであろうものと胃液をぶちまける。
勿体無え。が、臭いに閉口する。
水を飲んで、水と苦いものをぶちまける。
流石に痛い。
嘔吐物に赤いものが見当たらなかった分だけ取り敢えず安心する。
風邪をひいたようだ。
明日の用意の残っていたものを適当に済ませて、その後寝ることにする。
寝ゲロで死んでヒーローになれる程ロック界に業績を残していないので、ゲロ袋を用意して寝る。
が、目が覚めて、することもなく、ブログなど書き、再び眠くなるのを待つ。


アマゾン→パース 『連続性の哲学』