花粉の奴め。
AcerのAspire One、私は発売後すぐに定価で買ったのだけど、最近では3万円台で買えるところもちらほら。
そんな中、今日、Aspire Oneが1万円台前半ぐらい(正確には覚えていない)で売られているという夢を見る。
夢の中では、意外にも、そんなにはがっかりしなかった。
が、そういう夢を見たことに何故かがっかりしたような気分になった。
がっかりしたような気分になったことについて、なんだか奇妙な気分だ。
・・・というふうに、自分の気分の連鎖を対象化して眺めていると楽しい。
対象化といえば。
当時総理大臣だった福田康夫に自己の対象化についての死ぬ程簡単な説明をさせた後「あなたとは違うんです」と(恐らくは)余分なことを言わせた記者の質問の意図は、何だったんだろう。
一見どうでもいい質問であるように見えたが、実は、暗に「あなたの言葉遣いはあなたが責任を逃れたいと思っているということの表れじゃないんですか、イキナリ辞めやがって。まあイキナリと言っても実際は我々ももう辞めるだろうもう辞めるだろうと言い続けてましたけど。」とでも言いたかったのだろうか。
普通、自分についての話が他人事のように聞こえるということが即ち責任逃れである、とはならないので、こう解釈した場合、この質問は、言外に含まれている部分のお陰で、字義通りの内容よりは多少は内容に厚みのある質問となるだろう。
その質問の前の文脈によってはそういうふうに解釈するのが妥当だということもあり得るし、それを察した元総理がムッとして声を荒げたというふうにも考えられそうだが、私はその前の文脈を知らないので判らない。
てゆうか若しそうだとしても未だイマイチピンと来ないのだけれど。
或は何か他の、ちょけたのではない、真面目な意図でもあったのかも知れない。
それと、彼が「あなたとは違うんです」と言ったことが何故囃し立てられたのか、或はワイドショーとかニュースを作ってる人達にとって何がそんなに面白かったのか、私にはイマイチ理解できないでいる。
他に優先的に報道すべきことは幾らでもあったと思うし。
私は記者の質問から「あなたとは違うんです」までの間しか知らないので、当時私の目には、政治について何も考えないで済む毎度お馴染みの趣味の悪いテレビ的茶番劇のように映っていて、あいつらまたやってらあ程度に思ってたのだけれど、記者の質問の意図の部分に関しては、実際のとことどうだったんだろう。
これが私に理解できれば、或は私が毎度お馴染みの悪趣味な茶番だと思ってゲンナリしていたものも違ったように見えるのかも知れない。