2013/09/12

プレジールを極細化

オウケイオウケイ。

万年筆というとプラチナを愛している訳だが。
金ニブもいいけど安い鉄ニブも悪くないし。
それからスリップシール機構ね。
普通万年筆は蓋してても使わないでいると1ヶ月かそこらでインクが乾いてきて文字が掠れてきたり、数ヶ月使わないと書けなくなる。
然しスリップシールがあれば、1年使わなくてもインクが乾いて掠れたりしない。
下にちっちゃく重大な但し書きが付いる感じの誇張された宣伝文句ではなくて、マジで。
マジでアレ優れもの。
あれプラチナの全ての万年筆に付けて欲しい。
つうかプラチナ以外も含む全ての万年筆に付けて欲しい。特許使用料安くしたりしたり?
今のところ、スリップシール機構を備えているのはセンチュリー系の幾つかと、プレジールとプレピー、あと新しいデスクペン。
透明で鉄ニブの安いバランスとかに付いてたら素敵なんだけど、バランスは未だみたい。

デスクペンにスリップシールが付いたのは、ごく最近になって知った。
プラチナのデスクペンというと、私も昔よく使っていた。
あれ割とイケてるんよね。
金ニブの万年筆とは違うけれど、あれはあれで素敵な書き味。

でさ。
放置してても乾かないことでお馴染みのプレジールは大分前に取り敢えず買ってたんだけど、ペン先が私には太過ぎて、結局使わなくなって放置してた。
インク入れたまま放置できるのはプレジールの良いとこよね。
で、最近になってデスクペンにもスリップシールが付いてることを知った訳だ。
プレジールとキャップに互換性があったらいいんだけどなあ・・・と思ってダメ元で調べてみたら、キャップのみならず胴軸まで互換性あるらしい!
おおう。
てことは、プレジールの中身をデスクペンと入れ替えて、夢の極細プレジール!

早速プラチナの新しいデスクペンを買いに行く・・・が、近所に売ってねえ!
しょうがないので梅田まで出るけどやっぱ売ってねえ。
歩き廻って結局茶屋町のナガサワまで行って買う。
最初からアマゾンで買っときゃ良かった・・・。

帰ってきて早速デスクペンとプレジールの中身を入れ替える。
Platinum Desk-Plaisir
Platinum Desk-Plaisir posted by (C)Ludwig D. Omen

コンバーターにラミーの黒を入れて使ってみる。
ラミーの黒は元々粘性が高いので、乾いて掠れるのも早かったんだ。
赤が強くてネットリした筆跡で色は一番好きなんだけど、乾燥するのが早くてイマイチ使い辛かったんだよな。
あと因みにラミーの黒は擦りに弱いのと耐水性がイマイチ。色は好きなんだけどなあ。
まあこれで乾燥を気にせず放置したりヌラヌラ書いたりできるという訳だ。文字の乾燥速度とか耐水性とか、インクの性能としてはパイロット辺りがいい感じなんだけど、色と粘度が余り好きじゃないんだよな。
パイロットはサラサラ書く感じ。ラミーはヌラヌラ書く感じ。

まあそんな感じで、プラチナはバランスの安いヤツに極細とスリップシールを。
やっぱ外見がプレジールだとチョイ安っぽいんよね。