健康ログ:花粉症、今年は本日から発症也。
Gigazineによると、JASRACの放送局に対する包括契約が独禁法違反に当たるとして公取が排除措置命令を下す方針を固めたらしい。
ああ。
ここに端を発して、著作権という概念が、先ず第一歩として、再び著作者の権利としてまともに捉え直されるような日が来ることを望むばかり。
勿論皮肉を言ってるのです。
まあ公取が立ち入り調査に踏み切ったときのJASRAC幹部のインタビュー記事なんかを読んでる限りでは、最早JASRACに何かを期待するのは馬鹿げている気もする。
序でに。
カルチャーファーストという標語を目にする度に、悲しい気持ちになる。
余りに悲しくなるので、あの連中は「文化」という言葉について大して真面目に考えたことがないんだろう、と好意的に解釈しておこう。
或は宛も著作者やゲージツカはセカイとかシャカイのことなんざひとつも勉強なんてしなくてもいいとでも思っているのだと、好意的に解釈することにしよう。
恐らく、「カルチャーファースト」と言うことで、結局のところ、「文化」或は「著作権」という概念を自分達のお気に入りの非常に狭い解釈に押し込めて、末端の売れてない芸術家は無視してよくて、今までに甘い汁を吸ってきた連中の金銭的利益が優先されるような文化が第一だと自分達が言ってるということが、自分では理解できていないのだろう。
多分、「文化」といえば、なんか守るべき伝統芸能とか音楽の素晴らしさとか、何かステキっぽいものを連想すべきで、何か負の連想を少しでもかき立てるものは「文化」でない、とでも信じ込んでいるんだろう。
自分達が守っているふりをしようとしている「文化」と実際に守ろうとしている「文化」との関係をよく考えてみたらいい。
勿論皮肉を言ってるのです。
これらことについてはいつかもう少し真面目に書いてもいいかな・・・。
今日は眠い。