2007/12/12

ツルハシ

私的メモ。

デュシャン達が壊したものの上に傷一つ無いツルハシを持って立ち、「あはは、壊したぞ」と言うことが我々のすべきことなのではない。
そんなことはイマドキの(或は今更の)ポストモダン気取りの著作家達に任せておけばいいのだ。
「我々が神を殺したのだ」とは訳が違う。これを混同してはならない。

或は。

殆どのポップアートは、一度登場したら次の瞬間から「アート」の部分をカギ括弧でくくってしまわなければならない。

序でに。

90年代後半にCDをそれなりの枚数売っているポップミュージシャンを押し並べて「アーティスト」と呼ぶようになったのが全ての間違いだったのだ。
誰もそれらの音楽の殆どを「アート」だとか「芸術」だとか呼ぶことができなかったにも拘らず。
このことが、私達が「音楽」の文脈に対して希望を持てなくなったことの大きな原因のひとつなのだ。

以上のことを踏まえて。

「芸術」という言葉を我々の手に取り戻さなければならない。
適切な仕方で
つまり、第一に「自由」や「創造」や「(他者への)想像力」や「人間」や「合理性」や「社会」といった言葉を含み、かつ或程度首尾一貫しているような記述が必要なのだ。


指の話。

左手の人差し指の指先を一ヶ月程保護し続けた結果、指先の表皮が「赤ちゃんのお肌みたーい」になってしまった。
その指で隣の指に触れると、隣の指の表皮が思いの外ゴツゴツしていることを知る。
子供の頃触れた大人の手の皮膚の感じだ。
結構、自分、ピチピチの気でいたのだが。
もう若くはないということか。

因みに指先はもう少し保護し続けなければならないようだ。