2013/09/22

婚前の宴

なんか暑いね。

明日、友人の結婚式。
その前哨戦として、酒を呑む。
ウィスキーシングルを頼んだらコップにナミナミと注がれる呪い。
明日も呑むことだし一寸一杯、のつもりで頼んだらガッツリ呑まされる呪い。

ピアソラとか心身問題について話す。
ピアソラは私の学生時代から私の宗教の神の一柱を成しているのだけれど、学生の時分は他の誰もピアソラをよく知る人が居なかったので、ピアソラの名を口にする度に大変な孤独を感じたものだが、或は孤独を予期してピアソラの名を口にすることを憚ったりしたものだが、歳食った今となってはピアソラについて話せる友人も居るのだ。
それはとても有り難いことだ。どうだ、羨ましいだろう?

あと心身問題について、プラグマティズム、魂への態度、翻訳不確定性原理などを絡めて話したけど私の死滅した上に酩酊した灰色の脳細胞が紡ぐ言葉がとっ散らかり過ぎて、話す方も聞く方も辟易する。
くそう、私頭悪りぃ。
説明している最中に「コレを説明し終えたら次はアレを言わなくちゃ」と思ってるんだけど、コレを説明し終えたときにはアレのことは忘れてる感じで、イマイチ要領を得ない。
生来より説明が下手だったのだけれど、もう脳がスポンジ過ぎて駄目だな。
私の理解していない広大な領域については話せない上に、解ってるほんの狭い領域のことすら話せない。
ここまで来れば芥川なら自殺を微塵も躊躇しなかったろう。
・・・否、彼はここへ至ることを恐れていた。
一旦至って了えば或は寧ろ能く生きたかも知れない。
腹の調子でも良ければ尚良かっただろう。

二軒目にビールを呑む。
私は基本的にはビールは苦手なんだけれど、どうやらジャパニーズ系が体質的に合わないみたい。
何故かギネスとかならまあまあ呑める。
ということで、ダークビールを頼む。
うむ、イケる。

ビールを舐めていたら、友人に今日のことをブログに書くように謂われて今書いている次第。